2025年4月30日水曜日

山形の戦利品を食べる日

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「シベールパン工房」の
 米の娘ぶた使用 ポークカレーパン \430
 至高のミルクフランス \260 1/2本
ヨーグルト(チチヤス 無添加ハニー)
カフェオレ
山形が誇るおいしいラスク屋さん「CYBELE(シベール)」、道の駅にパン屋さんがあって、
「……そっか、ラスクなんだからパン焼くよね……!!」
と今更ながらの気付きを得て、色々買ってきてみたのだった。
 
"当店限定 1番推し"は、米の娘ぶた使用ポークカレーパンだそうで。
 
「米の娘ぶた」はその名前に「米」とつくように国産の飼料用米に乳製品を作る際にできる成分であるホエーを合わせた餌を食べて成長します。
元気いっぱいに育った米の娘ぶたは、肉質がやわらかく脂身があっさりと甘い栄養たっぷりなお肉です。
 
ですって。
 
ころりと丸く大きなカレーパン。
 
温めたら表面さくっととても良い食感になって、中にはびっくりするほどごろごろとたっぷりの豚肉が入っていた。
 
肉の存在感がすごくて、なんとも贅沢なカレーパン。
 
辛くはないもののマイルドすぎることもない適度なスパイシーさもとても良かった。
 
こちらはだんなと半分こしたミルクフランスは、バター+練乳+グラニュー糖といった感じの超ベーシックなミルククリームがたっぷり。
 
このミルクフランスもまた「ぐっと山形店限定販売」だそうで、ポップ札には「至高にして究極のミルクフランス」と記されていた。
 
至高か究極かはともかく、でもおいしかったな。
スティックきゅうり w/自家製ふき味噌マヨネーズ
葉玉ねぎと筍、月山芳醇豚の塩炒め
ビール(スワンレイク ホワイトスワンヴァイツェン)
 
山形「杵屋本店」の
 生リップルパイ
アイスカフェオレ
だんな不在(飲み会)の今日、山形で買ってきた諸々を調理しようと、山形牛のすじ肉は下煮して、ふきのとうは刻んでふき味噌に。
 
夕飯は、これまた山形の道の駅で買ってきた葉玉ねぎと月山芳醇豚を塩炒めにすることにした。水に浸けていた自家製茹で筍も入れることにして。
 
などとしていたところに届いた、山形からのクール便。
 
届いた酒瓶6本と、キャリーケースで持ち帰った常温酒瓶3本と、蔵王ブルワリーのビールも合わせて今回のお酒の戦利品、こんな感じ。
 
出羽桜(3本)、秀鳳(2本)、初孫、上喜元、米鶴、東の麓と、名だたる山形のお酒、ずらーり。
その中に十四代の高木酒造は無いのよねというのが、なんかこう、そういうことだ、という感じしかなくて。
 
山形の酒屋さんは一様にして「あー、高木さんはねー(薄笑い)」といった風な反応だったのも色々聞いてしまうと納得な感じがするもので。
 
そして夕飯の炒め物はとってもおいしくできたし、ふき味噌も期待以上に良い出来映えで、「そう!この味!」と嬉しくなっちゃう仕上がりで。
 
今日は簡単にマヨネーズと合わせたけど、クリームチーズ、ヨーグルト、胡麻あたりと合わせてもおいしいらしく。
 
ゴールデンウィーク後半の家呑みに活躍してくれそうな予感。
 
で、飲み会終えただんなが9時前に帰ってきたので、「杵屋本店」の通販不可品の"生リップルパイ"を。
 
これ、限りなく生ノースマンに近くって、違いは粒あんかくるみあんかといったところ。
 
ちなみに、リップルパイが発売されたのは1968年。ノースマンは1974年。
 
生リップルパイはこの記事を見ると、2023年4月発売。
生ノースマンが新登場!」の記事を見ると、生ノースマンは2022年10月に販売スタート。
 
生ノースマンと生リップルパイの比較だと、生ノースマンの方が先行だったのかー、なるほど、と思いつつ。
 
どっちもおいしいからどっちもありです。山形行ったら買いたいお菓子がまた1つ昨冬から増えました。

2025年4月29日火曜日

山形最終日は山形らーめん!

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蔵王温泉郷 定宿の
 朝御飯
蔵王温泉郷、定宿の朝はいつも通りに朝5時にお風呂に入りに行って。
 
漬物バイキングつき(残念ながら今日はさくらんぼの漬物はなかった……あれおいしいのにな)の朝食は、湯葉入りの豆乳鍋、鯖の塩焼き、海苔の佃煮、たらこ、ハムエッグ、ポテトサラダ、だし、卯の花、ほうれん草のおひたし、なめこと豆腐の味噌汁、ブルーベリーヨーグルト、という感じ。
 
安定の白飯ホイホイで、でも今日も色々食べるだろうしなあと御飯のお代わりは自重しておいた。えらい。(?)
「道の駅やまがた蔵王」にて
 「山形プリン」の
     プリンソフト \700
楽しかった2泊3日も今日でおしまい、ならば最後は生鮮品の買い物だとばかり、「道の駅やまがた蔵王」に行ってみたら、すごいすごいすごい。
 
山形県内の酒蔵(十四代以外)の蔵の人が全員来ての試飲会みたいなことになってるし、野菜の販売、お菓子の販売、巨大なフードコート、さながら新千歳空港のような充実ぶりだった。
 
