2023年7月9日日曜日

ガレガレさんのエクレア買いに

「しょっぱい系お食事系エクレア」という新境地を。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「カトランベーカリー」の
 クリームパン \140
アイスカフェオレ
だんなは深夜麻雀に興じていた昨夜、なので今朝は私一人でささっと朝御飯、昨日に続いて「カトランベーカリー」のクリームパンを美味しくいただいて。
 
今日は安定の猛暑で、買いに行こうか行くまいか昨日の夜まで悩んでいたのだけど、「食べたいなら買ってくればいいじゃん」とのだんなの後押しで、じゃあ買いに行ってきます!と、9時頃の電車で私はいそいそ神保町へ。
 
エクレアと焼き菓子を買いに行くのよ。
神保町「Galet Galet」工房にて
 ヌガーグラッセ \750
 チーズスティックパイ \420
 
帰宅してから
 エクレアセット \1800
アイスカフェオレ
今、巷では「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク」なるものが開催中(7月末まで)で。
 
2021年に誕生した、フランス菓子に中心としたグルメイベントです。初回の共通テーマ「パリ・ブレスト」で東京圏パティスリー 64店にご参加いただき、十人十色のパリ・ブレストが初開催を彩りました。2022年のテーマは「ミルフィーユ」で、12大都市で166店が参加し、メディアでも話題となりました。
 
とのことで、今年のテーマは「エクレア」だそう。
 
高級ホテルや都内のフレンチ等、色々なお店が名乗りを上げていて、そんな参加店のそのうちの1つが、とんでもなくおいしかったガレット・デ・ロワで魅了された「Galet Galet (ガレガレ)」さん。
 
実店舗は持たず、パティシエ大澤さんのお菓子は、現在、デパートの催事か銀座松屋で日~水の変則営業をしている「こむぎのおいしいおかし」で買うことができるのみ。
 
そんな中、「フランスパティスリーウィーク、エクレアの工房販売のお知らせです」という告知を見て、そわそわしていたのだった。
 
7月の8-9日、29-30日の4日間の週末だけの特別販売。
混雑が予想されるからと、10時からの整理券配布制、販売は11時からだそう。
 
神保町……近くはない……(まあ遠くもない……)それにしたって絶対暑い……二の足を踏んでいたのだけど、だんなの後押しで「行ってくるわ!」と。
 
整理券配布前に店頭で並ばないでねと聞いていたから、10時ちょうど頃に着くつもりが、到着は9時50分。
 
早かったかなと思いつつ案内にあったビル前に行ったら、猛暑のためともう整理券を配布し始めていて、私はもう23番になっていた。
 
うおおお、もっと早く来て良かったか……と思いつつ、10時50分にはお戻りくださいと言われていたので、近くのカフェ併設パン屋さんで明日のパンを買いつつレモネード飲んで時間つぶし。
 
Galet Galetさんの工房販売、メニューはこんな感じです。 時間がくれば整理券順に4階の受付で購入品を伝えて支払い(現金NG、クレジットカードやスマホ決済のみ)をし、1階の工房入り口で品を受け取るというスタイル。
 
上階で「今日のメニューでーす」とラミシートを配っていたのはUCCのイベントでもお会いしたくりたろうさんだったので、「先日はありがとうございました」と挨拶したら覚えていてくださった。
 
エクレアがメインのイベントではあるけれど、おすすめは何と言っても"ヌガーグラッセ"なのだそう。
 
その性質上、冷凍品を扱える催事であっても売ることはできない品だから、本当、今回ここでしか食べられない品になりそうだから、と。
 
「初めて食べるんですが、イタリアのカッサータみたいな感じですよね?」
 
あれだったら食べたことがあるので、と告げたらそうそう、と違いを説明してくださって。
 
ありがとうございましたと頭を下げたら直後、他の女性から"写真撮って良いですか?"などとくりたろうさんは声をかけられていて、有名人なのだなあとしみじみ思った。
 
でも、どうでも良いけど名乗りもせず会話をすることもなく、その人の写真だけ(並んで自撮りじゃなく、ご本人の写真だけを欲しがってらした)撮らせて欲しいとか、すごく無礼だと思うのだけど、お嬢さんにその自覚は無いのかな。無いんだろうな。
 
