2024年7月27日土曜日

飲み放題とゲ誕脱出、行方不明。

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「デイリーヤマザキ」の
 味わいタマゴサンド
「ランチパック」の
 マーマレード&ホイップ大盛り 1切れ
アイスカフェオレ
どうしてもあれが食べたい……、と、昨日、「デイリーヤマザキ」で"味わいタマゴサンド"を買ってきた。
 
ついでにと、ランチパック大盛りシリーズの"マーマレード&ホイップ"も。
 
「マーマレードとミルク風味ホイップをサンドしました」という、優しい味わいのマーマレードサンドも良かったし、言うまでもなくタマゴサンドは最高だった。
 
そんな朝食を済ませた後は、今日も尋常じゃない暑さの中、新宿に。
 
「Jちゃん!ゲ誕の謎解きが始まるんだけど!」
 
と、告知が出た直後に連絡して、「え、行きたい」と言って貰えたのでチケット取った、リアル脱出ゲーム×鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎『哭倉村に渦巻く怨念からの脱出』に挑戦しに行ってきた。
 
4人チームのところ、2人で行ったからはじめましての女性2人と共に頑張って。
 
すごくさくさく進められて、最後の謎にかけられる時間もそれなりあったのだけど、最後の閃きが一歩間に合わなくて(本当に一歩だった……)脱出は叶わなかった。残念。
 
ストーリーがすごく良くて、声優さんもそのまま、この謎解きだけのためのオリジナルボイスがいっぱい、素晴らしかった。
 
映像はさすがに使い回しというかパッチワーク的に組み合わせたものだった(と思う)けれど、でも素晴らしく良かった。
 
というか、ながらく鬼太郎だった野沢雅子さんが、今は目玉おやじというのが感慨深いというか、やっぱりとても不思議な感じ。
相変わらず、関俊彦さんは良いお声でございました。
 
「でも、最後の謎は、解けてはいたからね……!」
「勝負に負けたけど試合には勝ってた!」
と気を取り直して、次のスポットに。
 
ちょっと不穏なタイトルの、「行方不明展」が次の目的地。
 
『行方不明展』は、誰かを捜す張り紙や異常な量の文字が書き込まれたハガキなど、リアルで不穏な断片の数々で「日常のすぐそばにある異常」を感じさせる。本展で紹介した行方不明者を捜索する必要はありません(電ファミニコゲーマー) - Yahoo!ニュース
 
と、ネットニュースにある通り、これは完全フィクションの、ホラーテイストの展示会。
 
趣味が良いか悪いかで言えば、かなり悪趣味な内容だとは思うのだけど、かつての2chのオカ板(=オカルト板)の"洒落怖"が大好きだった私とJちゃんは「あ、これはやばい気になる」と盛り上がってしまったのだった。
 
入場するなり壁に張られた一面の人捜しの張り紙。
 
もちろん全てフィクション、作り物。なのに不鮮明な写真や手書きの文字にぞわぞわとした怖さが心の底に積もっていく。
 
ちなみに週末やお盆期間は完全入れ替え制(90分で追い出される)の日時指定制で、今日の分のチケットは完売。
 
皆同じタイミングで入るから、途中は渋滞していたり20分ほども待ち時間があるコンテンツもあったりしたけれど、途中、諦めて先に階下を見に行ったりして時間いっぱい使って全部の展示を見て回ることができた。
 
ねっちり見るなら平日の非時間指定(いくらいても大丈夫)のタイミングで行かないとな、という感じ。
 
会場を去り際に撮影したから誰もいない風景で撮れたこちらが、なんとも禍々しい感じの電話ボックス。
 
単なる紙だけの展示だけではなく、小部屋に土の山が突如現れたり、画質の粗い動画がブラウン管テレビで流され続けていたり、香水(!)があったり、あと、ヘットフォンで効くタイプのものもあったりと、視覚だけれではなく、聴覚、嗅覚にまで訴えてくるような展示の数々は、大変に禍々しかった。
 
そしてこちらパンフレット、1300円。
 
大小様々な紙片(しかも紙質や厚さがそれぞれ異なっている凝り具合)は、「あれ?これ展示されてなかったよ……?」みたいなものもあり、もうこのパンフレット自体が、特級呪物みたいな感じで。
 
