2018年10月31日水曜日

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東京戻りて地元の中華

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ザ・リッツ・カールトン大阪「スプレンディード」にて
 朝食ブッフェ
楽しかった大阪滞在もあっという間に終了で、今日も飽きずに朝食ブッフェ。
今日も卵料理のスペシャリテはトリュフオムレツだったけど、他はちょこちょこ変わったものもあったりした。
 
エッグベネディクト、今日はハム入りで。 スパークリングワインにはりんごジュースを混ぜて飲み飲み、最終日はやっぱりこれとエッグベネディクト。今日はハム入りで。
 
今日も洋梨と柿を剥いてもらって、そして温菜コーナーには香港風の焼きそばがあった。もやしやニラ、海老が入っていて、茶色くて細い、ちょっと固めの麺の焼きそば。焼売も貰ってきて、一緒にもぐもぐ。
 
そして日替わりスープは今日はかぼちゃだった。
大きなル・クルーゼの鍋で保温されているスープは、いつでもアツアツで、そして濃厚で、毎朝とても美味しかった。
 
そして昨日はタイミングが悪かったのか出会えなかった「できたて料理」が今日は2回、テーブルに。
「こちら、できたての茶碗蒸しでございますー」
とやってきたので、エッグベネディクト食べつつ茶碗蒸しもちゃっかり貰い。
 
「いちごとヨーグルトのスムージーいかがですか」
と、キンキンに冷えたミニグラスもやってきたので、それもひとつ。
 
最後は今日も果物食べつつ、りんごジャム入りヨーグルトを。
 
一回くらい、和食尽くしにしてみれば良かったかな。でもベネディクトが美味しかったので満足。
梅田HERBIS PLAZA内「The Cream Teas SPOON FARM HOUSE」にて
 パンチェッタと玉ねぎのピッツァ \1800
今日のチェックアウトは午後2時で、新幹線は2時50分。
 
なんでも今日からうめだ阪急では「イタリアフェア」開催だそうで、見てみたい!と母が言うので今日もデパートに行っていた。
 
食材も色々あった(アルバ産トリュフの色々があったり、オリーブ油や生ハム、ブッラータなんかも)けれど、母のお目当てはベネチアンビーズのアクセサリー。あと、仮面舞踏会に使われるみたいなすごく綺麗な仮面を売っていたりもして、母は猫仮面を1個買っていた。なんか全然大阪っぽくないお土産だけど、母がたいそう楽しかったので、結果オーライ。
 
がっつり朝食だったし昼は軽め軽めで良いよねと、ホテルに戻る間際に並びのモールで立ち寄ったのは紅茶専門店の「The Cream Teas SPOON FARM HOUSE」というお店。
 
店頭に「ロイヤルミルクティー」みたいな案内があったので、スコーンも食べられるのかな、だったら母が喜ぶかなと寄ってみたら、私の苦手な方向に意識が高い系の、フレーバーティー多めのお店だった。ピッツァは悪くなかったけど、うーん……うーん…………みたいな感じ。母が頼んだスコーンも、「クロテッドクリーム?そんなの無いよ」とばかりに、シロップやホイップクリーム、アイスクリームなんかが添えられていて。ちがう、ちがうよね……っていう。
 
面白いシステムの紅茶屋さんでしたが……うーん…… ランチメニューは、サラダ、紅茶のミルクプリン、そして飲み放題の紅茶つき。
 
おもしろいのが紅茶で、問答無用にいろんなフレーバーティーが続々注がれるというもの。
 
テーブルには大きめカップがやってきて、その器にちょぼちょぼと1/4量ほどの高さに「ライチの紅茶でございまーす」という風に勝手に紅茶が注がれて、それを飲み干すとまた次の紅茶が「バラと〇〇の紅茶でございまーす」と、どぼどぼと。
 
4杯くらいは頑張って飲んでみたけど、私はフレーバーティーはあんまり得意じゃなかったから、なかなかしんどかった。
 
母は別料金払ってミルクティーを飲んでいたけど、これもウイスキー風味のホイップクリームが乗ってる風なもので、ちょっと"普通"じゃなかったりして。
 
うううーん、これだったら、ホテルのラウンジでサンドイッチと紅茶を頼んだ方が幸せだったかな……。
新幹線車内にて
 バニラアイス
そうして楽しかった大阪滞在も終わって、駅を歩くのは嫌だという母の意向でタクシーに乗って新大阪駅へ。
 
