2021年4月9日金曜日

神保町で鹹豆漿を

神保町の台湾朝御飯。なんて幸せなお店!
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「タカキベーカリー」の
 長時間発酵ブレッド
「成城石井」の
 発酵バターのミニパンオショコラ
台湾パイナップル w/練乳ヨーグルト
カフェオレ
今朝はさらさらっと、買い置きの「タカキベーカリー」のミニサイズの食パンをバター無しでただ焼いて、それだけじゃ物足りないかなと成城石井で買ってきたミニパンオショコラも1個。
 
最近気に入りの、練乳ヨーグルトを添えた台湾パイナップルも食卓に出した。
 
成城石井と言えば、船橋駅界隈には駅ビル内にこの成城石井と、東武デパート内に北野エースがあって。
カルディもあるし、そして、ちっこいけど(ほんとーにちっちゃい……陳列棚4つ分くらい?)なKINOKUNIYAまで駅ビルの生鮮コーナーの片隅に先日オープンした。
 
そのKINOKUNIYA、
「あ、気になる……気になるけど値段も良いな……」
と、通りがかった時には買うのを躊躇してしまった、店頭で推されてた「贅沢な卵かけトリュフしょうゆ」がとっても気になるので、次に見かけたら買って来ることにしようと思っている。
神保町「台湾豆乳大王」にて
 鹹豆漿 \480
 油條 \190
 ゴマ団子 価格失念
さて今日ははるばる光が丘までお出かけ。
 
せっかくだから外出ついでに他の用事も済ませようと、古書店街目当てに神保町も寄る事にして、早めの昼御飯にと、つい数日前に最新号の『ELLE gourmet』で読んだ「台湾豆乳大王」に寄ってみることにした。
 
店頭からしてかわいいです。とってもすてき! 2020年5月にオープンしたのだという、台湾の朝御飯が食べられるお店。
 
朝8時からやっている代わりに閉店は14時と早く、ランチタイムには魯肉飯なんかもあるそうで。
 
店頭からしてこんなにカラフルキッチュでかわいい感じ。
 
店内の席はそれほど多くはないけれど10人くらい?は座れるかな?
 
フードメニューはこんな感じ。もう全部食べたくなります。 11時からは昼御飯で鶏排なども。
 
訪れたのは10時半を少し過ぎたところで、魯肉飯と鶏肉飯もご用意できますよと声をかけていただいて、ぐらりと心が揺れたけど、初志貫徹で鹹豆漿を注文した。
 
豆乳にいくらかトッピングされてくるのは知ってたけど、もっといっぱい食べたいのよねと油条(油條)も1本追加して、そして今日の特別メニューだった揚げ胡麻団子も1個。
 
蛋餅、焼餅、三明治。……全部食べたい……。 カウンターにはずらりと、蛋餅や焼餅、三明治(サンドイッチの事ね)などが並んでいて。
 
あ、たまらん、全部食べたい、というか船橋にこのお店あったら週8日ペースで通いたいと、食べる前から思ってしまった。
 
公式twitterによると台湾パイナップルで作ったパイナップルケーキの販売もあるそうで、ほんと、せめて乗り換え無しで行ける場所にあったらもっと頻繁に行けるのに……!
 
調味料も色々棚にありました 食べる前からテンション高くなってしまったけど、気を取り直して、豆乳朝御飯。
 
まずはそのまま少し味見したら、塩気控えめ(上からさらっとラー油がかけられてた)、嬉しいことに酸味もほとんど無く、とてもマイルド。
 
冷水器の上に自由に使える調味料が色々置かれていて、「とろみ醤油」なるものがあったので、それをかけていただいてみた。
 
刻み葱、ザーサイ、桜海老などがトッピングされていて、そのざくざく食感も素敵だし、何より豆乳自体が美味しいうえに酸味がないのがほんとに嬉しい。
 
どれだけ豆乳が美味しくても、加えるお酢が多くて「すっぱいなあ……」ってなっちゃってる豆乳を何度か台湾でも食べていたから、ほんとにこの鹹豆漿は幸せな味だった。
 
自家製油条も、揚げ立てあつあつというわけではなかったけれど、ふわもちした食感が「そうそうこれこれ」の間違いない美味しさ。
 
食後の古書店巡りは残念ながら成果ゼロだった(もう廃刊しちゃった雑誌『料理通信』のバックナンバーが欲しくてね……)けど、充実の午前中を満喫した後は、初めてこの駅に降り立った、練馬区光が丘に。
 
