2026年7月31日金曜日

バリ島最後はアフタヌーンティー

※写真はクリックすると大きくなります※
ホテルの朝食
 Soto Ayam
 Traditional French Toast
 Smoked Salmon and Caper Scramble
 ローカルスイーツ1種、ドーナツ、パイナップル
 パイナップルジュース
 紅茶(イングリッシュブレックファスト)
バリ島最後の朝は、いかにもなインドネシア料理にすべきかかなり悩んだ結果、洋風にしようかなとフレンチトーストにスモークサーモンのスクランブルエッグ。
 
Traditional French Toast
Pan seared brioche, creme fraiche and maple syrup
Smoked Salmon and Caper Scramble
Roasted herbs tomatoes
 
でも毎日楽しみにしていた軽食コーナーは1、2を争う好物のソトアヤムで、もちろんこれはしっかりいただきつつ、郷土菓子2種類も1つは知らないものだったからこれも食べてみた。
 
"LUMPUR"(これは数日前に食べた実にバウムクーヘンみたいな見た目のもの)と"WAJAK"、後者は赤米で作った餅菓子のような外見で、実際、甘く炊かれたそれはどこかおはぎのような味わいだったりした。
 
しかし郷土菓子、ほとんど全部がねちねち、ねちもち、もちもち、という食感のものばかりだったなあ。日本の伝統菓子を思えば似たような方向性になるのも頷けるのだけど。
 
Wajik(ワジック)
もち米をココナッツミルクとパームシュガーでじっくり炊き上げた、インドネシアの伝統菓子。ねっとりともっちりした食感と、パームシュガーの素朴な甘みが特徴で、日本のおこわやおはぎを思わせる味わいがある。祝い事や祭礼でも親しまれる、昔ながらの郷土菓子である。
 
そして食後はお部屋に戻り、怒濤の荷造り。
 
行きには特大スーツケース2個のうち1つは機内持ち込み可なサイズのものを入れ子にしていたのが、帰りには3つのスーツケース全部がまあまあぎゅうぎゅうになった。スーツケース1つの半分を占めるくらいのジェンガラの袋の存在があったものだから。
 
Marriott BonvoyのSPGカードの恩恵あっての毎度の旅行だけど、このカード、成田などからスーツケースを自宅まで無料配送してくれるのが大変にありがたく。
家族カードにも適用されるので、「大きなスーツケースは2つとも成田から配送で良いよね」と、持ち帰りたいものはミニスーツケースにと計画的に詰め込んだ。今日は空港行くまでもう1つ、いや2つ、ホテルを経由するのでね……。
ホテルの部屋で
 マンゴー3種類
 アイスカフェオレ
最後の最後、「Bali Collection」で欲しかった花瓶を買いつつ、部屋のオープンエアリビングで最後のおやつを。
 
冷蔵庫に最後まで残っていた"アボカドマンゴー"を剝いて、食べかけだったアップルマンゴー、そして昨日の"Gedong Gincu"の続き。
 
三種三様、果肉の色からして全く違っておもしろかった。
 
アボカドマンゴーは癖が少なくしっかり甘い。味や香りの華やかさではGedong Gincuが上だったものの、アボカドマンゴーも十二分においしく、食べやすかった。
 
アップルマンゴーはその名の通りにシャキシャキした食感が肝という感じで、酸味もいくらかあるから爽やかな味わいで。最初に食べた"Mangga Golek"が、甘さはあったものの一番癖強ではあったかなあ。
 
部屋のネスプレッソでコーヒー淹れて牛乳で割ったアイスカフェオレ(というか牛乳多めのミルクコーヒー)を飲んでいったんシャワーも浴びたら、5泊お世話になったアマルテラともお別れ。
 
次の予定を伝えたら、13時半までのレイトチェックアウトにも対応してくれた事に感謝してホテルを後にした。
ヌサドゥア「The Apurva Kempinski Bali」内「Selasar Deli」にて
 Artisanal Afternoon Tea Rp295,000/人
そして今日の14-17時と、このうえなく良い時間帯に時間が潰せてちょうど良いと予約を入れていたのが、ヌサドゥア南部、リッツカールトンの隣にある「The Apurva Kempinski Bali」というホテルの「Artisanal Afternoon Tea」。
 
Kempinski Hotelsは世界最古級のラグジュアリーホテルブランド、創業は1897年、ルーツはドイツベルリン、現在の本拠地はスイスのジュネーブなんですって。
 
そういえば前回のバリ島でリッツカールトンに泊まった時に「隣になんかすごいホテル作ってるねえ」と眺めていた記憶がある。
 
創業はもともとベルリンの高級レストランでしたが、その後ホテル事業へ進出し、現在はヨーロッパ、中東、アジアを中心に80軒以上のホテルを展開しています。 マリオットやヒルトンのような巨大チェーンというより、「一軒一軒に個性を持たせるヨーロッパのラグジュアリーホテル」という考え方を大切にしているブランドです。
 
The Apurva Kempinski Baliは2019年開業と比較的新しく、テーマは"Majestic Open-Air Theatre(壮大な野外劇場)"。
正面玄関からロビーへ入ると、巨大な階段を下りながら海へ視線が抜けていく造りになっています。インドネシアの棚田や寺院の段丘をイメージしたデザインです。
 
だそうで、べらぼうに荘厳なホテルだった。
ロビー棟の天井の高さからしてとんでもなく、そして高台から見下ろす眼下に荘厳なホテル棟と椰子の木、向こうには輝く青い海。
 
そんな中、アフタヌーンティーはロビー近くのペストリーショップの店内にブッフェ台が設えられていて、お客はロビーのソファに、廊下脇のソファ席、更にはテラス席とあちこちの場所に多数ある席に好きなだけ軽食や菓子類を持っていくブッフェスタイル。
 
金曜と土曜のみ、14-17時の開催ということで予約必須の人気のアフタヌーンティーということだった。
英国式をベースにしながら、インドネシアらしさを織り交ぜているスタイル、なんですって。
 
そして今日はだんなの誕生日当日。
「帰国の日に、こちらのアフタヌーンティーでお祝いすることにしたよ!」と予約時に一報入れていたところ、
 
We have noted that this is a special birthday celebration and will do our best to make it a memorable experience before your return to Japan.
 