目の前で焼き上がりが次々出てきた、りくろーおじさん。 ネット予約した特急券はここで受け取ってね、あとその窓口で受け取ったら近くに「りくろーおじさん」があるからチーズケーキ買ってきてねとだんなにリクエストされていたので、キャリーがらがら引きずって売り場を探してみた。
 
目の前で次々焼き上がって箱詰めされていく、焼きたてチーズケーキ。そこら中が良い香り。
 
551もしっかり買ったし(今日までの期間限定販売だった干し貝柱入りの焼売も買えた!)、明日のパンはホテルで買ったし、満載になったエコバッグを抱えて新幹線に乗り込んだ。
 
噂のシンカンセンスゴイカタイアイスもたべました。 そして乗って早々、母が「ねえ、アイス食べましょう?」と。
 
おお、これが噂の「シンカンセンスゴイカタイアイス」か!とわくわくしてしまいながら、食べてきましたバニラアイス。これが初めてではないけれど、すごーく久しぶりに食べた気がする。
 
バニラ一択かと思いきや、抹茶とカフェオレの選択肢があって、母が頼んだカフェオレ味は「コメダ珈琲」の文字が。
 
10分くらいは常温に置いておかないとスプーンが全然刺さらない強固なアイスで、でもとっても美味しかった。
津田沼「銀座アスター賓館」にて
 三種前菜盛り合わせ \2800
 松茸入り春巻 2×\320
 海老と銀杏と栗の炒め物 \2500
 合鴨ときのこの炒め物、トウチーとペッパーの香り \2600
 酢豚 \2000
 白菜と蟹のクリーム煮 \1700
 炒飯 \1400
 かた焼きそば \1400
 やわらか杏仁とココナッツアイスのあんみつ \800
 フルーツたっぷりの杏仁豆腐 \700
 マンゴープリン \1000
 タピオカのココナッツミルク(小豆) \600
 生ビールとか中国茶とか
4人でたんまり食べました
そうして今日は、母は一泊だけこちらに滞在。
 
「子猫見たいけど、噛みつくんでしょ?ならあんたの家に泊まるのは止めるわね」と駅前のJR系ホテルに泊まることにして、明日の午前中に猫を見に来ると。
 
夕飯はだんなと息子も一緒に「銀座アスター 津田沼賓館」で摂ることにした。(値段が良いから)家族では滅多に行かないけれど、あんまりとんがった方向じゃない、安心して食べられる中華料理を出してくれるお店。大体どの料理も美味しいし。
 
今は秋メニューということで、銀杏や栗の入った海老の炒め物とか、きのこたっぷりの合鴨の炒めとか、松茸入りの春巻とか、素敵なメニューがいっぱい。
 
そのあたりを中心に貰いつつ、母の好物も貰おうと、チャーシュー、蒸し鶏、くらげという定番料理の組み合わせの三種前菜や、酢豚も貰った。最後はかた焼きそばと炒飯で。
 
先日、"素"を買ったは良いけど大変にいまいちだった白菜のクリーム煮も、今日は「そうそうこれこれ、こういうのが食べたかったの」という理想の美味しさだった。こと中華に関しては、青椒肉絲とか酢豚とか、昔ながらのメニューばかりを食べたがる母も、これは好物になったみたい。
 
最後には、季節のメニューの中華風あんみつを。好きな味の組み合わせ。 各自1品ずつ頼んだデザート、私は季節メニューの中華風あんみつにしてみた。
 
杏仁豆腐の上にココナッツミルクのアイスクリーム。黒いゼリーは珈琲の味じゃなかったから……まさかの亀ゼリー?いや、そういう苦さでもなかったから、黒烏龍茶のゼリーあたりだったのかも。
 