予定の観劇まで時間があるしと寄った駅ビル内のカルディで「シェントウジャンの素」を見つけたので、これ幸いと買ってみた。
 
で、午後に見てきたのは、政治エンターテイメントミュージカル、ミュージカル・ギルドq.第18回公演「BRAVE HEART~真実の扉を開け~」
 
チケット互助会的なメールマガジンで観覧の案内が来て、このお題目だけだったら多分食い付かなかったのだけど、主演が沼尾みゆきさんだったので目を留めて。
 
劇団四季の看板女優さんの一人で、「ウィキッド」のグリンダや、私の中では「オペラ座の怪人」のクリスティーヌの印象がとっても強い、元気でパワフルな印象の女優さん。
 
今はもうオペラ座には出てくださってないみたいで、「あら懐かしい」と見に行くことにしたのだった。
 
コロナ感染症の流行の中で、日本の政治とメディアをめぐる問題が大きくクローズアップされた。権力とメディアの癒着、その下での報道の在り方、またメディアの中での性差別の問題など、長年メディア業界とりわけ新聞業界に身を置いてきた筆者が、メディアの最前線で働く新聞記者たちの苦悩と奮闘ぶりをミュージカルとしてエンターテインメント性も持たせながら描きだす。そして、今のメディアの抱える問題を浮き彫りにしながら、知る権利を守る最前線で頑張るジャーナリストたちへのエールを贈る作品です。
 
だそうで、劇中にはセクハラ問題とか政治家の圧力で官僚が文書の書き換えを強要されて自殺するとか、ここ何年かで見聞きしたような"あるある"な状況が描かれていて、それをミュージカル仕立てに、勇気ある若者たちや女性たちが奮起して……というお話で。
 
役者の皆さんの演技はお上手だったし、中劇場でのミュージカルというのも迫力があってとっても良かった。現代劇だけど踊りのシーンもちょいちょいあって見応えあったし。
 
でも、なんといっても題材が、未だ閉塞感のあるこの世の中で、劇でまでそんなもの見たくなかったわという感じでもあり(終盤のカタルシス感が不足というか?)、悪いのはぜーんぶ老害旧世代のおじさんたちですみたいな二元論化もあまり強く共感できるものではなく。
 
何より何より、政治家に官僚に"敏腕"新聞記者の皆様が、揃いも揃ってちっとも"仕事が出来る"風には見えなかったのが何より大問題だった。
どいつもこいつも、そんな詰めの甘さで良いのかと。そんな突っ込みどころ満載の仕事ぶりで良いのかと。そんなんで出世できるの?できちゃうの?そんな日本、むしろヤバくない?みたいな。
 
なまじリアルな題材が根底にあるものだから、そういうところが気になっちゃって気になっちゃって、どうにももんにょりした読後感ならぬ観後感を抱いたのだった。
新宿「東京麺通団」にて
 ひやかけ小 \290
 半熟卵天 \100
 小海老と人参のかき揚げ \?
今日は息子、大学で。
あれじゃあ今学期は通学するの?と聞けば、未だ6割はオンラインのみで、残り4割も「大学に来てもいいしオンラインでもいいよー」という感じなのであるらしく。
 
結局昨年は1回も大学で講義を受けないまま終わったわけで、今年もどうやらそうなる事になりそう……授業費に含まれる施設なんちゃら費って、これ、意味ないですよね?っていう……(パソコンが支給されるでもなし通信費の軽減があるわけでもなし)。
 
