2025年11月6日木曜日

大阪に来ましたよー

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ピザトースト
ヨーグルト(朝食みかんヨーグルト)
カフェオレ
今日から2泊3日で関西に。
 
だんなは仕事を終えてから飛行機で、私はホテルのチェックイン時間に合わせてのんびり新幹線でという算段で、朝食は普通に家で。
 
「ヤマザキ」のダブルソフト使ってピザトーストにしたのだけど、ピザトーストはふわふわ系だから、あまりピザトーストには似合わなかったかも……。もうちょっと歯応えのある、トーストしておいしいパンでピザトーストにすべきだったな。などと思うと「ペリカン」のパンが食べたくなってしまったり。
新幹線車内にて
 「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」の
     海苔弁 膝栗毛 \1380
 ほうじ茶
そして昼頃の新幹線で9月以来の大阪に。
 
お昼御飯どうしようかなとGranStaをぷらぷらした結果、「海苔弁、いいな」で「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」のGranSta限定(1日限定30点らしい?)の"海苔弁 膝栗毛"を買うことにした。
 
おにぎりタイプで食べやすそうで良いな、と。
 
江戸の時代に東海道がお江戸日本橋から西に伸び多くの人が行き交いました。時代が変わっても移動手段が変わっても、東京はすべての始まり、起点です。
 
俵おむずびをメインにからあげ、煮卵など移動中に食べやすいおかずを詰め合わせ。
当時の道中の風景に思いをはせながらこのお弁当をお召し上がりになってはいかがでしょうか?
 
とのことで、生姜が効いた唐揚げにちくわの磯辺揚げ、れんこん大葉もち、おいしい煮卵、安納芋の大学芋。
 
お値段は良いのだけど安定のおいしさ。
大阪 淀屋橋「神宗 淀屋橋本店」にて
 塩昆布煮汁ソフトクリーム(カップ) \300
大阪に行ったら行きたい場所があったのだった。みんな大好き、塩昆布の「神宗 淀屋橋本店」。
 
他にこれという買い物スポットなどはない淀屋橋、ただただこの店に行くためだけに行ってきた。
 
ビルの1階に、こんな感じに町屋を思わせる木造の建物がすっぽり入っているという、なんとも不思議な佇まい。
 
なんでも江戸時代の町家を再現したものなのだとか。
 
お目当ては淀屋橋本店の限定商品、"ちりめんとくるみの生姜仕立て"と"細切り柚子昆布 やわらか仕立て"。
 
それはそれとして、前回の来阪で買ってめちゃめちゃ気に入った"おにぎり塩昆布 ごま入り"も買おうと思ったのに、売り切れだった。
 
カウンターのお姉さんに聞いたら、ものすごく人気で売れに売れてるんですって。そうだよねえ、おいしいもんねえ。
 
そしてカフェも併設されているこのお店、お昼には、にゅうめんなんかもあるらしく。
 
せっかくだからと、戦々恐々、"塩昆布煮汁ソフトクリーム"をいただいてみた。
 
"こぶしゃり"という、胡麻風味の和風チュイールクッキーが添えられるサイズ違い?器の違い?でイートインは500円、テイクアウトカップだと300円。
 
写真を見た時には、「もしや添えられているのは塩昆布……?」と思ってしまったのだけど、これは大納言あずきの粒あんだった。
 
ごくほんのりと褐色がかってはいるもの、塩気は感じず、むしろふわりとした旨味を含んだ甘さを感じる、コクのあるとてもおいしいソフトクリーム。添えられた"こぶしゃり"も香ばしくて良い感じだし、ソフトクリームの下には、割ったこぶしゃりがカリカリと心地良い食感だった。
 
No.199?老舗が生み出す和洋ミックス 塩昆布煮汁のソフトクリーム|京阪グループ」によると、
 
淀屋橋本店限定の「塩昆布煮汁」は、塩気に加えコクと甘味も楽しめる人気商品。「ソフトクリームに加えれば独特の風味がより楽しめるのでは」と開発がスタート。ポイントは煮汁の量をごく少量にし、ほんのり香る程度にとどめること。
 
