2023年8月12日土曜日

母が来たりてフルーツケーキ

香港上環「Bakehouse」の
 Salted Egg & Caramel Custard Bolo Bao HK$22
 Caprese Quiche HK$38
香港上環「聖安娜餅屋」の
 菠蘿包 HK$8
をだんなと半分こ
アイスカフェオレ
旅行から無事帰り、昨夜から洗濯機2回まわして、旅行の荷物を全力で片付けつつ(でもお土産物の山はコンテナ入れっぱなしで廊下に放置状態)、家のお掃除も全力でしつつ。
 
そんな中、今日は実母がやってくる。
 
お盆に色々めんどくさい行事があるらしく「お盆嫌だから、どこか出かけようと思ったけど、ホテルどこも高いからあんたの家に行くわ」と通告ベースで告げられて、当初は11日到着にしたいと言われていたのを「いや、その日旅行から帰ってくるからせめてその翌日に」と今日にしてもらったのだった。
 
で、朝食は香港で買ってきたパン3つ。
 
元フォーシーズンズホテル香港のペストリー・シェフが開いたお店、「Bakehouse」のカプレーゼキッシュと(写真左)、塩卵とキャラメルカスタードのパン(写真奥)、そして町のパン屋さん「聖安娜餅屋」の菠蘿包(写真右)。
 
菠蘿包(パイナップルパン)は香港名物の菓子パンで、パイナップルは入っていない。
 
ほぼほぼ日本のメロンパンで、「パン生地の上にクッキー生地を被せて焼くのが特徴」だそう。
 
メロンパン同様、その見た目からパイナップルパンという名前になったのだそうで。
 
香港やマカオ周辺の他、古くから台湾でも食べられているとのことだったけど、そういえば台湾ではパン屋さん、ちっとも見に行かなかったなあ……と。
 
ふかふかした食感で、表面はちょっとしっとり(買って翌々日だしねという……)。やさしい甘さでおいしかった。
 
香港の人気のお店の、バターの薄切りを挟んだ菠蘿包も食べたいなとチェックはしてあったのだけれど、それを買いに行く余裕がなかったのが残念。
 
そして期待のBakehouseのパンは、キッシュがとても濃厚で、生地もさくさく。塩卵パンはちょっと中華な味わいで、ほのかな甘じょっぱさが良い感じだった。
 
あれ、塩卵って、これって検疫必要だった……?と食べてから気付いたのだけど(お肉は入っていないのは確認した)、でも塩卵入りパイナップルケーキも普通にあるし、大丈夫だよね……(たぶん)
ららぽーとTOKYO-BAY内「リンガーハット」の
 冷やしちゃんぽん麻婆茄子 スモール \790
午前中は「果物買っておかなきゃ」「牛乳ももうない」という感じで、「ロピア」にお買い物に。
 
嬉しいことに、船橋産の梨が売られてて、もちろんそれを買ってきて。あと、山梨の桃と、産地不明でちょっと小ぶりながら超お値打ちなシャインマスカットと。
 
お昼は、今夜から飽食の日々が始まる予感だったので、さらっと軽めが良いなとフードコートで「リンガーハット」の"冷やしちゃんぽん麻婆茄子"。
 
毎年楽しみな冷やしちゃんぽん、今シーズンも間違いのないおいしさで幸せ。
 
私でも余裕で口にできる程度のマイルドな花椒油も、味変にぴったりでお気に入り。
麺少なめで野菜たっぷり摂れるのがほんとに好き。
 
で、だんなは「ラーメンにしようかな」と、リンガーハット隣の「札幌味噌Fuji屋」のメニューを見ていたから、「……油そばがあるよ?」とメニューの端の方に掲載されていた写真を指すと「それだ!」と。
 
もやしたっぷり、食べ応えのありそうなチャーシューや、レンゲの上に生卵の黄身も添えられるこの品、品名は"塩油そば"とのことで、当然のように大盛りにしたんですって。
 
この油そば、甘ったるくもなく、味変以前は酸味もないのが好みな方向。
 
だんなが言うには「西山製麺の麺って油そばには向かないと思うんだよなー」とのことで、食べさせてもらって「なるほど?」と。
 
ツルツル系でちぢれのある、和え麺にしてはやや細めに感じる麺。……なるほど……(←色々語れるほどには油そばをお店で食べたことがないので色々明言し難い心持ち……)。
 
でも、つけ麺、あえ麺ではなく、"油そば"はあんまりこの界隈では見ないから、食べたくなったら駆け込む先が出来たのはちょっと嬉しいな。
 
で、13時過ぎに東京に着く予定の母からは、「大丈夫よ、船橋までは行けるわよ、でも東京駅でちょっとお茶して行くかも」と連絡があって、いやいやお盆週間の週末の東京駅でお茶?無理だって……と思う私。
 
