2021年10月30日土曜日

ジンギスカンに塩にぎり

「TRUFFLE mini」の
 白トリュフの塩パン \194
 ミルクフランス \270 1/2個
 生搾り栗ームパン \346 1/2個
 パン・オ・ショコラ \310 1/2個
カフェオレ
昨日の夕方、「新橋界隈っていまいちパン屋さんが無いんだよねえ……」と、明日のパンは冷凍庫から何か出すかなと思いつつ歩いていたら、JRの銀座側改札のすぐ近くにカウンター売りのパン屋さんがあるのを見つけたのだった。
 
看板には"TRUFFLE"の文字があって、「……パン屋なのにトリュフ?」と思いつつ近寄って、で、美味しそうだったので色々買ってきてみた次第。
 
このお店、駅構内の店舗は「TRUFFLE mini」という店名で出店していて、本店は門前仲町にある「TruffleBAKERY」というパン屋さんらしい。
 
目玉は店名通りの白トリュフ風味の塩パンで、でも全てのパンがトリュフ風味というわけではなくて普通に甘味系塩味系、色々揃っていた。値段はまあまあ良い感じ。
 
で、トリュフパン2個と、甘い系2個選んだところで店員さんから
「期間限定のクリームパンもいかがですか?栗味のクリームで」
と勧められて、「え、栗なら買います栗好きです」と追加にもう1個。
 
というわけで、若干パンもりもりな朝御飯。
 
温めてみたトリュフ塩パンは、つまりトッピングの塩がトリュフ塩になったものなのかなと思っていたところ、包まれたバターからもしっかりトリュフの香りがした。
 
公式サイトによると、
「パンの中には自家製トリュフバターを巻き込み、仕上げにトリュフオイルに白トリュフと塩を」
だそう。それはもう、パン全体が割と容赦なくトリュフな香りで笑ってしまった。
 
でもこのパン、いつ食べるのを想定してるのかな。
 
バターの染みたパンって夕食におかずと共にというのはちょっとくどいし、朝の卵料理にトリュフはお似合いではあるものの、かといって朝からこのレベルにまでこってりなトリュフを堪能したいかと言うと……?だし。
 
でも、このお店、パン自体はとても美味しかった。
栗風味のクリームがぎっしり詰まっていたその名も"栗ームパン"もふわっと軽い食感で濃厚な口当たりが良かったし、何より良かったのは両端が細くなったミニサイズのバゲット(ロブションのプチバゲットみたいなの)にバターの風味たっぷりなクリームが挟まっていて、私としてはこれが一番好みな感じ。
 
新橋店は去年7月にオープンしたそうで、新橋で素敵なパンが買える選択肢が増えたのは嬉しいな。
おうちジンギ
 味付ラム肉&エゾ鹿肉
 キャベツ・もやし・ピーマン
 塩おにぎり
ビール(サッポロクラシック 富良野VINTAGE)
ビール(キリン秋味)
 
「牧歌」の杏仁豆腐
今日の私は昼間に1本ダンス系のスタジオプログラム参加にジムに行き、そして夕飯はおうちジンギスカン。
 
札幌の「丸大大金畜産」で買ってきた400gパックの味付けラム肉と、冷凍庫に入ったまんまだった、ふるさと納税で届いた味付けエゾ鹿肉300g。
 
今回はこれを焼きましょうと、野菜はもやし、キャベツ、ピーマンを支度した。そして今日はうどんではなく、炊きたて御飯で塩胡麻おにぎりを。
 
"ジンギスカンに添える白飯はおにぎりにすべし"は、道民には当然の文化らしく、「ごはんはおむすびにするの!!」がオチの漫画もあったりする。
 
元々が野外料理のジンギスカンゆえに食べやすさ重視で米飯をおにぎりにするのが一般化したのだとか、ゆえに暖かい季節のジンギスカンシーズンにはスーパーやコンビニで他県ではあまり見ない塩にぎりのパックが売られるのが当たり前だとか、その塩にぎりはそのまま囓ったり表面焼いてジンギのタレつけて食べるとかで流派は色々だとか、調べてみると本当に面白い。
 
かくして2合炊いた米は全部塩おにぎりになって全部が消えたのだった。
 
タレの下味揉み込み派も後付派も、そしてこれはこれで独自の食べ方な松尾派も、ジンギスカンは大体どれも全部美味しい。
今日の鹿肉も、そして勿論ラムも、美味しかった。
 
そしてお供は先日北海道で買ってきたばかりの「サッポロクラシック 富良野VINTAGE」。
 
北海道に行ったほんの数日前に今年版の限定販売が始まっていたビールで、滞在中、コンビニでもデパ地下でもあちこちで見かけることが出来たのに、千葉では欠片も見かけないこのビール、
 
「本商品は、摘みたての富良野産ホップを生のまま使用し、フレッシュで芳醇な香りとクラシックならではの爽快な後味を両立した商品で、毎年お客様に大変ご好評をいただき、発売を楽しみにしていただいている商品です」
なんですって。
 
いつものサッポロクラシックよりも香りが良くて口にした瞬間は軽い印象なビールだったものの、味とコクはしっかりあって、ジンギにお似合い。寒い季節のこっくり系肉料理に合うビールだった。
 
そして食後に北海道繋がりで「牧家」の「杏仁豆腐」。
 
お豆腐みたいな見た目とサイズ、シロップは別添で、ざっくりすくって盛り分けてから食べるスタイル。
 
さすが牧歌という風な、ミルク感が濃厚な杏仁豆腐。でも杏仁の香りもちゃんと感じられる、期待以上に美味しいスイーツだった。
 
「北海道伊達市近郊産の生乳を使用した"だて牛乳"と練乳のダブル仕立て」だそうで、なるほどこのこっくり感か、と。食感の良さはゼラチンだけではなく本葛粉が入っているからだそうで、独特の粘るようなプリュンとした食感は葛粉由来だったのかと、合点がいったのだった。
 
牧歌の品はどれも美味しいなあ。全体的に甘さや食感がしっかりめなのもお気に入り。