2023年12月8日金曜日

ヤエスパブリックで台湾料理

※写真はクリックすると大きくなります※
「DONQ」の
 燻しベーコンとイタリアンポテト \300
「パークハイアット東京」の
 マロンシュトーレン
りんご(青森県産サンふじ 蜜子)
みかん(紀州原農園 完熟温州みかん)
カフェオレ
そういえば、一人でちまちま昼間に切って食べていたけど、朝食の食卓には出してませんでしたよ……と、今朝は「パークハイアット東京」のマロンシュトーレンをスライスして。
 
しょっぱい系パンは、「DONQ」の"ららぽーとTOKYO-BAY店おすすめ"印がついていた、"燻しベーコンとイタリアンポテト"というパン。
 
イタリアンポテト、燻しベーコンをラクレットチーズフィリングで焼き上げた、ラクレット風のパンなんですって。
厚切りベーコンがざくざく乗っていて良い感じだったけれど、ラクレット風と言うならもうちょっとチーズが多くても良かったかな……いっそ追いチーズをしたら良かったかしら。
 
今日は東京駅界隈に買い物に。
「ついてはお昼御飯一緒にしませんかー」
とだんなに声をかけたらいいよーと言われたので、今日はだんなとお昼御飯。
東京ミッドタウン八重洲「オルソー」にて
 魯肉飯ランチ \1050
 葱油鶏麺ランチ \1100
 招牌馬告水餃 \690
どこか行きたいところある?と言われて、行きたい!と言ったのが、開業してから早や9か月、行きたい行きたいとずっと思いつつ機会がなかった、「東京ミッドタウン八重洲」内の「ヤエスパブリック」にある「オルソー」という台湾料理店。
 
去年の春に赴いた「FUJI COMMUNICATION」の系列店で、東京駅界隈であの味が楽しめるなら最高じゃない?と気になりつつも、夏頃まではけっこうな混雑ぶりのようだったから、「そのうち混雑が落ち着いたらね」という感じで機を狙っているうちに、季節は冬になってしまっていたという次第。
 
「ヤエスパブリック」はとてもお洒落なフードコート……のような、違うような。最近多いネオ屋台街みたいな感じ?
 
2023年度のグッドデザイン賞を受賞したそうで、
「約820㎡に渡って広がる、立ち飲みエリア、物販・休憩エリア、八重洲の裏路地を彷彿とさせるエリアが混在する公共性を帯びた商空間」とのこと。
 
11:30-13:30は飲食物持ち込み禁止、終日アルコールの持ち込みは禁止、そして一部のエリアは17:00-23:00はオールスタンディングの飲食コーナーになって、そのエリア内ではモバイルオーダーで席まで料理を届けてくれるのだそう。
 
ランチタイムはそのスタンディングエリアにもテーブルに合わせたハイチェアが置かれ、座って飲食できるようになっていた。
 
雰囲気の違うブロックがいくつもあって、秘密基地みたいな、穴蔵みたいな、なんとも良い雰囲気で。
 
席数は充分あったし、どこに座ろうかなという悩む楽しさもあった。
 
結局、お店にほど近い、ハイテーブルの席に座ることにして。
 
で、こちらが「オルソー」の店頭。
 
漢字で書けば「鶯嵝荘」なのであるらしい。
 
カウンターで注文してすぐに出る料理もあるようだったけれど、私たちは水餃子も頼んだからか、料理が出来たら教えてくれるブザーを渡された。
 
ランチタイムはお得なのだろう(多分)セットメニューが色々と。
 
スープと肉ワンタンがついてくる魯肉飯、排骨飯、鶏肉飯、炸醤麺に葱油鶏麺。
 
だんなは当然のように魯肉飯セットにしていて、私は排骨飯、鶏肉飯あたりと悩みつつ、和え麺が食べてみたかったんだよねと葱油鶏麺を。
 
グランドメニューもまたとても魅惑的で、台湾メンマの黒胡椒、ねぎ豚(カシラ肉)、腸詰、豚足煮込み、ガツの生姜炒め、葱油餅などなど、「あ、食べたい」と思うものばかり。
 
この店のすぐ隣には日本酒の品揃えが魅惑的な、大阪が本店の飲み屋も出店していたり、その隣にはイタリア料理のお店もあって、どこもほんとにおいしそうで。
 
週末の昼とか平日の夜とかに来てだらだら飲み食いしたいとしみじみ思う素敵スポットだった。
 
というわけで、こちら、馬告風味の水餃子。
 
皮もちもちで、表面にも、そして肉だねにもしっかり馬告が練り込まれていて、独特な"柑橘風味の胡椒"みたいな風味の良さがとても良い感じ。
 
だんなの魯肉飯(今日の一番上の写真)はちょっと大ぶりに切られたバラ肉がざくざく乗っていて、うずら玉子の台湾風醤油煮と高菜と自家製の大根の漬物が添えられているというもので、味見させてもらったら、正しく台湾の味がした。
 
だんなは少し前に東京駅構内の新しくできた魯肉飯のお店に行って「これは魯肉飯じゃない……」という感想を抱いて帰ってきたそうで、「次に職場近くで魯肉飯食べたくなったら迷わずここに来るわ」というくらいには気に入ったらしい。良かった良かった。
 
