2023年12月7日木曜日

ゲゲゲ映画と温泉湯豆腐

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「ファミリーマート」の
 乃が美監修しっとりホイップあんぱん \158
 生コッペパン(たまご) \138
ヨーグルト(チチヤス クラシック)
チチヤス チー坊
カフェオレ
高級「生」食パン専門店「乃が美」がファミリーマートのパンを初監修!」というネットニュースを見て、え、食べたい、とファミマで昨日買ってきた、"乃が美監修しっとりホイップあんぱん"。
 
一緒に買ったのは、定番の"生コッペパン(たまご)"。
 
ちなみにこの生コッペは敷島製パン(=Pasco)の製造で、乃が美のあんぱんはフジパン製造。
 
ファミマはこうして他社のパンメーカーに依頼してオリジナルパンを作るのが常で、パンに関してはローソンあたりよりファミマのがおいしいなあと思っている。
 
セブンイレブンは"金の○○"が侮れないレベルにぜんぶおいしくて、金の食パンもお気に入りだったりするけれど。
 
このたび、「乃が美」のコンビニエンスストア初監修のもと、あんぱんを開発いたしました。パン生地にははちみつと生クリームを使用し、しっとりとした食感に仕上げ、中身にはなめらかなホイップと粒あんを入れました。つぶあんは、北海道産小豆の「エリモ種」と氷砂糖を使用し風味豊かに仕上げました。
 
高級「生」食パン専門店「乃が美」が大切にしてきた、「しっとりとした柔らかさ」「甘みや香り」にこだわったパン生地で、風味豊かな粒あんやなめらかホイップを包み込んだ、満足感のあるホイップあんぱんに仕上がりました。絶妙なコンビネーションをぜひ、おたのしみください。
 
ということで、けっこう期待していたあんぱんなのだけれど、「……確かに甘くてふわっとしていて乃が美の感じはしなくもないような……?」とは思ったものの、あの、乃が美の食パンのふわもち感とはちょっと遠かった……かな。
 
こう、眼前2mくらいの距離で「乃が美だよ!」と言ってくれる感じを期待していたのだけれど、実際は10mくらい離れたところから「乃が美ですー」と小さく手を振られてるような、そんな存在感。伝われ。
 
そしてお供に、私は一人で日中にちまちまと飲んでいたりなどした、濃縮乳酸菌飲料"チー坊"を。
 
これは朝食に出さないと家族誰も飲まない(飲めない)うちに終わってしまうと思って、ヨーグルトと並べて出してみた。どのくらいチチヤスかちょっと比べてみてくださいよということで。
 
日本で初めてヨーグルトを発売したチチヤスが本気でつくった希釈タイプの乳酸菌飲料。
牛乳・炭酸・ジュースなどと割った自由な飲み方で「あなただけのチチヤス」がつくれます。
友達家族みんなでおいしく楽しめる健康応援飲料。
 
というこの品、だんなも息子も「チチヤスだー!」「めっちゃチチヤスの味!」と笑っていたので、そうだよねえ、と。
 
カルピスに似た方向ではあるけれど、カルピスではなくチチヤス味。
かき氷にかけるとか牛乳に入れるとかしても、ぜったいにおいしやつ。
 
東京の広島アンテナショップに売ってることを期待して、今度新橋に行った時にでも寄ってみないと。
 
で、今日は遅ればせながら映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』をふらりと見に行ってきた。
 
それほど宣伝もされていなかったこともあってさして気に留めていなかったのだけれど、見に行ったと言った友人Jちゃんが「あれはBLです」だそうで。
 
「……?目玉のお父さんと水木しげるの話で……BL?」
「バディものだけど、あれはBLでした」
「そ、そっか……」
 
なるほど?と思ってキャストを見れば、若かりし目玉のおやじは関俊彦さんだし、他の声優も豪華(ヒロインはフリーレンでありアーニャである種﨑敦美さん)だし。
 
ネットで見た予告編もきれいだったから、じゃあ見に行こうかと行ってきたのだった。
 
結論。すごーく面白かった。きれいだったし。
ネタバレありの感想は例によって折りたたみつつ……。
 
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  • 正直、東映だからと(ONEPIECEあたりの雑な背景とか作画を思うと……)期待していなかったのだけれど、背景綺麗だし作画も良いし、さすが、水木しげる御大生誕100年の記念映画だけのことはあった。
     
  • 平日の午後、すでに小さなシアターでの上映になっていたけれど、お客さんは20人くらいはいたかな。
     
  • 声優が全体豪華で、「あー、この人へたくそ……」とジブリ映画にありがちな不満感が一切なかったのも良かった。飛田展男さんに中井和哉さんに石田彰さん、素晴らしい。
     
  • ねずみ男が古川登志夫ー!なんかずっと古川さんみたいな印象でいたけど、歴代ねずみ男は大塚周夫さん(テレビ1期-2期)、富山敬さん(3期)、千葉繁さん(4期)、高木渉さん(5期)からの古川登志夫さん(6期)だそうで。
     
  • あれ?水木しげる御大と言えば、軍服着てるねずみ男顔のキャラでは……?と脳がバグりつつの、いけめん水木しげるの声は木内秀信さん。『MONSTER』のテンマ、『魍魎の匣』の関口巽役をしてらした方だと知って、なるほど感しかなかった。
     
  • そして目玉になってからの目玉おやじの声は野沢雅子さん。長く鬼太郎の声だったのにお父さんになってしまっていた……(ちなみに鬼太郎は沢城みゆきさん)。ちょっと笑った。
     
