2022年1月31日月曜日

生青海苔の季節

「サンジェルマン」の
 塩バター
ハムエッグ
ヨーグルト(チチヤスクラシック)
カフェオレ
サンジェルマン」のパンは、チェーン店の中では好きな方なのだけれど、でも、塩バターはいまいち。
 
石臼挽きライ麦粉を使っているそうで、全粒粉より癖がある感じ?もちもちめの食感が若干中途半端な印象があるというのと、バター感がいまいち物足りないというのと、「なんだか色々もう一歩」な感のある塩バターパンなのだった。
 
今朝は温めたそのパンにハムエッグとヨーグルトとカフェオレという定番の組み合わせで。
 
月曜日の今日はジムもなく、行くなら今日だと映画『ノイズ』を見に行ってきた。
 
曜日を選べば1200円ほどで観賞できるし、6回観賞すれば曜日問わず1回観賞できる"シネマイレージ"はなかなか便利。今日はその特典を使って無料で見ることができた。
 
この映画の主演は憑依系俳優と名高い松山ケンイチと、何を演じても藤原竜也本人なのにそれが許せてしまう藤原竜也の2人。デスノート以来15年ぶりの再共演ということで色々紹介されていて、それは面白そうだなと他の事前情報無しで観賞して。
 
なのでエンドロールで初めて知ることになったのだけど、この映画、『グランドジャンプ』に連載されていた漫画だったそうで。
映画版がどれほど忠実な流れだったのかまでは知らないのだけれど、ちょっと無理があるなあと感じた展開があったり、散々「予想外の結末」だなんだと宣伝されていたせいで、逆に「てことはあの人が黒幕じゃん……?」と早々に解ってしまったり。
 
そんな感じにストーリーはちょっと残念だったのだけど、孤島の田舎町特有のねっとりしたご近所意識と閉塞感の薄気味悪さだとか、秘密を抱えて暮らしていかなければいけないヒリヒリ感だとか、出演者たちの演技の良さは秀逸だった。特に松山ケンイチの凄みが凄すぎて、もうもう(語彙力)。
 
松ケン、良い役者だよなあ……とうっとりできたので、見に行って良かったです。
「菊水堂」のできたてポテトチップ
チーズいろいろ
きのことお揚げ、菜花のだしじょうゆ和え
生青のりポテサラ
生青のり入り出し巻き玉子
サーモン刺身
天一雑炊
日本酒(長野 尾澤酒造場 十九 Riccio 19)
先日、「せんどば」で新物の生青海苔を売っていて。
 
青海苔って美味しいわよねえと買ってきて、今日はそれを使って副菜2品に、メインのおかずは魚にしようと、「ロピア」で扱っているお刺身サーモン。
 
このサーモン、明らかにコストコをライバル視している仕入れで、サイズは半分ほどと扱いやすく、値段もお手頃。味もほぼ同じ。
1回では食べきれない分量だけれど、サーモンは残ったら塩と砂糖ふってマリネにするとそこそこ日持ちするので、けっこう便利だったりする。
 
青海苔は、やっぱりこれを食べたいでしょうとちょっと甘めの出汁巻き玉子を作って、あとは笠原将弘さんレシピの「生青のりポテサラ」を作ってみた。
 
具材はシンプルにじゃがいもと玉ねぎ、人参、そこに青海苔。
 
味付けはこれも基本のマヨネーズなものの、隠し味的に柚子胡椒が入るのがとても良かった。粉吹きいもに酢も少し絡めるのであっさり感がまた素敵。
 
先日の残りの菜の花の和え物も出したら、「ビールは冷やしたけれど、これは日本酒な献立なのでは……」と思い至って、だんなと相談の結果、冷蔵庫で寝かせてあった十九のRiccio(ハリネズミ)を。
 
このお酒、2020年の夏に買ったもの。「寝かせたら絶対美味しいやつ!」とだんなが断言して寝かせたこと1年半、味わいが落ち着いて、元々地に足の付いている印象のお酒だったのが、更にどっしりと風格を増していて、最高の美味しさになってくれていた。
 
十九は早飲み推奨な味わいのお酒も少なくないのだけど、このリッチョは寝かせで当たりだったなあ。他にも寝かせてる、ハシビロコウあたりも飲むのが楽しみ。
 
そして食事の締めに"天一雑炊"。
 
先日の天一鍋の残りスープにご飯入れて、だんなが頃合いに調味してくれた雑炊は危険な美味しさ。
 
これはやっぱり、次は本家の天一鍋スープを試してみないと。