2013年12月7日土曜日

ブッフェイタリアン♪

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日本橋「マンダリンオリエンタル東京」内「KSHIKI」にて
 朝食ブッフェ
日本橋「マンダリンオリエンタルホテル東京」に宿泊の朝。
 
「おおっ、昨日はモヤッて見えなかったけど、今日は見えるよー!」
富士山、ビルの向こうにちょっとだけど見えてるよー!と、爽やかな目覚め。
皇居の緑が綺麗に見えるわけではなく、大手町、丸の内のビル群が見えるくらいの展望だけれど、床までガラス窓になっている32階の客室はやっぱりちょっと非日常な感じでわくわく。
(一度住んで軽く懲りたので、タワーマンションに住みたいとはもうあまり思わないんだけどね……)
 
朝御飯つきのプランだったので、ゆるゆる着替えてロビー階にある「KSHIKI(ケシキ)」 でブッフェ朝食をいただいた。
 
なんともお洒落な、盛りつけにセンスのあるブッフェ台。すごく種類豊富というわけではないけれど中華粥や点心の類も用意されていて、卵料理はオーダー式。最初に注文を聞いて、テーブルまで運んでくれる。
 
料理の説明をしてくれたのは白人の壮年のウェイター氏で、母の座る席にそっとクッションを置いてくれたりと、びっくりするほど気遣いが細やかだった。お茶の種類も例によって様々用意されていて、今朝はアッサムティーにミルクをつけてもらって、だばだばたっぷりいただいてきた。
 
マンダリンオリエンタル東京の朝御飯。器がいちいち素敵でした。 木製のボウルがずらりと並ぶ、シリアルコーナー。
 
グラノーラも用意されていたけれど、好みのドライフルーツやナッツ、穀物を自分の好みで配合できるようにもなっていた。
 
ジャムやドレッシングの器には、私の大好きな「WECK」の保存瓶も使われていたりして、眺めるだけでもわくわく。
 
ジュースは全て自家製という感じ。りんごジュースは果実のかけらもざくざく残る風な濃厚なもので、ちょっと不思議な「紫キャベツとりんごのジュース」なんてのも貰ってきて飲んでみた。うん、紫キャベツの味だったわ……。
 
大ぶりのパン・オ・ショコラにバゲット1切れ。バターとタイム風味のマンゴージャム。
 
サラダを盛った皿にはチキンハムとスモークサーモン、ついでにチーズコーナーからミモレットとシェーブルとブリーももらってきて、そんな最初の皿をもぐもぐしているところで卵料理もやってきた。
 
エッグベネディクト。卵の黄身の色が濃くてびっくり。 卵料理、エッグスベネディクト(卵1個だからエッグベネディクト、と言うべき?)も用意できるということで、やったぁ!とそれを頼んだ。
 
イングリッシュマフィンの上に黄身がとろとろのポーチドエッグ、その上にオランデーズソースをかけ、表面にごくわずか、焼き色をつけてあった。
 
焼きトマトとシブレットを添えた皿に、私は別途温菜コーナーから持ってきたハーブソーセージと厚切りハムのグリル、じゃがいもと玉ねぎのソテーを添えて、豪華な卵料理皿の完成。
 
オランデーズソースの酸味も上品で、表面を焼いて軽く乾かしたソースと卵のバランスが良い感じ。切って零れた卵の黄身がびっくりするほど色が濃くて、これってすごい卵なのかなぁと思っていたら、そそと寄ってきた例のウェイター氏が背後から
「この卵は、特別に、ハイビスカスとローズヒップだけを餌にした鶏から産まれた卵なんです……」
と。赤い食べ物だけを食べた鶏だからこんな黄身になるのだそうで……すごいわぁ。
 
お昼もがっつり食べることになるかもだしねと、この後はデザート。ヨーグルトパフェ(グラノーラとマンゴーソースとカスピ海ヨーグルトを層にしたものがグラスに入ってた)、フルーツ色々。マンゴーにパイナップルにオレンジ、ドラゴンフルーツ、ベリー類。
 
アジアからの輸入品であっても北半球の国では今頃の季節はマンゴーの旬とは言えないはずで、でもマンゴー、美味しかった。オーストラリアとかペルーあたりの南半球のマンゴーは夏冬逆転で今が旬になるから、そっちからの輸入なのかな。
 
今の季節の美味しいマンゴーは貴重なものだから、かなりがっつり食べてしまった。

日本橋「マンダリンオリエンタル東京」内「VENTAGLIO」にて  Christmas Brunch Buffet \4600
 With Free Flow of Sparkling Wine \2300
昨日のディナー、満席でふられてしまったホテル内のカジュアルイタリアン「VENTAGLIO」。
 
イタリアンは息子も好物だし、それじゃあチェックアウトしてから行ってみる?……と昨日の夜、土曜のランチにと予約を入れてみたのだけれど、なんとそちらも満席とのこと。
 
「ですが、キャンセル待ちということで、空きが出次第ご案内するようリストに名前を載せさせていただきますが……?」
とレストラン予約の方に提案してもらい、それじゃあそれでお願いします、と言っておいた。
 
「ぶっちゃけ、ですね。キャンセル待ちで席が空く確率ってどれほどのものでしょう?」
確率低いなら最初から別のお店を検討しますし……とその時に尋ねてみたところ、「お待ちいただいて、大丈夫かと思います」とけっこう強めに断言していただいた。ならばと待ってみたところ、今日の10時頃に「お席、ご用意できました」と部屋に連絡があった次第。めでたしめでたし。
 
