2021年1月23日土曜日

鈴廣のおでん

市川「パン工房ルチア」の
 クリームパン \150
 たっぷりコーン \190
苺(佐賀県産いちごさん)
カフェオレ
昨日は市川でお花を買って(貰って?)きた
1ヶ月×2回続けていた日比谷花壇のサブスク「ハナノヒ」もとりあえずこれで一段落。
 
都度電車に乗って買いに行く手間自体はそれほどではなかったけれど、電車賃をかけて買いに行くならある程度値段の良いプランにしないと割に合わない感があるし、かといってお花に月額5000円以上かけるのも、それもねえ……?とも思い、なので来月からは配達式のサブスクに戻してみようかなと画策中。
 
地元に、隔週でお花を売りに来る花屋さんも見つけたので、そこにも通いつつ、お花屋さんが来ない週に隔週でサブスク花を届けてもらいつつ……としてみるつもり。
 
で、市川に出たついで、週末のおでんの種を買い足したり、初めてのパン屋さんで買い物したりしてきた。
 
今朝のパンは、「焼き立てパン工房ルチア」さんのもの。
いかにも街のパン屋さんという風なお店で、食パン、総菜パン、甘い系パン20種類くらいが揃っていた。
 
私はお店の自慢の品らしいクリームパンと、どっさりコーンがトッピングされた"たっぷりコーン"を。だんなにはソーセージロールとチョコパイを。
 
たっぷりコーンは、ほんのりマスタードのピリ辛感があったのが新鮮な美味しさだった。品名通りにたっぷりなコーンで、これは幸せ。
クリームパンのクリームも美味しかったけど、こちらは、私はもうちょっと甘くてもうちょっともったりした舌触りの方が良かったかなー……という感じだった。
 
パン・オ・ショコラとは似て非なる風な"チョコパイ"は、チョコに刻んだアーモンドかくるみかが入っていたようで、美味しかったそう。
 
船橋界隈にはあんまり"街のパン屋さん"的な店は無いから(京成船橋駅が最寄りの「Little Breads To Go」は良いお店なのだけど絶妙に駅から遠いの……)、駅近にこんなお店があるのは良いなあと思ったのだった。
 
そしてこのパン屋さんから商店街をぐぐっと進んだところには素敵な蒲鉾屋さんがあって、今夜のおでんはそこで買ってきた具材も色々と。
だんな特製ナポリタンスパゲティ
麦茶
 
「KINOKUNIYA」のカスタードプリン
カフェオレ
今日は午前中から冷たい雨で、千葉ではそれほど気温が低くはない(正午で7℃の予報)けれど、関東広い範囲で夜には雪になりそうとのこと。
 
雨の中の買い物は諦めて、ありものでなんとかしようと、お昼はだんながナポリタンスパゲッティを作ってくれた。
 
ピーマン玉ねぎ、ベーコンは美味しいハムやソーセージが色々あるものの、年末に買ってあったこちらの消費が先でしょうということで、シャウエッセンのお肉で作ったあらびきポークスライス、その名も「シャウ ベーコロン」を使ってもらって。
 
この"平たいシャウエッセン"、けしからん感じにすごくシャウエッセンで、すごく美味しい。
 
使ったケチャップは福袋に入っていたセゾンファクトリーの「有機のトマトケチャップ」だし、添えたチーズはグラナ・パダーノだしですごく良い感じの調味料を使っていたのに、あら不思議、とても昭和の喫茶店風(おいしい)。
 
んで食後には、「紀ノ国屋 カスタードプリン」を。
 
昨日パン屋でプリンを見かけ、おいしそうだなと思ったのだけど1個しか冷蔵ケースに無く、そしてまだ追加のは出来上がってないとのこと。
 
でもプリンが恋しくなったので、その後に寄ったKINOKUNIYAで10%オフになっていたのを買ってきたのだった。割引前価格は1個239円。
 
カラメルは苦さ強めで、生地は固めの昔プリン。味はとっても良かったのだけど、アルミのカップに固められているから、若干の金気を感じるのが残念だった。
 
しかもアルミの器がギザギザしてるから、皿に開けようとしてもうまくいかず、出してしまうと見栄えも御覧の通りにいまいちになってしまうという……。
 
プリンは、型に入れたまま食べるのではなく、ちゃんとお皿に返してカラメルを上にして食べたい派としては、若干残念な事なのだった。
 
「やっぱり、しろたえのプリンってレベル高いよね」
「あれがなんというか、一つの完成形だよね」
「食べたことないけどシュークリームも美味しそうなんだよねあそこ」
「……すごく旨いよ」
「食べたんかい」
 
などと、家族でそんな話をしながらもぐもぐもぐ。
京都のイノダコーヒーのプリンも、すっっっごく美味しかったんだよなあ。
おでん2種類
日本酒(栃木 虎屋本店 七水 純米吟醸55 Clear-YAMAHAI 雄町)
午前中から大根1本下茹でして、今日の夜はおでん。
良い具合に寒くなっておでん日和な今日、「雨だけどジムには行ってきます」と私はBODYPUMP60はしっかり出てきて、でも出かける前におでんは「あとははんぺん入れて温めるだけ」の状態にまで仕上げておいた。
 