今日も昨日に続いて息子が運転してくれるというのでだんなとお酒いっぱい試飲して、これはという米鶴のお酒(ELEKIMO 生もと 純米吟醸生原酒 1793円)を貰うことにして。
 
シベールパン工房」のパン色々に、野菜もいくらか買ってきた。
 
次にだんなと家御飯が食べられるのは5/4なのが確定しているから、いっぱいは買えなかったけれど、山菜がいーっぱいあって。
 
こごみ、コシアブラ、たらの芽、ふきのとう、などなどいっぱいお手頃価格。
 
ふきのとうなら、味噌に加工したら昨日食べたみたいなディップが作れるな?と、山菜はふきのとう(1パック350円)(と、あと銀杏があったので季節外れだけどそれも)、明日の夕飯用にとつやつや立派な葉玉ねぎ(200円)と。
 
あと、素敵だったのが「肉の中村」というお惣菜屋さん。
 
5パック3000円の惣菜パックが色々あって、味見させてもらった角煮がすごくおいしかった。
 
頑固煮(山形豚の角煮)(880円)、山形豚しぐれ(800円)、鶏かわ甘辛煮(800円)、鶏なんこつ甘辛煮(410円)、親鶏ときんぴら(410円)で3000円ですって。
 
で、つい、プリン休憩などしてみたり。
 
山形プリン」や、山形県初のフルーツプリン専門店だそうで、冷蔵ケースにはいちごプリン、さくら甘酒プリン、さくらんぼプリン、抹茶いちごプリン、天使のいちごプリン、ラ・フランスプリンと様々なフルーツプリンがあったものの、やっぱり気になるのはレトロプリンで。
 
メインは"プレーンプリン"のようで、「口当たり滑らか」とあったのだけど、数量限定"レトロプリン"の
 
昔ながらの製法で、懐かしい固めのプリンをお作りしました。紅花卵をふんだんに使った風味豊かなレトロプリンをぜひお楽しみくださいませ。
 
がやっぱり良いなと、これを愉快な見た目のプリンソフトにしてもらった。このソフトクリームもまた、すごく濃厚で良い感じ。
 
期待通りにしっかり固め、濃厚カラメルがおいしいプリンだった。
 
そしてそろそろ11時だと、最後はラーメン王国、山形のラーメン食べて帰ろうと、チェックしていた「らーめん め組」さんに向かったのだけど、店頭は長蛇の列で、渡された整理券は36組目、おおよそ2時間待ち。
 
これはあかんと、チェックしていた近隣の酒屋さん巡りしつつ北上して別のお店に行ってみることにした。
 
というわけで、昨日に続いて山形市内の酒屋レポ。
 
荒井酒店
「らーめんめ組」さんの向かい。地酒多い。直前の道の駅があまりにすごくて、これ!というお酒は見当たらず。
 
浅野商店
ワインや洋酒が多い印象。他のお店より栄光冨士の品揃えが良かったなという印象。
 
酒之郷吉田酒店
地下に立派な酒蔵を擁している素敵な酒屋。店主は十数年出羽桜酒造にいらしたそうで、お店の佇まいもとっても素敵。
 
知らない感じのラベルがある、と手に取ったら、"酒之郷 吉田酒店"と書いてあってうひょーとなった。
 
購入:酒之郷吉田酒店限定 出羽桜酒造 吟醸酒 郷魂 1595円
 
出羽燦々だそうで、期待大。
 
La Jomon (らじょうもん)
川沿いの住宅街の中にぽつんとある、仙人のような髭の店主が印象的なお洒落な店舗。
県内のお酒もあるけれど日本各地、千葉の酒もあったりした。おつまみも置いてあったりでセレクトショップのよう。
 
ここにも酒屋オリジナルの酒があって、ここのは秀鳳に醸してもらったものだそう。
 
購入:山廃純米 La Jomon 1760円
 
出羽の里66%で酵母は6号。絶対おいしいでしょ……!
 
ワラヤ酒店
そしてここは昼食後に行った北側のお店。La Jomonのご主人曰く、十四代の特約店だそうで、店内冷蔵庫には雑に1本きり残った熟成酒的なものがちらちらと。事前に「こういうの飲みたい」と連絡しておいたら掘り出しておいてくれたらしい……?次回は是非に。
 
「山廃ブレンド 愛山/出羽燦々」という札に引かれて思わず1本購入。
購入:東の麓酒造 神理(じんまさし) 純米吟醸 2025限定 1925円
 
ご主人曰く、山形駅前の「和酒スタンド 太郎's BAR ライラ」という日本酒バーが凄まじい品揃えでお勧めなのだとか。めもめも。
 
ふるさと銘酒館 ひのきの里
そして山形の日本酒購入最後の店舗は、いつもお世話になっている駅ビルエスパルの酒屋さん。ここも品揃え素敵なんだなあ。
 
最初の晩にこれがほしいとチェックしていた初孫の愛山と、女子会用の果実酒を購入。
 
購入:初孫 愛山 磨き四十五 生原酒 生酛純米大吟醸 2980円
購入:出羽桜 とろけるやまがた どだなだず 1650円
 
「どだなだず」は山形弁で「どんだけ~!」的な意味の言葉なのだそう。
 
桜花吟醸酒を使った山形をぎゅっと詰め込んだミックスリキュールとのことで、山形県産の洋梨、もも、ぶどう、りんご、さくらんぼのピューレや果汁が使われているとのこと。女子会のお酒弱い人に候補3本「どれ飲みたい?」と送ったらこれがいい!と最初に指名されたお酒だったりした。おいしいとよいな。
山形 「めんや縁」にて
 煮干しらーめん(こってり) \900
山形ラーメンを探すにあたって参考にしたのが「地元民が選ぶ山形県ラーメン人気店【30選】ランキング付き | ヤマガタウェイ Webタウン情報」というサイトで、そこで「これおいしそー」と思ったのが、「めんや縁」のその名も"豚野郎めん"。
 