展示の1つだった香水を、どこにかけよう、と、チケットの半券に吹き付けて、それをパンフレットに挟んで持ち帰ってしまったものだから、帰ってからもまだその香水の香りが残ってしまっていて、「ああ、怪異を持ち帰ってしまった」みたいな気分になれてしまったのも、二度おいしい感じがして大変によかった。
日本橋「粋酔」にて
 時間無制限飲み放題コース \6000
 酒粕 白いちじくバター \600
 だし巻き卵 \1000
 地魚のなめろう \900
 旬野菜の浅漬け \550
 鰻の骨煎餅 \550
 黒糖空豆 \550
夕飯は、ネットで色々調べてみつけた、日本橋「粋酔」さんに。
 
この店、土曜日限定で「酒ディプロマ厳選・純米酒 特選酒含む100種類以上 時間無制限飲み放題 御料理全5品おまかせ6,000円コース」というプランがあって、素晴らしい!と。
 
開店17時、お酒のラストオーダー21時半。5時間くらい、がっつり飲んで楽しんできた。
 
やっぱり時間かけて量飲む分にはそれほど泥酔せず、今日も1升+2合くらい飲んだけれど普通に帰って来られたわ。
 
料理は若干軽めボリュームで、
 
  • 先付
    焼き味噌 季節の地野菜
  • 向付
    スズキのカルパッチョ
  • 焼物
    あべ鶏むね肉の和風棒棒鶏
  • 酒肴
    酒肴3種盛り
    イカ軟骨の肝炒め・パンチェッタ・あさりの佃煮
  • 食事
    ちりめん山椒の焼きおにぎり茶漬け
 
という感じ。
 
酒肴3種盛り(今日の一番上の写真)とか、業務用のあれそれなどという感じはなく、おそらくパンチェッタも自家製で、全体、盛り付けとかが女性向けという感じだなあという印象があったのが面白かった。
 
料理は
 
「あとは締めのお茶漬けのみになるので、お声がけください」
 
と言われたところで、やっぱりちょっと軽めだったねと、なめろうとか、玉子焼きとか、野菜の浅漬けなどを頼むことになって。
 
"白いちじくバター"ってどんなんだろねと頼んでみたのが左写真で、つまりレーズンバターのいちじく版だね?と、これもとてもおいしくいただいた。これ良いな。真似して作りたいくらい。
 
2人で飲んだお酒は、こんな感じ。
 
  • 香川 川鶴酒造 讃岐くらうでぃ
  • 奈良 油長酒造 風の森 秋津穂 657
  • 秋田 福禄寿酒造 一白水成 良心 特別純米酒
  • 新潟県 高千代酒造 たかちよ CUSTOMMADE 純米大吟醸
  • 熊本県酒造研究所 香露 特別純米酒
  • 三重 清水清三郎商店 作 純米吟醸 和悦
  • 大分 中野酒造 裏ちえびじん おりがらみ 純米吟醸生
  • 岐阜 武内酒造 TAKE 1
  • 栃木 せんきん 仙禽 かぶとむし
  • 長野 佐久の花酒造 佐久の花 純米吟醸 夏の直汲み 裏佐久
  • 神奈川 大矢孝酒造 残草蓬莱 純米吟醸 Queeen 槽場直結生原酒
  • 栃木 小林酒造 鳳凰美田 純米大吟醸 山田錦
 
最初の一杯は軽めの飲み口のにしようと、みんな大好き讃岐くらうでぃ。
 
今日はもうとにかく暑かったので、熟成酒のようなこっくり系よりは軽い感じのを好んで注文していたような気がする。
 
今日はたかちよや、佐久の花、ちえびじんあたりがおいしかったなー。
 
締めの焼きおにぎり茶漬けはこんな感じにかわいらしく。
 
フードメニューはすごく種類が豊富というほどではなかったものの、「本日のおまかせ珍味3種盛り/5種盛り」といったものや、自家製へしこの炙り、本ししゃもの天ぷら、本日の押し寿司、厚切りベーコンの酒粕漬けなど、魅力的なものが色々だった。
 
「かぶとむし?」
 
と首を傾げるJちゃんに、
 
「いや、本当に瓶のラベルがカブトムシなんだよね、ほら、ゆきだるまの蔵だよ」
 
などと話しつつ、終盤、そんなお酒も飲んで、でもやっぱり今日はそれほどには酔わなかったな、と。
 
今日は隅田川の花火大会、帰りの電車もまあまあの混雑で、市川まで立ったままだったこともあって乗り過ごすこともなく。
 
明日には、滞りなく運動もできそう。良かった。