粒のしっかり残った粒あんと、黒蜜と、あとは季節のフルーツ、蜜がけ胡桃。
 
この胡桃も大好物だし(前菜に出てきた)、好きな味のものばかりで文句のない美味しさだった。
「明日はお寿司、食べましょうね。あとケーキも。そうしたら心置きなく秋田に帰れるから」
と、母。
 
だったらもう少しのんびりしていけば良いのにねえ。子猫だってきっと母には噛みつかないよ。

2018年10月30日火曜日

お好み焼きとフレンチと

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ザ・リッツ・カールトン大阪「スプレンディード」にて
 朝食ブッフェ
英国邸宅風のホテルは、どこもかしこも絵になります 母は、もうすっかりこのホテルがお気に入り。
 
母の当初の希望は「ホテルの下の階がすぐホテル」という、「それってJR系のホテル一択だよね……?」みたいなものだったのだけどそれよりは絶対こっちが好きだろうと、駅から少しだけ離れているこのホテルを選んで。
 
で、駅までのルートを退屈しないように、かつ遠回りにはならないように、ショッピングモールの中をなるべく通っていけるルートを模索していたのだった。その甲斐あってか、あんまり駅から遠いという印象も抱かれなかった模様。
 
英国邸宅風の設えは客室もパブリックエリアも隙なく完璧で、壁には絵画やクラシックな飾り棚などなどが。どこを写真で切り取ってもなかなか絵になる風景で、とても良い。
 
……で、朝食ブッフェも、「すごく好きだわ。すごく良いわ」と気に入ってもらえた模様。
 
朝食ブッフェ。卵料理のスペシャリテは結局連日トリュフオムレツだったわけですが 案外と品揃えは変わってなくて、今日も卵料理のスペシャリテはトリュフオムレツ。
 
今日はこれを焼いてもらって、柔らかめのベーコンやハーブソーセージ、ハッシュドポテトあたりを添えてみた。
 
今日も普通に置いてあるスパークリングワインにはミックスベリージュースを混ぜて、果物コーナーにあった丸ごとの洋梨と柿はお願いして剥いてもらって。
 
お粥も食べてみたけど、これは薬味は中華のが揃っていたけど味は塩気のないごく普通の和風粥だったのがちょっと残念。このホテルでは、お粥よりもカウンターで作ってもらえるだし茶漬けとかの方が、満足度高そうだ。和風のおかずも野菜料理も含めて10種類くらい用意されているから、和朝食も満足度高そう(と言いつつ連日洋風)。
 
ヨーグルトにはホテルの自家製っぽいりんごジャムを添えて、洋梨と柿をまりまり食べつつパイナップルやパパイアも。
Whityうめだ「ゆかり」にて
 お好み焼ランチ \900
 焼そばランチ \850
母と分けつつ。
やっぱり母は大阪でお買い物をしたかったようで、今日は駅前のうめだ阪急本店、阪神梅田本店へ。
 
元々母は数寄屋橋阪急デパートが大好きだったから、「雰囲気似てるわ、懐かしいわ」とすごく御機嫌にあちこちの売り場を歩いていた。なんとなく勢いで、バルミューダのトースター(うめだ阪急オリジナルカラーリングのが売られていたのね)を衝動買いしてしまったりして。
 
で、お昼御飯、母がぽつりと
「焼きそばとかどうかしらねぇ」
と溢し、
「それって中華の焼きそばですかそれともソースで良いんですか!?」
と色めき立つ私。
 
ソースでも良いわーと母が言ったから、じゃあ本格的なの食べに行こう人気のお好み焼き屋さん行こう、あそこ焼きそばもあったはずだから!と、地下街ダンジョンに突入して、Whityうめだ内にある「ゆかり」に行ってきた。
 
一昨日だんなと歩いて予習してあったとはいえ、あの凄まじいダンジョンをちゃんと迷わず歩いて行けた。私、えらい。
 
お好み焼き、無事に食べられました。ばんざーい! 豚イカかモチチーズのお好み焼きにサラダとソフトドリンクがついたセットで900円の「お好み焼ランチ」。
 
母は、目玉焼トッピン\fdccxvnhグの豚イカ焼きそばとサラダ、ドリンクセットの「焼そばランチ」850円。
 
ライスと味噌汁がセットになった「ライスセット」があるのが面白くて、だんな曰く、「そのソースこってりの豚玉を御飯と味噌汁と共にいただくのがウマいんだよなあ」だそうで。
 
