2016年3月26日土曜日

クラフトビアフェスタ♪

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ピーターパン」の
 クリームパン
 ジャガチーズフランス 1/3本
カフェオレ
お気に入りの地元パン屋さん「ピーターパン」。先日、どこぞのテレビ番組にお店が取り上げられたのだそうで、「テレビに取り上げていただけるようになった皆様のお陰」の「おかげさまセール」開催とのこと。
 
昨日の金曜日から日曜日までの3日間、人気商品のカレーパン、塩バターロール、クリームパンの3種類のパンの購入に対して、「1個お買い上げごとに50円のお買い物券プレゼント」とのことだった。
 
元々、カレーパン150円、塩バターロール120円、クリームパン130円と、どれもたいそうお値打ち価格。そこから50円分キャッシュバックって、ずいぶん太っ腹だなぁと思いつつ、クリームパン3個と塩バターロール3個を買ってきたのだった。それと、ちょいちょい買っているボリュームたっぷり「ジャガチーズフランス」も買い、今日の朝食はクリームパンとジャガチーズ。
 
私はクリームパンが大好きで、初めて買うパン屋さんにクリームパンがあったらそれを買うことが多い。ノリとしては、「炒飯でその中華料理店の実力を量る」みたいな……ちょっと違うか。単にクリームパンが大好きなだけかも。
 
ここのクリームパンは、クリームのもったりさとか甘さとかが私の好みより少し淡めな、軽く感じるものだけど、値段を思うと「この値段でこの味のクリームパンはあんまりないよね」と思える美味しさ。ちょっとだけ小ぶりなところも、また悪くないのだった。
 
しかし、ますますパン屋が混雑しちゃうね……週末はとんでもない混み具合になっている事が多いから、なるべく平日に買いに行かないと。
浅草「すみだリバーサイドホール」にて
 ニッポン クラフトビア フェスティバル 2016
     飲み放題特別チケット \4500
     ビールの為の横濱ビア柿 2×\300
     うずら卵スモーク \300
     自家製MIXピクルス \400
     コンビーフ&クリームチーズパテ \400
     すみだ名産 桑原ハム&サラミ \600
     Bigソーセージ ホットドッグ \500
今日はだんなと2人、浅草にお出かけ。アサヒビール本社隣の墨田区のホールで「ニッポン クラフトビア フェスティバル 2016 in すみだ」が開催されるということで、事前購入したチケット持って日本のビールを満喫しようと、昼から盛大に飲んだくれてきた。
 
会場の雰囲気はこんな感じ。事前情報で「座れない、狭い、混んでる」なんて感想を目にしていたのだけれど、立ち飲みではあるけれどテーブルはそこここにけっこうな量あったし、「狭い」と「混んでる」については日本酒イベントは更に狭くて更に混んでるようなのも普通にあるから、むしろ「けっこう広いし、スペースに余裕あってありがたいなー」という印象だった。
 
11~16時のイベントで、私たちが会場を去った14時頃が混雑のピークだった感。13時以降に訪れる人もけっこういて、そういう人はさすがにテーブルの場所を取るのは難しそうな様子だった。ビールを飲むだけなら片手にグラスを持っていれば良いのだけれど、会場で売られているフードも買って食べようとなると、テーブルが使えないとなかなか厳しい。
 
あいにく、このところの肌寒さで桜の開花も進んでおらず、隅田川沿いの桜もまだ一分咲きといった感じだったけれど、もう冬の空気でもない程よい陽気の良い一日。
 
参加費は、3900円で試飲チケット10枚つきの通常チケット。事前予約の限定チケットは同額でガラス製のオリジナルグラスを貰うことができる。更に、「飲み放題特別プラン」としてビール杯数の制限がなく、オリジナルグラスも貰える4500円のチケットがあったので、私たちは2人ともそれを。飲み放題でもチケットでも、ビールは一律1杯100mlだそう(でも、実際には120~150mlくらい注いでくれていた)。
 
「計算上、12杯飲まないと元が取れないってことだねー」
と話しつつ、飲んだ飲んだの、私13杯、だんな16杯。さすがに酔った(立ち飲みだったしね)。
 
柿の種が、感動的においしかったのです。 会場には、船橋の「Britsh Pub & Foods ARROWS」さんがフードを担当で販売ブースを持っていて、写真にあるものをあれこれ、つまみに買って食べていた。どれもビールに合うものばかり。
 