撮るにしたって、「○○で拝見してたので嬉しくて」とか何とか、とっかかりの会話は何かしらあるでしょうと私は思うのだけど。
 
私としては、スマホを構えて時間を貰うようなことよりは「また来ました!前のお菓子も美味しかった!今回も楽しみ!」みたいなのをお伝えしたいなどと思ってしまうのだけれども。
 
……で、そんなだから、大澤さんにもばっちり覚えられてしまっていた。
 
顔を見るなり「あ、ようこそ、ありがとうございます」と言ってくださって、はるばる買いに来ちゃいましたと、お菓子いっぱい、受け取って。
 
今回、整理券23番で愕然としたのは、今日は17台限定だという"ガトーナンテ"という焼き菓子を買いたかったから。
 
目玉のエクレアは相当数あると知っていたから心配してはいなかったのだけど、ガトーナンテ、眼前で売り切れたら悲しいなあと思っていた(現に、昨日ここに買いに来た方のtweet追っていたら最初に売り切れたのがガトーナンテらしかったので)から、買えたのがほんとにうれしい。
 
店頭でいただいたGalet Galetさんのお菓子たち。 で、くりたろうさんに勧めてもらったヌガーグラッセ(750円)とチーズスティックパイ(420円)も購入して、さっそく店頭でいただいてきた。
 
スティックパイは、指先でつつくと折れてしまいそうな繊細さ。大澤さんの遊び心が溢れた結果の大判生地だそうで、「大きな声で言えませんが、隣のマルエツでビール買っておくのがオススメ」とのこと、わかる……!という感じ。
 
しっかりチーズで、さっくさくで。
 
あ、やばい、このチーズパイはだんなにも食べさせてあげたい、と、剥き出しのパイだったけど、買ったパンの個包装塩パンの2つを1つにまとめて出来た空きビニールにパイを詰めて、湿気ないように袋の口は開けたまま、そっと持ち帰ることにした。1/4くらいは囓っちゃったけど、まあ良いでしょう、と(帰って続きを食べたパイも、もちろんすごーくおいしかった)。
 
初めて食べた、ヌガーグラッセ。おいしー♪ 食べかけ写真で申し訳ないけれど、ヌガーグラッセ、こんな感じ。
 
ハート型のパイ、パルミエも乗っていて、これもかりかりさくさく、良い感じ。
 
ピスタチオ、ヘーゼルナッツ、アーモンドをいれて、ちょっとキャラメリゼ強めにしてビターに。
オレンジのゼスト、レモンの果肉でさわやかな余韻で仕上げました。
ヌガーなのでプロヴァンス、南仏らしい柑橘の風味を意識しています。
 
とのことで、爽やかな柑橘の風味にナッツ系のカリカリが香ばしい素敵なデザート。
 
白いベースは生クリームでありメレンゲでありという感じで空気をたっぷり含んでいるから、アイスクリームよりもひんやり感は少なくて、ふわっとした口当たり。
 
口に入れた瞬間、ふわりと溶けてナッツのカリカリが残るみたいな、初めて口にするおいしさだった。
 
ともかくも冷蔵品を色々買ったのでダッシュで帰宅し、1時間後には家まで無事辿り着いて。
 
エクレアはいったん冷蔵庫で冷やしてから、だんなと一緒に、おやつにした。
 
 
Galet Galetさんのエクレア、こちらは甘い方。 エクレアは2個セットになっていて、こちらが"甘い方"のエクレア。
 
エクレアの常識を覆すパルミエのような生地と、トンカ豆とラム酒が香るエクレアとのこと。
 
断面を見ると、シュー生地の上にパイ生地(パルミエ)を重ねた風になっていて、ストイックながら独特な外見。
 
実はエクレアは、フランス語で「稲妻」。荒々しい表面は、稲妻をイメージしました。
また生地は人気のパルミエを生地に落とし込み、唯一無二の食感を演出。
中はトンカのクリームで、香ばしい生地とスパイシーなトンカがうまく合わさります。
 