「がっつり食べたい派からラーメン通まで大満足の人気店」ということで、けれど普通の中華そばや冷たい肉そば・冷たい肉中華もあると記載があったので、ここに行ってみよう!と車を向けたら幸い、すんなり入ることができて。
 
残念ながらまだ冷たいそばまでは提供されていなかったのだけど、つけめんだったり味噌らーめんだったり、選択肢が色々あるのがうれしかった。
 
私は「店長おすすめ」煮干しらーめん、息子は中華そば、だんなは期待の"豚野郎めん"。
 
かなりの迫力の豚野郎めん、こんな感じ。
 
二郎リスペクト?系の品なのだろうけど、二郎は生のもやしなところ、ここはしっかり炒めてあって、そして肉と野菜の量が半端ないものだったらしく。
 
「今日は麺多いって言われても手伝えないよ」
と言われ、
「だいじょぶだいじょぶ食べられる」
と、私は私の麺(今日の一番上の写真)をたいへんおいしくいただいた。
 
がっっっつり煮干しで、”こってり”オーダーだから上には背脂。柔らか系ロースっぽいチャーシューとメンマ、ナルト、刻み葱、海苔、とそうそうこれこれなスタンダードなトッピング。
 
スープの濃厚さも良かったし細麺もおいしかった。
 
先のサイトを見るとラーメン屋さん、多種多様ですごいなーと思う。
 
車で移動しないとなかなか行けるものではないから、雪の無い季節の山形にも、また遊びに来なきゃとしみじみ思ったのだった。
 
最後は「S-PAL山形」でお買い物。
 
かまぼこの鐘崎
季節のかねささ(たけのこ)2×\220
味ささ(チーズ入)\140
 
出羽路菓子処 杵屋本店
生リップル \1400
 
佐藤牛肉店
山形牛すじ肉 \833→\667
山形牛すじ肉 \768→\615
月山芳醇豚薄切り \443
冷凍親鳥 \467
惣菜(若鶏レバー煮込み) \357
 
シベール
プレミアムバターラスク(スマートパック) \660
ショコララスク6枚入り \630
 
遊友結の酒田米菓
手焼きせんべい生地 \367
面白かったのが、最後に買った手焼きせんべい生地。ゴールデンウィーク特別販売なのだそうで、「お家で焼きたておせんべい」のポップ札が立っていた。
 
見た目はタイ料理とかのえびせんの揚げる前みたいな、乾いた餃子の皮みたいな感じのもので。
 
庄内米100%使用、
 
コンロやトースター、電子レンジなどを使って自分だけのオリジナルせんべいが作れます。
アレンジ次第で食べ方が広がります。
しょうゆを塗ったり、コンソメや塩をまぶしたり……あげせんべいもおススメです。
 
ですって。
 
お店の人のおすすめは、チーズと黒胡椒でトースター?だったかな。それも絶対お酒のアテじゃないですかー!と笑いながら買ってきたのだった。
 
そんなこんなで大変な大荷物で帰宅。
お酒、9本+瓶ビール4本とばかみたいな量を買ってしまって、6本はクール便で家に送ることにして。
船橋 「銀座ライオンLEO」にて
 フィッシュカツ \450
 ジャーマンチーズ焼き \780
 フライドポテト \600
 オムライスコンボ \1980
     w/スープサラダセット \450
 ソーセージ6本盛り合わせ \3560
 ビール(黒ラベルジョッキ) 2×\880
 ビール(SORACHI 1984) 2×\940
 コーラ \530
地元船橋に帰ってきたのはちょうど夕飯時で。株主優待の20%オフ券が手元にあるからということで「銀座ライオンLEO ネクスト船橋店」でビール飲んで帰ることにした。
 
なんでも徳島フェア開催中だそうで、これは"徳島名物フィッシュカツ"。
 
フィッシュカツって、それそのものが徳島名物なのであるらしく
 
「フィッシュカツ」は近海で獲れた太刀魚やエソなどの白身魚のすり身にカレー粉や唐辛子、調味料を加え、パン粉をまぶして揚げたもの。徳島では「カツ」といえばトンカツのことではなく、「フィッシュカツ」を指すほど 広く普及しています。
 
ですって。さつまあげとも違うな?と思っていたのだけど、なるほど。
 
そして、タッチパネルでの注文で、ソーセージ3本頼むつもりが6本になってしまって大変に豪華になったソーセージ盛りも。
 
値段はかなり良いけど(そしてこの盛りならザワークラウトは2~3倍量欲しいところだけれど)、間違いなくおいしいライオンのソーセージ。ポークソーセージは北海道産豚肉使用ということで、全部国内での製造品なのかな。
 
特に真っ白なバイスヴルストがお気に入り。

2025年4月28日月曜日

春の山形、ジンギスカン

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山形市「ホテルルートイン」にて
 朝食ブッフェ
ビジネスホテルの宿は3人部屋とかなかったので、息子部屋と私とだんな部屋に分けることにして。
9時過ぎには出るからそのつもりでよろしくと朝食もそれぞれ摂ることにして、だんなと2人の朝御飯。
 