やや褐色のソフトクリームはわずかに煮汁が感じられる甘じょっぱさで、さすが老舗、と納得の深みのある味わいです。上にのった大納言小豆の甘味も程よいアクセント。
 
とのことで。
 
これで300円はすごくお値打ちだと思う。食べて良かった。御馳走様でした。
 
そして今日のお宿は明日の利便を考えて初めて足を踏み入れる鶴橋エリア。
 
東横INN大阪鶴橋駅前」は、いかにもなビジホで(しかも界隈、他のホテルより数段安かったのだと、だんなが)、部屋入り口に部屋カードを挿さないといけないタイプ。
 
それはよくあるんだけど、適当なプラスチックの会員カードとかで代用できないかと思った(出かけている間に冷蔵庫がぬるくなるの嫌だなと……あと電子機器の充電しておきたかったというのも)けど、それではダメで。
 
こういうベッドは久しぶりだなという細いベッドに、狭い3点ユニットバス。
パジャマやインスタントコーヒー、かみそり、綿棒、化粧水あたりはフロント前で欲しいものだけ貰っていき、シャンプー類は浴槽の壁にボトルが張り付いてるタイプ。歯ブラシだけは部屋にあった。
 
でもそれなり電源が整ってるし、枕元にUSBの口とかあるのは便利だなーと。そういうところビジホはとっても機能的。
大阪 鶴橋「参鶏湯専門店 蔘鶏湯人ル」にて
 参鶏湯御膳 \2700
     7種類のパンジャン
     参鶏湯
     バニラアイスの柚子ジャム添え
 マッコリグラス(福順都家 SuperDry) \900
だんながホテルに到着するのは9時過ぎとのこと。
 
ということは、初めての鶴橋で一人飯……!?とちょっと緊張することになったのだけど、そういえば人気の参鶏湯屋があったはず!と思い出して、「参鶏湯専門店 蔘鶏湯人ル」に予約を入れておいてみた。
 