今回、良いお値段だけど一回食べてみたかったのとお取り寄せしてみたのは、「鈴廣」の「おでん鍋セット」。
 
ちょうど「今なら"職人づくりおでん鍋"をご購入の方におでんに合う商品を1品プレゼント」というキャンペーン中で、ちくわをつけてもらい、あと単品の「ねぎまぐろ」も1袋購入して、お会計6000円超。
 
大きなサイズのセットは4~5人前ということで、小田原がんも(五目・穴子・ホタテ各1個)、ジャンボごぼう巻1個、信田巻1個、海老こがね2個、福袋2個、ばくだん1個、かにはんぺん1個、味しめじ1個、きんぴら揚げ1個、もろこし揚げ2個、れんこん揚げ1個、いかっ子1個、イワシつみれ1個、おでん汁1本のセットだったのだけど、「え?なんか少なくない?」というのが第一印象。
 
確かに4~5人で一度にほどよく食べきれるくらいの分量な感はあったものの、ほとんどの練り物が1個ずつしか入って無くて、4~5人どころか3人で食べても争奪戦が起きそうな。「ばくだん」なんか1人1個食べたいところだけれど、通販ではこのあたりの単品売りはしておらず。
 
微妙に足りないよなあ……と、昨日のお出かけ前に調べたら、市川の商店街に「大野蒲鉾店」という、とても良い感じの練り物屋さんがあるのを知って、追加の具材を買ってきたのだった。
 
ウィンナー巻き、チーズ巻き、もやし揚げを3個ずつと揚げボール(4個セット)、結び昆布(4個セット)、ちくわぶ2本、はんぺん1袋、顆粒おでんだし、粉辛子を買って2000円でおつりが来たというお手頃価格のお店。
 
あんまりいっぱい買ってもねと自重したけど、げそ巻き、シュウマイ巻、ギョウザ巻、ごぼう巻き、いか入り、枝豆入り、さつまいも入り、しょうが入り、しいたけ揚、なす揚、やさい揚、きんぴら揚、おさかなハンバーグなどなど、平台の販売ケースは大変に魅力的なものだらけだった。
 
隣の冷蔵庫にはちくわ、ちくわぶ、はんぺん、白滝、つみれ、餅巾着、生揚げ、がんも、結び昆布あたりがあったかな。
 
スーパーで買える大手メーカーの品ではまず見かけない「玉子入り」("ばくだん"だよね?)があったのも、とっても素敵。
 
1点100円以下のものがほとんどで、欲しいものをめちゃめちゃ買ったとしても1人分1500円で事足りそうな、素敵なお店だった。
 
「というわけで、本日は原価が倍以上違うおでんを2つの鍋で支度しましたよ」
 
と、それぞれの店で扱っているおでんだし(鈴廣は濃縮液体、大野さんは顆粒)を使って、大根やちくわぶ、結び昆布はそれぞれに入れて、残りの具材は各鍋に。
 
ちなみに右の写真が大野蒲鉾店さんので、今日の一番上の写真が鈴廣さんのお鍋。
 
だしの味が違うから、盛るのは同じ鍋からだけにすると良いよと、まずは鈴廣さんから、そしておかわりで大野さんのおでん種を各自ざくざくよそっていただいた。
 
鈴廣さんのはちまちま切って分け合いつつだったので、まあ食べづらいは食べづらかったのだけど、確かに味は素晴らしく美味しかった。手が込んでるタネばかり。
 
一見餅巾着な外見の「福袋」は、「油揚げの中に、お餅、しらたき、人参、昆布、グリーンピース、鶏肉、すり身を入れた美味しい袋」だそう。餅は中心に丁寧に小さく詰まっていて噛んだらふわっととろけ出た。
 
「ばくだん」は昆布と鶏肉、人参入りのすり身でゆで卵を丸ごと包んだ品、信田巻は、きくらげ、人参、ひじき、いんげん、黒胡麻入りの長い練り物。だんなは信田巻がすごく美味しいと気に入っていた。
 
はんぺんにはかにの身が入ってるし、本当、「恐れ入りました」という風な、高級感ある味わいで。
 
対して市川で買ってきた方は基本のタネは皆おんなじで、でもやっぱり「チーズ巻」「ウィンナー巻」あたりの浪漫みは代えがたいものがある。
 
「チーズうま!チーズ巻うま!」
「ウィンナーがさ、赤いウィンナーなのがたまらんよね」
言いつつ、結論としては「鈴廣はおいしい。すごく美味しいが、我が家のおでんは市川のやつで充分ではないか」という感じに落ち着いてしまったのだった。
 
何度か通販もしている「大阪屋」さんもすごく好きなんだけども、送料とか目の前で好きなように選べる楽しさを考えると市川ので良いかなあ……という。
 
おでんの季節なら、鈴廣さんは日本橋高島屋や新宿小田急の店舗で単品練り物もきっと買えるだろうし、そこで欲しいものだけお買い物するのも良いかもだね。
 
おでんの度、大根1本仕込む我が家は「おでんは数日かけて食べるもの」という感覚で。
なので明日の夜もおでんの続き~。