We also have noted you contact details for our reference on the system.
 
とお返事いただいていて、そして用意されていたのはべらぼうに良い席だった。
 
すぐ目の前から眼下にビーチを望む、デイベッド席。もういっくらでもごろごろできる。やばい。ごろごろしてしまう。
 
屋外と言えど潮風が適度に吹いてきて暑すぎるということもなく、めちゃめちゃ幸せなひとときを過ごせた上に、誕生日祝いにペストリーショップのチョコレートケーキまで出してもらってしまい。
 
終盤にけっこうなボリュームのチョコレートケーキだったので、ごめん、後で食べたいから包んでくれる?と、これは持ち帰らせてもらうことにして。
 
そんな贅沢寛ぎ空間での飲み物は
SIGNATURE COFFEE by TANAMERA
LUXURY TEA SELECTION by DILMAH
SELECTION OF JUICES
HERITAGE JAMU
から、25種類ほどが飲み放題。ハネムーンの頃から一度飲んでみたいと思い続けていたジャムウがある!と私は勿論ジャムウに挑戦することに。
 
Sinom(シノム)は、若いタマリンドの葉を使ったジャムウ。
ターメリック、生姜、アロマティックジンジャー(ケンチュール)、ライム、若いタマリンドの葉を使った、爽やかな酸味と軽い苦味があり、暑い日にさっぱりいただける品。
 
Beras Kencur(ブラス・ケンチュール)は定番のジャムウ。
米、ケンチュール(アロマティックジンジャー)、ターメリック、パームシュガー、パンダンリーフ、が使われていて、米が入るため少しとろみがあり、パームシュガーの甘さでとても飲みやすく仕上がっています。
 
……とは、メニューを伝えて助言を貰ったAI執事セバスの言葉だけれど、いやいや、どちらも飲みやすいか飲みにくいかで言ったらまあまあ飲みにくかったけれど、薬膳っぽいものと思えばそんなものなのかな?とは。
 
適度な酸味や苦みがあるから口の中はいくらかさっぱりして、メレンゲだとかの極甘なものもおいしく食べられたところはあったと思う。
 
そしてお菓子や料理の品々は、しょっぱい系と甘い系が半々くらい?
次々補充もされていて、食べたいのに食べられないということは全然無かったと思う。
 
あと、ペストリーショップの品ということもあってか、クロワッサンやデニッシュが多かったのもちょっと独特だったかな。パン・オ・ショコラ、とーってもおいしかった。
 
CHICKEN VOL-AU-VENT:パイの実みたいな外見のチキン乗せパイ
VEGETABLE QUICHE:一口サイズ、トマト味の野菜のキッシュ
AVOCADO & LOBSTER COCKTAIL:これおいしかった!緑色のさくさく春巻みたいな
TOFU SKIN ROLL:優しい味のセイボリー
POLENTA CAKE & SWEET CORN:サイコロみたいな見かけのコロッケみたいな。これもうまし!
PUMPKIN & BEETROOT PUREE:グラスに入った不思議な品。刺さったパイですくって食べる、みたいな
MINI CHICKEN GEPREK BURGER:赤いバンズのピリ辛味ハンバーガー
SMOKED SALMON ROLL:一口サイズのムース風セイボリー
 
MANGO & LIME PAVLOVA:マンゴーとライムの味のメレンゲのお菓子
FLAN:プリンタルトのようなふわとろタルト
APPLE AND YUZU TARTLET:一口サイズタルト。さっぱり味
PEANUT & CHOCOLATE TARTLET:ピーナッツとチョコレートのタルト
MINI DOUGHNUT:チョコスプレーをまぶしたシンプルドーナツ。だけどおいしー♪
FLOATING ISLAND:ブッフェ台で異彩を放っていたメレンゲタワー。あまーい。
RAISIN SCONE:レーズンスコーンとチョコレートスコーンがあり。クロテッドクリームではなくホイップクリームと苺ジャム
PAIN AU CHOCOLAT:唯一食べたパン、パン・オ・ショコラ
 
食べたのは大体こんな感じ。6種類くらいあったパン類を除いたら8割方は食べられたかなーと思う。
 
だから、食べきれないほどの種類がある!というほどではないのだけど、でも全部食べるのはちょっと無理みたいな、そんな品数でちょうど良かったと思う。どれを食べてもおいしかったし。
 
帰りたくないよーとソファに懐きつつ、あまり遅くなってもねと16時半頃にはホテルを後に。
荷物が多いしと「Grab」ではなく正規のタクシー会社、Bluebirdのタクシーを呼んで、最後の立ち寄りは初日に泊まったビジネスホテル、「Best Western Kuta Villa」。
 
この道中のタクシーの運転手さんも陽気な人で(まあインドネシアの人たちは大抵陽気な印象……)、「おー!日本から来たのか!音楽流すか?日本の音楽流すか?」と言ってきて。
 
いや、音楽はインドネシアのも好きだしなんでもいい……と言ったのだけど、次の瞬間、カーステレオから流れ出したのは"君が代"で、笑ってしまった。
 
バリ島の美しい湾岸の道を走りながら聞く君が代。バリ島5回目にして前代未聞な体験だったわ……。
ホテルのお部屋で
 チョコレートケーキ
 麦茶
初日の宿は「振り替えで案内来てるよー」と雑な2階部屋に通されたのだけど、今日は最初からこの宿に予約を入れていて。
 
