2021年1月9日土曜日

柑橘、届きぬ。

「サンジェルマン」の
 塩バター \160
「メゾン・ド・プティ・フール」の
 パン・オ・ショコラ \324
ヨーグルト(チチヤス 瀬戸内みかん)
カフェオレ
今日から三連休。
「焼肉食べ放題行きたいー」と言っている私だけれど、緊急事態宣言下では酒類提供は7時まで、閉店は8時となかなか夕食に赴くにはシビアな制限で、早めの時間に予約して行こうにも、既に予約枠がほとんど埋まっていて……という残念な感じに。
 
しょんもりしつつ、今日の朝御飯は昨日買ってきた「メゾン・ド・プティ・フール」のパン・オ・ショコラと、「サンジェルマン」の塩バターパンと。
 
パン・オ・ショコラは、さすが洋菓子屋さんのデニッシュという風な、バターの良い香りがする、チョコも上質な美味しいものだった。値段もそれなりになかなかなものだったけど、悔い無し。
 
そして今日は午前中に、原農園さんの「旬の食べごろ柑橘セット 5kg」が届いた。
 
温州みかんを何度も買っているこの農園、他にも40種類以上の柑橘類と梅も栽培しているとのことで、温州みかんは買えなかった今年、せめてもとこのセットを通販してみた次第。
 
1品種につき1つ、名前のシールが貼られていて、貼られてないのは見比べて判断してねという風になっていたけど、これがなかなか難易度高め。サイズと表皮の色と質感で判断しつつ、まあ美味しければなんでも良いのだ。
 
添付のリーフレットによると、入っていたのはこんな感じ。
 
はっさく
旧暦8/1(八朔)から食べられるとして、江戸末期原木が発見された因島の浄土寺で命名されました。ナイフ等で切れ目をいれてむき、内皮をむいてお召し上がりください。
ポンカン
インド原産といわれ、名前は地名プーナ(Poona)に由来するとされています。東南アジアや台湾・中国を中心に多く栽培されています。甘みと香りが特徴で、当園でも人気品種です。
安藤みかん
田辺市で後世を過ごした世界的な博物学者の南方熊楠が、この地で栽培を推奨した品種。江戸時代田辺を治めた安藤家の名前を冠する古くからの品種です。
たまみ
清見にウィルキングという柑橘を掛け合わせた新品種。温州みかんのように皮がむきやすく甘みもあって期待の品種です。
三宝柑
江戸時代、和歌山藩士の邸内にたった一本生えていたものを、藩主の徳川治宝公に献上したところ、「三宝柑」の名前を付け、藩外移出禁止を命じて一般人の栽培も許可しなかったといわれています。三方に載せて献上したから、転じて三宝柑になったとも言われています。
伊予柑
もともとは山口県で発見された品種ですが、愛媛県が大産地となり「伊予」の名を冠した名前になったようです。近年は新しい品種の登場もあって主産量が減っています。
早香(はやか)
温州みかんにポンカンを掛け合わせてできた品種。甘みが強いのですが、中の袋が固いのが残念な品種。木にはトゲが多く、栽培はほとんどされていません。
九年母(くねんぼ)
東南アジア原産で、日本には室町時代から存在し江戸時代前期までは日本のメイン品種だったといわれています。皮の匂いが「松脂臭」という独特な匂いが特徴です。近年のゲノム解析で温州みかんやはっさくの親だとわかりました。
はるみ
清見にポンカンを掛け合わせた品種です。皮がむきやすく甘みもあるのですが、栽培が難しく生産が広がらない品種でもあります。
シークヮーサー
沖縄の方言で、シーは「すっぱい」クワスは「食わし」から名付けられています。沖縄ではレモンの代わりに、料理やお酒などに搾って活用されています。
 
原農園のシークヮーサーなんて、ちょっと面白いな。
軽率にジムドリンクに絞って持って行くのはちょっと勿体ないかなー。せっかくの低農薬なのだし、シークヮーサー版モヒートとか、カイピリーニャあたり、幸せかもしれない。
だんな特製牛すじねぎスパ
麦茶
食べよう食べようと思いつつ日延べしていた牛すじを、今日こそスパゲッティで。
 
