2022年8月18日木曜日

最終日ロコモコ

「Little Pika's」にて
 Kahlua FrenchToast $15
 Classic Burger Champ $15
 Iced Coffee $4
 Tang - flavor of the day $4.5
グアム最終日の朝は、やっぱり絶対美味しいものが食べたいよねーと、ロコモコを食べに行った「Little Pika's」に。
 
もう一度ロコモコを食べるのも悪くないけれど、私はパンケーキ的朝御飯が食べたかったのよと、「Kahlua FrenchToast」を頼んでみた。
 
「drunken french toast with powdered sugar and caramelized bananas」
 
と説明にはあって、"drunken"ってどういう意味?(飲めるほどふるふるということか、お酒に浸されてるということか、あるいは酒じゃなく卵液なのか?)と思いつつ、特に洋酒風味ということもなく、とても食べやすいふるんふるんのあつあつフレンチトーストがやってきた。
 
軽く炒めてカラメルが絡んだ風なバナナもたっぷり、メープルシロップつき。
 
そしてだんなは、グアムのハンバーガーフェスティバルで優勝した一品なのだという「Classic urger Champ」。を。
 
バンズではなくチャバタで挟まれた、みっちり食感のハンバーグサンドで、
「toasted ciabata lana sauce, provolone, avocado, bacon, lettuce, tomato, pikles, red onions,.」
とメニューには紹介されていた。これもまたたいそう具沢山で良い感じ。
 
日替わりのTangのジュース(フィリピンのメーカーで有名な粉ジュースみたい)、前回はラズベリー味で止めたのだけど、今日はオレンジフレーバーのマンゴー味だそうで、試しに飲んでみた。
 
ファンタオレンジの炭酸抜いてマンゴージュース混ぜた感じ?おかしな香料臭さもなく、さっぱり味でぐいぐい飲めてしまう美味しさだった。
 
そして今日の私たちは、1時半頃にホテルを発てば良いらしく、ならばとレイトチェックアウトの希望を申し出てみれば、「今日は満室予定なのでダメですー」とのこと。
 
それは残念……と、規定通り12時にチェックアウトすることにして、そして今日の屋外は昨日とうってかわって最高に良い天気。
 
ちらっと、「最後にプールか海かで遊ぼうか」と思ったけれど、最後に身支度整えるのが大変だし、それ以前に未だ足も手も日焼けで痛いからこれ以上日光浴してどうする……と、諦めた。
「The Westin Resort Guam」内「Misty's Beach Bar」にて
 Loco Moco $18
 Beer(Lagunitas IPA) 2×$8
当然気温も相当高かった今日だけど、最後のお昼はこのホテルのロコモコも試しておきたいなあと、昨日も訪れたプールサイドバーに。
 
屋根のあるカウンター席はがっつり日陰なので安心して、
「8oz. seasonal spicy beef patty with spicy mushroom cream sauce over rice, topped with an egg」
と説明のあったロコモコを「シェアして食べるよ」と1つだけ注文して、あとは生ビールを。
 
けれど、5分経っても10分経ってもビールが出て来なくて、首を傾げていたら、タンクの交換が必要だからちょっと待ってね、と。
 
結局20分くらい経ってからかな、ようやくビールとロコモコがやってきたのだった。暑かった……。
 
これまたちょっと独特なロコモコで、マッシュルーム入りクリームソースはグレイビーよりはベシャメルソース寄りでほんのりガーリックな香り。上の赤いソースは、チャモロのフィナデニソース(酸っぱくて辛い)ではなく、むしろインドネシアのサンバルに近いような、じんわり甘辛しょっぱいみたいなもの。
 
トッピングの目玉焼きは卵2個、上からは砕いたナッツと葱が散らされて、なるほどなーと思いつつとても美味しくいただいた。ナッツ散らすの、良いな。私も真似したい。
 
で、ビールのプラコップもそろそろ空になり、ロコモコもあと僅かというところで、スタッフのお兄ちゃんから「Everything OK?」の言葉が。おいしいよーと答えたら、「待たせてごめんな!これは俺からの奢り!」って、ビールが私とだんなにそれぞれ1杯ずつ追加で出てきて、嬉しい反面、ちょっと苦笑い。
 
このビール、余裕で500mlくらいあるんだよなあ……口切り一杯なんだよなあ……これから空港に向かって帰らないといけないんだけどなあ……と思いつつ、私たちの事なので、さらっと綺麗に飲み干してしまったわけだけど。
 
なのでちょっと長めに楽しむことになったホテルランチ、
「バリ島と比べて、だんなの中でグアムの好き具合ってどのくらい?」
と尋ねてみたら、「バリ島100に対してグアム95くらい」と、思いのほか高い数字が返ってきた。
 
ぶっちゃけ、文化的(踊りや歌の芸能系、装飾品や調度品、食器とかの日用品の方向性とか)なものに関しては、私は圧倒的にバリ島が大好きで。
 
ホテルも広いし、物価も全体的に安いし、バリ島の好きなところを挙げればキリがないのだけど、だんな曰く、「でも方向が違った方向にグアムもすごく良かった」と。
 
海が本当に綺麗だったこと、英語が全くストレスなく通じること、なんだかんだ1年の暮らしで身について好きになったアメリカ文化を手軽に満喫できること、土産物もアメリカンなものが色々買えること、etc。
 