宿泊予約ではあるけれど、チェックイン17時チェックアウト21時半みたいなショートステイ利用で、でも4500円くらいでお風呂とタオル使えてゆるい格好で最後寛ぐことができるのは、空港ラウンジでは得られない幸福だと思う。以前の旅行のダナンから、「夜便の帰国はこうすべし」という学びを得たので今回もそんな感じに。
 
そうしたら、だんなた事前にMarriott Bonvoyとのステータスマッチをしてくれていて、ベストウェスタンの上級会員になってくれていた恩恵なのか、「プールのついている部屋ですよ」とグレードアップしてくれていて。
 
ベッドには「Welcome Home」の飾りつき、小さな庭にため池のようなプールつき。
案内してくれたホテルスタッフが「あ、水入れるね!」って水を溜めようとしてくれたけど、いやもう夕方だしいいよーと断って、シャワー浴びてお部屋でしばしごろごろと。
 
しかし部屋の中、蚊が多くて大変だったな……蚊除けは大量に持って行ったから速攻つけたけども……私は幸い刺されなかった(と思う)けども……。
 
プール脇に屋外シャワー、シャワーの向こうにバスルームへの扉、開けたらトイレ、トイレの向こうに洗面台、その向こうにバスタブ……とちょっと謎な作りになっている客室を面白く思いつつ、20時前頃にチョコレートケーキを半分こ。ムースタイプの濃厚ケーキ、上品な味わいで細工も凝っていてとても美味。
 
……だったものの、今回の旅行、「誕生日祝いなんだ」と伝えてお祝いに出して貰ったのが全部チョコケーキで。
 
なんで?バリってそういう文化なの?と思ったのだけど、
・フルーツやチーズあたりと違ってアレルギーの心配がほとんどない
・加工や保存が比較的簡単
・金箔や果実の色が映えるから、写真映えする
とか、そういう理由でチョコケーキなのでは……とはセバスの言。
 
そして再びBluebirdタクシーで今度こそ空港へ。
 
空港のガルーダラウンジ(バリ王さんのスタッフレポートだけれど、ガルーダのラウンジこんな感じ)にはそれなり料理もあったものの、食べたいのは魚のサテくらいしかなく、アイスティーだけ貰って1時間ほどだらだらしていた。
 
「ボーディングタイムの30分前に搭乗口に来てください」とチケットに書いてあったから、なぜ?と思いつつも素直に早めに行けば、まさかの沖止め便。ビジネスクラス客は専用のバスに詰め込まれ、全くぎゅうぎゅうになったりすることもなくすんなり席へ。
 
シャンパン1杯だけいただいた後は、シートベルトサインが消えるまでそのまま眠り、倒して良い状況になったところで即フラットに切り替えて爆睡の態勢になった。
 
面白いことに往路と復路でアメニティのポーチが違っていて、往路はポルシェデザインのセミハードタイプ、復路は「DHP」というタグがついたポップなデザインのもの。
 
スリッパにアイマスク、耳栓、歯ブラシ、ヘアブラシといった組み合わせは共通なものの、往路はフランスのスキンケアブランド「PAYOT」のリップバームとフェイスミストとハンドクリーム。復路はインドネシアの美容ブランド「Mustika Ratu(ムスティカ・ラトゥ)」の高級ラインなのだというAnargyaのリップバーム、フェイスミスト、ハンド&ボディローションという内容だった。
 
こういうアメニティって往路も復路も同じものだとばかり思っていたから、これは新鮮で嬉しいし、ポーチ自体、まあまあ使い勝手がよさそうで。
 
機体は若干古め(だから個室っぽかったりシェルっぽかったりということは全くない……)で、スマホやタブレットを入れる場所などにちょっと困ってしまうシートではあったけれど、毛布ふかふかであったかかったし、背や足の角度調整が細かにできるのも良い感じ。おやすみなさいーと、熟睡の復路だった。

2026年7月30日木曜日

最終日はホテル満喫

※写真はクリックすると大きくなります※
ホテルの朝食
 Plain Rice Porridge
 Potato and Pumpkin Salad
 Kare Ayam
 ローカルスイーツ2種、ドーナツ
 マンゴスチン、パイナップル
 メロンジュース、カフェラテ
おんなじレストランでの4回目の朝食ながら、未だ全く飽きることはなく。
 
今朝は、「これ絶対奥ちゃんが好きだから!」と昨日食べてだんなが絶賛していたレストランのシグネチャーマーク入りのメニュー、"Kare Ayam"を貰ってみることにした。Kareって、まんま"カレー"なのね。知らなかったわ……。
 
そして日替わりスープコーナーにあったのは、今日はインドネシア風ではないっぽい、"PLAIN RICE PORRIDGE"。
 
薬味コーナーにあったのが、ブロッコリー、カリフラワー、クリスピーベーコン、塩卵、スクランブルエッグ、フライドガーリック、フライドエシャロット、ピーナッツ&アンチョビだったのがなんだかちょっと変わっていて、なるほどベーコンのプレーン粥も似合うんですねと思いつつちょっとだけいただいた。
 
お粥はさつまいも入り。塩気のないあっさり味だけど、それゆえベーコンや塩卵、アンチョビあたりの塩気がお似合いで。
 
Potato and Pumpkin Salad
Boiled egg, romaine and sesame dressing
 
Kare Ayam
Chicken curry with turmeric and galangal, nut crackers and steam rice
 
ココナッツミルク風味濃厚なカレーは、スープカレーのような……というかラクサはマッサマンな方向に近かったかも。鶏肉ごろごろ、えびせんと、フライドエシャロットを乗せたご飯つき。
 