母はこの「こってりソース」が想像以上だったみたいで、焼そばよりむしろお好み焼きを美味しいと思ったみたい。
 
なんとなーく半分こ気味にしながら、私の分はせっせと青海苔や鰹節をかけつついただいた。焼そばにもソースかけちゃったりして。
 
キャベツのシャキシャキした感じがない、全体的に柔らかでふわふわ食感のお好み焼きは、安心して食べられる安定の味わい。
 
良かった良かった、大阪滞在中に、お好み焼きを無事に食べることができました(秋葉原に支店があるらしいけど、でもね)。
ザ・リッツ・カールトン大阪「La Baie」にて
 La Baie \15000
 グラスシャンパン
 白ワイン(Macon Village)
夕方にお宿に帰って、ちょっとだけ昼寝して。
 
夕飯は母の意向で、ホテル内のフレンチレストラン「La Baie」に行ってみた。
 
もう80歳の声が近づく母がフレンチフルコースってなかなか凄いと思うのだけど、さすがに量は食べられなくなりつつあるので、コースの魚の前菜と魚のメインディッシュの2皿はポーションを若干軽くしてもらい、でもそれで結局食べきったのだから、母、凄い。
 
お店の名前を冠したフルコースは、デザートが2皿にプチフール、お土産チョコレートまで出てくるなかなかすごいものだった。
 
グラスシャンパンでお代わりして、母好みのフルーティーな白ワイン1本貰って、余裕があったら鹿に合わせた赤ワインでも……と思ったけれど余力が無く。レストランからエレベーターに乗ればすぐにベッドがあることを心から感謝しつつ、ふにゃふにゃになって帰還したのだった。なんだかんだ、今日も1万歩以上歩いたしね。
 
食前のお愉しみ
「La Baie」にて。全体的に「円」をモチーフにした盛りつけて、とってもキュートでした。 アミューズは、こんな感じに手でつまんでぽいぽい食べられる系の可愛らしいもの。
 
イカスミを練り込んだ黒いパンの上にウニの風味のぷるぷるゼリー、ビーツで色付けた可愛いマカロン(中は確かお魚のクリームだった、確か)、そして蟹肉を乗せたパンナコッタ……だったかな?
 
記憶がいまいち曖昧だけど、でもどれもすごく美味しくて。
 
そしてテーブルには、じゃがいもを練り込んだテーブルロールと、バリバリ食感の美味しいバゲットがアツアツの状態で木箱に収められてやってきた。
 
添えられたバターはボルディエで、四角く切られた海藻バターの他に、3kgサイズくらいはありそうな巨大な筒状の発酵バターがやってきて、目の前でしょりしょりと削ってくれるというプレゼンテーションつき。
 
帆立貝柱のタルタル カブのマリネ レフォールクリーム
      アニスソヴァージュのヴィネグレット
すごくすごく可愛い上に美味しかった、帆立の前菜。 すごくすごく可愛かったのが、帆立のタルタルの前菜。
 
リズム感よくぽんぽんと3つの塊に、薄切りの蕪のマリネと共に配されていて、なんだかバレリーナみたいな感じ。
 
ソースはあっさり味のドレッシング風のものと、蕪の葉を使った(って聞いた気がする)濃厚な緑色のものと。
 
上にちょこんと添えられたクリーム状のものも、少量添えられたうみぶどうもちゃんと意味のある味わいで、蕪を上手いことカットしながら全部一緒に口に入れると良い感じ。
 
「インカのめざめ」温かいヴィシソワーズ
      アジマリネ クレソン キャビア
目の前でスープを注ぐ楽しいプレゼンテーションつきで。 「やっぱりここのシェフは、丸っこいフォルムがお好きなのかな」と思ってしまった、可愛いスープの皿。
 
最初はスープが注がれていない状態で、鰺のたたき風のマリネとクリーム(何の風味だったかな……こってりしていて美味しかったんだけども……)、キャビアとクルトン代わりのパリパリ食感の薄焼きおせんべいみたいなのと。
 
