2021年9月10日金曜日

上野の美味しいもの

上野でビリヤニ食べてきました。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ブーランジェリー・ボヌール」の
 塩コーンスティック \220
 くるみあんバター \250 1/2個
白桃(山梨県産なつっこ)
カフェオレ
今日の朝食は、昨日に続いて三軒茶屋のパン屋さん、「ブーランジェリー・ボヌール」の品を。
 
"くるみがごろごろ入ったパンに、上品な甘さの粒あんと有塩バター"というくるみあんバターは半分こして、そして"コーン生地でコーンをつつんで バターと塩を効かせて焼き上げました"という塩コーンスティックは1人1本。
 
コーンスティックは、しっかり中にコーンがたっぷり詰まっていて、とても好みな方向のパンだった。
 
本当は店頭のポスターにもあった「たっぷりコーンぱん」が食べてみたかったのだけど、残念、お店を覗いた時にはこのパンは売られてなくて。
でももちもち食感のコーンスティックもちゃんと美味しかった。
 
食後はそろそろシーズン終わりかなの白桃も。あんまり馴染みのない「なつっこ」という品種、買いたての頃はまだ固くて皮も剥きづらかったのだけれど(でもちゃんと甘かった)、数日室温で追熟させていたら皮がつるりと剥ける柔らかさになってくれて。
 
大ぶりの桃はすごく御馳走感があった。おいしかったー。
上野「ハリマケバブ ビリヤニ」にて
 ビリヤニセット \1051
さて私は買いたいお酒があって、上野にそれを買いに行きたくて。
 
一昨日の三軒茶屋への外出時にもわざわざ上野に回ってから帰宅していたのだけど、酒屋さんが定休日ということをすっかり忘れてしまっていて、店頭で愕然としてからしょぼしょぼ帰ってきたという。
 
今日改めて行くか、と、午前中早めの用事を津田沼で済ませがてらJRで上野に向かって、せっかくだからと上野エキナカの「ラ・ブランジュリ キィニョン」 さんのパンを買って。
 
ちょうど昼時だし何か食べたいと調べたところ、どうにも気になる四川料理屋さんがあった。でもその店はテイクアウト可能なようだったので夕食用に買って帰ることにして、んで一人ランチには「ハリマケバブ ビリヤニ」というお店に行ってみることに。
 
店名から察せられる通り、ビリヤニが名物料理の一つの、インド料理のお店。
 
カレーメニューも豊富だったけれど、ランチメニューの一番目立つところに「大人気」のマークつきの「ビリヤニセット」の文字があった。
 
ライタ・サラダ・ドリンク(ラッシー・チャイ・コーヒー)つきで税込1051円、ビリヤニは3種類ホクホクチキンビリヤニ・柔らかラムビリヤニ・季節の野菜ビリヤニから選ぶことができて、値段は一緒。
 
更にテーブルにはスープと「サービスです」とダールカレーまで出てきて、そして驚きのボリュームのビリヤニが出てきたのだった。飲み物は冷たいチャイを選んで、それらがざざっと、注文してから5分足らずで目の前に並んだ壮観っぷり。
 
酸っぱ辛いスープと、具沢山のサラダ。 サラダに添えられた白いのは、チーズかな?と思ったものの、どうやら豆腐。インド料理屋あるあるなオレンジ色のドレッシングがかかっていて、きゅうりやトマト等々、具沢山。
 
スープはタマリンド味で、トムヤムクンに匹敵するレベルのすっぱ辛いスープだった。目が覚める容赦ない酸味のスープ。
 
そしてオレンジや生のトマト、玉ねぎが添えられたボリュームもりもりのビリヤニには、小じゃがいもくらいのサイズの骨付きラム肉がごろんごろんと5個ほど埋まってて。
 
スパイスもたっぷりで、うっかり囓らないように掘り出して脇に避けたクローブは10本ほどはあったし、他にもシナモン、八角、カルダモンも。上に乗ってた大ぶりの一枚の葉はカレーリーフ……じゃなくて、葉脈の感じからして多分テージパッタ(これ)。
 
添えられた赤い漬物風のものはしっかり辛かったもののビリヤニ自体は「じんわり辛い」くらいで、そして良い塩梅のスパイシーさ、ご飯のパラパラさで。
 
ああ美味しい、本場の人が作る本物のビリヤニはやっぱり美味しい……とうっとりしつつも、不遜な事を言わせて貰えば、私が作ったビリヤニも充分美味しかったな?なんて。
 
それほどには負けていないくらいに美味しくできたし、多分次はもっと美味しくできる。はず。
 
おまけのダールカレーと、さっぱり味ライタ。 ダールカレーは、パンダ豆(ホワイトロビア)を使ったもので、だから大豆のようなポクポク感があって素朴な味わい。
 
ライタは塩気少なめのさらりとしたあっさり味。
 
でもこのライタが、味変に実にちょうど良かった。ライタのおかげで、山盛り炒飯よりなお山盛りぐらいの量あったビリヤニも綺麗に平らげることができたというもので。
 
店内はけっこうな混雑で、お隣の人が頼んでいたカレーもすごく美味しそうだった。上野には何度も来ているのに知らないお店、美味しいお店はまだまだいっぱいだ。
 
本日の戦利品。間違いなく美味しいお酒(多分) んで、食後は勝手知ったるレンタサイクル(HELLO CYCLINGは15分70円、大変お手頃♪)を借りてお馴染みの「酒のサンワ」さんに。
 