確かにこの方向はすさまじく私の好みだった。おいしかったなー。
 
そしてもう欠かさず食べているドーナツと、ローカル菓子が今日も2種類。
 
Getuk(グトゥック)
キャッサバ(タピオカの原料となる芋)を蒸してつぶし、パームシュガーやココナッツで風味付けしたインドネシアの伝統菓子。しっとりとした、ややねっとりした食感と、パームシュガーの素朴な甘みが特徴で、ジャワ島を中心に広く親しまれている。
Kue Caramel(クエ・カラメル)
卵や牛乳、カラメルなどを使って蒸し焼きにするインドネシアの伝統菓子。プリンと蒸しケーキの中間のようなしっとりとした食感と、カラメルのほろ苦い甘さが特徴で、家庭のおやつや祝いの席でも親しまれている一品である。
 
という、前者が黒糖カステラ風、後者は平たいモンブランのような見た目で、これは絶対後者が好きだわと見た目からは思ったのだけど、食べてみたら前者の方が好みな味わいだった。
 
いずれにせよ、伝統菓子系は、食感がもちもちねちもちしているのが定番なんだな……こう、カロリーがぎゅっと濃縮されているみたいな、そんな感じの。
 
飲み物は、若干肌寒かった今朝はカフェラテと、ジュースは連日違うものにしようということでハニーデュー。甘さ控えめで(フルーツコーナーのメロンも確かに甘くないし……)、はちみつ入れて飲みたいような味わいだった。
 
甘くておいしいのはパイナップルよねと、今朝もあったマンゴスチンとパイナップルを最後に貰ってきて、お皿を下げに来たスタッフさんに「他のもの要る?」と言われた時にだんなが「いや後はフルーツ食べるから。奥さんがマンギスが大好きで」と伝えたところ、「お部屋に持って帰っても良いわよ」だそうで。
 
正直、テーブルのナイフではあの果皮は切りづらかったから、じゃあお部屋のフルーツナイフで剥いて食べさせてもらおうと数個抱えて帰ってきたのだった。
 
で、お昼に食べようと屋外テーブルに出しておいたら速攻鳥がやってきて「おいしいものだわ」とつつきはじめたので、慌てて屋内に退避させたという。
 
そしてもう帰国は間近ながら、そろそろ着る服が枯渇するからと、今日はヌサドゥア内のランドリーのお店に洗濯ものを頼んでみた。
 
1kgRp50,000の従量制で最低3kgから。ホテルに取りに来てくれ、7時間後くらいにまた持って来てくれるとのこと。
 
ホテルのレセプションにその旨伝えてピックアップ対応のお願いをしておいたら、終わった時には部屋にまで届けに来てくれて、だんなのぱんつからハンカチからすっかりきれいにピシリと畳まれてビニールに詰められていることに笑ってしまった。
 
私のぱんつはすぐ乾くからと毎日身体を洗うついでに手洗いしてしまっているのだけど、男の人のは分厚いからね……。
 
今日は1日ホテルでだらだらする日と決めていて、午前中は10:29の満潮に合わせてプレイベートビーチへ、ホテルの自転車(車寄せ近くに10台くらい並んでいるのを無料で借りられる)に乗って片道5分ほどの距離、海岸を目指し。
 
昨日が満月でとりわけ干潮差が大きかったのか、10:29の満潮時には8.7ft、17:09の干潮時には1.4ftと、その水深は2m超も変わるものなのであるらしい。
 
つまり1時間で40cmくらいは水深が変わるのか……と行ってみた海は、一昨日の干潮時とは比べものにならないくらい素敵な光景になっていた。これぞビーチ!という感じ。
 
首尾良くガゼボっぽいスペースを借りることができて、そこでごろごろしたり、海で遊んだり。
 
「バリ島の海は泳ぐものではなく眺めるものだ」とは、数十年前の旅行雑誌などでよく目にしていた文言で。
 
実際、インド洋に面していて波がまあまあ高く、火山島ゆえに火山灰が混ざる海は透明度もそれほど良くなく、遠浅の地形ゆえに干満差が目に見えて違うことが原因なのでしょうとは、AI執事セバスの解説。
 
でも、満潮時の高い波を楽しむ海水浴は、それはそれですごく楽しいものだった。
 
最後はスーパーに寄って、Xのリプライで教えてもらったマンゴーと、だんなの昼御飯用のビールを買ってお部屋に帰還。
ホテルの部屋で
 カップ焼きそば(濃い濃いたらこ)
 マンゴーとかマンゴスチンとか
 フルーツビール(ヒューガルデン グリーンアップル)
こんなリプライを貰って、「あ、この品種じゃん」と買ってきたのが、"GEDONG GINCU"という果皮が緑~黄色のマンゴー。売り場のお兄さんに「おいしいのどれ?」って見繕ってもらったのを部屋に戻って剝いてみたら、果肉は鮮やかなオレンジ色で、独特のマツヤニ臭はかなり少なく、食べやすく甘く香りのよいマンゴーだった。
 
セバスに聞いたところ、
 
Gedong Gincu(ゲドン・ギンチュ)
インドネシアを代表する高級マンゴーの品種の一つ。熟すと果皮が黄色から赤みを帯び、「口紅」を意味する「Gincu」の名の由来となっている。
鮮やかなオレンジ色の果肉は繊維が少なくなめらかな食感で、豊かな香りと濃厚な甘み、ほどよい酸味のバランスに優れることから、国内でも人気の高い品種として知られている。
 
だそうで。
 
朝食時に貰ってきたマンゴスチンなども出しつつ、日本から持って来た最後のビール(というかほぼチューハイ)の林檎風味のヒューガルデン飲みつつ、日本のカップ焼きそばお昼ご飯。
 