なんだか宇宙船みたいな可愛いフォルムのがやってきて、目の前であつあつのスープを注いでくれるという趣向だった。
 
色と味の濃厚な「インカのめざめ」をベースに、ポロねぎも使っているのだという滑らかで優しい味のスープ。
 
的鯛のポアレ トリュフ グリーンアスパラガス エシャロットコンフィ
で、魚料理は的鯛のポアレ。今日の一番上の写真。
 
なんだか連日トリュフ風味のものを食べている気がするけれど、ちゃんとスライスされた塊(?)のトリュフは久しぶりだったかも。
 
ふくふくと肉厚の鯛の美味しさもさることながら、立派な太さのアスパラがお似合いで最高だった。ソースもアスパラガスを使っているんですって。
 
鹿肉背肉コーヒーバターロティ
      フルーツペースト セロリと椎茸 ポワブラードソース
メインが鹿肉というのも、けっこう攻めてるなと。赤ワイン煮じゃなく、ロティで。 そして、メインディッシュは鹿肉!
 
ジビエが苦手な母には、追加料金を払って和牛フィレ肉のローストにしてもらった。
 
鹿肉というとがっつりワインの風味の煮込みが多くて、私はそれはあんまり好きではないのだけれど、これはロティだったのがすごく幸せ。
 
赤ワインをベースにしたソースも優しい味で、カシスとベリーのペーストで風味を変えつついただけるのも素敵。添えられたピュレ状のセロリも爽やかな風味がお似合いで。
 
アヴァンデセール
      フルーツコンポテ 弓削牧場のフレッシュチーズムース
そしていよいよデザート三昧!最初はふわふわ食感のチーズから。 ワインが残っているけれど、でもチーズを食べたらデザートの差し支えるしとそのままデザートに突入させてもらったら、嬉しいことにチーズを使ったアヴァンデセール。
 
皿の模様とそっくりな綺麗な飴細工が乗ったふわふわ食感のチーズムースにはブルーベリーベースのソースを添えて、シンプルに。
 
滑らかなマロンクリームとアイス
      レモンコンフィ ヘーゼルナッツのプラリネ
モンブラン風のメインのデザートは、爽やかなレモンの香りで そしてメインのデザートは大好きなマロンもの。
 
濃厚な栗の風味のアイスやクリームの下には、レモンのコンフィを詰めた爽やかな焼き菓子。
 
紅葉の形のクラッカー風のパリパリが添えられているのがほんのり和風で、色合いもとても綺麗だった。
 
お供にエスプレッソ。
 
プティ・フール
最後まで「丸」がモチーフでした。プティフールは3種類……と、思うじゃん? そして、最後までブレずに"円"モチーフだったプティフールは3種類。
 
ミニサイズのマカロンぽいのとか、カップケーキみたいなの(いちじくが乗ってた♪)とか。
 
どれも1円サイズくらいの可愛いもので、ぽいぽいと食べていたら、「シェフからのプレゼントです」と恭しく更にチョコレートが1個出てきた。宝石箱みたいなのに収められた、惑星みたいな綺麗なチョコレート。
 
しかも帰りがけにはエッフェル塔型のチョコレートと緩衝材がわり(?)のパフチョコを詰めた小箱も渡されて、至れり尽くせり。
 
これだけ品数が続くがっつりフレンチは久しぶりで、たいそう楽しかったし、美味しかった。
レストランの雰囲気も、ホテルにすごく似合っていたし。

2018年10月29日月曜日

母と大阪、ホテル飯

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ホテルのお部屋にて
 「de tout PAINDUCE」のパン・オ・ショコラ \230
 「BURDIGALA」のブレッサンヌ \250
 カフェオレ
さて、今日のだんなと息子は5時起き。早朝の新幹線で東京に戻り、だんなも息子も通勤通学。
 
私は寝間着姿のままいってらっしゃいと見送って、一人のんびり日記書きとかしていた。
 
朝御飯は、一人でホテルレストランに行っても仕方ないしなと、昨日散策ついでに買ってきたパン2つ。「de tout PAINDUCE」のパン・オ・ショコラと「BURDIGALA」のクリームパン「ブレッサンヌ」。
 
