2021年10月23日土曜日

小樽のお寿司、札幌の焼き鳥

小樽のお昼はおっすしー♪
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小樽「ドーミーインPREMIUM小樽」にて
 朝食ブッフェ
小樽駅前の「ドーミーインPREMIUM小樽」に宿泊の今日。
 
昨夜寝たのがあんまり早かったこともあって、雨の音で目覚めてみればまだ4時台。ちょっとごろごろして5時になるのを待ってからお風呂に行って(けっこう混んでた……)湯上がりサービスの乳酸菌飲料1本貰って(ピルクル400でした)、お部屋で「うまー」と堪能して。
 
そうこうするうちにだんなも起きたので、朝食提供開始早々の6時半に食堂へ向かったのだった。
 
今日はどうやら、北海道滞在中一番寒い日になりそうで、「しまったなー長袖のヒートテックも持ってくれば良かったなー(タンクトップしか持ってきて無かった)」などと思いつつ。
 
朝から海鮮丼もりもりの贅沢。 ドーミーインは、どこのホテルも大抵朝食ブッフェが充実していて、ご当地メニューが豊富なのが魅力。
 
小樽は特に"セルフ海鮮丼"が作れるのが魅力なのだと事前に調べて知っていた。
 
コロナ禍で一時期は既に盛られた完成形の海鮮丼しか食べられなかったようだけれど、今はご飯の量も魚の量も自在に盛ることができる。
 
小皿系は既に綺麗に盛られたものを手に取る形だから、ほとんどストレスなく好みのものだけをいただいてくる事が出来た。
 
並んでいた料理は、ざっとこんな感じ。当然、とてもとても全種類など食べきれず。
 
御飯&寿司種
白飯(北海道産ななつぼし)、赤酢の酢飯
いくら、にしん、まぐろ、サーモン、つぶ貝、生タコ
汁物
豚汁、芋団子汁
炙り焼きコーナー
帆立、鮭、鯖、ソイの煮付け
インカのめざめ、とうもろこし、エリンギ、おくら、パプリカ
小鉢類
温泉卵、松前漬け、きのこと柚子の煮浸し、たこやわらか煮
厚焼き玉子、イカの塩辛、さつまいもの胡桃和え、冷奴、
もずくとろろ、蓮根金平、漬物、納豆、焼き海苔、ふりかけ
洋冷菜
さつまいもサラダ、きのこマリネ、レンコンサラダ、グリーンサラダ
洋温菜
スープカレー(+トッピング色々)、唐揚げ&ポテト
かぼちゃコロッケ、エビフライ
本日のオムレツ
ズワイガニフレーク&ミックスシュレッドチーズ
スイーツ&ヨーグルト
チョコレートケーキ、安納芋ケーキ、みたらし団子、フルーツポンチ
無糖ヨーグルト(キウイソース、ストロベリーソース、パッションフルーツソース)
ぶどうゼリー、濃厚なめらかプリン、サツラクヨーグルト
フルーツ
キウイ、グレープフルーツ、柿、オレンジ、ぶどう
ドリンク
コーヒー紅茶、北海道牛乳、ソフトカツゲン、ソーダ系
 
この他にオムレツも食べたしフルーツデザート系もしっかりどっさり食べました。 順路上、海鮮丼を序盤に取るので小鉢の組み合わせを考えながらトレイを埋めていって、そして終盤に「わあ!スープカレーもあるじゃん!オムレツはズワニガだって!」などと嬉しい困惑に巻き込まれたりの楽しいブッフェ。
 
デザート-コーナーには朝から手作りプリンまで並んでるし、そして北海道ならではの"ソフトカツゲン"もサーバーに入って飲み放題と、最高に幸せな朝御飯だった。
 
気のせいじゃなく、北海道で飲む牛乳は美味しくて、うっかりコップに2杯ずつ、牛乳もソフトカツゲンも飲んでしまった、という。
 
すっかり満腹になって部屋で1時間ちょっと休憩した後は、午前の小樽散策。
小樽「かま栄工場直売店」にて
 海苔ちく \200
小樽銘菓、マロンコロンを買いました。名前がかわいい♪ 昨日、ホテル最寄りのコンビニに寄ったところ、レジ近くにどこかレトロなパッケージの可愛いお菓子が並んでいた。
 