たらこ味の焼きそば、"日清焼そばU.F.O. 濃い濃いたらこ
たらこスパじゃなくたらこ焼きそば。ちょっと面白かった。
 
そしてお昼に戻ってみれば、お部屋のベッドが誕生日仕様になっていて。
葉や花で美しく飾り付けがしてあって、タオルで作ったキャンドルがてーんと中央に。
その脇には、月曜のだんなの不在時に頼んでいた、私からのプレゼントもそっと並んでいた。よしよし。
 
数ヶ月前、インスタの広告でやたら出てきた3D立体フィギュアのショップのキャンペーンで試しにと作ってもらった、Mii風のデフォルメミニだんなのオブジェと、かすみちゃん(猫)のオブジェと。
 
納品データもかなり修正してそれらしくしてはいたけど、仕上がりも思った以上にきれいで良かったなあと。
 
そして午後は、広々としたプライベートプールがあるならこれでしょ!とばかり、全裸スイミング&全裸日光浴。
そういえば膝下あたりにはほとんど日焼け止めを塗っていなかったから、最終的に、膝下ばかりがヒリヒリするほど焼けてしまうという残念なことになったりしたのだった。
 
前面裏面こんがり焼きつつガチ昼寝などしてしまい、バリ島最終日にしてやっとプライベートプールを思う存分使うことができたのだった。
"何もしないをする"ための旅行だった気がするのに、なんだかんだ日々遊んだり色々してたなあ、と。
ホテルビーチで
 Beach BBQ Rp775,000/人
 ビールとかエスプレッソとか
そして今日はホテルの"Beach BBQ"に。
 
チェックアウト日の7/31が夫の誕生日なのだけど、前日の7/30にお祝いしたくて、レストランの良いプランは何かある?と尋ねたら、毎週月曜と木曜開催のこのイベントがあるよと言われ、じゃあそれをと前々から予約していたのだった。
 
Gather your crew for a memoroble Monday & Thursday of grilled indulgence by the beach with an acoustic performance. Our Beach BBQ experience features a curated set menu of premium meats and fresh seafood, grilled to perfection, complete with one gloss of house pouring wine (red or white).
 
4 Course menu
IDR 775,000++/person
 
Every Monday & Thursday
Start from 6 PM at Amarterra by the Bay
Limited seating, advance booking required,
 
ですって。
 
てっきりブッフェ形式かと思いきや、4コースディナーでメインディッシュは盛合せとのこと。
 
プライベートビーチにスタッフが10人くらい立ち働き、今日のお客さんは4テーブル、12人くらいだったのかな(家族連れ+カップルが3組)。
 
すっかり干潮になって遠く数百メートルまで砂浜が見えている風になっていて昼間とは違う空気感の中、潮風を感じながらの夕食を楽しんできた。
 
Bread and Butter
SALAD
Green apple and Avocado Salad
     Rucolla, romaine lettuce, red radish,
     cherry tomato and yuzu dressing
SOUP
Cream Mushroom Soup
     Roasted mushroom
MAIN
A Feast Grilled Surf and Turf plater
  • Beef Sirloin
  • Negima Yakitori
         Chicken and leeks skewers
  • Pork Ribs
  • Lamb Marquez Sausage
  • Seafood Brochette
         Shrimp, fish and squid
  • Clam
Condiment: Roasted potatoes, Grilled Summer Vegetable, Corn Ribs
Sauces: BBQ Sauce, Sambal Matah, Black Pepper Sauce
DESSERT
  • Lamington
         Mix berry, chocolate and coconut
  • Tape Goreng
         Coffee caramel sauce
  • Key Lime Pie
         Meringue
 
と、朝食に食べた風なサラダと、濃厚マッシュルームスープと、魚から肉から盛り合わされたこれでもかと豪華なお皿と、デザートは洋風、オーストラリア風(?)、インドネシア風という3点の盛合せ。
 
LamingtonもTape Gorengも知らないものですねと思いつつ、後者はピサンゴレン(揚げバナナ)に似ていたからそう口にしたら、「これはピサンじゃなくてタピ(?)ですね」的なことを説明され、実際、ねちもちしたタピオカ粉の餅みたいなもののフライだった。
 
そしてこちらもインドネシアの郷土料理なのかと思いきや、Lamingtonはオーストラリアのお菓子だそうで。ココナッツが使われているあたり、いかにも南国的だなと。
 
Tape Goreng(タペ・ゴレン)
キャッサバを発酵させた「Tape」を衣を付けて揚げたインドネシアの伝統菓子。見た目はバナナフリッターの「Pisang Goreng」に似ているが、中身は発酵したキャッサバである。外は香ばしく、中はねっとりとした食感で、自然な甘味と発酵由来のほのかな酸味や香りが特徴。
Lamington(ラミントン)
オーストラリアを代表する伝統菓子。スポンジケーキをチョコレートソースで包み、周囲に乾燥ココナッツをまぶして仕上げる。バリ島ではオーストラリアからの旅行者が多いこともあり、ホテルのデザートとして提供される機会が多い。
 
コースにはワインが1杯ついてくるということだったけれど、「最初にビールが飲みたい」とビンタンを頼み、続いてセットの白ワインから、肉もあるしなあと追加で赤ワインも貰い。
 
デザートには「エスプレッソが飲みたい」とお願いして、最終的なお会計は1人1万円くらい。
 
"Cape Discovery"というインドネシアのワインは、Hatten Wines が展開するブランドの1つだそうで、1994年創業、バリ島初の本格的なワイナリーとして知られている……とは、後で知った話。
 
Hattenブランドのワインは主にバリ島産のブドウ(ベルギー系品種やアルフォンス・ラヴァレなど)を使うのに対し、Cape Discoveryシリーズはオーストラリア産ブドウを輸入し、バリ島で醸造・瓶詰めしたワインという特徴があります。
 