  • んで、関俊彦さんですよ。私の中では永遠に「修羅魔破拳!」のシュラトだったりするのだけれど、鬼舞辻無惨様のような役もするような熟年のイケボ声優となられて、目玉おやじ(=ゲゲ郎)ボイスも、"毒のない無惨様"という感じ。飄々とした"人ならざる者"な感じがすごく良かった。
     
  • 戦争の描写に、あと、煙草の描写がすごく多くて。特急列車の中、普通に煙草を喫む人々とか、そうだったよねえ……という感じで(私が幼児の頃までは電車は煙草臭いものだったよなあ、って)。
     
  • なるほど、PG12なのも納得の狭い"ムラ社会"の陰湿な風習だったり、残忍描写だったりはちゃんと(?)あって。
     
  • お父さんの髪が伸びた。ゴンさん?ってなった。
     
  • そして猫娘の等身が、なんだか見る度に上がってる気が。前は鬼太郎と同じくらいの背丈じゃなかったでしたっけ……すっかり垢抜けた美少女に……(なぜ……)。
     
  • んで、テーマに"鬼太郎の出生の秘密"があったと思うのだけど、そこについては、「え、それからどうなるん!?」というところでエンドロール始まって、その脇で、原作絵っぽい『墓場鬼太郎』の映像が流れていき、最後の2分くらい映像として鬼太郎誕生が描かれて……、みたいな。
    エピソード知ってる人は「そうだよね、そうなるんだよね」で繋がるという感じになっていた。親切ではないけどでも伝わった、みたいな。それはそれで綺麗な終わり方だったかなと思う。
 
先週Jちゃんが見に行った時点で、「もうパンフも売り切れてた、公式の通販にも残ってなかった……」とのことで、私も先週の『翔んで埼玉』見に行った時にも、そして今日もパンフ売り場を見たのだけれど、パンフ売り切れ。
 
地味に人気な映画だったみたい。見に行けて良かった。
「羽黒・のうきょう食品」の
 柿大根
「五木屋本舗」の
 山うにとうふ
「佐嘉平川屋」の
 温泉湯豆腐
じゃがりこ 鶏皮うま塩味
無限キャベツ(みそかつ風味)
缶つまSmoke さば w/刻みねぎ
豚ひき肉とちくわぶの煮物
日本酒(福井 毛利酒造 紗利 五割諸白純米大吟醸)
だんなも帰ってきての今日の夕飯は、KINOKUNIYAで見切り品になっていたのを、「これおいしそう」と買ってきた、「佐嘉平川屋」の温泉湯豆腐をメインに。
 
セットになった専用の調理水に豆腐を入れて沸かし、豆腐の角が崩れたところで、添付のたれ(買ってきたのは胡麻だれのものだった)をつけつつ食べる、という趣向の品で。
 
日本三大美肌の湯として知られる九州の名湯、嬉野温泉の名物で、調理水を用いて湯豆腐にすることにより豆腐が溶け出し、汁が白濁してやわやわと淡雪のような優しい食感が楽しめます。
 
お豆腐は佐賀県産の大豆を100%用い、創業七十余年の匠の技で一釜一釜丁寧に作り上げています。
 
お客様より絶大な支持を頂いている商品で、ちょっとした手土産に最適な商品です。
 
また、雑誌「BRUTUS」の「日本一おいしいお取り寄せはコレだ!」との企画の鍋部門にて全国の有名鍋16点の中からグランプリに選ばれています。
 
ですって。
 
立派な紙箱に入っていて、見切り品になっていてもまあまあ良い値段だったものの、豆腐がびっくりするほどおいしかったし、豆腐が崩れて溶けた煮汁もおいしかった。
 
煮汁はそのまま胡麻だれを薄める風にしながら飲んでしまったのだけれど、
「湯豆腐を楽しんだら野菜や豚しゃぶ、〆に雑炊やリゾットも」
と紹介にあった通り、そんな感じに肉団子とか野菜とか煮て食べるのも良かったかもしれない。
 
今度買ってきたらそんな風に楽しんでみようと思いつつ。
 
で、肉っぽいものが欲しいなと作ったおかずは、だんな大好物のちくわぶを使っての、ひき肉の煮物。
 
肉じゃが味風にこっくり煮付けたシンプルなこの品、「これはあるだけ俺が食べる」とだんなが言い切るほどの好物で、今日もおいしくできたと思う。
 
こんな感じなら日本酒だなあ?と思いつつ、刻みキャベツ使って無限シリーズのみそかつ風味のを支度したり、手持ちの"缶つまSmoke さば"を開けてみたり。
 
週末の酒の肴の残りも出しつつ、これもかな?と出した"じゃがりこ 鶏皮うま塩味"が笑っちゃうようなおいしさだった。
 
今週の月曜日からコンビニエンスストア限定で発売されたこの品、
 
炭火で焼き上げた香ばしい鶏皮を再現して、こってりとした鶏の脂の旨みが噛むほどにジワジワと広がる「じゃがりこ」です。しっかりとした味付けで、お酒のおつまみにピッタリです。
 
というもので。
 
「やばい、ほんとに鶏皮っぽい味がする」
「なんかじわじわ手が止まらなくなる味だ……」
「また買ってくるよ……」
 
などと話しつつ、今日1回で食べきるつもりはなかったのに、全員の手が止まらなくなった結果、全部無くなってしまったのだった。
 
これは危険なスナック菓子だ……。