2025年6月21日土曜日

日本酒とイマーシブとホラー映画

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冷や汁
沖縄産ライチ
麦茶
ついにライチのシーズンが始まったぞーとわくわくしている中、メルカリには国産ライチの取引もけっこうあって。
 
果物屋の国産ライチはとんでもない値段だけど、メルカリで入手する分には手の届く価格だったりして、今回、試しにと沖縄のライチを買ってみた。
 
こんな感じ。赤くてとても綺麗で大粒。そしてすっっごくおいしかった。これは幸せ。
 
そんなライチを食卓に出しつつ、今日も朝からなかなかの気温の中、献立は冷や汁にした。
 
Jちゃん好物の夏の雑炊ものといったらやっぱりこれだよね、と。
 
焼いてほぐした味に麦味噌と豆腐を合わせた冷たいだしは昨夜から用意しておいて、きゅうり、青じそ、茗荷、胡麻は食べ際に盛り付けて。
 
手前味噌ながら、たいへん美味しくできたと思う。
 
で、今日は色々盛りだくさんで、午前中早々向かったのはお台場の元ヴィーナスフォートの「イマーシブ・フォート東京」。
 
2022年に閉館したヴィーナスフォートを、ほぼ居抜きで2024年3月に開園したのがイマーシブ・フォート。
 
行ってみたいなと気になっていたのだけど、5月にイマーシブ謎解きにJちゃんと行ったことから、「似たようなの行ってみる?」と、ここでの演目の中では比較的軽い、「劇場型謎解きゲーム 今際の国のアリス」に行ってみることにしたのだった。
 
「これは、命を懸けて挑む“デスゲーム”です。非常に強い刺激を伴います」
という注意書きがあって、参加にはwebサイトでの同意書の入力が必要で。
 
「没入感を極限まで高めるために、装着いただく首輪は電流が流れる仕様になっています」
だそう。
 
どっきどきしながら演目に臨んで、途中ではJちゃんと別行動で挑まなきゃいけないミッションもあったりして、最後、脱出できる直前まではいったのだけど、技術的なというか時間的なというかの問題でリミットを迎えてしまったのだった。いや、あの状況下であのもにゃもにゃ……は、無理ですって。暗いし。見えないし。
 
そんなこんなでJちゃん諸共"致死量の電流"を浴びることになって、脱出失敗ではあったけれど、この話は最後の最後に首輪を外せた・外せないという分岐があるだけで基本的にはお話を筋書き通りに辿っていくようなものだったから、没入感がすごかったし面白かった。
 
イマーシブフォートの演目、花魁の世界にタイムスリップすることになるらしい「江戸花魁奇譚」がすごく面白そうだなというのと、19世紀のフランスで実際にコース料理をいただくことになる「真夜中の晩餐会 -Secret of Gilbert's Castle」がすっごいなーと思うのだけど、その分値段も張るわけで。特に後者は2万円強。どんな感じなのかすごく気になりはするけども、さすがにちょっと贅沢な遊びに過ぎるな。
ららぽーと豊洲内「BUTTER」にて
 苺いっぱいストロベリーカスタードパンケーキ \1900
 レモネードアイスティー \450
で、午後には映画ということで、ゆりかもめに乗って久しぶりの豊洲へ移動。
 
ちょっと遅めの昼御飯……というかおやつにと、行ってみたかった「BUTTER」はどう?と提案したらパンケーキ好きのJちゃんに是非にと言われ、パンケーキを食べてきた。
 
私は"苺いっぱいストロベリーカスタードパンケーキ"、Jちゃんは、"生食感ホワイトタワースフレパンケーキ"。
 
お互いフルーツもりもりな、"映え"なパンケーキ頼んで、少しずつ交換して、生地の食感がちがうーなどと言いつつ、疲れたねと感想戦などもして。
 
このお店、錦糸町にもあって、前から気になっていたのだった。Jちゃんの生食感パンケーキが、もっちりねっちりという感じで面白かったな。私の側のも、お互い、クリームの風味だとかが良い感じでおいしかった。
 
そして見てきた、本田望結主演『きさらぎ駅 Re:』。
 
先週金曜に公開が始まったばかりなのに、当初見ようと思っていたお台場の映画館は土曜ですら、夕方の回1回のみ。
 
この豊洲の映画館にしても、夕方と夜の回の2回だけという残念な上映頻度で、そんなに人気ないのかと苦笑してしまったのだけど、でも、その分館内はそこそこの混雑だった。
 
6割方は埋まっていたんじゃないかなあ。
 
そして、思いのほかと言ってしまうと失礼だけれど、すごく面白かった。
ちゃんと続編としてまとまっていて、「おお」と思うところがあったり、くすりと笑ってしまうところもあったり、C級映画的シュールさも残しつつ、最後はそう来たかーと笑ってしまう感じでもあって。
 
