2023年4月8日土曜日

今日は横浜デート

はじめましてー、で4時間飲んでた、という。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「Pierre gagnaire pains et gateaux」の
 パン・オ・ショコラ \324
 ビーフカレーパン \278 1/2個
小岩井ヨーグルト w/オレンジマーマレード
ヤクルト1000
アイスカフェオレ
今朝は、人間ドック終了後に「もう絶対絶対おいしいパン買って帰る」という強い決意で寄ってきた、「ANAインターコンチネンタルホテル東京」の「Pierre gagnaire pains et gateaux」のパンで朝御飯。
 
パン・オ・ショコラは表面ぱりぱり、チョコの筋が2本ついてる、クラシックな感じのほろ苦いタイプ。デニッシュ生地もチョコの風味も申し分なく、おいしくて。
 
ホテルメイドなのに、お肉たっぷり焼きカレーパンもそこそこのお手頃価格で、具沢山。こちらもとても美味しかった。
 
今日は半年前に人狼RP村(……とは何ぞやというのはこちらのnote「【人狼議事】人狼RP村であそぼう」に色々詳しく)で出会った人と一日遊ぼう!ということになっていて。
 
やりとりは半年前からほぼ毎日、出会ったその村で書き切れなかったお話を……と、クローズドな掲示板でやりとりし続けていて、やりとりを重ねる中で、どうやら我々、ものすごく食べ物の好みが近しいらしいぞ?と知るに至ることになり。
 
お互い正確な年齢は知らねど(女性だということは解ってた)、年の差は多くとも10歳くらいの幅だろうなというのもうっすら解っていて、日本酒が好き、けっこう量いける、ホルモン系大好き、そも食べ物の好き嫌い少なめ……と、これまでの女友達の中にはあまりいなかった嗜好の人で。
 
うう、リアルで一緒に飲もうよ、お酒飲もう……?となって、会うことにしたのだった。
 
都内でという話も出たのだけど、彼女の居住エリアである横浜方面に私が久しぶりに行きたかったというのもあって、彼女おすすめの戸塚の居酒屋に行くことにして、じゃあ昼から会って何かして遊ぶ?と。
 
リアル脱出ゲームもコロナ禍以前にけっこう参加していたという話だったから、じゃあ謎解きしよっか、ということになったのだった。
 
はじめましての人と10時間も2人で遊ぶとか、ちょっと面白い状況になってしまいつつ、でもすごく楽しかった。
横浜中華街「横浜チョコレートファクトリー&ミュージアム」にて
 パイナップルケーキ中国茶セット \1100
はじめまして、どうもはじめまして……と最初は少しだけ照れ照れしつつ、昼間は「横浜謎解き街歩き」をすることにして、一緒に謎解きキット持って中華街散策しながら謎を解き、中華街の外にも出ていっぱい歩き。
 
街も歩くけど、30分くらいじっくり座って解かなきゃいけないタイミングも何度かあって、中華街では「横浜チョコレートファクトリー&ミュージアム」で甘いもの休憩にした。
 
チョコ味のパイナップルケーキ、新鮮で良かったです。 彼女の操るキャラが、無類のチョコレート好きという設定で、「……もしかして、中の人もガチでチョコが好きなの……?」と尋ねたら、そうだ、と。
 
道理で、チョコの描写がやたらと詳しくて美味しそうだなと思ったわけだよ……(私も私で自キャラは料理好きでお酒大好き乳製品大好きという、中の人の嗜好丸出しな設定だったりして)。
 
なるほど、と笑ってしまいながら、じゃあここにしよう、とチョコレートファクトリーの喫茶にしたというのもあるのだけど、期待に違わずアイスチョコレートドリンクを注文していて更に笑えてしまった。
 
これ半分こしようよと、チョコ味とプレーン味とのパイナップルケーキを頼んで、私は普洱茶飲みつつ。
 
添えられていたのが杏仁風味のクリームで、独自色のある中華スイーツで美味しかった。
 
謎解きは私が閃くのもあれば彼女が素早く気付いてくれたものもあって、さくさくと。
 
雨になりそうな曇り空だったというのもあり(そして私たち2人ともが雨女だということも判明し……)なるべく早足で外歩きの部分は終わらせて、最後はドトールで紅茶飲み飲み最後の謎に取り組んでいた。
 
"あとは帰宅してからでも解けます"という段まではいっていたのだけど、どうせだったら2人で最後まで解きたくて、色々頑張った結果、居酒屋予約の13分前に無事クリア。
 
良かった良かった。
戸塚「酒と料理 戸塚駅横研究所」にて
 日本酒のあて五種盛り \1650
 白エビ唐揚げ \780
 ホタルイカ酢味噌がけ \630
 サクラマスふき味噌焼き \880
 鹿肉のステーキ 2×\1280
 玉ねぎ入りさつま揚げ \680
 九条葱と酒盗のピザ \1100
 バニラアイス 2×\0
 日本酒(山廃飲み比べセット) \1340
     石川 天狗舞 山廃仕込純米酒 五百万石
     埼玉 神亀 手造り純米酒 辛口
     滋賀 不老泉 山廃純米吟醸 亀の尾 無濾過生原酒
 日本酒(秋田 新政 ニルガメ)
 日本酒(福島 廣戸川 特別純米 夢の香)
 日本酒(島根 王祿 R03BY 純米大吟醸五〇 直汲)
 日本酒(山口 東洋美人 純米吟醸 限定純米吟醸 醇道一途 愛山)
 日本酒(栃木 モダン仙禽 雄町)
 日本酒(兵庫 剣菱 瑞祥黒松 長期熟成酒)
んで、伺ってきたのが「酒と料理 戸塚駅横研究所」。
 
