2021年11月13日土曜日

お久しぶり中華街

久々飲茶、久々横浜中華街!
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「サンメリー」の
 照り焼きチキンとコーンのパンピザ \220 1/2個
 秋野菜とソーセージのキーマカレー \280 1/2個
ヨーグルト(チチヤス クラシック)
カフェオレ
出かけた先にパン屋があったら、なるべく知らない店で買い物してみようと思っている私。
 
で、昨日は上野のパン屋さんもいくつか選択肢があったのだけど、町屋で見かけた「サンメリー」というお店のパンを買ってきてみた。
 
チェーン店みたいだなと調べてみたら、東京の下町寄りと埼玉に主に展開しているパン屋さんみたい。千葉で言うところのマロンドみたいだなと思った。
 
キャンペーンで「収穫祭」なるものをしていて、店内にはその「収穫祭」の札がついたパンがいっぱい。惣菜パンと、美味しそうだなと手にした"モンブラン"は全部その収穫祭シリーズで、あとだんなにとシンプルチョココロネもトレイに乗せてみた。
 
買った時にはさほど思わなかったのだけれどここのパンは全体的にボリュームたっぷり。惣菜パン2個半分こしただけでそこそこお腹一杯になれてしまったので、甘いパンは明日に回すことにした。
 
パンピザはふかふかパンに甘めの照り焼きチキンとコーンがどっさり、安心できる味わいで。キーマカレーパンは、揚げたカレーパンではなくてトッピング系。
 
キーマカレーにソーセージ、さつまいもに南瓜、舞茸、パプリカが大きめカットで乗っていて、半分に切るのにちょっと苦労する風な品。スープカレーみたいなわくわく感があって、これも美味しかった。
 
値段も手頃だし、愛される街のパン屋さんという感じの素敵なパン屋さんでした。
橫浜中華街「萬珍樓點心舗」にて
 咸水角(五目餅揚げ) 3個 \810
 煎蘿蔔糕(大根餅) 3個 \810
 竹筍蝦餃(海老蒸し餃子) 2個 \420×3
 小籠包 2個 \480×3
 小豬餃(こぶた餃子) 3個 \1200
 粟米餃(とうもろこし餃子) 3個 \570
 蘿蔔型餃(大根餃子) 3個 \510
 鵪鶉蛋焼賣(うずら焼売) 3個 \480
 
 竹筍蝦餃(海老蒸し餃子) 2個 \420×3
 小籠包 2個 \480×3
 白菜蒸餃子(白菜餃子) 3個 \900
 港式蝦焼賣(香港式海老入り焼売) 3個 \495
 鼓椒鱿魚(イカの黒豆ソース煮) \840
 
 咸魚雞粒炒飯(大山鶏の中国塩魚炒飯) 小 \1300
 海鮮粥(海鮮粥) 小 \1000
 
 什果杏仁豆腐(アンニンフルーツポンチ) \490
 椰子芒布甸(マンゴプディングココナッツソース) \730
 仙草奇縁(亀ゼリーのカプチーノ仕立て) \620
 
 普洱茶 \460
 
3人で良くまあ食べました。
今日はコロナ禍以来久しぶりの横浜中華街に。
 
1年前に買った、神奈川のGo To Eat食事券。5000円ほど残高があったのにその後再びの緊急事態宣言だなんだで使えなくなってしまって、利用可能状態に漸く戻ったのがついこの間の事。
 
使いに行きましょうついては中華街に行きましょうせっかくだから飲茶好きの友人も呼びましょうかと、夏の新型コロナ感染拡大以来、家に遊びに来るのもストップしていた友人Aちゃんに声をかけたら「行きまーす!」と。
 
で、私とだんな、Aちゃんの3人で「萬珍樓點心舗」の点心を思うさま堪能してきた。
 
「萬珍樓點心舗」にて、これは大根餃子。 前回はメニューになかった(あったら絶対頼んでいたと思うし)、可愛い野菜シリーズ餃子があったのが、今回の最大のツボだったかも。
 
試しにと、最初のオーダーで大根ととうもろこしを頼んでみて、これは可愛い楽しいと、残りの1種類だった白菜餃子も追加でいただいて、めでたくコンプリート。
 
見た目も味もとうもろこしな餃子。かーわいい! 大根餃子(上の写真)は外見的には一番微妙だったものの、でも餡にもしゃきしゃき大根がたっぷり入っていて、
「わ!これ、超大根の味がする!美味しい!」
とびっくりした私たち。
 
そして、写真ではなかなか伝わらないけれど、とうもろこしの粒々の凹凸も包丁で刻まれていたとうもろこし餃子が左の写真。
 
美しいという意味では白菜が一番だったかな。味はとうもろこしが好き。 ほのかに甘くて優しい味だった。
 
そして最高に綺麗だったのが白菜餃子。
 
葉がグラデーションでフリルみたいになっていてとっても綺麗!
 
