2024年4月19日金曜日

一之輔落語ともつ焼きと

※写真はクリックすると大きくなります※
「大珍キッチン」の
 新開発特製肉まん
台湾パイナップル
凍頂烏龍茶
今朝は「大珍キッチン」で通販した"5周年記念特別肉満載セット"に入っていた"新開発特製肉まん"を。
 
大珍楼の中華まんはどれも割と大きめで、この肉まんは、  
皮の分量を少な目にしお肉を多くして味を私好みに変えております。
 
というものだそう。
 
醤油ベースの具沢山な感じで、シャキシャキした野菜の食感も感じられる、充実の食べ応えの中華まんだった。
 
椎茸とか筍も入っているのかな?551の、肉と玉ねぎ、ふんわり甘い、という方向とはまた違っていて、これはこれでまたよき。おいしかった。
新丸ビル内「もつやき処 い志井」にて
 お通し 2×\220
 鶏皮塩煮込み \605
 もつ煮込み豆富 \770
 ゆでタン 2×\660
 もつやき五本盛り 2×\1760
 てっぽう串 2×\264
 ハチノス串 2×\396
 生ビール 2×\770
 芋焼酎ロック(一刻者) 3×\660
今日はだんなと、楽しみにしていた落語の会、場所は大手町。
 
軽く食べてから会場に向かう?と、以前から気になっていた、新丸ビル内のもつ焼きのお店、「もつやき処 い志井」に寄ってから行くことにした。
 
こんな佇まいなものだから、地下にあるのかなと思いきや、お洒落な店に囲まれる中、上階(5階?だったかな?)にあることに驚きつつ、通路側は立ち飲み、カウンターだけはスツールつきという、このお店。
 
お得っぽい感じの"もつやき五本盛り"を頼みつつ、期間限定品だという"鶏皮塩煮込み"と、"もつ煮込み豆富"、そうなると当然お酒よねと、生ビールからの焼酎ロックで。
 
お通しはたっぷりの浅漬けで。
 
すっきり塩味の鶏皮煮込みも、優しい味噌味のもつ煮込みも、大変に良い感じ。もつ煮込みは割としっかりめににんにく風味だったりして。
 
もつ煮に根菜やこんにゃくが入っていないのも好印象で、ざくざくのもつをたっぷり味わえた。これは……これはすごくおいしいな!
 
1枚600円と値は張ったものの、ゆでタンも1人1枚。
 
しっかりボリュームがあって柔らかで臭みもなく、大変に良い感じだった。お供にシンプル、わさびのみ。
 
この、"い志井"は「築地銀だこ」を展開する株式会社ホットランドの子会社、株式会社オールウェイズが運営しているのだけど、調布にある老舗の居酒屋なのだそう。
 
2021年秋に、「築地銀だこ」展開のホットランド、エムファクトリー及びい志井の「もつやき・ホルモン・焼肉」事業承継会社を買収となって、銀だこ傘下になったんですって。
 
"日本再生酒場"の名がついた同系列のお店は各所にあれど、"い志井"の名でやっているのは、調布と、あとはこの丸の内店くらいかな?とお店の方が言ってらした。
 
で、こちら、もつやき5本の、まずは塩味3本。
 
右からかしら、鹿肉(!!)、たん。
 
鹿肉!?鹿肉!やったー嬉しいと歓喜する私。焼き加減も絶妙だし、当然ながら臭みのないホルモンで、大変に大変に良い感じ。
 
これが続いて出てきた、たれのしろ(右)と、がつ(左)。
 
牛の胃袋(主にハチノス)は大好物なくせ、豚の胃はあまり食べることはないのだけど、このがつはおいしかったな。
 
たれは甘さがすごく控えめ……というか甘さを感じないほどの、こっくり醤油味という風で。
 
ちょっと甘いくらいが私は好きだけど、これはこれで焼酎にすこぶる似合う。
 
そんなだから流れるように追加!と、てっぽうとハチノスを追加して、それが今日の一番上の写真。
 
てっぽうは、正直、地元の「もつ焼 坊っちゃん」のが好きかなとは思ったものの、ハチノスが良かった。すごく良かった。これだけ10本くらい食べたいなと思ってしまったくらい。
 
今日はさらっとで終わらせたけれど、刺系も、"フォアればー"とか、たん、はつ、がつ、白センマイなどがあったり、御飯ものに"ブタえもん(肉巻きおにぎり)"、じっくり煮込んだ東京ハヤシライス、牛タンカレーなどというものもあって、「う……絶対おいしいやつだ……」という感じで。
 
平日の夜に混んでいるのは解りきっていることだから、週末の早め時間(連日、ランチが14時まで、ディナーは16時からとのことで)とかだったらのんびり楽しめるかな。ランチはもつ煮込み定食とかハヤシライスなどが楽しめるそう。
 
で、うっかりお酒もしっかり入れてしまったところで、今夜は、「落語一之輔/春秋三夜 2024春」に。
 
初めて生で見る一之輔さん。落語自体、コロナ禍前以来だからとってもとっても久しぶり。
 
笑点メンバー入りしてすっかり有名になった一之輔さん、絶妙にぐだぐだな枕含めて(なんかずっとNHK朝ドラのブギウギの話してた印象ばかりが……)実に実に愉しかった。
 
演目は、
 
風呂敷 㐂いち
松山鏡 一之輔
花見小僧 一之輔
仲入り(15分)
刀屋 一之輔
 
という感じで、ネタおろしは「松山鏡」。
 
一之輔さん、田舎言葉がうまいなあ(なんか独特の東北弁っぽい訛がお上手)と思ったのだけど、そうだよね千葉ご出身だよねというのは、ホワイト餃子を激推ししていたことで知っていたことではあって。
 
軽妙な話あり、人情味ある話ありで、あっという間の2時間ちょっと。一之輔さんは声に張りもあるし(声フェチ的に大変に好きな声)、空気の読み方、間の取り方が絶妙に心地良くて、笑点でもあのふてぶてしい態度が嫌いじゃないけど、噺家さんとしてもやっぱりすごい人なのだなあと改めて思ったのだった。
 
……で、入場時に貰ったパンフレットに"桂宮治独演会”の案内を見て、「みやじー!」となった私たち、速攻そのチケットも取ってしまったという。あっさり取れてしまったもので、次は早々宮治さんの落語を聞きに行くことに。
 
宮治さんは新橋演舞場のイベントで、拝見していた(そういえばその時の演目が今日聞いた「風呂敷」だったなあ、と)ことがあって、本当に面白い人だと思っていたから、宮治さん落語も本当、楽しみ。