店名もなかなかすごいけど、お酒リストも素敵な感じで、定番リストに加え季節のお酒のペラ紙、更に素敵なことに、3種飲み比べのセットが色々と趣向を凝らした方向に多種類あって。
 
いきなり山廃飲み比べを頼んだわたくし…… 「え……最初にこういうの頼んだら戻れなくなるかな……」
 
と思いつつ、でも一番これ飲み比べてみたいんだよな?っていう、"山廃飲み比べセット"(説明文に、"「クセがすごいお酒が好きなんです!」という方に"とあった)を頼んでみたら、
 
「この方向のお酒、お好きですか!」
と給仕の兄さんの瞳がキラーンと輝いて。
 
うん、好き、すごく好きです、と頷いたら、「冷やで出してるんだけど、この不老泉はお燗が良いんですよー」なんて、サービスでお燗も一口つけてくれたり、いやいや神亀こそお燗向けじゃないですかこれ、なんて流れで神亀もさらっとお燗つけてきてくれたり、すごく愉快な店だった。
 
いやすみません私、この店初めてなんですけどあつかましくて、と告げたら、「そっちのお姉さんは何度か来てくださってますよね?」と。
 
そうですそうですなんて言いつつ、随分色々飲み食いしてきた。
結局2人で9合以上、一升瓶弱くらいは飲んでた気がする。
 
でもこれだけ飲んで食べてお会計は1人1万円くらいだったから、お値打ちなお店だったなあ……と。
 
酒の肴セットも良い感じで。 日替わりらしい、日本酒のあて五種盛りは、こんな感じ。
 
すじこおろし、クリームチーズの酒粕漬け、酒盗、ふぐの子糠漬け、ほやの塩辛。
 
そういえば数ヶ月前に自家製塩辛作ったのも、彼女とのやりとりがきっかけだったのだった。
 
彼女のキャラから「酒盗が食べたい」と言われ、「え……酒盗……手作りできるのかな……」と真面目に悩んで調べ、どうやら自家製酒盗はめちゃくちゃ大変らしいと知って(発酵食品だから、カツオやマグロの内臓を魚屋から貰ってきて、塩漬け、熟成で2ヶ月くらいかかる)、なら塩辛でどうかなあ……と。
 
文章書くのにせっかくだから体験談から書きたくて塩辛は自家製してみてしまったというあれそれ。
 
そもそも、動かしてるキャラが大学生なのに、2人して日本酒が好きという設定になっていってるのが色々間違いで、
 
「ねえ、あれさあ、中の人が普通に酒盗とか塩辛とか好きなやつだよね……?」
「へへ、バレましたか……」
 
などと話しつつ、でも中身の私たちは良い大人なので遠慮会釈なくおおいに食べておおいに飲んだ。
 
鹿肉も食べました。つい、2皿。 鹿肉が好きで、一回この店で食べ尽くすくらい食べたことがあって……という彼女に
「わかる……鹿肉おいしい……わかる……」
と言いつつ、つい、お代わりして2皿食べてしまいつつ。
 
人気メニューの1つらしく、猟師から直接仕入れている鹿肉とのこと。
 
醤油ベースの和風味がいかにも日本酒にお似合いで、「そうなんだよ……鹿肉、美味しいけど、洋風料理だとすぐ赤ワイン煮にするのが解せなくて……」などと話しつつ、もぐもぐもぐもぐ。
 
最後には、「熟成酒何かありますか?」と聞いたら「目の前にあります」と言われ、カウンター席の前に並んでた瓶から、剣菱の長期熟成酒、「瑞祥黒松」をいただいた。
 
土田の熟成もあったのだけど、「おにーさんのお勧め的にはどっち?」と聞いたら、それはもう剣菱だとおっしゃるので。
 
琥珀色の綺麗なお酒と一緒に九条葱と酒盗のピザを貰う頃には、ラストオーダーの時間になりつつあった。
 
結局私たち、5時半に店に入って4時間飲んだくれていたらしい。
 
それだけ飲めるなら、今度は是非我が家にいらしてください、日本酒冷蔵庫が今溢れかけてる……というか溢れてるので飲みに来て!とお誘いしつつ、ついでに錦糸町の日本酒飲み放題にお連れしたいともお誘いしつつ、早々にゴールデンウィークに会う約束まで取り付けてしまったのだった。
 
けっこうべろべろに酔ったかと思いきや、案外平静に、ちゃんと船橋で乗り換えて無事帰宅。