「まろん、ころん……?見たことないお菓子だな」
 
名前がかわいい、と思っていたら、小樽のお菓子屋さん「あまとう」の人気焼き菓子であったらしい。
 
小樽に住んでいたという方から美味しいですよと情報伺って、それならとそのコンビニに寄って好みっぽい味のを買ってみた。
 
あちこちが、いわゆる「エモい」風景です、小樽。 バラで買えるのが有り難く、苺、ウォナッツ、チーズ、紅茶、レモン、アーモンドの6種類を、詰め込んだ鞄抱えて運河沿いに移動。
 
こんな感じのエモい光景が広がった、その先の車道をもう少し歩いた先にあるのが「かま栄工場直売店」。
 
ここ数年、頻繁に北海道出張のあるだんな、新千歳空港でせっせと買い物してきてくれていて、金額はともかく買い物頻度で言えば、多分かまぼこの「かま栄」でのものが群を抜いて一位だと思う。
 
「え、時間ないの、じゃあかま栄のかまぼこだけ買えたらお願い」なんて事が何度かあった気がするし。
 
「かま栄」の聖地にやってまいりました! 小樽が本店のこのメーカー、やっぱり聖地巡礼はしておかないと!
 
まだ旅行日程は残ってるから土産物の買い物は控えたけれど、売店の奥からガラス越しに自由に見学できる工場見学もさせてもらって、その場で食べられる売店メニューから「海苔ちく」1袋買ってだんなと半分こして食べた。
 
「定番!かま栄焼き竹輪使用した磯辺揚」だそうで、絶対美味しいものだわと、他のオリジナル商品「和ドッグ」「マヨサンド」「パンロール」あたりと迷いつつ、ちょっとそこまで重いものは食べられないねということで。
 
まだほんわかあったかかった磯辺揚げは安定の美味しさ。
 
工場ではものすごい勢いで蟹入りのかまぼこを成形していて、「ああ今回はあれをお土産に買ってみようかなあ」なんて思ってしまったのだった。
小樽「桑田屋」にて
 コーヒー紅茶セット \560
そして、ぱんじゅう未経験なだんなに、「ぱんじゅうも食べようぱんじゅうも。私、栗味まだ食べてないの」と、昨日に続いて「桑田屋」さんに。
 
せっせと「ぱんじゅう」を布教する私。おいしいよ! 昨日と同様、コーヒーセットにして、私は"ころころ甘栗あん"を、残り2つはだんなが選んで食べれば良いよと、つぶあん、カマンベールチーズの組み合わせで。
 
昨日は説明札に気付いてなかったのだけど、ぱんじゅうって「逆さに持って、底の平らな面から食べる」のが正しい食べ方らしい。
 
そうなの?知らなかった!なんて話しつつ、底の若干もっちりした生地が厚めのところからいただいた。栗味は粒感のある濃厚な味で、期待以上の美味しさで。
 
お店は開店早々、次々お客さんがやってきていて、若いお兄さんが「全部2個ずつで。チョコとクリームと……」なんて5種類選んだところでお店のおばちゃんが「あと2個増やしませんか?12個セットになると単品で10個お売りするよりもお安くなるので大変にお得です!」と熱弁し始め、「え、じゃあ抹茶も」といったやりとりが聞こえてきて、ちょっと面白かった。
 
このお店の入る建物も大変にレトロで雰囲気があって、お借りしたトイレもとても歴史を感じる佇まい。
 
天井が高くてすりガラスの窓で、でも設備はちゃんと新しく、掃除もとても行き届いていて。ここまで歴史を感じる建物が未だ普通に使われているというのは他の地ではそれほど見ないもので、なんだかすごいなと思ったのだった。
 
こちらも良い建物です。日本銀行旧小樽支店。 そして食後は「日本銀行旧小樽支店金融資料館」なるものも見に行って、コロナ禍での規模縮小展示だったものの実際使われていた金庫の扉の厚さに「すごーい」となったり、そのすぐ近くの「手宮線跡地」を眺めたり。
 
時間があったら少し離れたところにある博物館にある転車台も見てみたかった。
 
レンタサイクル借りたら行けそうではあったのだけれど、今回は天気がいまいちだったこともあって断念。
小樽「新倉屋」の
 花園だんご(お正油) \99
 花園だんご(黒あん) \99
午前最後のおやつは、ちょっと小ぶりな可愛い串団子。
 