私の葱油鶏麺のセットはこんな感じで。
 
細めのきゅきゅっとした麺に醤油ベースのたれが絡んで、柔らかな蒸し鶏と葱ソース。
 
ワンタンもぷりぷりで文句のないおいしさ、値段こそ台湾の倍(いや3倍?)くらいはしたものの、台湾への郷愁をしっかり癒やせる幸せな美味だった。
大手町「DEAN & DELUCA」にて
 ストロベリーチーズケーキラテ \693
食後は「東京ギフトパレットに行きたいです」と、私一人だったら地下迷宮を歩く自信がないから迷わず地上に出ようとしていただろうところ、だんなにさくさくと地下街の最短距離を連れていってもらって、一度買ってみたかった「Bakers gonna Bake!」のスコーンを買って。
 
ついでに通りすがりった「八 by PRESS BUTTER SAND」でもお菓子を買って(もとい、買ってもらって)、ごちそうさまでしたありがとうーと、だんなと別れた後は、がつがつ歩いてパレスホテルまで行ってきた。……割と遠かった。
 
お目当てはシュトーレン
 
2023年限定販売の"パイナップルとジンジャーのシュトーレン"(限定400個ですって)が気になって気になって、予約した上で取りに行ったのだった。
 
洋酒が香るセミドライパイナップル、オーガニックドライジンジャー、数種類のフルーツやヘーゼルナッツを用いた2023年限定のシュトーレン。鮮やかなマンゴパウダーをあしらいました。
 
だなんて、ぜったにおいしいと思うから。
 
他に明日のパンを少しだけ買って、あとは東京駅構内か地元駅かでお惣菜でも買ってゆるゆる帰ろうと、最後に立ち寄ったのは大手町の「DEAN & DELUCA」。
 
季節のドリンク、"ストロベリーチーズケーキラテ"が気になっていたので、これをいただいてから帰宅した。
 
果実味あふれるストロベリーソースや、まろやかなチーズクリームを層になるように注ぎ、生地やクリームを重ねたケーキのように仕立てたデザートドリンク。
 
まずはいちごの甘酸っぱさとチーズのコクをそのまま順番に味わってから、全体を混ぜていくととろみが増し、デザートらしいリッチな飲み心地をおたのしみいただけます。
 
という品で。
 
ベースはチーズドリンク……というかヨーグルトドリンクな風で、フラペチーノのようなこってりさはそれほどないし、氷も入っているしで、説明文から感じた印象よりはいくらかさっぱり。
 
けど、砕いたパイ生地的なものとか、生の苺が1粒乗っていたりとかで、確かに"飲むケーキ"みたいな素敵ドリンクだった。
 
というわけで、そんな風に東京駅界隈を満喫した後、ゆるゆる帰宅。
「はなまるダイニング」の
 真イカと玉ねぎのサラサラマリネ
 トマト・TOMATO・とまと
手切り生ハム&チーズいろいろ
イベリコ豚と白ソーセージのポトフ
ビール(サントリー ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール)
 
「八 by PRESS BUTTER SAN」の
 ばたふく \270
ほうじ茶
夕食は、塩漬けにしていたイベリコ豚の残りでポトフを。
 
肉は朝に一度煮込んでおいて、帰宅して冷めたところで表面の脂をすくい、夕方からまた煮込んで柔らかにした。
 
ハイ食材室」で買った白ソーセージは旨味があまり出てしまわないように食べる20分ほど前に鍋に追加して、あとはキャベツ、人参、玉ねぎを。
 
生ハムもあるしチーズもあるしと、あとは船橋に帰ってきてから買った、「はなまるダイニング」のサラダ2種類を添えた。真イカと玉ねぎのサラサラマリネと、トマトだらけの、"トマト・TOMATO・とまと"というマリネサラダ。
 
トマトだらけのサラダが思った以上においしくて、これは良いなと自分でも真似して作ってみたいと思った。雑に言えば、刻み玉ねぎ+フレンチドレッシングみたいな組み合わせだったのだけど。
 
で、白ソーセージのおいしさもさることながら、イベリコがほんとにおいしくて。
 
これは「せんどば」の定番商品らしかったから、また是非買ってこようと思った。冷凍だから特売クーポンが使える時に買っておけるのも、とても良い感じ。
 
そして食後に、「八 by PRESS BUTTER SAND」で買ってきた"ばたふく"を。
 
北海道産あずきを炊き上げたあんこの中にとろりとあふれ出るバタークリームを入れ込み、もち米に砂糖や水あめを加え、丁寧に練り上げた羽二重餅で包んだ大福に仕上げました。
 
お昼時にして残り数個だったこの"ばたふく"、人気商品なのか、そもそもの販売数が少ないのかは解らねど、一緒に買ったバターサンドの箱もラスト1箱だったところを見ると、人気、なのかな?
 
ふくふくと柔らかな餅に、こしあん、そしてたっぷりのバタークリーム。おいしかったけれど、罪深い味がした。こう、想像の2倍くらいバター感があった印象。
 
バターは、だっておいしいよバターなんだもの……という、頭の悪い結論に至ってしまいつつ、おいしかっただけに頻繁に買ってはいけないお菓子だなと思った。
 
バターと言えば、「エシレ・メゾン デュ ブール」の案内もちらちら見ていて、"新年を祝う“バター香る”ガレット・デ・ロワ"だとか、"エシレバターたっぷりブッシュ・ド・ノエル"だとか。
 
あそこのケーキは、並んだり予約したりして買う濃厚こってりバター満載品ではない、通常販売の(=バター感が若干控えめの)生ケーキくらいで十二分なバター量だよねと思ってしまうあたり、私もそろそろ年なのかもしれない(?)。