ルートインのモーニングスタイルバイキング朝食」とわざわざ特集ページまでwebサイトに作られてる割には、まあ、普通かな……みたいな朝食ではあった、かな。クロワッサンもバター感少なかったし。
 
おかずは明らか和風寄りではあったのだけど、パンが食べたい気分だったのでマシンからインスタントで出されるコーンスープとか朝からなぜか白桃カルピスを貰ってしまいつつ、パンとバター、はちみつなどを皿に盛って。
 
ソーセージにカニクリームコロッケ、グレープフルーツと水菜のサラダ、鯖の塩焼き、サラダに、今日の一品だったらしい"牛肉と里芋の煮物"と。この煮物は悪くなかった、かな。
 
で、今日の午前中は山形市内の酒屋巡りなどしてみたり。5軒回って3本買ってしまったわ……。
 
國井酒店
1杯100円で飲める試飲マシン(5種類ほど)が店内に。山形の地酒がとても多い。
購入:秀鳳 純米大吟醸 出羽燦々33% 生原酒 2178円
 
もとさかや酒店
住宅街の中で道路狭く、めちゃめちゃ解りづらかったお店。品揃えは山形地酒に留まらず、群馬の大盃まで扱っていた。店主一押しの上喜元をついつい購入。
購入:上喜元 佐藤正一 純米大吟醸 中取り 山田錦100% 紫ラベル 2860円
 
赤門
こちらは繁華街の中で、これまた道路が狭く行きづらかったお店。飲食店への卸しがメインなのかなという雰囲気、くどき上手の品揃え多い。
朝日鷹について尋ねると、
「あそこの蔵は勝手に届くんですよね。何本下さいとか言えないの。"要らない"は言えるんだけど」
「朝日鷹も飲食店への卸しが中心で、まず酒屋には出回ってこないんですよねー」
……興味深いお話を聞きました。なるほど。
 
金森酒店
駅近くでお洒落な雰囲気、ワインの品揃えも豊富で角打ちもあり。女子会に持って行けそうなお酒発見!と出羽桜の貴醸酒購入。
「朝日鷹、小売り分は無いですねー」
なるほど飲食店向けのはあるんだ……、と。
購入:出羽桜 貴醸酒 SWeeeeeT MATURED 1760円
 
池田屋酒店
店内になぜか大型バイク。お客さんもバイカーが多いみたい。店名の銘柄のお酒があってちょっと気になったけれど、購入はせず。
 
リストにはあとまだ4軒ばかり行きたいお店リストがあったのだけど、ちょうどお昼ご飯時になったので酒屋巡りはここで切り上げて、蔵王温泉方面に向かうことにした。
山形 「Crang Dining」にて
 ホタテと舞茸のガリバタ醤油Pizzaランチ \1780
 蔵王牛ローストビーフ丼(1日限定5食) \1880
 ビアからあげ \880
 バスクチーズケーキ \480
 ビール風ゼリー \320
 セットドリンク(コーラ) \200
 平日限定ビール4種飲み比べ 2×\990
 ビール(クラシックIPA) \700
お昼のお店は、蔵王温泉に至る大鳥居のすぐ傍らにある蔵王ブルワリー運営のレストラン、「Crang Dining」に。
 
この店もまた、蔵王に来る度に「う、地ビール……飲みたい……」と思っていたお店だった。
 
毎回送迎は山形駅から大型タクシーを頼んでいるから、寄り道というのができなくて。家族3人ならレンタカーという手段がまだあるけれど、毎度6人とか8人とかの大所帯だからなかなか皆で寄り道することは叶わなかったのだった。
 
モダンでお洒落な店内、メニューも色々お洒落な感じ。値段は都内価格並になかなか良いものではあったけれど。
 
でも幸い今日は平日、飲み比べが990円で楽しめるということで、当然これをいただくことにした。
 
卓上にはこんな感じにビールの説明が記されたペーパーがランチョンマット代わりに。お洒落だなあ。
 
ホワイトエールが本当に真っ白で、本当にビールなの?と首を傾げたものの、確かにホップの苦みはあって。けれど麦芽の旨味みたいなのは薄くて、甘さの全くないアップルタイザーのような感じがあった。フルーティー。
 
