2017年11月25日土曜日

朝そばからのゲームな一日

神田「小諸そば」にて
 親子丼セット \600
今日は月に一度のボードゲーム会。
 
車で向かう道すがら、お昼はパン食予定だしと、
「じゃあいつものコメダはやめるか」
「吉野家!」
「そうね吉野家ね」
と、道中の吉野家に寄ろうとするもあいにくの改装休業中。
 
仕方なし、と、「小諸そば」に寄ることにした。
 
土曜の朝にも普通に営業していて、丼のセットも注文できるありがたい日本蕎麦チェーン。
 
吉野家心が高まって丼がとても恋しい気分だったので、せめてもと「親子丼セット」にしてみた。ミニサイズの親子丼と、ざるそば(あったかいそばも選べる)のセット。
 
しっかりそば湯も堪能して、ほどよく半熟状態の卵でとじられた鶏胸肉使用の親子丼を平らげて、いざいざ会場へ。
ボードゲーム会会場にて
 「ピーターパン」の
     かつミックスサンド
     あんバターコッペ 1/2切れ
今日も楽しく20人ほどが集まり、昼御飯は私たちの馴染みの「ピーターパン」で人数分のカツミックスサンドを予約して作ってもらい、持参した。
 
カツサンド、ハムチーズサンド、卵サンドが1切れずつなので、少し物足りないかなとあんバターを挟んだコッペパンサンドも2人で1本。現地でざくざく切って皆で食べた。
 
ピーターパンのコッペパン、なかなか美味しいんだわ。
あんバターも「なにこれ美味しい」と評判だった。
カツサンドも、ボリュームたっぷり。
 
定番ゲームは対面人狼でも遊んだけど、今日遊んで楽しかった新しいゲームの1つが、「ワイナリーの四季」というボードゲーム(右の写真)。
 
舞台はイタリア、トスカーナ。
 
「あなたは両親からワイナリーを相続することになりました。
でも、残されていたのはワイナリーとは名ばかりの荒れ果てた畑と、古びた施設。
あなたは、一族の名誉と自分たちの生活のために、このワイナリーを再興しなければなりません。」
 
と、そんなストーリー。
 
風車やワイン貯蔵庫を表す木製駒がとても可愛らしく、カードやボードも色鮮やかでとっても綺麗。
 
手元に残る数人の労働者を使って、葡萄の苗を仕入れ、植え、収穫し、醸造し、ワインを求める買付人に適正なワインを売って勝利点を稼いでいく。
 
最初は畑ばっかりあっても仕方が無いから一部の畑を売り払ったりして(後に売値と同値で買い戻せる)。
 
「私の好きなソーヴィニヨンブランの価値が低い。訴訟」
とか、
「うわー、ロゼワイン造るのめんどくさいー(現実と同様、白葡萄と赤葡萄両方を育てて醸造しなければいけない)」
とか、ゲーム性を維持しつつも絶妙にリアルさがあって面白かった。
ボードゲーム会会場にて
 パリ唐ミックス弁当
楽しく遊びまくって、そして夕飯は何度か注文して重宝している(宅配専門店でも、宅配しますと強くは謳っていないにも関わらず、まとめて買うと届けてくれる……助かる……)唐揚げ屋さんの唐揚げ弁当。
 
今日はにんにく風味のピリ辛唐揚げと鶏胸肉唐揚げかな?がセットになったものにしてみた。
 
唐揚げ弁当、皆好きすぎて、「来月は唐揚げ弁当ですよー」と言うと参加者が増えるという。
 
そして夕食後に遊んだ、今日最大級のバカゲーが「狂気山脈」。
 
ベースはクトゥルフ神話(「狂気山脈」という名前自体が、神話に出てくる架空の地名)。
 
「プレイヤーは南極探検隊のメンバーとして、自分の理解を超えた恐怖の試練に直面します。プレイヤー同士力を合わせて、試練を克服しなければなりません。山頂により近づいていくほど、プレイヤーの狂気はより深刻になっていきます。狂気がチームのメンバーを一人ずつ捉えていくに従い、互いにコミュニケーションをとることがより困難になっていき、やがて避けられない終焉に向かうことになるのです。」
 
という感じ。
 
クトゥルフ系TRPGでは「正気度」を示す「SAN値(さんち)」というものが存在していて、「うわー、やばいもの見ちゃったー」なんて状況時にサイコロを振って、プレイヤーはSAN値を削ったり、一時的発狂状態になったりする。
 
それを現実にやってしまおうという危険なゲーム。
 
最初に配られる「発狂カード」には、「プレイヤーはカードを常に頭上に掲げていなければいけない」「何かが潜んでいるという恐怖に囚われ、一度テーブルの下を確認しないと発言を始めることができない」などと、比較的軽度な発狂具合が記されているのが、段々と「OKかNGの2単語しか発言できない」「特定の単語を耳にすると悲鳴を挙げ、以降発言は一切不可能になる」「囁き声でしか会話できない」「常に卓の周囲を駆けていなければならない」といった重度の発狂に変化していく。
 
なんで、ボードゲームで息を切らして腹筋崩壊しそうなほど笑っているんでしょうね私たち。
 
そんな状況に陥ってしまい、げらげら笑いながら南極冒険を続け、最後は半ば無理矢理脱出成功した……のかな?
冒険自体は至極まっとうなものなのに、いかんせん、「発狂」という要素がすごすぎて、色々とバカゲーだった(褒めてます)。
 
そんなこんなで、今回も喉が枯れてしまった1日レジャー。
帰宅してから風呂上がりに飲んだビールが最高に美味しかったのでした。