2024年1月14日日曜日

ホワギョを食べに

※写真はクリックすると大きくなります※
「PAUL」の
 パン・サレ-滴- \281
炒めウインナー&目玉焼き
みかん(紀州原農園 たまみ)
カフェオレ
日曜の今日の朝食は、昨日に続いて「PAUL」のパン。
 
昨日のトリュフパンのトリュフ抜きといった感じの塩バターパン、"パン・サレ-滴-"を温めて、炒めウインナーや目玉焼きを添えて食べた。
 
もっちりとした多加水の生地に有塩バターを包み、フランス産の塩をトッピングして焼き上げました
 
というこのパン、配合する水の量を極限まで増やしたから"滴"という名前なのだそうで。
 
ねちーもちーとした優しい食感でバター風味濃厚。PAULと言えばハードタイプのパンかパン・オ・ショコラ系かというくらいに思っていた古い印象があったから、こういうパンが色々あってしかもおいしいのはちょっと意外だったりした。
南船橋「丸源ラーメン」にて
 ねぎ肉そば \913
 味玉 \154
餃子2パックと割引券つきの福袋を買っていた「丸源ラーメン」、割引券は1月分と2月分の2枚あるので、1月分を使いに行きますかとお昼ご飯は丸源の肉そばを。
 
葱もりもりが食べたかったので、今日は私、"ねぎ肉そば"にした。
 
当然のように味玉もつけて、そうすると1000円超えになるから決して安いお店ではないのだけれど、でもここの肉そばはおいしいと思う。
 
ふわっと柚子の香りがする"柚子おろし"だとか、刻み玉ねぎが添えられていたりするのがちょっと独特で、でもそれがさっぱりとして良い感じで。
 
担々麺とか季節商品とか、メニューを見ると食べたいなと思うのだけど、まだ食べ飽きていないから当面看板メニューの肉そばを食べてしまいそうな気がする。
柏「ホワイト餃子」にて
 焼餃子 4×\520
 スープ餃子 \570
 ビール(ハートランド) 3×\620
 部屋代 \330
今日は特段予定がなく。
 
「あの……私、ホワイト餃子を食べに行きたいんです」
とだんなに告げたら、「お、行く?」と。
 
ホワイト餃子」は野田が本店。
支店、技術連鎖店として、"ホワイト餃子"の名は冠さない店も含めると北海道から九州まで20店くらい、ホワイト餃子が食べられるお店がある。
千葉界隈で"○○店"を名乗っているのは柏店、小岩店、成田店、そして亀有店あたり?
 
近くだったら小岩店かな?なんて調べてみたのだけれど、なんだか小岩店はすごく評判が悪くて、柏や野田で食べている人が小岩店にはもう行かない、みたいな口コミがあったりした。
 
なら柏店に行ってみようかと、だんなが一応と予約を入れてくれた。2階の座敷は席料が330円必要とのことだけど、それで待たずに食べられるなら良いよね、と。
 
柏はもっと遠い感覚があったのだけど、船橋から東武線に乗ってしまえば急行なら20分ほどの距離だった。柏、案外近い。
 
駅前には高島屋があって明日のパンなど買いつつ、商店街を抜けて徒歩5分ほどのところにあるお店を目指した。
 
午後5時前(夜の営業は午後4時から)、店内はずっとほぼ満席で、予約していて良かったなあ、と。
 
お店の脇には持ち帰り用の窓口があって、2人前ください、4人前くださいと、冷凍餃子を買いに来る人が次々訪れていて。
 
2階にはお座敷があって畳の席でゆったり食べることができた。ゆったりと言っても、メニューは餃子、とにかく餃子、なのだけど。
 
フードメニューはこれが全て。
 
餃子は焼と水とスープの3種類、おつまみは4種類、あとは定食にするか否かくらいの選択肢。
 
スープ餃子1つと焼餃子2つを頼んで、まだいけそうだったら追加で頼もうということにした。やっぱりビールよねとハートランドを1人1本(追加でもう1本)。
 
スープ餃子は、定食のスープに水餃子を入れた風なもので、こんな感じ。
 
自家製皮がもちもちとして、野菜多めのあんが優しい味で、なんだか懐かしいような味わいで。
 
これも充分おいしかったけど、でもやっぱりホワイト餃子のキモは、独特すぎる見た目の焼餃子(今日の一番上の写真)だった。
 
以前冷凍のを買って説明書き通りに火を通して見事に焦がしてしまったのだけれど、方向としては間違っていないんだなとよくわかった。
 
厨房ではおやじさんがフライパンを5~6個並べて餃子を焼きまくっていて、そこにお玉でじゃあじゃあと油や湯を注いでいる。
 
油と湯を入れて揚げ焼きのようにするのが独特なこの餃子の焼き方で、方向としては焼き小籠包に近いかも。
 
表面がカリカリサクサクもちもち、みたいな食感になっていて、香ばしくてとても素敵。
 
「あー、"ホワギョ"食べたい……」と熱が高まったきっかけは、昨秋のdancyu10月号『一生食べ続けたい「ひと皿」』を見たせいが多分にある。
特集で最初に出たのが落語家の春風亭一之輔さんで、彼が揚げていた……じゃない、挙げていたのがホワイト餃子だった。
 
「安直な言い方かもしれませんが、ソウルフードですかね」とホワイト餃子への愛を語ってらして、
でもホワイト餃子って人に説明するのが難しいんですよ。小籠包のようなものをたっぷりのお湯と油で揚げ焼きにして……って言っても伝わらない。餃子とは別ものですね。僕にとってはご飯、うどん、蕎麦、餃子、ホワイト餃子、みたいな並びですよ(笑)。
 
と、これは食べてみて実感する、「ご飯、うどん、蕎麦、餃子、ホワイト餃子、みたいな並び」。
 
当該の記事はネットの無料記事みたいなのでは見られないけれど、検索したら週刊朝日のコラム「ああ、それ私よく知ってます。」でも一之輔さん、ホワイト餃子について語っていて。
春風亭一之輔が園遊会に招待されたら? 手土産にホワイト餃子を二千個 「無理なら大川屋のお煎餅」」、「やみつきになる? 春風亭一之輔が語る「ホワイト餃子」の魅力」あたり、愛に溢れた言葉があった。
 
これは、子供の頃から食べていたら間違いなくソウルフードになるよねえ、わかるわかる……となりつつ、片道30分ほどで食べに来られるなら、また来てしまいそうだわ。おいしかった!