さくらんぼエールもかなり爽やかで、ビールらしいビールはやっぱりペールエールだったりIPAだったりしたかな。
 
フードメニューから、だんなは唐揚げ、私はピッツァ、息子は1日5食限定のローストビーフ丼を。
 
ローストビーフ丼、わさび別添だったけれどたれにもわさびが使われていて大人の味わい。全体、ビールに似合う味付けになっているのがとても良かった。
 
こちら、季節のピッツァの2ホタテと舞茸のガリバタ醤油"。
 
しっかりバターで、帆立で舞茸。
 
厨房にチラ見えたのは電気式のピッツァ石窯だったと思う。電気式と言っても侮るなかれ、100万円以上するすごいものだと以前どこかで読んだことがあった気が。
 
そんなピッツァ、生地のもちもち感も中央の薄い感じも具沢山ぶりも、文句のないおいしさだった。
 
そしてビールに唐揚げも正義なので。
 
ごろっと大きくジューシーな唐揚げも、とっても良かった。
 
今日は朝から息子がドライバーをしてくれていて、というか息子が運転してくれるようになったからこうしてだんなと出先で楽しくお酒が飲めるようになったという。
 
店頭では瓶ビールも売られているので、息子はそれを買って後で飲むことにしたらしい。
 
で、いろいろあんまりおいしかったので、つい、デザートも。
 
ホワイトエールやさくらんぼエールにいかにもお似合いな、甘さ控えめ濃厚なバスクチーズケーキと、そして見た目が大変にかわいらしい"ビール風ゼリー"は息子のオーダー。
 
甘さ控えめりんごゼリー(ふわっと中をかき混ぜてビールの泡っぽくしている)にホイップクリームで、見た目はほぼビール。
 
チーズケーキにピンクペッパーが添えられていたりするあたりも、お洒落大人っぽさがあって、最後まで"ブルワリーのお昼ご飯"感が徹底していた。
 
おいしかったー。
蔵王ロープウェイ「レストラン山頂」にて
 The (蔵) チュロス \800
 樹氷ソフトクリーム w/ロープウェイチョコ \700
そして今日はいつもスキーをしている蔵王温泉スキー場の山頂まで行ってみることに。
 
スキーの時は1日券なり4時間券なりでチケット無しで乗るのが常なロープウェイ、2本を往復乗って、お値段なんと4200円。
 
ひえええとなりながら、でも行きたかったところだしねと山頂の気温7.2℃を確認して、いざいざとロープウェイに乗り込んだ。
 
さすがにお客さんの姿はそう多いものではなくて。
 
そうして辿り着いた「蔵王地蔵尊」。
 
2020年2月のスキーでは膝まで見えていて、脇の小さなお地蔵様たちに「君らもいたのか!」と驚くことになったのだけど、今日はやっと肉眼で全貌を見ることができた。
 
お地蔵様、周囲に小さいのが7尊いらっしゃっていて(←お地蔵様の単位が"尊"だと、調べて初めて知った今)、けれど周囲はそれなりには雪がいっぱい残っていて。
 
こんなところに碑が?とか遊歩道まで?と驚きつつ、標識だったり「開運の鐘」だったりがすごく上にある(私たちの記憶の中のそれらは1m以上雪に埋もれているのが常だった)ことに「こんなだったのかー!」と笑ったり。
 
けれど気になるのは、斜面に並ぶ立ち枯れた松の姿だった。
 
樹氷シーズンでは察せられなかったけれど、2015年時点から「蔵王の樹氷に蛾の食害」と報道されており、2022年には「針葉樹立ち枯れ蔵王の樹氷危機 虫の食害・温暖化影響も」となっていた虫の食害が思った以上に凄まじく。
 
視界に入る木々、"ほぼ枯れている"といった風なコロニーがいくつもできていて胸が痛んだ。
 
いつも、「きれーい!」と言いつつスキーで下る樹氷原コースの入口も、やっぱり木々が立ち枯れていて。
 
雪はすっかり踏まれ溶けてシャーベット状ではあったものの、でもこんな感じにまだまだ土は露出しておらず。
 
「滑って帰れそうだね?」
なんて言い合ってしまった。
 
この山頂で達成したかった目的がもう1つ。
 
お客の多い冬には売り切れで食べられなかった、おやつを食べること。
 
ロープウェイ乗り場とかに貼ってあったこの案内を見て「え、食べたい」と思い続けていた品、めでたく口にすることができた。
 
私の目的はもちろんチュロスだったのだけど、息子も、ソフトクリーム食べると付き合ってくれて。
 
なぜこの画数多い「蔵」をチュロスにしようと思ったのか……、と心から笑ってしまいつつ、思った以上のサイズ感に驚愕した。
 
こう……、棒に刺してあるとかで、お祭り屋台の飴細工くらいの感じを想像していたら、お皿にどーんと置かれていて、想像の2倍くらいのボリュームだった。すごい。
 
味はしっかりまんまチュロスだったし、線が重なり気味なところはもちもち食感でとても素敵。
 
息子のアイスもかわいいロープウェイ柄のチョコレートがついていて、真冬の氷点下10℃では楽しむ気にはならないおいしさが味わえた。
 
そして山頂駅からロープウェイ1本降りて樹氷高原駅に行けば、「百万人テラス」なるものもあって。
 
常ならうひょー言いつつスキーで滑走する一体が、おしゃんてぃーな高原スポット(しかも"恋人の聖地"なる恥ずかしい異名までついて)になっているのだった。
 
こんな感じに居心地の良いソファが並べられ、奥には寝転べるデッキチェアなども。
 
私たちの知ってる風景と違う!となりながらひとしきりデッキチェアで寝転んだりしてから、ゆるゆると下山した。
 
真夏はさすがに山頂の雪も無くなるそうだけれど、それでも気温20℃くらいにしかならないのだとか。
 
避暑にちょうど良いな山頂……となりつつ、往復4200円はやっぱり、なかなか。
 
で、山を降りたらそろそろ宿のチェックイン時間というところで。
今日の宿はいつも泊まっているスキー宿、でも今回は夕食は外で食べようとジンギスカンの予約を入れてある。
 
荷物を置いてから、まだ早い時間だしと共同浴場に行くことにした。
 
あちこちに掲示してある共同浴場の湯温、今は川原湯がそれほどには熱くない(43℃だったかな)らしいと、3つの共同浴場中唯一の"足元湧出湯"に行くことにして。
 
嬉しいことに今日は貸切、43℃と言いつつ、相変わらずしっかりはっきり熱かった。
 
何しろお尻の下から熱い湯がほわほわと沸き出てきているのでお尻と足の裏から茹でられていく感じで、写真の奥側、板張りのところを避難所とばかり時々避難しながら何度か浸かって。
 