折しもクリスマスシーズンということで、提供されていたのは「Christmas Brunch Buffet」。クリスマス本番となるとまた別のメニューになるそうで、今日いただいた内容は12月1日、7-8日、14-15日の5日限定のものらしい。
 
・野菜と魚介を使った前菜各種とイタリアンコールドカット
・厳選された温かい料理
・本日のロースト
・クリスマススペシャルデザートブッフェ
・コーヒー紅茶またはマンダリンオリエンタルブレンド
以上、食後のドリンク以外は全てブッフェ式。いつもは出ないロースト料理がいただけるとあって、しかもそれはローストビーフ♪素敵な内容だった。
 
マンダリンオリエンタル東京「VENTAGLIO」、吹き抜けが心地良い店内。 で、この内容に2300円足すとスパークリングワインが飲み放題。
 
単品でアルコールを頼むと1500円くらい取られるので、
「うーん……2杯飲むなら、こっちにした方が得だと思うよ?」
と、私と母はスパークリングワイン飲み放題で。
 
結局、母が帰る最終日まで、毎日のように昼からお酒を飲んでいた私たちだった。
 
3層吹き抜けのこのお店、明るくて開放感があり、樹木や竹が建物内に配されていることもあって屋内のような屋外のような、不思議な雰囲気。
 
そしてほどなく、お店はあっという間に満席になった。やっぱり人気、あるんだなぁ。
 
マンダリンオリエンタル東京「VENTAGLIO」にて、野菜たっぷり、冷前菜。 野菜に肉にと、あれこれ盛ってきてみた、冷前菜。
 
にんにくの存在感が軽めの、さらりとしたソースのバーニャカウダには、人参、きゅうり、紅芯大根、ブロッコリー、紫キャベツ、などなど。
 
カプレーゼと生ハム、オレンジ風味のスモークサーモンに、「チキンレバーのパテ いちじくのコンポート添え」、「クラシカルな仔牛のツナソース」、「牛肉のサルピコン ハーブ風味 ゴートチーズとグレープフルーツ」といったものも。九条葱にタルタルソース風のソースをつけて食べる品もおいしかった。
 
お腹いっぱいで食べられなかったけれど、ピタパンと共に「フムス」や「ババガナッシュ」といった地中海風の料理があったのも面白い。
 
そしてメインディッシュはローストビーフとクラシカルな風なマッシュドポテト、ホイップ仕立てのホースラディッシュとグレイビーソース。
 
きのこのロースト、パルメザン風味の玉葱と南瓜のソテー、チキンのディアボラ風 ローストポテト添えを同じ皿に盛ってきて、温かい料理を堪能した。完璧にロゼ色に焼かれたローストビーフは期待通りの美味しさ。息子が嬉しそうに、何枚も貰ってきて平らげていた。
 
……で、おかず系をもう1皿食べたいなと、「真鯛とズッキーニ、浅利のアクアパッツァ」、「ラム肩肉の白ワイン煮 トレヴィス添え」、「イタリア産チーズのリゾットとブラックペッパー」、「魚介ソースのペンネアラビアータ」といったものも。
 
どれもしっかり手の込んだ料理ばかりで、そして食べやすい味のものばかり。風味の強いオリーブ油やにんにくを好まない母も、美味しく食べられたようで一安心だ。
 
マンダリンオリエンタル東京「VENTAGLIO」にて、まだ手つかずのデザートコーナーをぱちり。 お楽しみのデザートーコーナーは、可愛いアイスクリームワゴンつき。
 
アイスクリームはバニラとピスタチオ、マンゴー、マスカルポーネといった種類があり、コーンフレークやスプレーチョコのトッピングも色々。
 
冷たいデザートコーナーにはマチェドニア、スパークリングワインのゼリー、シナモン風味のパンナコッタなどが並び、あとはケーキや焼き菓子。
 
「栗のブッシュドノエル」「パネトーネ」「ティラミス」「赤い果実のタルト リコッタクリーム」「ピスタチオのプロフィットロール チョコレートソース」と、クリスマスシーズンらしい甘味がずらりと並んでいた。
 
中国茶ベースのマンダリンオリエンタルブレンドを飲み飲み、シメもしっかりたっぷりいただいて、2013年最後の母とのランチも終了。
数日間、たいへんによく食べました……。
「SITAARA TIARA」の
 タンドリーチキン・シシカバブ・ジンジャーチキン
 スパイシーチキンカレー
 バターナン
アイスティー
東京駅に向かってしまう前にと、ランチ後は母が土産にするお茶菓子などを最後に見がてら日本橋三越の地下食料品売り場をぷらぷら。
 
どうせだったら夕御飯も買って帰ろうかなと、ここ数日口にしなかったジャンルをと、「SITAARA TIARA」でインドカレーを買ってみた。
 
「母がいるときには食べない」という全く同じ理由で5日前に私もインドカレーを煮た気がするのだけれど、気にしない。店頭のナンと目が合ってしまって「あ、美味しそう」と思ってしまったのだった。
 
タンドリーチキンとシシカバブ、ジンジャーチキンと好みのカレー、ナンがセットになったランチセット(?)がお得な感じだったのでそれを1つ。息子好みのバターチキンカレーとチーズナンのセットにしてもらい、私の分は単品でスパイチーチキンカレーとバターナンを。
 
夕方から塾のある息子が夕食にと一旦帰ってくるタイミングに合わせて全部温め、チキンなどは半分こ。息子の皿に多めによそった。
 
ナンは1/2サイズに切って、余熱した魚焼きグリルで2分ほど焦がさないように焼けば、すっかりふわふわの焼きたてナンのように温まったので、次々グリルに入れながら熱々のところを頬張った。ナンがデパ地下で買えるのはとっても嬉しい。しかも美味しくて大満足。