2021年9月15日水曜日

これがほんとのジェノベーゼ

豚味噌うどん
梨(長野県産高糖度豊水)
麦茶
今朝は、若干今更感があるものの、豚味噌鍋の残りスープで豚味噌うどん。
 
白菜も豚肉も足してちょっと豪華具沢山にして、刻み万能ねぎたっぷり、食べ際に黒胡椒ごりごり。
 
昼間はそれなりの暖かさ(多分今日あたりは例年並?)なものの、朝晩はあったかいうどんが美味しく食べられるくらいの気温が続いていてとても快適。
 
ベランダの南国の草花(カレーリーフとかバイマックルーとか)は、そろそろ成長しなくなるかしらと思いきや、今くらいの気候が丁度良いのかまた一回り大きくなってきた。
 
うっかり最近に入手してしまったパンダンリーフの苗は、日射しはあんまり要らないらしいので居間の出窓にちんまり置かせて貰ってるけど、これはまだまだ、根がしっかり出るまで頑張ってねという段階で。
 
パンダンリーフはタイ米を炊くときに入れるととても香りが良くなるんですって。早く雑に使えるくらいに育って欲しいなあ。
生ハムメロン
タコと白いんげん豆のサラダ
浅草開化楼の低加水パスタ「ロマーナ」でナポリ風ジェノベーゼ
サバとじゃがいものシチュー仕立
ビール(キリン秋味)
今日は嬉しいことに、田中玉緒さんからの冷凍荷物が。
 
今月の教室の献立だった「ナポリ風ジェノベーゼ」、とても美味しくできたからと、レッスンでも使ってらした「浅草開化楼」さんの特製麺と共に冷凍便で送ってくださって。
 
SNSで拝見していて「うわー美味しそう、食べたい……」と思っていたから、とてもとても嬉しかった。
 
先日、通販で買った500gパックの生ハムもあるし、合わせて出そう、ついでにサラダとスープも作ろうとジム前の午前中、開店合わせで「ロピア」に買い物に行ったら、絶妙なタイミングの良さで玉緒さんからメッセージが入って、パスタの仕上げの説明等と共に今月のレシピをいただけて。
 
ならせっかくだからと今月のメニューの「タコと白いんげん豆のサラダ」も作ってみようと、手早くいんげん豆の水煮パック(ほんとはちゃんと乾豆を茹でるのが美味しいのだけども)と茹で蛸を買ってきた。
 
パスタがしっかりお肉系なので、スープは魚が良いかなと、じゃがいもと玉ねぎを使ったシンプル味の「サバとじゃがいものシチュー仕立」を。むかーしデータベースに登録した料理みたいで出典は不明。 調味は塩と黒胡椒とローリエくらいのもので、玉ねぎとじゃがいもと鯖の順に次々具材を入れて火を通していくだけ。簡単だけれど美味しくできた。
 
で、残念ながら今日は白桃の販売が無くて、代わりにと買ってきたメロン使って、たっぷりめの生ハムメロンを支度して。
 
豆どっさりサラダと鯖スープ、そして美味しいパスタな夕御飯。
 
"ナポリ風ジェノベーゼ"って、ちょっと不思議な響き。
「ナポリ風ジェノバ風って事?どういう事?」
などと思ってしまうのだけど、玉緒さん曰く、「"ジェノベーゼ"といっても、リグーリアの"ペースト・ジェノベーゼ"とは全く無関係」なのだそう。
 
イタリアの皆さんが「ジェノベーゼ」という単語を聞いたら普通はこちらの茶色いソースを思い浮かべます。
「ジェノベーゼ・ナポレターナ」と言わずとも、「ラ・ジェノベーゼ」といえば、これ!
緑色したリグーリアの「ペースト・ジェノベーゼ」は、「ペースト」と称されるのが一般的です。
 
というわけで、ジェノベーゼ=バジルのスパゲッティと思ってしまうのが、そも誤りなのであるみたい。
 
アメリカってどうだったかなと思いだそうとしたけど、アメリカではあんまりバジルのあの緑のソースはメジャーではなかった記憶。
 
Classiconのパスタソースでは、バジル系は「Traditional Basil Pesto Sauce & Spread」「Classico Riserva Basil Pesto」なんて品名になっていて、そうそうそんな感じだったわと思い出した。  
というわけで、今日は正しき「ラ・ジェノベーゼ」。
 
肉(本来は牛肉を使うみたい、今回は豚肉)を塊のまま、肉より大量の玉ねぎや他の野菜などと共にじっくり煮込んで(圧力鍋で時短も可能)、最後にフォークでほぐすという作り方だそうで、コーンビーフやアメリカのプルドポークと同じような手法なのが新鮮だし、面白いなと思った。
 
玉ねぎの甘さがしっかり感じられて、所謂ミートーソースよりも肉肉しさも薄くて濃厚だけれどあっさり食べやすい味。
 
ソースを温めた最後にベランダのバジルをちぎって入れて、食べ際におろしたグラナ・パダーノと黒胡椒ガリガリ。今度は自分で作ってみようと思う。美味しかった。
 
そしてだんな曰く、「この麺の太さとか、とてもラーメン二郎っぽい」だそうで(店舗によってラーメン二郎の麺の太さも微妙に違うそうだけど)。
 
これはイタリア版二郎だろうかとか、つけ麺屋さん行きたくなってきちゃったとか、微妙に方向性の違う感想を抱いてしまうくらいには、不死鳥カラスさんの麺は今回も魅惑的だった。
 
先週に2回上野に行った時に、「もう午後だしなー」と開化楼さんに行くのを諦めていたのだけど、今度頑張って午前中に買いに行ってみようかな。中華麺はもちろん、数量限定でパスタの麺も小売りしてくれてるんですって(今回の太い麺は特別製なので扱い無しだけども)。