2021年2月26日金曜日

馬と鹿と九郎右衛門

ホットサンド こんたまちー
ヨーグルト(チチヤス クラシック)
カフェオレ
「よーし、お母さん、コメダ風の卵サンドのピザトースト作っちゃうぞー」と、先日、サンドイッチ用の食パンを買ってきたのだけれど、よく考えたらコメダのアレはもっと分厚い食パンで作られていたのだった。あれきっと、6枚切りくらいの厚さだよね……?という。
 
そして薄切りのサンドイッチ用食パンを目にしただんなは「ホットサンド?コンビーフ?」となんだかわくわくしてる感じだったし、そういうことならと、サンドイッチ用パンとして正しい方向に使いましょうかと、今日の朝御飯は"こんたまちー"。
 
冷凍のを買った無添加国産コンビーフを使って(これ、美味しかった)、あとは卵サラダとシュレッドチーズという、我が家では定番の組み合わせ。
 
ホットサンドは甘い系統も美味しいと聞くけど、ついマヨネーズものに走ってしまう。カスタードクリーム+りんご煮とか、カスタードクリーム+板チョコとか、絶対美味しいと思うのだけど、なかなか「じゃあ作って食べようか!」という気持ちにはならないのだった(というかそういう具材ならペコちゃん焼きにすれば良いんだわね?)。
紅白馬刺し
鹿の低温調理 サムギョプサル風
日本酒(長野 湯川酒造店 九郎右衛門 スノーウーマン 純米吟醸 活性にごり生酒)
このところ、またお取り寄せ系がわさわさと届きつつある我が家。
 
昨日届いたのは、何度か猪肉などを購入している長野県遠山の「肉のスズキヤ」さんからの荷物。
 
少し前のメルマガに「鹿肉豊猟につき2月28日まで鹿ロース祭り開催」の案内があって、「あ、良いな」と思っていたところ、「熊上肉スライス(狩猟)が入荷」の案内まで来て、思わず注文してしまったのだった。
 
鹿ロースブロックは、500gで本来価格3,050円のところ、特価で2500円。熊肉はスライス300gが3900円。ツキノワグマなんですって。
 
で、あと2100円買ったら送料が無料になるラインだったので、これ幸いとちょうど2100円だった「馬刺し赤身とコウネのセット」も購入。こちらは国産ではなく、コウネ(タテガミね)がポーランド産、赤身はカナダ産の馬肉ということだった。
 
鹿と馬、同時に食べる機会なんてあんまり無いから一緒に食べて、「わーい馬鹿だー」としてみたかったという……。
 
そして今日にはお届け物が更にもう1つ。
 
去年の年末に申し込んであった、佐賀県上峰町のふるさと納税の返礼品。
 
1万円の寄付に対して、佐賀産和牛切り落としが1000g貰えるという、なかなかお値打ちな内容だった。
 
佐賀牛は、最高級ランクのブランド肉、それに次ぐランクのものが「佐賀産和牛」なのだそうで、これは確かに美味しそう。
 
これはどうしようかな。定番すぎるけどすき焼きあたりが良いかしら。
 
ともあれ今日は、鹿と馬と、お酒は長野の九郎右衛門の活性にごり。
 
ブロックの鹿肉は低温調理して、でもちょっと炙った方が美味しいかなと卓上にスキレットとコンロも出しておいた。
 
トリュフ醤油にローストビーフソースにマヨネーズ、胡麻油と塩などなどを用意して、「せんどば」でサラダ野菜セットのパックを買ってきてみたらこれが良い感じに盛りだくさんで。
 
ロメインレタスやリーフレタス、イタパセにルッコラ、エンダイブ等々が入っていて、あとこれは追加で買ってきた香菜と、適当に肉と巻いてはまりまり食べまくった。
 
やっぱり馬よりは鹿の方がずっとクセがあるというか、鉄臭い感じが強い。馬は全然匂いもクセもなくて、でも牛とは明らかに違う感じなのが毎度面白いなと思う。
馬肉って牛豚とかよりむしろ鯨肉に近い感じ。
 
脂身の融点が低い馬肉なので、コウネは口に入れるとその瞬間から溶け出してしまう風で、甘い九州醤油がたいそうお似合いで。
 
このコウネをさっと炙って赤身で巻いてにんにく醤油でいただくのもまた最高に美味しかった。
 
……で、期待の(わざわざ通販で買った)九郎右衛門のにごりは、期待よりはドライな口当たり。生酛の愛山、山廃の赤磐雄町あたりが、まる~ん&どっしりなたいそう好みな方向の味だったので期待していたのだけど、これは米の違いゆえなのかな。この活性にごりは"ひとごこち"を使ってるのだそうで。