何しろ、源泉の上に小屋が建っているから、裏手はこんな感じに源泉掛け流しの池のようになっている。
 
このへんの水溜まりならぬお湯溜まりに卵入れておいたら、さぞおいしい温泉卵ができるのだろうなあという感じ。
 

 
脇の側溝もこの色合いで、もう全くただの水ではない、温泉が流れている側溝なのだった。
 
このまま上湯か下湯に梯子しても良かったのだけど、ここ一カ所で充分過ぎるくらいに身体が温まってしまったのでいったん宿に帰ってのんびりして。
 
予約の時間になってから改めて向かったのは、この川原湯のすぐ裏手にある、食堂と立ち寄り湯もやっている小さなお宿。
蔵王温泉郷「ろばた」にて
 本日のおすすめ こごみのごま和え \440
 味噌ディップでサラダ(自家製フキノトウ味噌使用) \550
 ジンギスカン1人前 2×\1650
 ジンギスカンセット \2090
 ラム肉追加100g 2×\825
 生ビール(キリンラガー) 4×\605
 りんごサイダー 2×\385
というわけで、夕飯はお食事処・お泊り処・お湯処の「ろばた」さんで名物のジンギスカンを。
 
息子はミニサラダとご飯、味噌汁つきのセットを、だんなと私はジンギスカンだけを。
 
野菜も食べたいねと一品料理を2つ貰って、お肉ちょっと追加して、それでお腹いっぱい楽しめた。
 
もやしはなくキャベツ、玉ねぎ、ピーマン、かぼちゃ、エリンギが盛られたジンギスカンセットの野菜の片隅には、なんと、半割にした玉こんにゃくが。
 
「え、玉こんにゃく焼くの?焼いて食べるの?」
 
と笑ってしまいながら、ちゃんと焼いてちゃんと食べた。
 
手切りの生ラム肉、肉厚で臭みもなくとっても美味。
 
自家製のたれはちょっとピリ辛の味噌味で、それもまた良かった。
 
そしてこちら、自家製のフキノトウ味噌にマヨネーズを合わせたディップでいただく生野菜セット。
 
この味噌が、多分ちょっと甘めに練られていて、マヨネーズと合わせるとべらぼうにおいしかった。
 
なんでも山菜類はスタッフが直接山に入って収穫したもの、あるいは知り合いの山師にお願いしたものがほとんどなのだそうで。
 
そういえば宿の入口にも、山菜採りツアーをこの日にやりますみたいな案内があったな……、と。
 
というわけでこちらも山菜、我が家近辺ではほとんど売っていないし売っていてもすごく高値なこごみの胡麻和え。
 
新鮮そのものなぷりぷり感で、和え衣が黒胡麻なのも好ましかった。
 
ごくほんのりと苦さを感じる、春の味。
 
冬の蔵王が何より好きではあるけれど、春の蔵王も最高だなーと、昨日に続いて今日もしみじみ思いつつ、おやすみなさい。

2025年4月27日日曜日

春の山形に来ましたよ

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新幹線車内にて
 炙りたらこむすび \280
 牛タン青唐味噌むすび \390
 信州そば茶
雪の無い季節の蔵王に行きたいねとは、ずっとずっと言っていて。
 
秋?シルバーウィーク?などと言っていたのだけど、1ヶ月くらい前かな、唐突に「27日とか、全然宿に空きがあるよ?」ということになり。
 
JRE BANK」の優待割引も有効期間内に使ってしまいたいしなどという理由もあって、2泊3日で山形に行こうということになったのだった。
 
朝御飯は新幹線車内、東京駅に向かう車中でネット予約してあった「ほんのり屋」のおむすびを。
 
高くなったのはしょうがないなーと思いつつ、それにしても、サイズが相当に小さくなってしまったのがとにかく悲しい。
昔はもっと大きかったはずなんだ……。
山形市「レストランデラシネ」にて
 ハンバーグカレー \1650
 モシャモシャサラダ \650
無事に山形駅に着いて、10時過ぎ。
 
今日は時間貸しのレンタカー借りて、お昼ご飯にとまず向かったのが、「レストランデラシネ」さん。
 
いつもいつも、スキーに行く時に通る道沿いにこの看板が見えて、
「山形牛ステーキからカレーまで、って」
「気になる、そのキャッチフレーズ気になる……!」
となっていたのだった。
 
お昼時に駐車場を見るといつも混雑していて、人気のお店なんだろうな、って。
 
そしてうかがってみれば、開店直後にもう数組のお客さんがいて、退店する時には店頭に数組の待ち客がいたくらい。
 
メニューはいかにも古き良き洋食屋さんで、定食メニューが色々あるうえ、名物はやっぱりカレーのよう。人気はハンバーグカレーなんですって。
 
というわけで、カレーと、カレーに付けられるミニサラダもあったのだけど、ネーミングに惹かれてだんなとシェアするつもりで"モシャモシャサラダ"を。
 
すりおろし野菜がベースの優しい味のサラダは、数種のレタスにきゅうりにトマトにオレンジという組み合わせ。
 
そしてカレーには別添小皿の福神漬けと、なめこと豆腐の味噌汁が。
 
期待のハンバーグカレーはしっかりボリュームで、玉ねぎの旨味をしっかり感じるけっこうスパイシーなものだった。
 
ハンバーグは玉ねぎ無し、肉汁たっぷり。
 
玉ねぎの甘さの後、ぶわっと辛さが口に広がる方向のカレーで、例えるなら"インデアンカレー"系?
 