ともかくも、新宿で待ち合わせて一緒に夕飯食べてきた。
 
お久しぶりの「東京麺通団」は、早めとはいえ金曜夕方、客足はまばらで。
 
天ぷらの品揃えもあんまり無くて、おにぎりなどの副菜も温泉卵とかちょっとした煮物くらい。
寂しくなっちゃったなあ……と思いつつ、でもうどんメニューの品揃えだけは相変わらず充実で、「釜玉バター」とか「肉うどん」などに心惹かれつつも息子も私も安定の「ひやかけ」を。
 
お久しぶりの麺通団。げそ天が食べたかったけど無かったんだ……。 これだけは外せない半熟卵天と、あとほんとはげそ天が食べたかったけど棚に無かったので代わりに小海老と人参のかき揚げ、青海苔入りを。
 
以前はセルフで好きなだけ入れられた冷たいおだしも店員さんが注いでくれる仕組みになっていて(でもたっぷり入れてくれたので嬉しい)、2人がけのテーブルには真ん中にアクリル板の衝立が。
 
息子のメガ3(3玉)、絵面がバグる感じの巨大どんぶり……。 そして息子は安定のメガ3(=3玉)。
 
どんぶりがとても巨大なのでなんとなく正しい姿に見えてしまいそうになるけど、かなりのボリューム。
 
学生割引で天ぷらと大盛りの計200円分が割り引きになって(私は私で天ぷら100円引き)、2人で1000円を切るお値打ち夕飯なのだった。
 
色々窮屈になっちゃったなあとは感じつつ、でも久しぶりの麺通団、しみじみ美味しかった。
新宿「MR.waffle」にて
 キャラメルりんごワッフル \190
「さて、これで家に帰ってもまだ7時なんですが、なんか甘いものでも買って帰る?」
とーちゃんも野球観戦で帰宅遅いしね、と新宿駅に向かってぷらぷら歩くと、「南口の方にすっごい気になるお店があって」と息子。
 
ミスターワッフル。秋葉原とか池袋とかにもお店があるそうで。 若干遠回りだけど別に良いよと、麺通団から大ガードくぐって東口の脇を抜ける感じで南口方面へ。
 
ルミネの建物に入る脇あたりのちっちゃいお店が「MR.waffle」だった。こんなお店、あったんだ。知らなかったわ。
 
ああこれは確かに危険だねめっちゃいい匂いするねと、5人ほどが店頭に列を作っていた後ろについて、本当は持ち帰る予定だったところ、「あったかいのがここで食べられるらしいよ」と、買うなり食べちゃうことにして。
 
ワッフルの焼き上がる匂いは、実に危険。これは引き寄せられますわ……。 息子がシンプルなプレーンか季節限定のキャラメルりんごか迷ってたから、「私はキャラメルりんごにするけど。交換しながら食べる?」と持ちかけて。
 
私がキャラメルりんご190円、息子がプレーン170円、どちらもこってり、しっかり甘かった。
 
パンケーキ風のふわっと系(ブリュッセルワッフル)じゃなくてマネケンあたりに代表されるリエージュワッフルは、でもマネケンのより更に甘い印象で、私のはしっかりはっきりキャラメルと煮りんごの味わい。
 
その場で食べるのがそれはもう一番だろうけど(奥の"焼き場"から、紙に包んで出してくれた。持ち帰り用は粗熱取ったのを袋や箱に入れてくれるみたい)、箱でざくざく買ってきて家でのんびり食べるのも良いかもね。
 
この店の戦略として「帰り道にある気軽に買えるスイーツとして、ミスターワッフルは駅ナカやターミナルに出店しています」なのだそうで、それは何というか、とっても「上手い」よなあ、と思ったのだった。
 
高校大学時代、渋谷で東急線降りたところでお馴染みだったステラおばさんのクッキーの香りの凶悪ぶりを思い出すけど、それより更に数段危険な香りなんだもの。