事前に調べていた「小樽の美味しいもの」リストの中にこのお団子屋さん「菓匠 小樽新倉屋」も入っていて、小樽駅前店があるのも把握していたのだけれど、さすがにお団子を食べる余力は無いかなあと半ば諦めていた次第。
 
……だったのだけど、twitterを見てくださっていた方からのリプライに、ここのお団子も美味しいですよというのがあって、なら、せめて1本だけでも食べて行こうかなあと。
 
「新倉屋」さんのお団子。全種類、美味しそうだったなあ。 残念ながら、本来だったら店内でいただけたお団子、コロナ禍ということでそのサービスは休止中だそう。
 
でも隣接するバス乗り場の待合室のベンチが座れそうだったので、持ち歩いていたペットボトルのお茶傍らにぱぱっといただいた。
 
ちょっと独特なあんこの付け方は、"二代目新倉慎太郎が考案した「あん」の付け方「山型一刀流」"なんですって。面白い。
 
ふんわりと柔らかい団子で、みたらしもあんこも優しい甘さ。あんまり語れるほどにはお団子を頻繁には口にしないのだけれど、なるほど、美味しいお団子だった。
 
昼御飯までまだ少し時間あるねと寄った駅前の長崎屋では探していた調味料やビールが買えて、御満悦。
 
北海道のビールと言ったらこれ、のサッポロクラシックはぎりぎり地元千葉でも買えることがあるけど、「サッポロ クラシック 富良野VINTAGE」はまず見かけないので、頑張って6缶持ち帰る所存。
小樽「魚真」にて
 突き出し(松前漬け) 2×\300
 魚真にぎり \2750
 小樽にぎり \2350
 生ビール(サッポロクラシック) 2×\480
せっかく小樽に来たのだし、お昼は握り寿司も食べてみたいねえと、調べに調べて、行ってみることにしたのは「魚真」さんというお店。
 
ランチの握りに土瓶蒸しがついてくるというのが決め手だったし、昨夜試しにと予約の電話を入れてみたらすんなり取れたのも幸いだった。
 
私は「蟹味噌が食べたい」と、15貫2750円の「魚真にぎり」に。
内容は、かんぱち、本鮪赤身、赤海老、北寄貝、サーモン、帆立、玉子焼き、数の子、鮑、シャコ、蟹、ウニ、イクラ、蟹味噌、イカ。
 
だんなは「別に蟹味噌は要らないんだよなあ」と、12貫2350円の「小樽にぎり」。
こちらはかんぱち、本鮪赤身、帆立、イカ、北寄貝、ボタンエビ、つぶ貝、ウニ、イクラ、サーモン、シャコ、ズワイガニ。
 
私、鮑にはそれほど愛がないからだんなにあげるね、なんて調整しつつ、小樽のお寿司、美味しくいただいてきた。
 
このお店もサッポロクラシックだったものだから、生ビールもいただいて、300円の突き出しは子持ち昆布たっぷりの松前漬け。
土瓶蒸しは三つ葉が香る、甘海老とわかめと椎茸入りのもので、これもちゃんと美味しかった。
 
ぶっちゃけ、お魚自体は千葉でもそれなりに美味しいものがそこそこ手軽に口にできる(銚子丸と角上魚類のおかげでございます……)ので、「小樽の魚はすんごく美味しい!」とまではいかなかったのだけど、滅多に口にしないシャコや北寄貝が美味しくて、ああ北寄貝ってこんなに美味しいものだったんだと改めて知ることに。
 