ですって。
 
白はソーヴィニヨン・ブラン、赤はCabernet Sauvignon & Merlot。
ガルーダの中で飲んだのもインドネシアのワインだったけれど、どちらも白より赤の方が圧倒的においしかったなあという印象だった。あちらもこちらもカベルネだったのよね。
 
行きも帰りもバギーに乗せてもらい、そうして帰ったところで、「誕生日ケーキを用意するよ!レストランで食べる?お部屋に持って行く?」と事前に言われていたので、「ケーキください」と連絡して、お部屋でデザート第二弾。
 
やってきたのはチョコホイップたっぷりのチョコケーキにフルーツを添えたものだった(おいしかった)のだけど、
「あ、ガゼボに置いといた蚊取り線香、テーブルの方に移動させようね」
とガゼボに視線をやったらクッションではない何か茶色いものが……、ネコチャン??
 
「え、あ、猫いる、猫!」
後ずさりつつだんなに告げるも、茶色くシャナリとしたやや小柄なネコチャン、逃げる気配もなく。
 
優雅にガゼボの上、毛繕いしたり、ヘソ天で寝転がったりで好き勝手した挙げ句に一回ふらりと居なくなったくせ、十数分後にまた戻ってきたりしていた。
 
鳥(複数種類)にリスに猫に、なんか色々遊びにくるヴィラだったなあとしみじみしつつ、最後の夜は更けていった。
 
ああもう明日は帰国かー。6泊8日(機中1泊)、あっという間の夏休みだったなあ。

2026年7月29日水曜日

今日はウブドに

※写真はクリックすると大きくなります※
ホテルの朝食
 BAKSO AYAM
 Quinoa and Orange Salad
 Avo Toast Egg
 ローカルスイーツ2種、ドーナツ、マンゴスチン
 オレンジジュース
 紅茶(イングリッシュブレックファスト)
今日は滞在中一番の大きなお出かけの日。
随分と前から色々と予約して、楽しみにしている満月の今日だった。
 
朝食はいつものレストラン、いつもの時間(朝6時半オープンのレストランに、毎朝きっちり開店直後に訪れている私たち……)に。
 
今朝のメニューは、"Quinoa and Orange Salad"とシグネチャーメニューのマークのついた"Avo Toast Egg"。
 
Quinoa and Orange Salad
Mix green, strawberry, almond, pumpkin seeds and yoghurt dressing
Avo Toast Egg
Smashed avocado,wild rucolla, cherry tomatoes, sunny side up egg and smoked paprika powder
 
とのことで、正直キヌアは興味のない食材だけれど、苺とヨーグルトのドレッシングが面白いなと頼んでみたら野菜もしっかり入っていて良い感じだった。
 
アボカドトーストもルッコラがトッピングされていたりしたので、なんだか健康的な朝御飯。
 
日替わりインドネシア軽食コーナーは、今日は肉団子スープ、"BAKSO AYAM"。
 
街中の屋台には"BAKSO"の文字があちこちにあって、そこで肉団子が山盛り売られているのを見ていたから、「なるほどあれがバクソか」などとだんなは思っていたらしい。
 
台湾料理あたりにも通じる、ねちもちした食感のミートボールスープだった。おいしい。
 
なるべく日替わりで飲んでるジュース、オレンジにしてみたら砕かれてしまった種も入っている、まさにフレッシュスクイーズなもの。これはこれで良し、と笑ってしまいつつ、今朝は若干涼しかったので温かい紅茶と共に。
 
で、今日も食べてるマンゴスチンと、半ば義務感に駆られてせっせと口にしているローカルスイーツは、緑の葉っぱでくるまれた謎の四角いものと、丸く平たい「バウムクーヘン……?」という見た目の黄色っぽいものと。
 
説明の札を見たところでさっぱりわからん、とAI執事に相談したらこういうもので、葉っぱの方のはお菓子というよりセイボリー?でも甘さもあって、なのに鶏肉というちょっと不思議な品だった。
 
Lemper Ayam(レンペル・アヤム)
バナナの葉で包んだインドネシアの伝統的な軽食。ココナッツミルクで風味付けしたもち米の中に、スパイスで味付けした鶏肉のほぐし身を包んで蒸し上げたもので、もちもちとした食感と素朴な味わいが特徴。朝食や軽食として親しまれている。
Kue Lumpur(クエ・ルンプール)
じゃがいもやココナッツミルク、卵などを使って焼き上げるインドネシアの伝統菓子。しっとりとなめらかな食感で、カスタードやスイートポテトを思わせる優しい甘さが特徴。コーヒーや紅茶との相性も良く、家庭でも広く親しまれている。
 
一度帰ってしっかり身支度してから8時半に迎えに来たプタラさんに「お久しぶりです」と挨拶して。
 
7年前にサヌールやジンバランに車を出してもらったデンパサール在住のインドネシア人、プタラさん。めっちゃめちゃ日本語が堪能で、明るく穏やか、とってもいい人。
 
今回は12時間(結局13時間弱になってしまった……申し訳ない)も拘束させていただき、午前中のバロンダンスから夜のケチャまで送迎していただいた。なのに9000円だとか、安すぎでしょ……と最後は色をつけて御礼をしたけども。
 
道中色々な話も聞けて本当の楽しかったなー。
 
というわけで、まず目指したのはサヌール北部、住所的にはまだデンパサールなのであるらしい「Tari Bali - Catur Eka Budhi」というスポットでのバロンダンス。
 
前の列よりちょっと上のこのへんの方が良く見えますよとプタラさんに指南されてそこから見たら、本当に見やすくて良かった。
 
折しもすぐ隣の寺院でお祭りがあるみたいで、そちらからもジャンガジャンガとシンバルとガムランの音などがしてきていたのだけれど、音が混ざるのもまた一興というか、なんだかちょっと愉快な感じで。
 