手間を感じるカレーで、すごくすごくおいしかった。
 
そんな感じに、今回の旅は「冬のスキー旅行の時に気になっていたけど行けなかったお店やスポットを巡ろう」がテーマ。
 
というわけで、次の目的地は「蔵王の御釜」。
 
冬季は閉鎖されて行くことができず、行けるのは例年4月下旬から11月初旬まで。
 
唯一のアクセスルート、蔵王エコーラインが通行可能じゃないと行けない道のりで、今年の開通はなんと昨日、4月26日。行けて良かった……。(しかもその後、4月29日30日と降雪のため通行禁止になっていた)
 
それもそのはず、山頂に近づけばこの量の雪壁が左右に迫り、もう普通に雪山。山頂の気温は5℃ほどとは聞いていたけれど、今日はおそろしいほどの強風で体感はそれ以下くらいだったかもしれない。
 
というわけで、4月下旬の蔵王の御釜、こんな感じ。
 
もっとこう、エメラルドグリーンの水をたたえた火口湖を想像していたのだけど、ほぼほぼ凍り付いていて、まだまだ雪山然としていた。
 
これはこれで絶景で、そこから数十メートル登った先が、「刈田嶺神社 奥宮」。
 
そこに立てられているのが、「刈田岳山頂」の1759米を示す看板なのだった。
 
いつも行っている蔵王温泉スキー場の蔵王地蔵尊は標高約1660mということだから、それより100m高いことになる、のかな。
 
この御釜自体は宮城県にあって、土産物屋さんに山形のものと宮城のものが混ざっていたのが面白かった。
 
まさかの蔵王山頂で、宮城県の"のびねこ"を買えてしまったわ。
 
そして山形市内に戻る前にここに寄っていこう!と立ち寄ったのが、「蔵王温泉大露天風呂」。
 
いつもいつも、カモシカ橋(写真の橋)を渡る度、左手に露天風呂が見えて「いいなあー」と言っていたのだけど、この露天風呂は蔵王の御釜同じく、4月下旬から11月下旬までの営業しかしておらず、スキーと両立することは不可能なのだった。
 
訪れてみれば、橋から丸見えになるからか橋は通行禁止になっていて、常には閉じられている木扉が招くように開かれていて。
 
ここもまた昨日から営業開始で、入浴料は大人800円(蔵王温泉郷の宿で割引券を購入可能で200円引き、だったかな)。
 
存分に、谷川の中での温泉を満喫してきた。
 
シャワーなどはなく、洗い場もなく、脱衣場と湯船だけなのは共同浴場と同じ造り。
 
薄青色の湯が本当に綺麗で、大好きな硫黄泉特有のあの香り。
 
ロケーションもロケーションだから、まあまあ虫が浮いていたりはしたけれど、女湯というと露天と言いつつ壁にがっちり囲われていたり、簡易な屋根があるのも当たり前なところ、こうまで100%露天というのは珍しいし久しぶりだしで、本当に心地良かった。
 
やっと来られたー!と、蔵王の宿題をまた1つクリアして。
山形駅前「冷麺さくら」にて
 ナムル \500
 カクテキ \0(サービス)
 山形牛ピリ辛煮込み \600
 上塩タン 2×\1200
 ホルモン四種盛り合わせ \3000
 山形牛 特上ともさんかく 2×\2200
 山形牛ロース \950
 山形牛上カルビ定食 \1700
 韓国のり \300
 冷麺 2×\900
 ハーフ冷麺 \600
 生ビール(サッポロ) 4×\600
 日本酒(朝日鷹) \800
 コカコーラ \300
 さくらソーダ \400
そして今回のお宿は、山形駅前の「ホテルルートイン山形駅前」。
 
「コーヒーはロビーで無料で貰えるよ」
「なるほど」
「あとソフトドリンクのペットボトルが買えるコインも貰えるよ」
「詳しいな!」
出張でよくこのチェーン使ってるからというだんなの説明にさすがと笑いつつ、よくある感じのビジネスホテルにチェックイン。
 
お風呂はせまーいユニットではあったものの、大浴場があるから快適な滞在だった。ビジホの割に枕元にコンセントもUSBの口も無いのが難点ではあったけれども。
 
で、夕飯はいつもの「冷麺さくら」さんに!
 
いつもスキーシーズンにしか来ないから、ご主人に「今回は、春に何をしに?」と言われてしまったのだけど、いや、御釜見たことないし、雪のない地蔵尊見に行きたいし、色々行きたいお店もあってー、などと話しつつ。
 
いつもはスキー後で「とにかく肉だー!」となりがちで、しかもその後帰宅しなきゃいけないタイミングだからとビールしか飲まないところ、今日は日本酒も飲んだし、好きな感じに好きなものを頼んで食べた。ああ幸せ。
 
上の写真は、「山形牛ピリ辛煮込み」。
 
お店手製のコチュジャンの辛さと旨味がたっぷりの、豆腐もたっぷり、最高にビールのアテなこれをいただきつつ、ナムルつまみつつ、もちろんいつものトモサンカクもいただきつつ、で。
 