ウニも上質なもので臭みが全くなくてとろんと甘く、海老もとろけるような歯触りだった。
 
人気のお店なようで、お店を出る頃には待合室に数組のお客さんが既に待っている状態。荷物も多いしねと一旦宿に帰ったら、けっこうな勢いの雨が降り始めた。
 
というわけで駆け足気味の小樽滞在はこれでおしまい、午後からは札幌に。今日は小樽でも札幌でも、突然の大雨に襲われる不安定な天気の一日。
すすきの「元祖美唄やきとり 福よし」にて
 お通し(きのこと山菜の和え物) 2×\385
 味噌ホルモン煮込み \750
 出し巻き玉子 \539
 串(元祖美唄のもつ) 2×\187
 串(元祖美唄のせい) 2×\187
 美唄本店の海賊焼き \800
 あみ脂巻き(せいクレビネット) 2×\220
 あみ脂巻き(ねぎクレビネット) 2×\220
 レタス肉巻き \396
 ニンニクの芽肉巻き \330
 生ビール 2×\649
 日本酒(根室 北の勝 大海) \660
 日本酒(増毛 國稀 北海鬼ころし) \660
 日本酒(旭川 大雪乃蔵 純米) \660
 日本酒(釧路 福司 純米) \660
札幌のお宿はフェアフィールド。なかなかに便利な場所。 札幌でのお宿は、溜まったspgポイントの消化での無料宿泊、すすきの近くの「フェアフィールド・バイ・マリオット札幌」に。
 
予約は最低ランクのツインベッドルームだったのだけど、ちょっとだけ広めのお部屋にアップグレードしてくれた。
 
いかにもなビジネスホテルで、ユニットバスにシャンプーリンスは壁固定タイプ、部屋の冷蔵庫は空っぽで(でもこれ便利、大歓迎)、窓から見えるのは道路向こうのマンションの窓のみで。
 
このデスクが使いやすくて良かったです。 でもライティングデスクが広めで椅子が2つ、向かい合わせで置かれていたのがすこぶるべんりだった。
 
パソコン置けるし食事もここで出来てしまう広さなのがとても良い。申し分なし!
 
札幌滞在では特にこれという大きな予定はなく、週明けからはだんなは連日出張仕事なのだし、いくらかのんびりして大移動して云々ということは抜きにする予定。
 
でもちらっとだけ、大通り方面にお買い物に行ってきた。目当てはソラチの調味料。
関東圏では北海道アンテナショップ含め、まず見つからない調味料、でも北海道のスーパーだったらどこにでもあるというわけでもなく、なかなか見つからずにいた品。
 
探していた調味料、おおむね買うことができました。万歳!しゃぶしゃぶのたれ ごま」は、こちらも密かに気になっていた「北海道のたれ屋のポークチャップソース」と共に小樽の長崎屋でみつけることができた。
 
そして「しゃぶしゃぶのたれ みそ風味」は狸小路の業務スーパーで発見(!)、あと、これはソラチ関係ないけど北海道郷里の友人が昔勧めてくれていた「しじ美醤油」は大通り地下街の「きたキッチン」で売られているのを見つけることができた。
 
しじみ醤油は、卵かけ御飯に使うと最高に美味しいんですって。
 
雨上がりのドラマティックな空模様のテレビ搭。 若干地下街を迷いつつ、ホテル最寄りの出口から外に出れば、なんともドラマティックな空模様。
 
土砂降りの雨も過ぎ去って、夕飯は傘なしでお出かけできそう。
 
さてそして、お買い物は首尾良くいったわけだけど、悩みの種は本日の夕御飯。
 
魚介続きだったので肉が食べたい、でも北海道の肉料理ってジンギスカンになりがちよね……?と悩んでいたら、だんなが、「びばいのやきとりをたべませんか」と呪文のような言葉を繰り出して。
 
びばい?びばいとはなんぞ?と首を傾げたら美唄(びばい)という地名だった。その地では、焼き鳥言いつつモツとか豚とか食べるんだそうで。
 
調べてみたら、美唄焼き鳥は、「日本7大焼き鳥の一つ」(他の6大は 室蘭、東松山、今治、久留米、長門、福島なのであるらしい……)。
 
「鶏肉と、鶏レバーや内卵、砂肝、心臓、キンカンなどの内臓を、タマネギで挟み、一つの串に刺して焼く、北海道美唄市独特の焼き鳥」とのことで、それは美味しそうだねと、だんなが「元祖美唄やきとり 福よし すすきのどまんなか店」に予約を入れてくれたのだった。
 