船橋界隈の喫茶店探しておくべき?いやでもこのあたりもまあまあの混雑なんだけども?なんて困惑しつつ、ぎりぎりまで掃除や片付けを頑張っていた。
船橋「STARBUCKS RESERVER BAR」にて
 コールドブリューコーヒー
 
自宅にて
 「La Maison ensoleille table」の
     白桃とアナナスクリームのタルト
 アイスミルクティー
で、思ったよりも早く船橋にやってきた母、「どこもいっぱいだったの……カフェオレが飲みたい……」と疲れた様子で。
 
デスヨネー……と思いつつ、船橋駅ビル内にある「STARBUCKS RESERVER BAR」にお連れ申し上げた。
 
ノーマルスタバの上位版的豪華スタバで、ご近所なのに使うのは初めて。とりあえずメニューが難しいぞ……と思いつつ、アイスのカフェラテとコールドブリューコーヒーを。
 
"本日のコーヒー"のミニ紙コップもいただけて、なるほど香りが良い……と思いつつも、やっぱりスタバのコーヒーって、基本酸っぱいんだよね……とは(私は酸味強めのコーヒーはあんまり好きではないもので……)。
 
そしてお茶ものんびりできなかった母のために、そういうことならと、駅ビルの「La Maison ensoleille table」でケーキを買って帰った。
 
家にいるだんなに連絡して、そういう次第だから紅茶でも淹れて食べましょう、と。
 
私が「私は絶対これ食べる……」と選んだのは、"旬果を楽しむ ラ・メゾンの桃マルシェ"というキャンペーン中だった"白桃とアナナスクリームのタルト"。
 
しっとりとしたケークタルトに杏仁クリームとパインクリームを重ねました。トロピカルなクリームと白桃の甘み、いちごの甘酸っぱさを楽しめる暑い時期にぴったりのタルトです。
 
というもので。
 
フルーツたっぷりのケーキと言えば、母の中では「Cafè comme ça」の方かなと思いつつ、ここも美味しいフルーツケーキの店だと思う。
 
特にこの桃ケーキは、杏仁とパイナップルという私の好きなものしかない組み合わせ。上に乗った白桃も、色止めがものすごく難しい果物なのにもかかわらず、見た目も綺麗だし甘くてジューシー、文句なしの美味しさだった。
 
フルーツたっぷりケーキと言えば「キルフェボン」も有名で、名前はよくよく存じ上げているのだけれど、そのへんのデパートで買えるようなお店ではなく、なかなか喫茶にも販売店舗にも行く機会がなくて。
 
ここも母はきっと好きなはずだから、今回の滞在中に行けると良いなとは思ってるのだけど……でも私は月火あたりはスポーツジムにも行きたくて、ですね、という(今日明日はジム自体がお盆休みで行くに行けないので、と)。
茹で枝豆
「ニュークイック」の
 スモークベーコンと玉子のポテトサラダ
「角上魚類」の
 本マグロ切落し
 カンパチ刺身
 自家製〆さば刺身
 海鮮なめろう
「がブリチキン。」の
 金賞からあげ弁当
柚子白菜・水茄子の浅漬
日本酒(秋田 秋田醸造 ゆきの美人 純米吟醸 山田錦 6号酵母)
母は外食したいだろうなあとは思いつつ、私とだんなはさすがに少々疲れ気味。
あと、「がブリチキン。」の1等くじが私とだんなの2人に当たったもので「夕飯、唐揚げ買ってこようか」「良いねえ」ということにもなり。
 
なのでせめてもと、「角上魚類」でおいしいお刺身を色々買ってきて、家でおいしい日本酒を飲みましょうということにした。
 
カンパチに本まぐろ、私の好物〆さばの切り落としに、角上自家製なめろうと。
 
もう暑くて疲れてむりとばかりに、サラダや漬物も買ってきてしまって、お酒は秋田の「ゆきの美人」、新政さんの6号酵母使用という、秋田縛りな感じのお酒。
 
このお酒が、酸のキレといい、まろやかな旨味といい、べらぼうに美味しかった。
脂の乗った刺身にもお似合いだった。案外唐揚げにも似合っていたりして。
 
そして母からは、
「せっかくだし明日何かおいしいもの食べに行きましょうよ、行きたくて行けてなかったお店は無いの?」
と言われ、ええ、お盆ど真ん中の週末に……?都内は(いや、都内じゃなくても)無理では……?と困惑する私。
 
純粋に"私が行ってみたいお店"というだけならそこそこの数あるものの、母含め皆が「おいしいね」と満足できる店となるとなかなか難しいもので。
 
タイミング的に、どう混雑しているかわからない都内には出たくはないし、そうすると浦安……はTDL方面だからこちらも近寄りたくないし、だとしたら幕張……?とぐるぐる考え。
 
なんとか算段つけて、息子の運転で明日のディナーは幕張でということになったのだった。
幕張ならアウトレットモールもあるし楽しめるでしょう、ということで。