部屋のネスプレッソでコーヒー淹れて、コンビニで買った牛乳どぼどぼ注いでいただいた。
 
で、ハウスキーピングに電話して、「昼過ぎまでにお部屋の掃除お願いしまーす」と伝え、同行者が変わるからスリッパとかも新しくしておいてねとお願いして。
 
そうしたら、私の使いかけスリッパや洗面所の石鹸、歯ブラシ、使いかけのシャンプーリンスに至るまで、すっかり一新してくれてたよ。あらまあびっくり。すばらしき。
ザ・リッツ・カールトン大阪「THE LOBBY LOUNGE」にて
 エスカーダ アフタヌーンティー
そうして、キャリーと共に新大阪に降り立った母。私は新幹線改札まで迎えに行った。
在来線を乗るのも歩くのもめんどくさいということで(知ってた)、ホテルまでタクシーに乗ったら、タクシーの運転手さんが母と同郷の人(同じ街に住んでたレベル)ということがわかって、なんだか話が盛り上がってしまったり。
 
とりあえず荷物を置きにと部屋に案内したら、
「あら、雰囲気が良いホテルね。すてきねー」
と、気に入ってもらえた模様。
 
で、流れでホテル内のラウンジに行ってしまい、「だったらお昼はクラブハウスサンドあたりでいいなー」と思っていたところ、なんだか流れで「エスカーダ アフタヌーンティー」を食べることに。
 
ドイツ、ミュンヘンの高級ファッションブランド「ESCADA」とのコラボのオリジナルアフタヌーンティーなんだって。良く知らないのだけど、なんとも洒落なワンプレートセットだった。
 
今日の一番上の写真、右上位置が上から右にかけてがセイヴォリーで、左から下にかけてがスウィーツ、メニューはこんな感じ。
 
セイヴォリー
プンパーイッケルトースト スモークサーモン キャビア
牛肉のビール煮込み タルトレット エダムチーズのシェーブ
シュニッツェル ドイツ産黒ビールとベーコンブレッド サワークラウト
スパッツェル コーンクリーム ブラックトリュフ
スウィーツ
キルシュトルテ
ツィトローネン ルラード
アップルシュトゥルーデル
モーン トルテ
オペラケーキ
クッキー
プレーンスコーン、ヌテラスコーン
クロテッドクリーム、リュバーブマーマレード
コーヒー又は紅茶
アッサムティー
 
スコーンがなんだかゴリゴリした食感(焼きすぎ……?)でちょっと悲しかったのと、見た目重視すぎて味がうーん?なものが数点あったのと。
でも、ロールケーキとか牛肉のビール煮込みタルトとかは、好きな味だった。
 
これは、もっと見た目を楽しむべき料理だったんだろうな。すっかりお腹が空いてしまっていて、最初に何枚かぱしぱし写真を撮った後はひたすら食べてしまった。途中にはピアノとバイオリンの生演奏なんかもあったりして、雰囲気はとっても素敵。
 
で、母の目的は「大阪の駅ビルがすごいらしいから歩いてみたい」というもので。駅ビルって、つまり、あの大阪駅の上の橋とか渡ってみれば良いのかな?と、大丸とLucuaへとりあえず案内してみた。ちらちら歩いて、「あっちが阪急、こっちが阪神」とデパートを教えつつ数時間散策してお部屋に帰還。
 
母は、お買い物しに大阪まで来たのかなー……?
(良くわかっていない娘)
ザ・リッツ・カールトン大阪「花筐」にて
 会席 山吹
 生ビール(ヱビス 小)
 日本酒(大阪 片野桜 花ひとひら 純米大吟醸)
がっつりアフタヌーンティー食べたし、夕飯は軽くで良くない?隣接のショッピングモールのレストランとかもあるよ?と母に告げるも、「ホテルで食べたい」とのことで、今日の夕飯はホテル内の和食のお店、「日本料理 花筐」に。
 
