2024年5月9日木曜日

初めての麻布台ヒルズ

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チリドッグ風ホットドッグ
苺(福岡県産あまおう)
台湾パイナップル
カフェオレ
一昨日に続き、ドッグパンと「Johnsonville」のソーセージとだんな特製ミートソースでチリドッグ風ホットドッグの朝御飯。
 
今日は、近年最もというレベルで、ソーセージを丁寧に焼くことができたと思う。弱火で時間をかけ、ころころ転がして皮が弾けないように。
 
おいしくできました、と満足しながら、ミートソースたっぷりめホットドッグにかぶりついた。
 
で、今日は朝9時台に早々にお出かけ。久しぶりの、高校時代からの友人のSちゃんとデート!
麻布台ヒルズ「RistoPizza by Napoli Sta’ Ca」にて
 シェフおまかせ山と海から三種の前菜 \1500
 ピッツァ Don Salvo \2900
 サンペレグリノ \700
向かったのは、初めて足を踏み入れる「麻布台ヒルズ」での常設展示ミュージアム、「チームラボボーダレス」。
 
Sちゃんとは以前豊洲のチームラボにも行ったことがあったから、新しい麻布台ヒルズのこれも行ってみたいねと、平日お休みを取ってくれたのを幸い、午前中早々の時間枠のチケットを手に、訪れてみたのだった。
 
ここは、"境界のないアート群による「地図のないミュージアム」"。
 
館内地図一切なし、作品の説明はwebサイトに詳しいけれど、"どこに何がある"のかは記されておらず、迷路のようになった館内をうろうろ歩いては、「あ、ここ展示スペースだ」とカーテンを潜っていったり、行った先も、「あっちにまだ通路があるよ」とうろうろ歩くとまた視界が開けて……と、まさに"ボーダレス"。
 
部屋を越えてどこまでも飛んで行くカラスがいたり、魚の大群がいたり、1つの部屋でも見ていると延々とその光景が変わっていく。
 
左の写真は、とりわけ好きだった「地形の記憶」という作品の入口部分。
 
緩やかな坂を越えたその向こうには、段々畑のような空間が更に広がり、そこをかき分けるようにしながら丘を下っていく。
 
お皿くらいのサイズの白い円盤がスクリーンとなって、花畑になったり水盤になったり、素晴らしく美しかった。
 
現実の時間の流れと共に、作品世界は移ろっていく。春まだ小さく青々しい稲は、夏頃には大きく成長し、秋頃には黄金色になるだろう。そして、現実の時間の流れとともに、昆虫や花々なども変わっていく。昆虫は人々の振舞いの影響を受けて動く。そして、人々が動き回ることで空気の流れが変わり、空気の流れによって稲や散る花びらの動きが変わる。
 
だそうで、春には春の、夏には夏の光景が広がるみたい。すごい。
 
もう、どう写真や動画を撮ったところで、実際に見てくださいとしか言い様がない光景ばかりだったのだけど、一応動画は少しだけインスタに。
 
右の写真は、「Bubble Universe」。
 
人が近づくと輝き色が変わっていく不思議なしゃぼん玉。
 
「人が球体の近くで立ち止まり、じっとしていると、最も近い球体が強く輝き音色を響かせ、光はその球体から最も近い球体に伝播する」
ですって。
 
公式サイトに大量の動画があるし、ネット記事なら「アートをさまよう新体験!麻布台ヒルズ「チームラボボーダレス」の注目作品と撮影ガイド 【楽天トラベル】」あたりが写真も美麗で説明も丁寧だったりするけれど、でもやっぱりこれは本物を見ないことには何も語れない、最新鋭の素晴らしい音と光の芸術群だった。
 
結局2時間ちょっとくらいは館内にいたのかな。
お腹が空いた……と、出てきてしまったけれど、一人でぼーっと、5時間くらいこの空間に浸っているのも良いかもしれない。もう無限に居られる。
 
いつ頃だったら空いてるのかなあ。今日はもう、11時くらいからかなりな混雑ぶりだった。ちなみに7割方、お客さんは外国人という感じで。
 
で、お昼御飯はせっかくだからと麻布台ヒルズ内をうろうろして、星型ピッツァが名物の「Napoli Sta’ Ca''(ナポリスタカ)」の系列店、「RistoPizza by Napoli Sta’ Ca''(ナポリスタカ)」で、その星型ピッツァをいただいてきた。
 
RistoPizza は、ナポリスタカの新しいビジョンとして生まれました。
「レストランスタイル」でピッツァをお召し上がり頂く「リストピッツァ」です。
私たちは、新しいスタイルで提供し、お客様に楽しんで頂くことで、ピッツェリアではなくレストランとしての先駆者になりたいと考えています。
 
というコンセプトのお店だそうで、でも並んではおらず、すんなり入ることができて。
 
サンペレグリノ飲み飲み、1500円の前菜プレートをそれぞれ貰って、ピッツァは1つを半分こ。
 
それでけっこうお腹いっぱいになれた。前菜もしっかりボリュームで。
 
ネットの口コミを見ると、この前菜プレート、本当に日替わりみたいで食レポの同じ品揃え写真が2つとないという感じ。
 
右端は「ホワイトアスパラ?」と思いきや、お芋だったのがほんのり残念だったけれど、でもそれすらちゃんとおいしかった。
 
残り2品は、みっちり詰まった食感のポレンタと、自家製ツナといんげん豆の和え物という感じ。
 
トマトソース(サンマルツァーD.O.P)、水牛モッツァレラ、バジル、ミニトマト、リコッタチーズ、サラミ、パルミジャーノパウダーという具材の期待の星型ピッツァは、"偉大なるサルヴァトーレ"という名前の「Don Salvo(ドンサルヴォ)」。
 