目当ては七田 ひやおろし2021で、愛山は4合瓶があったけど雄町は一升瓶しか仕入れていないということで、これは元から買う予定だった19 Shoebillの一升瓶と共に、うっかり買ってしまうことに。
 
中身の入った一升瓶って、おおむね2.8kgあるらしい。
 
瓶3本計7kg弱をエコバッグに詰め込んで、パンやら惣菜やらと共に持ち帰るのはなかなかの苦行だったけど、頑張って自宅まで連れ帰ったのだった。七田のひやおろし、美味しいと良いな。
上野「晴々飯店」の
 リアル回鍋肉
 よだれ鶏
シイラの柚子こしょうオイル焼き
ちくわぶとひき肉の煮物
ビール(サッポロクラシック)
そして帰宅してみれば届け物がいくつか。
 
WakeAiで買ったコロナ支援のお肉いろいろー 不在中に計3kg超のお肉やら加工品やらが届いて、息子があれこれ算段しながら冷凍庫にしまっていてくれたのは、「WakeAi」で買ったイベリコ豚諸々。
 
"FATTORIAイタリアンプロシュート 500g"が、通常価格2570円のところ900円。「なにそれすごくお安くない!?」と食い付いて。
 
同じ業者さんの品を6500円買えば送料無料ということで、見たら他にも魅惑的な品があったのでまとめて買ってみることにした。
 
先のプロシュートを2パックに、"イベリコ豚カタロースしゃぶしゃぶ用スライス 500g"(通常価格1700円→840円)を2パック、"イベリコ豚ローストポーク 400g"(通常価格2600円→1690円)を1つ、そして"OAKHOUSE235特選中華セット"も1つ買ってみた。
 
特選中華セットは、肉まん3個に叉焼まん3個、焼売6個パックがセットになっていて、通常価格3300円のところ1980円ですって。
 
これはなかなか良い買い物だったのではないかな。生ハムは色々使うとして、イベリコ豚はやっぱり鍋が安定かしら。
 
徳島県のふるさと納税返礼品、すだち! そしてこちらは数日前に届いた品だけど、徳島県佐那河内村のふるさと納税返礼品、「訳あり【B級】露地スダチ2㎏」。
 
確かに訳ありな見た目のものも混ざっていたけれど、美味しそうなすだちが大量に。
 
いくらかはすだち酒を仕込む予定で、あとは料理にせっせと使うことにするかなと、今日の夕飯に早速使ってみることに。
 
ジムに毎度BCAAドリンク(Xtendのマンゴーマッドネスがお気に入り)を持って行っているのだけど、そこにライム絞ったりしているので、当面すだちで楽しめそう。柑橘の酸味を口にすると、なんとなくつらくても頑張れる感があるのでありがたい。
 
というわけで、今日の夕食、メインは「シイラの柚子こしょうオイル焼き」。
 
稲田多佳子さんレシピの「さわらの柚子こしょうオイル焼き」を参考に、シイラに置き換えてみた。
 
魚の切り身に柚子胡椒とオリーブ油を混ぜたものを塗って、粉チーズとパン粉をかけてオーブン焼き(私はミニフライパンに並べて魚焼きグリルに入れて焼いた)。好みで醤油をかけてどうぞというところ、醤油と一緒にすだちも添えた。
 
柚子胡椒の風味が案外粉チーズにも似合って、洋風のようで和風のようでもある美味しいおかずに。
 
半端に残っていた合いびき肉は、ちくわぶ買ってきて定番の煮物にした。
 
気になっていた「晴々飯店」さんのよだれ鶏を。 そして上野で買ってきた、四川料理のおかずも2種類。
 
テレビ番組でも度々紹介されているらしい、「晴々飯店」というお店の、こちらはよだれ鶏。
 
人気のメニューは「リアル麻婆豆腐」といった名前がついていて、「リアルって事は辛いの?すんごく辛いの?」と恐れ戦いていたわけだけど、買ってきた品は全然、そんな事はなくて。
 
よだれ鶏については、地元の「旬輝」さんのものの方がむしろ辛いかなと思ったくらい。
 
上に散らされたナッツのカリカリ感が良い食感で、辛さも酸味もあるけれどそれ以上に旨味が強いという印象。若干刺激はあるものの、山椒のシビシビ感も特段感じなかった。
 
リアル回鍋肉。キャベツじゃなくてにんにくの芽なんだ……?(おいしかった) そしてこちらは「リアル回鍋肉」。
 
やっぱり、リアルってどんだけryと若干不安だったのだけど、こちらも食べやすい味だった。
 
辛くないわけじゃあないけど、息子曰く「幕張のホテルで食べた豆腐のナニカ(この時)の方が厳しかった」だそうで、私も私で「浅草で食べたタイ料理(この時)に勝るものなし」という感じ。
 
キャベツもピーマンも使われておらず、豚以外の食材はにんにくの芽と長ねぎと、少しの人参という風で、ラー油色の赤い油が皿の下に溜まるものの、これも単に"辛い"というより"旨辛い"という方向の味。
 
我が家の回鍋肉よりも薄くカットされた豚バラがカリッとなるくらいに炒められていて、それが心地良い食感だった。
 
そういえば余所の店で回鍋肉を注文することはあんまりないので、新鮮だったなと。
 
この調子でリアル麻婆豆腐を食べたら撃沈してしまうかもだけど、今度はちゃんとお店で食べてみたいと思った。担々麺も美味しいみたい。