2025年11月9日日曜日

ホラー展と日本酒と

※写真はクリックすると大きくなります※
「たま木亭」の
 角切りベーコンとチェダー・ゴーダチーズのパン \430 1/2個
 硬焼きバター \290 1/2個
 白生地のれん乳サンド \270 1/2個
 りんごのクーニャマン \320 1/2個
ヨーグルト(チチヤス 低糖)
カフェオレ
旅行から帰って早々だけど、今日は一日遊びの日。
展覧会のチケットも買ってあった(しかも今日が最終日だった)から、台風だったりで帰れないってことが無くて、本当に良かった……!と思いつつの朝御飯は、「たま木亭」のパンを。
 
具材ぎゅうぎゅう、燻製感が凄かった"角切りベーコンとチェダー・ゴーダチーズのパン"に、ほとんどは大丈夫だったものの、スーツケースにぎゅうぎゅうに詰めたせいでバターが表に滲んでしまっていた、いくつかの堅焼きバターのうちの1つも温めて。
 
これは無理かなーと思いながら買ってきたクリームパン、"白生地のれん乳サンド"は若干潰れてしまったものの、ちゃんとおいしく食べられたし、カリカリざくざく食感が楽しい"クーニャマン"も。
 
黒糖とバターで炊いたりんごが入った、季節商品のりんごのクーニャマン。"クーニャマン"はたま木亭オリジナルの造語らしく、"クイニーアマン"が由来みたい。
 
クロワッサン生地を渦巻き状に平たく焼いた風なもので、感覚的には源氏パイをデニッシュにしたみたいな……?(実に乱暴な表現)
 
甘いものはしっかり甘いたま木亭のパン、れん乳サンドも容赦無く甘くて、その甘さがまた嬉しくて、にこにこしてしまった。
ソラマチ フードコートにて
「オホーツク おこっぺミルクスタンド」の
     いちごとチョコレートのクレープ \860
 ジャスミンティー \300
そして11時に押上で待ち合わせ、仲良しのJちゃんと共に行ってきたのがソラマチで今日まで開催だった「ホラーにふれる展 -映画美術の世界-」。
 
新潟で3万人超を動員した大好評展示会が、東京ソラマチに上陸!」ということで、昨夏だったかな、新潟で開催されるニュースを見た時に、ちょっと本気で行きたくなっていた展覧会。
 
東京に来てくれてありがとう……!と、ホラー好きJちゃんに声をかけたのだった。唯一互いのスケジュールが合ったのが今日だけだったという。
 
展示内容、ほぼ全てに触れることができ、写真も撮れ……と、わくわく感満載の、まさに"ふれる展"。
 
排水口から手が出せます。
というわけで、こちらは私の手。
 
裏面はベニヤ板なのに、見事なまでに団地の廊下が再現されていたり、いかにも普通の岩なのに発泡スチロール製だったり。
 
音や光の演出、ホラー映画あるあるな"押し入れの中の風景"はどうやって撮られているのか、体感的に知る事ができたりして、本当に楽しかった。
 
この古びた団地ドアも木製で、向こうから手を出してくれたJちゃんの手で記念撮影。
 
ざんばら髪の"鈴子"さんは、目玉が鈴になっていて、この展示場内に彼女の"本当の目玉"が隠されているとのこと。
 
また、展示されている写真の全てが心霊写真加工されているとか、あちこちに貼られたお札の中、1枚だけ本物が混ざってるとか、そんな美術ノートが最後の最後に掲示されていて、「ちょっと待って!確認しに行こう!」とまた展示場に戻らされたりと、実に手が込んでいた。
 
目玉はちゃんと見つかったし、なるほど、心霊写真ってこれかー!というのも解ったり。
 
と、そんな感想戦は、ソラマチ内のフードコートで、「オホーツク おこっぺミルクスタンド」のクレープを。
 
植物性じゃない、ちゃんとおいしいホイップクリームもりもりのクレープ、時間的にかなりの混雑のフードコートだったのだけど、ちょうど席を片付けかけていた白人兄さんのグループが目に入ったので、果敢に「次使っていい?」と拙い英語で話しかけ、「もちろんだよ!」と快諾いただき、するっと座ることができた。
 
「うどんおいしかったよ!(英語)」「それは良かったねえ(拙い英語)、ハバナイスデー」「thank you, you too」とそれなり軽妙な会話をして、己のコミュ力に感謝。
 
なおこれを後にだんなと息子に報告したら、
「俺なら"どっから来たの?"ってすぐ続ける」
「あと"What brings you to Japan?"とかって言う」
と。
 
そうだねーWhy使うと「なんで来たん?」って詰問調に響くから、What bringsは良い表現だねーと期せずして英会話談義になってしまったのだけど、コミュ障気味の私にあなたたちのコミュ強ぶりを真似しろというのが無理なんですわ……。
 