ナポリ出身で日本にナポリピッツァを根付かせたサルヴァトーレ・クオモ氏への感謝と尊敬の証なんですって。
 
2011年のナポリスタカ開業時に、ペッペが考えたオリジナルピッツァで、特別な思いが込められています。
 
ナポリ人が好きなカルツォーネ(包み焼きのピッツァ)とマルゲリータが1枚のピッツァで楽しめるように考案されました。
 
耳のところにはリコッタチーズとサラミが入っており、真ん中は水牛モッツァレラのマルゲリータです。
 
耳のところは、三角になっているので手で持ちやすく、食べやすい形になっております。ぜひ、手で持ってお召し上がりください。
 
だそうで、見た目キュートだし食べやすいし、フチの部分の絶妙なもちもち感もとても良いしで、これはおいしいピッツァだった。
 
しかし1枚2900円って、なかなかの観光地価格だなとは思いつつ。
麻布台ヒルズ「HARBS」にて
 バナナクリームパイ \880
 紅茶(ディンブラ) \900
ランチ後はぷらぷらと、気になっていたお惣菜屋やパン屋を覗いて。
 
麻布台ヒルズ マーケット」はさすがの麻布台な感じの高級感に溢れていて、気になっていったパン屋さん、「Comme'N TOKYO」でお買い物。
 
Sちゃんはそのはす向かいの「お米とごはん隅田屋」に寄りたいと言っていて、寄ろう寄ろうと私もお買い物してなかなかの大荷物になった。
 
で、お茶してから帰ろうかと、またあまり奥まで戻るのも……と神谷町側のビルをうろうろした結果、「HARBS」でお茶することに。
 
うわーん、好物のバナナクリームパイがあるよ……、と、ピザでそこそこはお腹いっぱいだったのに、なんともギルティーなボリューミータルトを食べてしまった。
 
Sちゃんもお付き合いしてくれて、マロンケーキを。
 
バナナタルトは、大昔、バブルの時代の更に前あたりに仙川にあった(新宿伊勢丹近くにも喫茶店があった)「ストロベリーファーム」というアメリカンフードのお店が大好きで大好きで、そこのバナナマロンパイのおいしさを忘れられずにいるくらいなのだけど、HARBSのタルトは、その思い出の味にかなり近い感じ。
 
イタトマもこういう方向のタルト出してるけど、イタトマはね、なんか違うの……あ、でもアンナミラーズは良いです。とても良い。そんな話をしつつ。
 
サクサクの白ゴマパイに丸ごとバナナとカスタードクリームをたっぷりのせました
 
という、バナナごろんごろんのタルト、よきよきのよきでした。
茹で枝豆
「パーラー矢澤」の
 ハンバーグ(オリジナル・デミ・ミートソース)
 自家製チャーシュー
 キタアカリのポテトサラダ
「お米とごはん 隅田屋」の
 季節のおこわ とうもろこし
 特選おこわ 海老
ビール(あわぢびーる ヴァイツェン)
ビール(柏こまいぬブルワリー 柏はじめIPA)
ビール(六甲ビール セゾン)
で、家族揃っての夕飯は、ビールがあるしなあと、一度食べてみたかった「ヤザワミート」のお惣菜はどうかなと、ヒルズ内の「パーラー矢澤」でお買い物して。
 
名物らしきハンバーグは、和風のオリジナルの他、デミソース、ミートソースの3種類があったから、試してみようと全種類買ってきてみた。
 
キタアカリのポテトサラダも矢澤のもので、手持ちのブロッコリーを茹でて添えて。
 
あと、いかにもおいしそうだったから自家製チャーシューも買ってきて、これはきゅうりと盛り付けて。
 
玉ねぎなどは入っていなさそうな、ザ・牛肉!という感じの、詰まった感じのとっても肉肉しいハンバーグだった。デミソースは甘さ控えめの濃厚な味わいで、それも悪くはなかったけれど、ミートソースが一番おいしかったかも。
 
家族で交換しながら、これおいしい、こっちもおいしいと言いながら味わった。
 
でも、ハンバーグもさることながら、チャーシューがすごくおいしかったな……しっとりジューシー。肉そのものがおいしいという感じで。
 
麻布台ヒルズでは野菜と果物も少し買ってきた。
 
いかにも高級感ある八百屋さん「京都 八百一」の見切り品コーナー(迷わず私はこういうコーナーを見に行きますよ……)には、野菜や果物がワゴンいっぱい積まれていて、それが「え、どこが見切り品?」というくらいにきれいなものばかりで。
 
つい、国産マンゴーや佐藤錦、枝豆あたりを買ってきた。枝豆はさっそく茹でて、今シーズン初枝豆を楽しんで。
 
そしてお洒落な見た目のこちらが、「お米とごはん隅田屋」でおいしそうだった、おこわ2種類。
 
恵比寿「和の食いがらし」監修のおこわだそうで、季節のおこわが"とうもろこし"、特選おこわが"海老"。
 
このお店、東京都墨田区に100年続く老舗米店による米とご飯の専門店とのことで、米は"おむすび用"、"カレー用"などと、様々ブレンドしたものが並んでいるのがおもしろかった。
 
もっちもちのおこわ、とうもろこしはしっかり甘く、特選おこわ"海老"はだしの味がふわんと香る上品な味わいで。
 
クリスマス島の塩、堀河屋の三ツ星醤油、白扇酒造の料理酒、奥井海生堂の熟成利尻昆布、中弥商店の鮪節など。調味料にとことんこだわったおこわです。
 
今日はなんだか高級な空気をいっぱい吸ってきましたという感じだった。でもやっぱり船橋が暮らしやすいよとは、お買い物していてしみじみ思ったかな……。