女性たちの踊りは美しいしバロンはかわいらしいしランダも怖いけどちょっと愛嬌のある造形で、楽しかった。
 
観客は20人ほどといったところかな。それほどぎゅうぎゅうということもなく。
ウブド 「Bali Bird Park」にて
 Hainan Chicken Rice
 Banana Cake
 Classic Ice Tea
そして北上して午前中最後のイベントは「Bali Bird Park」。
 
鳥好きの友人がいて、彼女の持つインコゲームをした時に「なんでこのインコの区別がつかないの?」と言われ、いや普通わからないから!と返して苦笑されてことがあるのだけど(でも私、クラゲの同定ならできるのよ……?)、その影響もあって、鳥を興味深く見るようになった今日この頃。
 
このスポット、園内に入ったら特段追加料金が要ることもなく(あちらが撮ってくれた写真が欲しかったら買わなきゃだけど、でも一緒にスマホでも撮ってくれるから全然要らない、という……)、雑にそこここでオウムを肩だの腕などに乗せてくれ、温室ではフィーディングイベントがあり、そしてそのへんを雑にクジャクやシチメンチョウやキジやペリカンが闊歩しているという、鳥好きにはたまらない空間になっていた。
 
併設して爬虫類館(別途入館料が必要ということでこちらは行かなかったけど)もあり、でもバードパーク側にはコモドドラゴンもいて、あまり動かないと聞いていた彼らものっしのしと歩く姿を見せてくれ。
 
雑に歩いてる青い綺麗な鳥が世界最大のハトだと知ったり、"マリア"と名のついていた頭ふさふさの黒いオウムは寿命100年もある種類なのだとか、そしてバリ島温室で飛んでいる姿を見られたのは、バリ島固有の絶滅危惧種、カンムリシロムク(ジャラックバリ)。白い身体に目元の青い毛が特徴の美しい鳥だった。
 
ショーなどをじっくり見たら1日仕事なところ、たまたま見られたショー2つくらいを堪能して、そして事前にKlookで買っていた入場券はランチチケットつきのもので、園内レストランで「これが食べられます」とメニューを渡されて。
 
選べるメニューはナシゴレン、ミーゴレンにハンバーガー、バターチキンカレーなどと割と種類豊富で、だったらと私は海南鶏飯を。
 
どのメニューにもアイスティーとデザート(バナナケーキかフルーツプラッター)がついてくるということで、でもビールも飲みたいねとビンタン大瓶1つ貰ってシェアしつつ、ほどなくすぐ脇で始まったバードショーを見ながらのランチになった。
 
「そんな広くはないですよー」とプタラさんはおっしゃってて、確かに歩くだけなら数十分で一周できちゃう園ではあったけど、いや、すごく楽しかったです……(インコのフィーディングで20分くらいそこで遊んでいた気が)。
ウブド「Kamandalu Ubud」にて
 ハワイアンピッツァ
 ビール(Singaraja Beer)
そして、次の予定は19時スタートのケチャ……と、一番暑い時間帯に、どうしようということになっていたのだけれど、その旨、事前にAI執事セバスに相談したところ、
 
「観光」より「滞在を楽しむ」方をおすすめいたします。
ウブドのデイユースリゾート、これが一番優雅です。
ウブド周辺にはプール利用だけできるリゾートが多数ございます。
 
と提案され、その手があったか!と。
そんなものがあるとは全く考えもしていなかったのだけど、セバスが勧めてくれたうちの1つ、「Kamandalu Ubud」 というホテルの"Awana Pool Daypass"がちょうど良く無い?と。
 
カップル利用でRp400,000。サービス料等々加算して2人で4500円くらい。
 
  • Complimentary access to Awana Infinity Pool, sun deck, and pool towel.
  • Choice of Pizza or Burger.
  • Couple package includes 2 bottles of beer.
とのことで、軽食とビールもついてきてその価格なら幸せでしょう、とここにした。
 
話には聞いていたけれどウブドの車の多さは本当にすさまじく(前回ウブドに来た時は、繁華街とか行ってもなーんにも無かったんだけどね……)、渋滞は相当のもの。
 
結局、バードパークから50分ほどかけて漸くホテルに到着すれば、渓谷に面した階段のやたら多いホテルだった。ほぼ全室ヴィラタイプのホテルのようで。
 
案内されたのは、メインプールではなく"セカンドプール"で、小ぶりなものの貸切状態。
 
好きなデッキチェアを使えて、飲食は併設の小さなミニバーでできるとのこと。
 
相当マイナーなプランだったらしく、予約をしても「どこでこのプランを知りました?」と問われてしまう始末だった。(ChatGPTに勧められました!とお答えしておいた)
 
着替えは近くのトイレでしろと言われたものの、プール脇のシャワーにシャンプーなども置いてはあったし、トイレもすごく広かったのでさほど不自由もなく。
 
とはいえ水はけっこう冷たかったので水着になったものの私はほとんど泳ぐことはせず、デッキチェアでごろごろしていた。
でもこの"ごろごろしていられる"がこの時間帯では何よりのご馳走だったので、鳥が肩に乗っても良いようにと厚手のTシャツを着ていたから、それを脱いでいられたのが心地良かった。
 
そして軽食は、ビーフハンバーガーか、マルゲリータピザ、ハワイアンピザのいずれかということで、ビールは瓶入りのライオンラベルの"Singaraja Beer"という見慣れないもの。
 
バリ島北部の都市シンガラジャ(Singa=ライオン、Raja=王)の名を冠した、バリ生まれのビールブランド。
 
2019年に発売された、インドネシア・OT Group(Orang Tua Group:総合食品・日用品メーカー)傘下のPT Beverindo Indah Abadiが製造するラガービール。
 