支度してくれただんなが「ちょっと甘くなっちゃった」と言っていたけど、私はこのくらい甘くても全然良いし、なんならもっと甘くても良いなあと思ったのだった。
 
肉じゃがとかのレシピって、お店の分量だと相当に甘味が強めだったりして驚くことが多々あるし。
 
肉が甘い分、上から「七味家本舗」の七味と、「原了郭」の黒七味をばっさばさかけつつ。
「メゾン・ド・プティ・フール」の
 ガレット・デ・ロワ マロン
カフェオレ
そしておやつに、これが多分今シーズン最後のガレット・デ・ロワを。
 
けしの実とココナッツで飾られた、ちょっと独特な外見のガレット・デ・ロワは、1台3240円。
 
珍しくも、フェーヴが中に埋まっているタイプで、「この、けしの実の円を崩さないようにナイフ入れれば大丈夫かな……」なんて言いつつ、各自好きなのを取りましょうということにしたら、またもや息子が当たりを引き当てたのだった。
 
というわけで、今年のフェーヴ、3種類。
 
赤い帽子は地元の「ル・パティシエ ヨコヤマ」さんの、左のボタンっぽいのはタカナシ製、そして今日のが右側の、"Club Galette des Rois"のロゴ入りのもの。
 
このお店のは、パイ生地の塩気控えめ、アーモンドクリームが栗入りのと2層になっている風だった。刻んだ栗も入っていて、こないだのも良かったけどこちらもとっても良い感じ。甲乙付けがたいくらいに、美味しかった。いや、甘さの塩梅とかはむしろこちらの方が好きだったかも。
 
「メゾン・ド・プティ・フール」さんはお店自体を気に入ったのでまた是非買いに行きたいなと思ったのだった。
 
そして今月から、コロナ禍以来45分に短縮されてたプログラムがついに60分復活ということで、「ごめん帰宅7時過ぎちゃうけど!」と家族に言い置いてスポーツジムに。
 
久しぶりのBODYPUMPマスタークラス、全力で楽しんできた。何しろ9ヶ月ぶりの二の腕と上腕二頭筋の運動、無理せずということで、4月時点の重量と同じくらいにして。
 
warmup中小/squats大2/chest大小/back大中/triceps中小/biceps中/lunges中小/shoulders中プレート2/core無/cooldown無
 
連休初日の夕飯時に筋トレ系プログラムに来ようなんて輩はまあ大体がガチ勢で、スクワットで大3枚(32kg)担ぐ兄さんたちが山盛りいらっしゃった。
「ここは鬼殺隊の選別試験会場ですか?」というくらいにこってり濃厚な空間で、そんな中、ぬるい動きはしていられないわと負けじと頑張った、つもり。
 
しかし新曲、チェストとトライセプスと肩に腕立て伏せパートがあって、しかもトライセプスはサイドプランクローテーション、肩はマウンテンクライマーのおまけつき、とどめに腹筋で腕立て伏せの体勢で片手交互上げからの足動かし……みたいなのがあって、なんというか「己の体重に責任を持ちましょう」的コリオ。
 
それでも割と好きな曲が多いから頑張れそう、と思うのだった。頑張れ私。
豚味噌鍋(豚バラ・豚ロース・白菜・長ねぎ・うどん)
日本酒(長野 尾澤酒造場 十九 Silberner Bar)
日本酒(長野 尾澤酒造場 十九 Snowflake)
……で、よろよろと帰ってきたら、家に入る前から豚味噌鍋のいーい匂いがしている、という。なんという幸せ。
 
「ちょうど良いパックが無くて、お肉1kg買っちゃいました」
とだんなに言われたけど、でも100gくらい残したくらいでほぼ無くなってしまった。白菜は3/4玉、長ねぎ2本、うどんは5玉。
 
空きっ腹に肉も酒も滅茶苦茶染みて、でも残念ながら、瓶に半端に残っていた"銀熊(Silberner Bar)は風味が飛んで可哀想な味になってしまっていた。同じ十九でも寝かせに向いていたり、飲み残しをちょっと置いておいたらまた美味しくなっていたりというのもあるので、このへんは本当に難しい。銀熊は、多分、そもそもが早飲み向けのお酒だったのだろうなあ。
 
そして期待の冬の定番にごり酒のSnowflakeは今年はいくらかすっきりタイプ。でも旨味もしっかりで、数年前のこっくりタイプと比べてしまうと若干のつまらなさもあるものの、食中酒としてはこのくらいがちょうど良いかもと思える美味しさ。
 
今シーズンは黒牛のにごりとか川亀のにごりとか、美味しいのをいくつも口にしたけど、十九もやっぱり美味しいなー……とついつい飲み過ぎてしまったのだった。Snowflakeは危険。一升瓶は実に危険。