とのことで、濃厚なクリームはラム酒がしっかり香る大人な味わい。
 
こちらも面白かったけれど、びっくりしたのは"しょっぱい系エクレア"のもう一方の方(今日の一番上の写真)だった。
 
シェフが好きな「チーズ」。マスカルポーネとクリームチーズのクリームに、生地はこれも斬新なオリジナルチーズ生地でサンド。
中に合わせたのは、珍しいライム果肉。白ワインでマリネし、食べる場所によって味が変わる新しいエクレアです。
表面と中にはランマスさんのペコリーノロマーノを使用し、チーズの熟成した香りとコクをオン。
さらに、食べる直前にはオリーブオイルを。小瓶にいれてセットにします。
食事系、新しいエクレアを考えました。
 
ランマスは、私もメールマガジンを購読したりしている「チーズ専門店LAMMAS」さんのこと。
 
チーズにこだわりぬいたエクレアに、オリーブ油をかけて食べるという発想がすごくて、ライムの酸味や香りもお似合い、「1つのお料理と思ってお召し上がり下さい」という大澤さんの言葉になるほどなあ、と。
 
外食などでは往々にして「あ、これ家のご飯に真似できそう、真似しよう」というのがあったりするけど、何をどうしても欠片もまねっこなんてできないというお店や料理人がいるもので、大澤さんのお菓子は確実にその1つだと思う。
船橋 「屋台屋 博多劇場」にて
 お通し 3×\0
 誕生日餃子 \0
 PIZZAポテスティック 2×\220
 穴ざく(今月のおすすめ) \418
 豆もやしナムル \328
 酢もつ \328
 茄子ポン酢 \218
 とんこつラーメン 2×\638
 VIP会員香るエール(どでか) 2×\658
 VIP会員ラムネ(どでか) \308
 持ち出せドリンク 生グレープフルーツサワー(どでか) \0
 持ち出せドリンク ブラッドオレンジサワー(どでか) \0
 持ち出せドリンク ラムネ(どでか) \0
そして夜は家族揃って、船橋駅前「屋台屋 博多劇場」に。
 
このお店、会員になると誕生日月に年の数だけの餃子が無料でいただけるという太っ腹な制度があって、4月には51個の餃子を食べてきたところ。今回はだんなの誕生日月ということで、餃子の個数、54個。家族3人でなら、まあまあ楽勝だった。
 
豆もやしナムルのタワーぶりが面白いです。 家族全員がお店に3回以上訪れたVIP会員なので最初のドリンクが通常価格でどでかサイズに変更、しかも"持ち出せ企画"という、企画指定のアイテムを持参すればファーストドリンク無料、更にミニゲーム成功でどでかサイズが無料というキャンペーン期間でもあって。
 
指定アイテムは"納涼"(ミニ扇風機とかハッカ油スプレーとか扇子とか)で、ミニゲームは「ピンポン玉7秒(うちわに)乗せられるかな?」だそうで、だんなが華麗にクリアしてくれて。
 
つまり今夜は、生ビール1杯の値段でもう飲めませんってくらいにお酒を飲めてしまったのだった。どでか2杯はなかなか量が多かった……。
 
店中でお祝いしてくれますよ。たのしい。 お客さん側が嫌と言わなければ、「お名前は○○さんでーす」と店中に響く声で名前の紹介まであったうえで、バースデーソングの斉唱つき、花火つきの誕生日餃子。
 
見た目綺麗だし、小ぶりなうえに野菜たっぷりという感じで美味しいし、何よりこのお店は、麺もの同様、餃子の皮も「浅草開化楼」さんのもの。
 
最後にとんこつラーメンを食べる余裕まであって(私はだんなのどんぶりからちょっと貰った)、我が家はこの猛暑の中でも夏バテなにそれ状態に、元気だった。
 
さて、それで、私とだんなは今日が系列店訪問10回を突破して、次回からプレミアム会員。特典は、"餃子100個プレゼント"に、今後ずっとお通しキャベツと卓上のウコンがグレードアップ、食後のアイスが無料という特典になる。
 
さすがに100個はそれなり人数を集めないと難しそうなので、だんなも私もお互い、"友人集めて食べてくるわ……"ということに。
 
さてどうしよう……私の女友達は、わりかし「暑いと外に出たくない」みたいな人が多いからな……。というかそもそも100個食べられますという強靱そうな人を呼ばねば、という。