味もしっかり白菜だった。
 
以前からのこぶた餃子も健在でした。 そして以前も食べた、可愛いこぶた餃子も健在。
 
これは豚肉あんの、焼売の具材っぽい餡を包んだもので、味としては割と普通……なのだけど、とにかく可愛いから正義、可愛いからOK!みたいな感じ。
 
今回、このこぶた餃子だけが「特選点心」という括りのメニューだったのだけど、他に掲載されていたふかひれやロブスターなどの点心は総スルーで、あとはおおむね馴染みの好物ばかりをせっせと食べてきた。
 
全員が好物の小籠包と蝦餃は2個が1蒸籠という単位だったのだけど、最初の注文で1人1蒸籠注文した挙げ句、次の注文でもう1回1人1蒸籠追加してしまった。
 
メニューにあったら必ず食べちゃう、咸水角(はむすいこ)。大好物なんです。 右の写真のシンプルな揚げ餅団子は、私の大好物咸水角(はむすいこ)。
 
萬珍樓のは五香粉臭くない、とても素直な優しい味。
 
甘めの、とろっとした肉だねが餅にくるまれていて表面カリッとした感じに揚げられていて。
 
こういう、クラシックな点心がちゃんと美味しいのもこのお店の良いところ。もう10年以上前だかにとんでもなく不味くなった事があって、あの頃は本当に「どうしてしまったんだ、萬珍樓」と嘆いていたものだけど、ちゃんと美味しいお店に戻ってくれて、ほんと、嬉しい。
 
みんな大好き大根餅。 みんな大好き大根餅。
 
卓上の香辣脆はお店自家製のもので、私も未だに辛味づけには萬珍樓の香辣脆を愛用している。
 
ちょっとびっくりするほど美味しかったのが、「香港式海老入り焼売」。
 
海老と豚、あと椎茸とか?あまり不思議な食材は使われていない風だったのに、不思議な旨味が口の中いっぱいに広がる感じで、「え、なにこれ美味しい」「すごく美味しい」「謎美味しい」という風な。
 
豆豉蒸しは大概何でも美味しいけど、今回のイカも格別で 今日はお酒をやめてお茶を飲み飲み。
 
豆豉蒸し、何かいただこうと、Aちゃんリクエストでイカにしたら、これもたいそう幸せな味だった。
 
だんなと私だと、大抵スペアリブかハチノスかの二択になっちゃうのだけど、イカも美味しいなあ……と。
 
この蒸し物も、あと蝦餃あたりも今日は少し甘めな味付けに感じられたけど、それもまた良しという感じだった。
 
咸魚が好物なもので、ついつい炒飯も。 そしてシメに、私とだんなは「炒飯が食べたい」、Aちゃんは「お粥食べてもいいですか」と各々主張して、各自好きな感じにいただいて、少しずつ交換したりもして。
 
やっぱりこの炒飯だよねえと私とだんなが選んだのは鶏と咸魚の炒飯。
 
咸魚は"めっちゃ塩辛い、発酵臭した魚の干物"といった食材……というか塩気的にはもはや調味料、なのだけど、ほんのり癖のあるその風味が異国の味でたまらなく好き。
 
デザートは2種類にとどめておきましたよ。 最後にはデザート、私は2種類、マンゴプリンと杏仁豆腐。Aちゃんが亀ゼリー。
 
だんなは
「俺は要らない、ちょっとだけ奥様のを味見させてもらえば良い」
などとのたまっていたので、
「え、じゃあ、ちょっと食べるなら3種類注文する?」
と半ば本気で口にしたのだけど、さすがにそれは自重して(そこまでして追加したいものも無かったと言う)(楊枝甘露があったら確実に3品いってたね……)。
 
このお店のデザートは、正直、「もうちょっと美味しくできるんじゃないかなー」と思わなくもないのだけど(マンゴプリンならあっちのが美味しい、杏仁豆腐もあそこの店のが美味しい、と複数思い出せるくらいには)、でも老舗の安心感というか安定感的な味わいで。
 
ああ美味しかった。なんだかんだ、お酒飲んでないのに1人6000円コース。
 
そしてコロナ禍もすっかり去った風な空気の横浜中華街は大変な混雑ぶり。
 
「え、この行列の店って、……有名なのかな」
「しらなーい……」
と、見知らぬ店が大行列になっているのを横目で見つつ、私たちは馴染みの店だけを点々と、「一石屋酒店」でお酒見て、「頂好」で油条買って、「金陵」で予約していた肉盛り合わせ受け取って、結局中華大通りは一歩も歩かないまま中華街を後にしたのだった。
「金陵」の肉盛り合わせ
おでんの続き
だんな特製 空心菜炒め
ビール(サッポロ黒ラベル エクストラモルト)
昨日の残りのおでんもまだまだあれど、中華街行ったらこれだよねの、「金陵」さんの肉盛り合わせをつまみながらの夕御飯。
 
久しぶりの「金陵」の肉盛り合わせ。美しい……♪ 分量が程よくて、大人2人がそこそこ本気出して食べて、ぎりぎり食べきれるかなという分量。これで3300円。
 
当日にお店で頼むと、「もう○○は売り切れてしまいましてー」と、その○○の代わりに他のが増量されて終わったりするので、この品ばかりは予約が安定。
 
今回も、チャーシュー、焼きアヒル、皮付焼豚に蒸し鶏と定番の肉もの4種類に、鶏レバー、腸詰、豚タン、タンの下には更に豚耳とハチノス。
 
完璧な布陣でビールが捗り、そして2日のおでんも幸せに美味しかった。
 
昼に野菜炒めっぽいのは食べなかったしねと、駅ビルで買ってきた空心菜はだんなが炒めてくれて、野菜もしっかり。