初めて頼んだホルモン盛り合わせは、山形牛上ミノ、山形牛ハツ、山形牛レバ、テッチャンという組み合わせ。
 
どれも良かったけれど、レバーがめっちゃめちゃ美味しかった。
 
鉄臭さ、生臭さのようなものは皆無で、とろっと甘く、焼けばサクサクとした風な絶妙な歯触りになって。
 
「え、やばい、レバーやばい」
「これ、毎回頼みたくなるレベルでやばい」
 
と盛り上がる私たちをよそに、粛々とライスやスープ、ナムルやサラダもついてくる定食を楽しんでいた息子。
 
でもこれは絶対外せないと頼んだともさんかくは、通常4枚1皿なところ、あえて厚切りの3枚にしてくださって、ちょっとしたステーキ並の高級さ。
 
結局これも物足りないともう1皿貰うことになり、もうめちゃめちゃに楽しんできた。
 
そして最後に貰った日本酒が、あの"十四代"の蔵、高木酒造の地元限定流通酒の朝日鷹。
 
十四代ってあれほどのプレミアつきでもてはやされるほどにはおいしくないよね、と思っていて(不味いわけではなく、あのプレミア感がわけわからない、という意味で)。
 
でもこの低温貯蔵の本醸造は、すっごくおいしかった。なんだこれ?と思うほどに。
 
そういえば、このさくらさんではこの朝日鷹、いっつも置いてるよね?と思い至り、山形の酒屋さんでなら買えたりするのかな?なんて思い始めてしまったのが甘かった(と翌日翌々日で思い知ることになる)のだけど。
 
ともあれ、最後は冷麺を。
 
さすがにそろそろお年なので私はハーフサイズで良いわとハーフをお願いしたのだけど、だんなと息子は元気にフルサイズ冷麺を平らげていた。
 
ご主人からサービスでカクテキ貰っていたので、辛味のたれはそこから入れますと告げ(いつも辛味別添でお願いするとたれ多めのカクテキが来るので)、半分くらいはそのまま食べて、そこから先はちょっと辛くして。
 
きゅうりにりんごにゆで卵、刻みねぎ、そして牛すね肉を甘辛く煮た風な、ぎゅぎゅっと旨味が詰まった1切れと。
 
麺がおいしいスープがおいしいもう全部がおいしい、と、唸るしかない幸せの味だった。
 
最高の焼肉食べて、酔っぱらって、徒歩圏内のホテルに戻って眠るだけで良いという幸福。雪のない山形も最高ですね……!

2025年4月26日土曜日

ふるさと納税品を食べたり届いたり

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「デイリーヤマザキ」の
 味わいタマゴサンド \258
 ミルククランブルデニッシュ \218
カフェオレ
巷ではそろそろゴールデンウィークの始まりで、けど今日の我が家は普通の土曜日。普通にジムに行く所存(プログラムも普段通り)。
 
朝食は、そろそろパン祭りも終了と、「デイリーヤマザキ」で買ってきたいつものタマゴサンドと、今月の新商品だったらしい"ざくざくミルククランブルデニッシュ"と。
 
さくさくとしたデニッシュ生地に北海道産牛乳を使用したミルククリームを包み、表面にざくっとした食感のクランブル(そぼろ状のクッキー生地)をのせて焼き上げました。
 
とのことで、食感も風味も良い感じ。
焼豚玉子飯
アイスプーアル茶
で、午前中、「ゴールデンウィーク中じゃなくて良かったよ……」と心から安堵しつつ受け取った冷凍便が、北海道白糠町のふるさと納税返礼品、「エンペラーサーモン900g 小分け 訳あり」。
 
去年の末、「まだ枠があるけど何か欲しいのある?」とだんなに言われて、口コミサイトとか"返礼品おすすめポスト"的なものを見ていた時に見つけた品。これ、とても人気があるらしい。
 
エンペラーの名に恥じない美味しさだそうで、小骨や皮を取り除いた小分けパックで使いやすいとか、どんな料理にも使えるとか。
 
普通にお刺身としても良いみたいだし、ミキュイとかポキとかタルタルとか、夢と希望が溢れますね。食べるのが楽しみ。
 
そしてお昼は、先日、先方の不手際があって"2本目"が届いてしまった、埼玉県白岡市のふるさと納税返礼品「30年秘伝のタレ とろ旨チャーシュー極約800g」を使って、だんなが焼豚玉子飯を作ってくれた(今日の一番上の写真)。
 
卵はやっぱり1人2個。これはちょっと譲れない。
ゆでもやし
鴨鍋の残り
「丸源ラーメン」の
 冷凍餃子
ビール(スワンレイク ホワイトスワンヴァイツェン)
ビール(スワンレイク アンバースワンエール)
今日は息子がBODYJAM45のみ、だんながBODYPUMP60のみ、私はBODYJAM45とBODYPUMP60の2本という感じで、家族各々ジムへ行き。
 
今日はとにかく簡単な夕飯にしましょうということにして、昨日の鴨鍋に残りもあるしと、それをつまみつつ、「丸源ラーメン」の冷凍餃子(確か福袋で買った食事券とのセットだった)を焼いて食べた。当然のように茹でもやしは添えておいて。
 
「うん、丸源の餃子って普通においしいんだよね……」
「けど、餃子の王将も遠くない場所にあるからね、なかなか」
 
餃子食べたい時は王将か、自作かの2択になりがちだからなかなか食べないんだよねなどと話しながらもぐもぐ。