早めスタートの夕飯の前に、ここにも行こうと決めていた、池袋駅近ビルにある「CCFOLIA BOOKS 」にも。
 
毎日Jちゃんと遊んでいるTRPGのプラットフォームサイト、「CCFOLIA」の実店舗のTRPG専門書店。
 
各システムのルールブックやシナリオ本、ゲームブック、そして文章を書くのも絵を描くのも好きな私とJちゃんにはデザイン書籍や怪異の解説書みたいなのが刺さりまくって、「え、欲しい、この本欲しい」「デザイン的にもきれいだよね……」とおそろいの本をお買い上げ。
 
私はうっかり「みんなでメイキングBL」なんてカードゲームまで買ってしまった。
有楽町「日本酒個室バル 蔵ノ助」にて  お通し 2×\480
 きゅうりの浅漬け \490
 鯛わたの酒盗クリームチーズ \690
 朝どれ鮮魚四種盛り合わせ(1人前) 2×\1080
 特製牛すじ煮込み \990
 自家製肉みそポテサラ \890
     トッピング半熟たまご +\100
 牡蠣クリーミーコロッケ(2個) \890
 炙りエイヒレ \740
 バニラアイス わらび餅添え \590
 無制限飲み放題 2×\3000
今日は日曜、明日は仕事だしほどほどにしておきましょうね……とJちゃんに言われつつ、でもね、土~火限定で飲み放題が時間無制限になるお店があるんだよ……と、予約のうえ向かったのは「日本酒個室バル 蔵ノ助 有楽町日比谷店」。
 
16時開店、お店の方曰く、「閉店が23時なので、最大7時間お楽しみいただけます?」ということだったけど、いやいや7時間はいないでしょうと言いつつも、結局6時間半はいたという。
ほどほどとは何だったのか。
 
突き出しは山盛りのピリ辛メンマで、「これだけでずっとお酒飲めるね?」という感じだったのだけど、飲み放題プランは1人3品の料理注文が必要とのことで、でもそんな縛りなくても普通にいっぱい食べてたわ。
 
お魚料理がけっこう充実していて、刺身盛りもおいしかったし、あと、かなりボリュームのあった"自家製肉みそポテサラ"が良い感じ。オプションで半熟たまごがつけられて、上にごろんと乗ってきた卵を潰して食べるのも楽しかった。
 
お酒は、"限定"と良いめのリストからも選べたのがありがたく。
 
飛露喜ある、醸し人九平次もある、と、当然のようにそのリストから貰うことにして、都度卓上に一升瓶を持ってきて徳利に注いでくれるのも有り難かった。
 
初めて飲んだ気がするけど、鹿児島の富乃宝山、吉兆宝山あたりで有名な西酒造さんの日本酒、天賦がとてもおいしいなーと思った。
 
結局2人で1升飲んでいたらしく。
 
  • 香川 川鶴酒造 讃岐くらうでぃ
  • 福島 廣木酒造 飛露喜 特別純米(限定日本酒)
  • 愛知 萬乗醸造 醸し人九平次 純米大吟醸 山田錦 (限定日本酒)
  • 新潟 村祐酒造 村祐 常盤(限定日本酒)
  • 東京 東京港醸造 江戸開城(限定日本酒)
  • 三重 清水清三郎商店 作 純米吟醸 和悦
  • 鹿児島 西酒造 天賦 純米吟醸(限定日本酒)
  • 岩手 赤武酒造 AKABU F
  • 長崎 森酒造場 飛鸞 にこまる
  • 福島 宮泉銘醸 寫樂 純米
 
そして最後の最後に気付いたのだけど、お店から渡されていた私のお猪口、たぬきがついていてとってもかわいいものだった。
 
ずっとお尻側を手にしていて、黒い模様がついているな?と思ったものの、そういう模様とだけ思っていて(尻尾だった模様)。
 
御馳走様、とお猪口をテーブル中央にまとめておこうとしたところで初めて気付いて、「え、たぬきだ、かわいい」ってなったのだった。
 
「うん、かわいいなーと思って見てました」
「いや、それ言えよ!言ってよ!かわいいなーって!今たぬき、トレンドよ!?」
 
などと酔っ払い2人、「新橋から帰ればいいよねー」と日比谷あたりからうっすら小雨降る中、新橋へと歩いて行って解散した。
 
今日は何だったかな、
 
「なんかね、こう、突然に腑に落ちたんだけど、〇〇って××だなあって」
「いや、××ですよって私前から言ってたじゃん……!」
「いや、言われてたけど、それが腑に落ちたっていうか……?」
 
とか、
 
「ロール書いてて、時々PL発言で"〇〇"って言う人がいて、それ、すっごい嫌で……」
「わかる!それすごい嫌!わかる!」
「だよね!?だよね!」
 
などということで盛り上がっていたような気がする。
6時間話してもなお話し足りないって感じで話があるのは良いことです。ほんとにありがたき友人。