2021年1月1日金曜日

あけましておめでとう

今年のおせちは銚子丸。
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お雑煮
煎茶
私は安定の6時前起きの元旦。
 
お雑煮は今朝仕込もうと思ってたので、8時過ぎてささがきごぼう作ってだし取り始めたところでだんなが起きてきたので、そのままお雑煮を仕立てて出した。
 
例年秋田風の我が家のお雑煮は、ささがきごぼうと鶏肉、芹。舞茸の鰹だし、お餅は普通に切り餅を焼いて入れるというもの。
 
関東の雑煮は鷄はともかく、他は小松菜だ三つ葉だという感じだから、年末に芹を見つけるのは案外大変で。
 
昨日の「せんどば」ではもう芹は売り切れてた(あと買いたかった冷凍トリッパも売り切れてた……残念……)。結局船橋の駅ビルで買えたので大丈夫だったけど。
 
お餅は、良いめのを買いましょうと成城石井で1kg袋を買ってきたら、これがちゃんと美味しかったのが幸せ。
シュトーレンいろいろ
カフェオレ
息子は明け方まで通信でわいわい騒いでいたようで一向に起きて来ず、そして昼御飯の算段は特に無く。
 
多分夕飯は早めスタートだろうしねえと、お昼は適当に未だ残っているシュトーレンをスライスして誤魔化すことにした。
 
栗の味が濃厚でシュトーレンらしさも感じるのは、「TAKIBI BAKERY」のものかなあ。シュトーレンらしさは薄いけど、シンプルな味の「J's Bakery」のもとっても好み。
 
年が明けたらガレット・デ・ロワのシーズンなのだし、シュトーレン、さっさと食べきらないと……(まだけっこう残ってる……)。
はたはた寿司
かにみそ缶詰
焼めざし
「銚子丸」のおせち
日本酒(長野 尾澤酒造場 十九 Goldener Bar)
日本酒(長野 尾澤酒造場 十九 Silberner Bar)
 
だんな特製プリン
カフェオレ
そして元旦恒例、「芸能人格付けチェック!」で今年もGACKT様の御尊顔を拝みつつ、おせちをつまみながらの夕御飯。
 
海鮮もりもり、豪華なおせちでした。満足。 今年のおせちは、「やーっと電車に乗らないでも銚子丸に行ける環境になったよ!」のお祝いも兼ねて、「すし銚子丸」のおせちにしてみた。
 
……といっても、冷凍で宅配だから、近所も何も関係は皆無だったりするのだけれど。
 
お値段は、3~4人前相当の3段重箱が、税別26800円。3/15が使用期限の3000円商品券つきだから、それほどお高くはない印象。 
 
あまり食べた事ない肴が多かったのも良かったです。 届いたのは30日の昼間だったのだけど、発泡スチロールなど無しで段ボールで届いたまんまの状態で、我が家で一番気温が低いだろう階段の踊り場に丸2日安置して解凍したら、傷みもせずちゃんと食べられる状態になっていてくれた。
 
伊勢海老あり蟹ありでなかなか豪華で、入っていたものは添付のリーフレットによるとこんな感じ。
 
一の重
濱もみじ・味付いくら・大鮎昆布巻・かすみこはだ・金ごま角煮・伊勢海老姿煮・くわい梅和え・蛤袱紗焼・いか印ろう焼・にしん塩麹焼・銀鱈西京焼・子持昆布山海和え・金柑百合根市松・味付数の子白醤油・松前漬・真鯛きずし金箔紙包み・金目鯛酢漬け・帆立鼈甲焼・つぶ貝柚子松前・昆布扇子
二の重
干柿ホワイトチョコ・寒鰆西京焼・紫花豆綾煮・味付子持昆布・ぶり照り焼き・バイ貝甘煮・スモーク合鴨・若桃の甘露煮・二本足柚子酢蛸・焼カニ爪・十勝ハーブ牛ローストビーフ・蝦夷鮑ふっくら煮・烏賊黄金鉄扇・花咲蟹甲羅盛・ふぐさしうに・もち玉すだれ
三の重
白蒲鉾・赤蒲鉾・国産ブドウ豆・紅白なます日向夏風味・こはだ粟漬・伊達巻・きんとん・タイガーマロン・国産焼車海老・鮎笹巾着・メープルくるみ・田作り・蓬麩・粟麩・どんこ椎茸柚子煮・鳴門金時レモン風味・鱈の旨煮・市松錦糸巻・たたき牛蒡・薄味一口昆布巻・味付焼筍
 
さすがに1日では食べきれませんでした。量たっぷりー。 焼き魚だけでも4種類?もっと?入っていたくらいに、本当に食べ応えがあって。
 
ついでにと、好物の秋田の"はたはた寿司"やら、いただきものの蟹味噌の缶詰(蟹肉に添えて食べたらとっても幸せ)や、焼めざしもつまみつつ。
 
過不足無く美味しいおせちで大きな不満はなかったけれど、黒豆と栗きんとんの味がいまいちだったことだけが残念だったかな……。来年以降、銚子丸で買う時は黒豆と栗きんとんは自家製するか美味しいのを買って来るか、対策しようと思ったのだった。
 
めでたい夜にと、お酒は十九のGoldener Bar(金熊)とSilberner Bar(銀熊)を飲み比べ。
これ、前者の掛米がしらかば錦、後者はひとごこちというだけの違いという面白いお酒で、でも前者は比較的こっくり濃厚、後者はさっぱりと、全然違うお酒になっていたのが面白かった。
 
だんなも私も好みは金熊。
好みど真ん中ではなかったけど、今年の初十九もおいしかった。
 
今シーズンは、十九の専務取締役兼杜氏さんであるところの美由紀さんが入院手術ということで、醸造量が激減すると告知があって、残念に思うと同時にとても心配している。
 
新しいお酒、出たらきっと買うから、どうか頑張って欲しいなあ。今や、唯一と言って良いレベルに"蔵買い"している蔵元さん。せっせと剥がしてるラベルもすごい種類になりつつあるとこで。
 
令和3年初プリンはだんな特製。 そして、食後に令和3年初プリン、だんな特製。
 
私が昼過ぎに「なんかねむーい」と居間でごろごろうたた寝している間に、だんながせっせと作ってくれていたプリン。
 
2回に分けて蒸していたようで、台所から「"す"が入ったー!」などと悲鳴が聞こえてもきたけれど、でも、とっても美味しかった。カラメルはもうちょっと頑張って焦がした方が好みだったかなーとは思いつつ。
 
昨年は京都のイノダコーヒーとか東京のしろたえとか、「そうそうこういうプリンが好みど真ん中なんだよね」という美味しいプリンを口にできて、なんとなく"昔プリン"っぽいプリンが我が家で静かにブーム中なのだった。私もそのうち作ろうかなあ、プリン(でもその前にまずはガレット・デ・ロワ)。