柿の種にスモークうずら卵、ピクルス、コンビーフとチーズのパテ、ハムとサラミの盛合せ。
 
最後にホットドッグを半分こして、そのほかにはソーセージ盛合せ、チリドッグ、チリビーンズナチョスがメニューに載っていた。
 
柿の種が、アーモンド多めで、柿の種自体も焦がし醤油な味の大人っぽい味のもので、これがたいそう良い感じ。「横濱ビア柿」って言うんですって。神奈川のローカルコンビニ、スーパーあたりで買えるみたい……(←真面目に通販情報とか調べちゃった人)。
 
肝心のビールの方は、貰ったリーフレットのチェックリストも活用しつつ、メモ代わりにスマホのカメラも活用しつつ、メモ帳アプリでちまちま感想打っていたのと合わせて、こんな感じの感想。
 
大好きなヴァイツェン、白ビール系中心に飲んでいったところ、これだけ杯を重ねたものだから、振り返って書こうとしても印象がけっこうあやふやだったりして。
 
No.60 愛媛 梅錦ビール ブロンシュ
一杯目は「No.68 山口地ビール ヴァイツェンにしよう」と貰いに行ったら、水色がどう見てもヴァイツェンではないレッドブラウン。隣の「No.67 新潟 エチゴビール レッドエール」とタップが逆になっていたそうで、「あ、注いでいただいたのでそれで良いです」とレッドエールを持ってだんなと合流したら、だんなが自分用に貰ってきていた梅錦ビールのブロンシュと交換してくれた。白く濁った、柑橘の香り豊かな、いかにもな白ビール。
 
No.68 山口 山口地ビール ヴァイツェン
とってもフルーティー、苦さ控えめ、飲みやすい。
 
No.31 東京 アウグスビール アウグスホワイト 5% 12IBU
アウグスホワイトは、いつもアウグスビアで飲んでいる「スノーブロンシュ」とはまた違った感じ。案外さっぱりで、ドライな口当たり。「果物」より「スパイス」の印象が強い感じ。
 
No.43 静岡 御殿場高原ビール ヴァイツェン 5% 17IBU
一口目の印象は「さっぱり」、でも後味はとってもフルーティー。飲み込んだ後に口の中にふわっと広がる小麦と柑橘の香りが素敵。
 
No.49 山梨 富士桜高原麦酒 シュバルツヴァイツェン 5.2% 15IBU
同じ蔵で普通の「ヴァイツェン」もあったので「シュバルツは、どう違うんですか?」と聞いたら「シュバルツの方が甘いです」という、わかるようなわからないような答えをスタッフさんからいただいた。その正体は、名前そのままの「黒いヴァイツェン」。黒ビールだけど小麦の風味で面白かった。日本酒イベントだとたいてい蔵の人が来てくれるのだけど、このイベントは、ビールを注いでくれるのがイベントスタッフさんで「その蔵の人」ではないのがちょっと残念。
 
No.23 茨城 常陸野レストビール ダイダイエール 6.2% 17IBU
柑橘の、果汁はもちろん、多分皮も入っている?のかな?「日本のみかん」の甘い香りと皮のほろ苦さを感じるビール。ちょっと濃いめのピルスナーっぽい水色が綺麗。
 
No.02 北海道 北海道麦酒ピリカワッカ ヴァイツェン 5.5% 21IBU
印象は「やさし~い」という感じ。とってもマイルド。
 
No.37 神奈川 Brimmer Brewing ゴールデンエール 5% 32IBU
さすがの32IBUは、舌に残る苦みがヴァイツェンなどとは全然違う。こくはあるけど、全体の印象は「こっくり」ではなく「さっぱり」、切れ味の良いビール。
 
No.63 独プランク デュンケルヴァイツェンボック 7.8% 16IBU
こっくり、甘め、苦くない。くすんだ濁った小麦色をして、アルコール度数はちょっとびっくり7.8%。濃厚でした。
 
No.62 独プランク ヘフェヴァイツェン 5.2% 17IBU
ここで10杯目!(そろそろ酔っ払い)先のと比べると当然ながら「薄い」印象。こちらも濁り系、うまし。
 
No.16 栃木 那須高原麦酒 スコティッシュエール
だんなが同蔵の「イングリッシュエール」を貰ってきたので交換しながら。イングリッシュよりスコティッシュの方が水色濃いめのこっくり味。苦み控えめ、けっこうマイルド。
 