一人でも伺いやすい(って見た)、カウンター9席、完全入れ替え制、メニューは参鶏湯御膳1種類だけ、というお店。
 
ホテルからは1.5kmほどの距離で、なら歩くか……と、少し早めに出て、てくてく、鶴橋コリアンタウンを歩いてみた。
 
これはすごい。思った以上に広大だし、思った以上のディープだった。
 
新大久保のコリアンタウンも有名だけど、あちらはファッション韓国というか、観光客向けな面が強い感覚があるけど、こちらはもう普通にアジアな空気の台所といった感じで。
 
並ぶキムチ専門店、冷蔵庫もなく路上で売られる豚の頭……と、なんだか懐かしくすら思う光景が広がっていた。台湾あたりの市場と空気感が同じ。
 
そんな繁華街からは少し離れたところにあったお店は、すっきりとした店頭、この暖簾だけがかかっていて。
 
予約は17時15分、少し早く着いてみれば、すでに店頭にお客さんが集まりつつあり、時間になったところで店内へと案内された。
 
私以外は2人客ばかりだった……かな?1人だけ男性1人客がいたような、とか、そんな感じで。
 
シンプルなメニューは、お土産がつくか否かの違いだけ。
 
飲み物は、コーン茶に韓国ビールにマッコリ、チャミスル、高麗人参酒、百歳酒と韓国色濃厚で、マッコリはロゼ色のもの含め、甘いの2種類ドライの1種類あるとのこと。
 
せっかくだからとドライのマッコリをいただいてみることにした。
 
そして店員のお姉さんの口上などを聞きつつ、フロア中央のコンロエリアではこんな感じにぐつぐつと参鶏湯プレゼンテーションが始まっていて。
 
こんな風に一斉に仕込んで一斉に出すから、完全入れ替え制の予約なんだなあと納得の光景だった。
 
そしてマッコリ、しっかり発泡していて(瓶を開けるのに吹き出しそうで苦労していたほど)、旨味たっぷり、すごくすごく美味しくて。
 
グラス1杯900円となかなかの値段だったのだけど、ホテルに帰って調べてみたら935ml3本で送料込8300円という福順都家のマッコリ(これ )で。
 
ちょっと気軽には買えない値段のマッコリだったけど、これはおいしかった……他の味のも飲んでみたいな……。
 
などとしているうちに眼前にパンジャン(おかず)が8種類。
 
右手前の白菜のキムチから時計回りに、韓国海苔の佃煮、韓国南瓜のナムル、海苔巻き、チャプチェ、豆もやしのナムル、そして中央が揚げたての鱈のジョン。
 
どれも丁寧な仕事がしてあって、名物らしい韓国海苔の佃煮も美味だった。豆もやしもひげ根がきれいに取ってあって。
 
タイミングによっては、店に案内されたら既にこのお惣菜がテーブルに並んでいる状態だったりもするようだけど、今回は、"あと5分で参鶏湯ができますよー"という段階での提供だったから、若干慌ただしい感じにはなったかな。
 
タイムスタンプ見ると、パンジャンが来たのが17:32、参鶏湯が来たのが17:34ということだったから(そして18:15に退店してねという体になっている)けっこう慌ただしくはあったかも。
 
私は一人だったこともあって、もうせっせと食べまくって、一番早く食後のアイスを貰って、一番最初にお店を後にしたのだった。
 
そして待望の参鶏湯。蓋つきのままテーブルにやってきて、これは事前に聞いてはいたのだけど、
「1、2、サムゲターン!いってらっしゃーい」
という謎の口上つき。
 
錦糸卵と刻み葱、クコの実が美しい彩りで、そして1人あたり、小さめの鶏が半羽分ほど使われているのだかな。見た目以上に食べ応えがあった。
 
しっかりナツメや朝鮮人参といった乾物も使われいて、でも渋いようなあの乾物特有のえぐみみたいなのは全くなくて。
 
そして元来参鶏湯は塩などの調味は一切していないらしい(卓上で自分で調味して食べる)そうだけど、適度な塩気がある白濁スープはそのまま食べてもおいしいように、日本人好みにしてあるということだった。
 
それでも卓上には4種の調味料があって、
 
  • ヤンニョンケジャン ジャン (活〆ワタリガニを漬けこんだ唐辛子のジャン)
  • カンジャンケジャン ジャン (活〆ワタリガニを漬けこんだ醤油のジャン)
  • コチュジャン(韓味一直伝一子相伝のコチュジャン)
  • パクチーチップ(独特の風味がクセになる!?LOVEパクチー)
と、それが全部魅力的。中でも、旨味が凄かった"ヤンニョンケジャン ジャン"がとても良かった。コチュジャンよりも甘味旨味が強い感じ。
 
参鶏湯の食べ方は"ご自由に!”だそうだけど、箸を両手に1本ずつ持ってほぐしちゃうのも、韓国ではよくする作法(?)なのだそうで、日本人的にはあまりお行儀良くないかなとは思いつつ郷に入ればなんとやらで、そんな感じで器の中で肉をほぐしては取り分けて薬味乗せて……って感じでいただいた。いやー、おいしかったなあ。お肉、ほろんほろんで、旨味たっぷりで。
 
そして食後にさっぱりと、バニラアイスの柚子ジャム添えを。
 
そういえばお水が出ない……と思っていたら(マッコリ飲んでいたから良いのだけども)、最後に氷水がお洒落なグラスで出てきて、ちょっとホッとしたのだった。
 
お店を出れば、まだ6時過ぎといったところ。
 
のんびり帰ってのんびりお風呂入っていたところで、スーツ姿のだんなが無事やってきたのだった。おつかれさまー。