2019年9月6日金曜日

なしちゃんぷるー!

バリ島 クタ「Four Points」ホテル内「The Eatery」にて
 朝食ブッフェ
朝5時(日本時間で朝6時)、お腹が空いて目覚めてしまった今日の朝。
 
近隣のお洒落なカフェなども調べてはあったけど、あんまりお腹が空いたので、「ホテルブッフェにはバリ飯っぽいのがあるらしいし、いっぱい食べられるよね」と、ホテルブッフェに行くことにした。嬉しいことに、spgカード特典で朝食も20%オフになるそうで(昨日の夕飯も15%オフですって嬉しいね!)。
 
普通のパンやデニッシュ、ソーセージなどの類もあったけど、せっかくだからとインドネシア料理っぽいものを色々と持ってきてみた。
 
LAK-LAKは白玉団子サイズの可愛いパン。ねちもちしていてココナッツ風味のジャムっぽいものがトッピングされていて。
 
見知らぬ品名はメモしてきたけど、「CORN PALAK」はコーン入りのほうれん草カレー(辛さはマイルド)、GOBI MUTTERは豆とカリフラワーのクローブ風味のカレー風煮込み。更に屋台風のしつらえで「SOTO AYAM」(鶏スープ)も出してくれるし、Congeeと札にあったそれはどっから見ても「BUBUR AYAM」(鶏粥)ですありがとうございましたといった感じのものだった。
 
この、ソトアヤムとブブルアヤムが私は大好きで大好きで。
 
どちらも鶏味濃厚、お粥には揚げたエシャロットやセロリ、揚げた豆、油条などを入れていただく。ちょっと塩味も効いていて、どちらかといえば海鮮(帆立)ベースな中華粥より、むしろこちらの方が好みなほど。
 
大豆ミートが一緒に炒められたいんげんの炒め物とか、自家製のパイナップルジャムだとか、色々全部満足だった。
 
安いし便利だし、良いなこのホテル……。
バリ島 クタ「Mal Bali Galeria」内「MM Juice」にて
 NASI GORENG SPECIAL 43637Rp
 Ice Tea no Sugar 8182Rp
折角のプールアクセスのお部屋なので、朝食後はちらっと水に浸かってみたのだけど、「無理!冷たくて無理!凍える!!」というほどに気温も水温も低かったものだから、早々に退散してオープン時間を待ちかねるくらいの勢いで「Beachwalk Shopping Center」に行ってみた。
 
徒歩圏内にあるバリ島最大級のショッピングモールだったのだけど、ここは特段、これという買いたいものは見つからず。
 
むしろスーパー行きましょうスーパー、と、タクシーに乗って「Mal Bali Galeria」に行ってきた。ここにある大型スーパー、「Hypermart」がお目当てで、一番買いたかったellipsのヘアオイル始め、ソトアヤムの素とかパイナップルジャムだとかをざくざくお買い物。
 
昼御飯もここで済ませちゃいましょうかと、いくつかのローカルフードチェーンが並んでいる中から、多分本業はジュース屋さん(?)のファミレス風レストラン、「MM Juice」に入ることにした。
 
だんなはチキンのミーゴレン(MIE GORENG AYAM 38182Rp)、私は少し悩んでスペシャルナシゴレンを。
 
どのへんがスペシャルかと言えば、「fried rice with sunny side up, meatball, sausage and chicken」という感じだそうで、肉たっぷりのたいそうボリューミーなお皿だった。上には崩しながら焼いた目玉焼きと、えびせんっぽいパリパリと、フライドガーリックと野菜の甘酢漬けとレタスときゅうりとトマト。
 
甘いものは飲みたくない気分だったのでノンシュガーのアイスティーを別途頼んだら、かなり濃厚味のジャスミンティーでちょっとばかり驚いた。ジャスミンティーはホテルの部屋のティーバッグにもあったから、どうやらこの地ではそれが人気というかメジャーなのであるらしく。
 
口の中さっぱりして良いけどね……いやしかし濃いめだなと思いながらくいくい飲んで、スーパーはしごしてカルフールまで行っちゃおうかと言っていたけど疲れたので一旦ホテルに帰還。
 
午後になって漸く気温も水温も水遊び向きになってきたので、プールで遊んだり、プールサイドでおやつ(ホテルのウェルカムおやつ)を食べたりしていた。多分ホテルのお手製なのだろう、ホテルのマークを模したクッキーとマカロンと、謎豆煎餅っぽいのと、バナナチップっぽいうすら甘いぱりぱりおやつ。とっても素朴。
バリ島 クタ「Warung Indonesia」にて
 ナシチャンプル(私) 42000Rp
 ナシチャンプル(だんな) 36000Rp
 空心菜炒め 15000Rp
 ビンタンビール(瓶大・瓶小) 2本で59000Rp
今日の夕飯は、ホテルから徒歩圏内の人気ワルン、「Warung Indonesia」に行ってみることにした。
 
ワルンは「食堂」。いわゆる定食系が食べられるけど、ここの名物はナシチャンプル。
 
ナシチャンプルくださーいと伝えると、店員さんが皿に御飯を盛って待機してくれるので、ショーケースの中を見ながらこれとそれとあれをくださいと好きなものを好きなだけ盛りつけて貰える。ぺろっと金額札と共に皿を渡され、お会計は飲み物代と一緒に食後に払うシステムだった。
 
料理は保温されているわけじゃないから全部常温の、つまりお弁当みたいなノリではあるのだけれど、評判に違わずどれもこれもが美味しかった。
 
私は"AYAM KUNING"(直訳で"黄色い鶏"。今日の写真一番奥)をメインに、時計回りにコーンフリッター、鶏唐揚串(っぽいの)、サンバル(これは勝手につけてくれる)、豆苗ともやしの炒め(多分)、揚げゆで卵の甘辛煮(的なもの)という感じに盛ってもらって42000Rp。
 
だんなは"AYAM LADA HITAM"(直訳で"黒胡椒鶏")をメインに、串カツ(豚の)っぽいのを盛ってもらっていて36000Rp。
 
美味しいと聞いていた空心菜炒めは別に作ってもらって、ビール大瓶で1本貰って半分こしたら足りなくなって小瓶を追加……で、
「で、結局おいくら万円だった?」
「15万円だった」
なんて会話を食後にしていたという。
 
これだけ飲み食いして1人600円くらい。なんて幸せ。
 
味付けは若干濃い(まあバリ島の御飯って大概濃い……濃くて甘い……)けど、それがあっさり味のビンタンにやたら似合うし、そして「何食べるんだかわからない」という謎感も薄い。
 
酢豚を甘くしたような鶏唐揚げ串がほんとに美味しくて、にんにくの塊がごろごろ入った塩味空心菜炒めも、「台湾やシンガポールで食べるのとはまた別の味がするね」という風で。
 
そしてこの店、子猫が2匹、足元をちょろっちょろしているという大変にけしからん(=素晴らしい)店だった。狂犬病が怖いからあんまり撫でることはしなかったけど、カメラを構えていたら近づいてきて手に鼻を擦り付けてくる人なつっこさ。
ごめんね、もっともふもふ触りたかったけど、ホテルに戻った後は速攻手を洗った私……。
 
そうそう、バリ島の猫は、これで3匹見たけれど、全員が耳が大きく鼻が尖ったきつね顔。正直あんまり美猫な造形ではないものの、でも猫は猫というだけで可愛いから良いのです。