ほんのりネタバレ一言感想(クリックすると表示されます)  
"きさらぎ駅脱出RTA"であり、"アベンジャーズ"であり、"強くてニューゲーム"だった。
 
「いや、これは昨日見て良かったよね、ちょうど良かった」
「面白かったですね……」
 
なんて言いつつ、夕陽が沈む中、再びゆりかもめに乗って新橋に帰還。
 
ホラー映画、8月8日封切りの『近畿地方のある場所について』も見たいねーなんて言っているのだけど、その月はJちゃんに会えるの月末になりそうなんで、そしてその日の予定は女子会とセットだから映画を見る余裕も無さそうで、という。
 
一人でホラー映画見るのは、なんかこう、怖い、ので……(あ、でも『M3GAN/ミーガン 2.0』は一人でも見に行くよ)。
新橋「作(ZAKU) 新橋駅前店」にて
 豊洲直送刺盛6点&牛タン塩焼きコース \6000
 
新橋「HIGHBALL BAR 新橋1923」にて
 漬け込みフルーツバーボンハイボール \880
 テーブルチャージ \550
夕飯は、行ってみたい日本酒のお店があったのだけれどそちらは今日はイベントとのことで予約ができなくて。じゃあ代わりに……?と、4月1日にオープンしたばかりで、平日は時間無制限飲み放題もあるという「作(ZAKU) 新橋駅前店」に行ってみることにしたのだけど、ここは……なんか、いまいちだったなあ……料理が不味かったとかではないのだけど、日本酒が、どこが「稀少な」なのかな?という感じで。
 
いただいたのは、"【稀少な日本酒含む3H飲み放題付き】"豊洲直送刺盛6点"&"牛タン塩焼き"6000円"というプラン。
 
あとから見返したら"20種類以上の日本酒!!!"とあったのに、実際はこの10種類しかなくて、ウェブサイトに載っていた七田も玉川も神亀も鍋島も写楽もリストに載っていなかった。
 
前の居酒屋の居抜きなのかな、店内に染みついたみたいな煙草の匂いも閉口する感じで、これは久々にがっかりなお店だったな……Jちゃんごめん。
 
出てきた料理はこんな感じ。
 
前菜3種
職人手仕込み、その日のおまかせ
本日のサラダ職人手仕込み、
その日のおまかせサラダを提供させていただきます
刺身六点盛り
豊洲直送の鮮魚をたっぷり6点盛り合わせ
利尻昆布の出汁巻き玉子焼き
北海道利尻島で育まれた、肉厚で風味豊かな利尻昆布をふんだんに使用した、贅沢な出汁巻き玉子焼きです。
カレイの照り煮
→ししゃもの南蛮漬けに変更
牛タンの塩焼き
厳選された牛タンを、備長炭でじっくり焼き上げました
アサリのバター蒸し
→コロッケに変更
鮮魚のお鮨 (一人二貫)
→サーモンとまぐろの寿司が1人4貫に
デザート
一口チョコレートケーキ
 
面白かったのは、呼び出しボタンはこれ、と言われたのが、この昭和レトロなくじ引きマシンで。
 
てっぺんの「呼出し」を押すと、ピーンポーンって鳴るようになっている。
 
え、懐かしくない?これ、って弄ったりしつつ、おしゃべりもしつつだったから、お酒は1升くらい飲みながらなんだかんだ3時間楽しんで出てきた。
 
個室だったのがまあまあ良かったかな……。いやでも日本酒の品揃えはな……。
 
謎に牛タンがこのたっぷりボリュームで出てきたり、1人2貫と書いてあったお寿司が1人4貫出てきたのは嬉しかった。
 
きっちり3時間で追い出されて、まだ(まだ?)夜10時。
 
もうちょっと、もうちょっとだけ何か……ということで、出たお店のすぐ向かいあたりにあった、ウイスキーとハイボールの専門店で一杯だけ……、と。
 
HIGHBALL BAR 新橋1923」というお店。
 
卓上メニューに日替わりで2種類あるという"漬け込みフルーツバーボンハイボール"がおいしそうだったのでじゃあそれを1種類ずつ、と、ベリーが主体のと柑橘が主体の(詳細覚えてない……)を出してもらって。
 
席料は550円とちょっとお高めだったものの、嬉しいことに、ナッツと乾き物のおつまみの類が巨大なジャー2つに入れられて卓上に置かれていて、これが食べ放題。
 
え、おつまみはもうこれで全然良いよと、それをつまみつまみ、フルーティーなお酒を楽しんだ。
 
結局23時を回ったところで解散して、乗り過ごすようなこともなく船橋で乗り換え無事帰宅。
 
昨日今日といっぱい遊んだわーいっぱい飲んだわー。楽しかった。