ああ確かにねーと、何より、3時間ちょっとで来られてしまう、時差1時間の海外の手軽さは本当にらくちんだった。同じ方向の文化だったらそりゃあハワイの方が色々良いところはあるかもだけど、あそこはやっぱり時差がきつすぎるわけで。
 
「じゃあ、別に、リゾート好きな私に気を遣って"グアムに行こう"言い出したわけじゃあなかったんだ……」
だんなも好きだったのねと今更に知って口にしたら、「俺が我慢できなかったの!」言われた。
 
コロナ禍で2年超海外旅行を禁じられて、「あーもー南の島でうだうだしたい!」欲は、私はもとよりだんなも相当あったらしい。
 
そんなこんなで、「グアム楽しかったよ、今回初めてだったんだけど、また来るよ」的な事を荷物を預かってくれていたベルボーイに告げつつ、「タクシー使うかい?」の言葉には「いや、Stroll頼んだから」と、グアム初心者らしからぬ返事をして、さくっとUber的サービスで空港に。
JAL機内食
 梅酒
 カプレーゼ・海老のマリネ・スモークサーモン
 コンソメスープ
 ビーフシチュー(orマヒマヒのグリル)
 ブレッド
 フレッシュフルーツ
 アイスクリーム(ハーゲンダッツ バニラ)
 紅茶
往路の空き具合に反して、復路はけっこうな混雑だったらしい……けれど、残念ながら座席のグレードアップ(インボラ)までは見込めなくて、「12000マイルでビジネスにできるから、しちゃう?」と、カウンターでビジネスクラスに変更してもらった。万歳。
 
あまり広くはないラウンジは他社との共通で、ただ、JAL専用の別室がある感じ。ソファ席脇に電源があったのでその場所を確保しつつ、「機内食も良いのになるしなあ」とラウンジの軽食はざっと見るだけでデザート1品だけ食べてみた。
 
飲料は缶飲料の他はコーヒーくらい?缶ビールはアサヒ、BUD LIGHT、Budweiser。
カップ麺(日清のカップヌードル)に、ポテトチップスの小袋、菓子パンっぽいのとサンドイッチ類、パック入りのサラダ、ホットドッグにスパムむすび……という品揃え。
 
「Latiza Cake」と札がついていたカスタードケーキっぽいのがいかにもこちらのお菓子っぽくて試しに1つ貰って来てみた。
 
検索しても出て来ない"Latiza Cake"は多分誤植で、"Latiya Cake"が正しい品名なのだと思う。
 
"Cinnamon Custard Cake"という説明をみつけたその品、やっぱり伝統的なお菓子だそうで、スポンジケーキをベースにシナモンをまぶしたバニラ風味のクリームを乗せた品で、クリスマスや祝祭などの際に供されるのだそう。
 
土台のケーキはスポンジケーキの他、エンゼルフードケーキ、パウンドケーキを使うのも多いそうで。
 
発祥はスペインだそうで、スペインスタイルはカスタードをそのまま器に入れ、グアムでは"It isn’t latiya unless it uses sponge cake as the base. (スポンジケーキをベースに使わないとラティヤじゃない)"とまで言われるようで。
 
ああ、この感じが、そこそこで見た"Butter Cake"に通じるのかしらと、とろんとした食感の甘いムースケーキをいただいた。甘さ濃厚だけど、それがまた悪くなく。
 
そして帰路はさすがのビジネス、若干窮屈ながらもフルフラットになるシートで機内食後はごろごろ寝転んで満喫してきた。
 
食前酒も色々で、日本酒は寫樂と鳳凰美田の、それぞれJALオリジナルの品。だんなが鳳凰美田を貰っていたので脇から貰ったところ(私はなんとなく気分で梅酒を貰っていた)、ここ近年のがっかり鳳凰美田ではなく、とても良い感じの鳳凰美田だった。朝日米の純米大吟醸ですって。
 
陶器のお皿で供される、文句なしに美味しい機内食は炭水化物(パンとじゃがいも)だけは自重して美味しく平らげ、デザートにはグアムのちょっと大きめサイズハーゲンダッツのバニラ味。
 
「やっぱり飛行機のアイスも"ヒコウキスゴイカタイアイス"だったりするのかな」
なんて言っていたのだけど、残念ながら(?)固すぎて食べづらいということはなく、
 
ただ、プラスチックの密着蓋がめちゃくちゃ開けづらく、そしてこのハーゲンダッツカップ、ABC Storeでも500円くらいの価格がしたものだから結局一度も口にすることはなかった品。
 
これはアレだね、"ヒコウキスゴクタカイアイス"であり"ヒコウキスゴクアケニクイアイス"だったね……なんて。
 
今の家、京成線沿線になったことで以前の津田沼、稲毛以上に成田も羽田も感覚近くなった印象。
 
目の前で電車がいってしまったものの、20分後の次の電車に乗って、着陸後1時間40分ほどで我が家に到着できているというのはかなり有り難い。
 
次の海外はバリ島(か台湾か香港か)に行けるかなあ……。