これが、清潔なお店でテーブルも広々、北海道の日本酒も揃ってたし、一品料理のモツ煮や玉子焼きも美味しくて、大満足。目玉の美唄焼き鳥も、もちろんとても美味しかった。
 
初めて食べた美唄焼き鳥。地名、覚えました! やはりこれはいただかなくてはと頼んだ、「元祖美唄のもつ」は、キンカン、レバー、砂肝が1串に刺さっている塩味の串。
 
間にちょこちょこ玉ねぎが挟んであるのが、とってもいい。
 
「元祖美唄のせい」の「せい」は「正肉」の「せい」なのであるそうで、こちらは親鶏の胸肉。しっかり歯触りはあるけど旨味もあって。
 
これも初めての味でした。網脂巻きの串焼き。 他に「これ絶対美味しいやつー!」と頼んだのが、「あみ脂巻き」。
 
焼き鳥には珍しいメニューで、網脂がカリッと香ばしく焼けて旨味倍増の、長ねぎも正肉も、酒が止まらない美味だった。
 
2串頼もうとして「これ、すごく大きいですよ」と店員さんに1串にしておきなさいと止められた肉巻きレタスは笑っちゃうようなサイズ感だったし(甘辛いたれつきでレタスしゃきしゃき!)、レタスほどではなかったけどもニンニクの芽巻きも素敵なボリューム。
 
あと、ついつい初めての店では頼んでしまうモツ煮込みも大変に良かった。
 
甘めの味噌味、具材はモツの他はこんにゃくと豆腐。煮汁自体は甘めだけれど、唐辛子が効いていて飲み込んだ後にじわじわと辛味が口に広がる感じ。夜になって格段に冷え込んできたのでこのピリ辛さがちょうど良かった。
 
宮崎名物料理みのある品もいただきました。うまっ! そして、「これは……宮崎名物では……」と笑ってしまったのが、「美唄本店の海賊焼き」。
 
こちらは親鶏のもも肉使用とのことで、黒く炭がまぶされたような状態にまでしっかり炒めた塩味の鶏に、添えられていたのは柚子胡椒とレモン。
 
うん、これはやっぱり宮崎名物の地鶏の炭火焼では。
それはもう、文句無しの美味しさだったけども。
ホテルの部屋で
 すすきの「名代にぎりめし」の
     醤油にぎり(さばトロ) \310
     豚もつ味噌煮込み \530
緑茶
「味噌ラーメン食べに行く?」
「いや、もう無理だし」
 
シメラーメン上等なだんなと、そこまで炭水化物に愛(というか胃袋の余裕)が無い私。
 
じゃあ北海道が誇るコンビニ、セイコーマートのホットシェフコーナーでおにぎりでも見ていく?とお店近場のセイコーマートを覗いたのだけど、残念、その店舗はホットシェフ非設店だった。
 
すすきのの24時間営業おにぎり屋さん。盛況でした。 で、それならと、元々は朝御飯候補のつもりでチェックしてあった24時間営業のおにぎり屋さん「名代にぎりめし」に寄っていくことに。
 
店内カウンターでもいただけるけどテイクアウトも盛況で。
 
注文が入ってから握られるおにぎりは、塩か醤油かを選べてその種類は40種類くらいはありそうな。お高いのは「紅しゃけカマ」「柿佃煮」「うなぎ」などから、お手頃価格の「じゃこ」「シーチキン」「たらこバター」などなど、ほんとに驚くほどに種類が豊富。
 
私はさばトロの醤油にぎり(というかこの品は醤油しか選べない)、だんなはベー卵の塩にぎり。
 
すごく魅力的なお店でした。「にぎりめし」。 お惣菜メニューも充実で、ついさっき食べたばかりだというのについつい「豚もつ味噌煮込み」もいただいてしまったのだった。
 
で、ホテルに帰ってからあったかいお茶淹れて、テーブルにお店開いてもぐもぐ。
 
大根やごぼうや人参、こんにゃく、豆腐などがざくざく入った煮込みは、こちらもこっくり甘口だった。
 
口にした母数はたったの2だけれど、北海道の煮込みって甘めのが多いのかな?全然ウェルカムだけれど、東北はどちらかというと塩気重視な味付けが多いから、ちょっと面白い。
 
そして期待していたおにぎりは期待以上に絶品だった。絶妙にふわっと良い塩梅に握られていて、具材たっぷり、でもその具が食べづらいこともなく、ほろっとちゃんと崩れてくれる。
 
これは良いお店だなあ。すすきのという繁華街にあるというのも、24時間で需要に応えているというのも、色々と素晴らしい。