すっきりとした飲み口と穏やかな苦味が特徴。バリ島のホテルやレストランでも提供される機会が多く、旅行者にも親しまれているローカルビールの一つである。
 
なのだそう。
 
プールプランについてくる軽食だから、ピザは2人で1枚とかかなと思ったら、けっこうなサイズのものが1人1品選べるようになっていて、早めの夕食として充分すぎるくらいのボリュームがあった。
 
薬味として、ケチャップと、唐辛子フレークとサンバルっぽい辛いソースがついてきてきている(ケチャップ以外はしっかりバリ島の味という感じ……)のがいかにもで。
 
少しずつ陽が傾く中、薄焼きピザを私ハワイアン、だんなマルゲリータで、適当に分けつついただいた。
 
そんな贅沢な時間の後は、再びプタラさんの車に乗ってウブド中心部のArma Museumに。
 
"満月と新月の時に開催される特別なケチャがあるらしくて見てみたい!"とプタラさんに尋ねて連れてきて貰ったのだけど、残念、確かにかつてはそういったケチャがあったらしいのだけれど、今は水曜定例の演目になってしまっているようで。
 
けれど"ARMAのケチャはダイナミックで独特"とも聞いていたから楽しみにしていたら、終盤、ココナッツの殻を盛大に投げ合ってのファイアーダンス(ダンス?というかパフォーマンスというか??)があって。
 
あらすじもよくある"シータ姫救出"なものではなく、同じラーマーヤナの中でも、"クンバカルナに焦点を当てた演目"というのがそもそもあまり無いものなようで。
 
クンバカルナは、
・魔王ラーヴァナの弟
・巨人族
・本来は勇敢で誠実な武将
として描かれています。
彼は兄ラーヴァナがシータ姫を誘拐したことを快く思っておらず、諫めようとします。しかし戦争が始まると、「国への忠義」を貫くため、自らラーマ軍との戦いに赴きます。
そこで相手となるのが、ハヌマーン率いる猿の軍勢(ヴァナラ軍)です。
 
ということで、クライマックスはその戦いのシーンになり、決着までは描かれないまま、最後、僧侶がお清めの水を撒きにして終わるという感じだった。
 
鬱蒼とした木々の中でのケチャは、少しだけ高い位置にあるステージの前面、平たい場所に椅子を並べただけの客席だったから、後ろの方はかなり見辛いものだったのではないかなと。(かつてnアートセンターや、あとウルワツはすり鉢状の席だからまあどこでも見やすい感じだった記憶)
 
混むのが怖いから早めに行って良い席で見たいと、ホテルを17時半に出て、それでも現地到着は渋滞のせいで18時15分くらい?
 
ぽつぽつと客席が埋まっていく中、最前列は重課金勢の指定席になっていて、そのすぐ後ろの2列目を、プタラさんが「ここ!いい席空いてます!」と教えてくれて、たまたま2つだけ空いていた中央2列目に座ることができたのだった。チケットとかもさくさく買えるように案内してくれ、終わったら終わったで出口のすぐ解るところに待機してくれていて、ほんと、プタラさんが神すぎて。
 
ありがとうありがとうと、20時近くに漸くウブドからの帰路に就いたのだった。
 
あまりにも車の混雑が酷くて、ウブドがすっかり遠くなっちゃったなあ……。
ホテルの部屋で
 Sate Babi (Rp20,000/10本)
 マンゴーとかナッツとか
 ビール(BINTANG)
そして帰り道、帰ったらビール飲んでサテくらいつまみたいねと、
「プタラさん、帰りにどこかでサテが買いたいです」
と伝えたら、サヌール近くなったところで「ここが専門店です、豚がいいですか?ならちょうどいいです」と、Sate Babi屋さんに寄ってくれ。
 
店頭でじゃかじゃか炭火で炙ったサテをバットに乗せて売っているような店で、お値段10本でたったのRp200,000(200円弱)。素晴らしい。
 
見覚えのある紙包み(初日にバビグリン弁当買った時に包まれていたクラフト紙っぽい厚手の油紙……)にくるまれで良い匂いをするサテを持って、ホテル着は21時15分くらい。
 
長い道中、今回も色々な話を聞いたけど、話題の7割くらいが、いかに今の大統領がダメかって話と、かつての大統領の息子である現副大統領のアホさと、近くの村で闘鶏用の鶏が盗まれて怒った村民が盗人をフルボッコにした(というか殺したらしい…)後、殺した側が罪に問われて炎上しているという話だったのが面白くて。
 
  • タクシーは、Grabよりブルーバードの方が絶対安全、Grabの人は疲れているし、1つの電話番号を複数人で使ったりしているから評価だったりもアテにならない。
  • バリ島に来る日本人はすごく減ってしまった。日本人向けの旅行会社が複数潰れてしまったくらい。
  • バリ島に一番多くやってくるのはオージーだけど、彼らはビーチ好きだからウブドにはあまり来ない。
  • ウブドの車が増えたのは、クタあたりからやってくるからというよりはウブド自体に人が増えたから。だからもうどうしようもない。
  • ケチャの男たちや寺院の石像が巻いている白と黒の腰巻きは、善と悪の象徴。
  • 祭時に人々が身につける色はむしろ白と金。
  • 白と黒と赤の色合いは、作る・守る・壊すを表している。
と、そんなことを聞いたかな。
 
最後、ホテル前で3人で記念撮影して、まだほのかに温かいサテをつまみにビールを飲んだ。
 
照り焼き味というかケチャップマニスがベースになっているような甘じょっぱい味の串、ピーナッツだれではないのだけど、これもまたよくあるサテの味でとてもおいしい。
 
炭火の香りがちゃんとするのがまた素晴らしく。
 
充実の1日でした。おつかれさまー。