これは「中皿」。香ばしい炙り秋刀魚が、脂も乗ってて最高でした。 ゆるやかに店内が寿司ブース、天ぷらブース、鉄板焼きブース、炭火焼きブースと分かれている和食のお店。
 
寿司カウンターは盛況な模様だったけれど、奥まった会席コーナーは当初お客は私たちだけ。
 
中庭があって開放感のある素敵な空間で、大阪のお酒飲み飲み一番お手頃価格だったコースをいただいてきた。クエとか甘鯛とか、小鯛の笹寿司とか、なんとなく食材が関西?あと、全体的に薄味でそれも良かった。おだしの類がどれもちゃんと美味しくて。
 
帆立炙り、菊菜菊花和え、焼き占地、雲丹、柚子ゼリー
薄葛仕立て
九絵葛打ち、里芋、なめこ、京かんざし、柚子
鰹藁燻し焼き、金目鯛、烏賊
中皿
炙り秋刀魚、塩煎り銀杏、小蕪、芽葱、生姜
甘鯛三升焼き、小鯛笹寿司、紫ずきん
丸玉地蒸し、合鴨ロース蒸し煮、焼き柿
車海老、蟹アーモンド揚げ、舞茸、長芋、隠元豆、黒七味塩
止鉢
鳥取県日南町産コシヒカリで炊いた鮭といくらの釜飯
赤出汁、香の物
デザート
薩摩芋プリン、梨、葡萄
 
コースの中盤で八寸っぽいのが出てきたのがおもしろい。 こういう見た目の料理は最初に八寸として出てくるのが普通な気がするけれど、このコースは中盤に「肴」として。
 
丹波の黒豆「紫ずきん」(おいしかったー)に、焼いた柿が隣にあるおもしろさ。
 
甘鯛に、ふっくら火を通した合鴨ロース、そして奥の「丸玉地蒸し」は、すっぽんのだしの茶碗蒸し。臭みもなくとっても上品。
 
お猪口は自分で選びます。片野桜があったのがすごく嬉しかった。 お猪口は自分で選ぶことができる日本酒、1合徳利はこんな感じに花と氷に埋めて。
 
外食で「片野桜」の文字を見たのは多分初めてで、「あー!片野桜だ!」とテンション上がってしまった。
 
純米大吟醸「花ひとひら」は氷温で生貯蔵酒、後で調べたら山田錦。ふくよかで上品な旨味、おいしいお酒だった。
 
天ぷらも、趣向を凝らした香ばしさ。 献立にあった「舞」って何だろう?と思っていたら、天ぷらで。
 
頭の部分もカリッと揚げられた車海老に、蟹は香ばしくスライスアーモンドをまぶして。
 
長いもは積木みたいに四角く可愛くカットされていて、これもぽくぽくと美味しかった。添えられていたのは、レモンと、しっかりピリ辛い黒七味入りの塩。
 
とってもとっても美味しかった、炊き込み御飯。食べきれなかったら、お土産で。 そしてテーブル毎に土鍋で炊きあげて持ってきてくれる、鮭といくらの釜飯。
 
1人1合くらい、あったのかな?おかわりどうぞとテーブルに土鍋が残されたけど、さすがにお腹一杯で。
 
鳥取県産のコシヒカリは、ホテルが契約している農家さんのものなんですって。
 
そして食べきれない分は、「お持ち帰りいただけますよ」とのことでお願いしたら、竹の皮に包んだ可愛い3個のおむすびに。部屋でお風呂入ってからお茶淹れて、全部おいしくいただいた。
 
水菓もうれしい、さつまいもプリン。梨も葡萄も甘かった。 最後は煎茶と共に、さつまいものプリンと、梨、葡萄。
 
さつまいものぽくぽくとした食感は感じるけれど、あまりねっちり濃厚ではなく、ふわりと口溶けの良い、お腹に重くないプリンだった。
 
葡萄は1粒、梨も1切れのほどよい分量。
 
美味しいもの食べて、その後はそのまま上の階に移動して眠れるというのはなんとも幸せ。膝上20cmほどの高さがあるやたらボリュームのあるベッドも、ちょっと乗りにくいけどこれも御馳走。