No.53 兵庫 KONISHIビール スノーブロンシュ 4.5% 20IBU
満を持してのスノーブロンシュ。メモには「あんていのおいしさ たしかなまんぞく」と残っていた。コリアンダーと柑橘の調和が取れた美味しいビール♪
 
No.33 神奈川 さがみビール ケルシュ
「もうヴァイツェン系はおなかいっぱいです、最後に何か見立てて持ってきてください」とだんなにお願いして、だんなのお見立てがさがみのケルシュ。苦さとフルーティーさのバランスが良い、喉越しすっきりのビール。確かに美味しかったー!
以上、13杯!
 
だんなはけっこうアグレッシブに不思議なビールも貰ってきていたので、私も横から味見させてもらったり。
 
沖縄の「ゴーヤドライ」は、飲んだ後にもやんと口の中に広がってくる微かな(でもスルーできない)ゴーヤーの存在感。
 
岩手の「山椒エール」は、コップに鼻を近づけただけで鮮烈に香る山椒の香り。「どうしてこんなに山椒入れたし」と笑ってしまうほどの山椒の香りのビールだった。
 
太田胃散の「太田胃にゃん」ですよ!公式PR大使ですよ! さて、会場を練り歩いていた、可愛いこの娘は「太田胃にゃん」。
 
会場入口で、ごく簡単なアンケートをやっていて、答えた人には2種類の試供品サイズの太田胃散をプレゼント、というキャンペーンがあったのだった。
 
確かに、こんなイベントに来るのは「ビール好き、酒好き」な人ばかりなわけで、ターゲット客層としてはこのうえなくばっちりだったはず。で、太田胃散の「公式PR大使」の太田胃にゃんも会場を練り歩いてキュートな笑顔をふりまいていたのだった。かわいいな!
燻製鴨ステーキ
ミニねぎとろ丼
麦茶
かなり酔っ払った状態で、「そろそろ限界」と会場を出ると、でもまだ14時を過ぎたあたり。
 
「浅草から帰る?スカイツリーの方から錦糸町に抜けるって手もあるけど」
「そういえば俺、スカイツリーに行ったことないよ、真下を自転車で通ったことはあるけど」
「……じゃあスカイツリータウン行ってみる?はせがわ酒店があるんだよ、あそこ」
「行こう!」
 
と、スカイツリーに向かっててくてくてく。途中美味しそうなパン屋があったので寄り道して、スカイツリーに着いたら着いたで、
「ほら、津田沼に来てからすっかり御無沙汰な北野エースがあるよー」
「おおっ、魚寅まで入ってる」
「そっちの魚屋は魚力だしね、稲毛でさんざんお世話になってた」
「なんか全然観光地じゃないよね、超地元感だよね」
と、食料品売り場をうろうろして、魚寅でまぐろのスジの部分のパックを450円でお買い上げ。ニュークイックで鴨ステーキも買って、最後に「はせがわ酒店」に寄って帰ってきた。
 
ほろ酔いの勢いで(いや、寄ってなくてもこれは多分買っていたと思うけど)鳳凰美田の雄町の一升瓶を買っちゃって、「家帰ってからお燗つけて飲もうぜー、まぐろを肴に」なんて言ってたけど、帰ってみたら「それ以上お酒を飲むなんてとんでもない!」という状態に。2人とも、思った以上に酔っていた。
 
それでも、数時間休んでお風呂に入ったらちょっと元気になったので、「でもお酒は止めておこうね」と、支度した豚汁と、買ってきた鴨ステーキと、だんなが手間暇かけて「ねぎ取って」くれたまぐろのすじの「ねぎとろ」(ねぎとろの"ねぎ"は"葱"じゃなくて"ねぎ取る"の"ねぎ"なのよ)で夕御飯。
 
今日は一日別行動で、20時過ぎに帰ってきた息子も、
「まぐろと豚汁あんの?じゃあそれ食べる!」
と、旨い旨い言いながら平らげていた。
 
このねぎとろがもう、わざとらしい添加油の味なんてもちろんしない、それはもう完璧な「ねぎとろ」で滅茶苦茶美味しかった。3人がたっぷりたんまり食べられた分量で450円とか、神でしょ!と思ったけど、数十分かけてその神加工をしただんなこそ神だったかもしれない。おつかれさまでした。