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2018年6月9日土曜日

船橋海南飯

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ピーターパン」の
 ウィンナータコス 1/2個
 北海道ミルクパン
アイスカフェオレ
今朝は「ピーターパン」のパンで朝御飯。
 
「なんか、見たことのない美味しそうなパン売ってるー」
と買ってきてみたのは、「ウィンナータコス」。
 
フランスパンのホットドッグに、チーズやトマト入りのスパイシーなソースをトッピングした風な、けっこうボリュームのある品だった。
これは温めて、だんなと半分こ。
 
少しだけ甘いパンも欲しいなと、ちょっと小ぶりなミルクパンも買ってきた。バタークランチがトッピングされてる風な、ほんのり甘い美味しいパン。
 
冷蔵庫の飲料が乏しくなったからと一気に色々支度したのだけど、冷蔵庫のドアポケットにずらりと3リットルの麦茶、1.5リットルの水出しコーヒー、1.5リットルの烏龍茶、1リットルの紅茶が並ぶのはなかなか壮観。
 
ペットボトル飲料は、私にとっては「外出時に飲むもの」な感覚、ゴミとかの問題もあるけれど何より味が自分で淹れたものの方が美味しいし、幸い茶葉は大量に買い置きがあるし。
 
紅茶は大体アッサムかウバ、でも真夏になったらダージリンも美味しいかな。冷たいプーアル茶というのも、とってもとっても美味しいので、これもレギュラーメンバー。
船橋「MAE963」にて
 パクチー水餃子 \300
 シンガポールチキンライス \780
 生ビール(伊勢角屋ヒメホワイト) \698
今日はどうにも蒸し暑くて、
「なんかさ、海南飯みたいなのがお昼に食べたい。……ロイヤルホストで、フェアやってなかったっけ?」
と、調べてみたら、フェア開催中ではあるけれどたいそう値段が良い感じ。
 
そうじゃなくて、もっと安くてお手軽な感じのがいい、と探してみたら、船橋に「アジアンバルMAE963」というお店があった。
 
船橋で買い物ついでに行ってみますかと、初めてのこのお店に。
 
小さなビルの4階にある、小さなアジアンレストラン。
嬉しいことに国産クラフトビールが生で数種類いただけて、だんなも私も「伊勢角屋」のビールをいただいた。私はホワイト、だんなはペールエールだったかな。
 
中も外もパクチーたっぷり「パクチー水餃子」。たれには豆豉。 ビールのお供にこれも欲しいよと、3個300円の「パクチー水餃子」も注文。
 
ピリ辛ソースに、むちむち皮の香菜たっぷり水餃子。
 
脇にもこんもり香菜が添えられて、たれには豆豉がざくざく入ってた。
 
すごく……良いです……♪
 
そして海南鶏飯にも、皿とスープに香菜が。もう、料理全部が香菜風味。嫌いな人にはしんどいかもね。
 
鶏はふっくら美味しくて、でも添えられた3種のソースは、赤いのがスイートチリソースだったから、それはほんのり悲しかった。
違うのよ、スイートチリソースは違うのよ。
白いソースは生姜塩だれという感じ。黒いのは中国醤油よりも粘度と甘さのある、海鮮醤っぽいもの。
 
ジャスミンライスが風味濃厚で美味しくて、クラフトビールの幸福さもあいまって、満足ランチだった。
シンガポールで買って来た、海南鶏飯の専用だれ類が有能すぎて、使い切る前にまたシンガポールに行かないと。直近では8月に台湾を予定してるから、台湾で買うこともできるかな。できると良いな。
シーザーサラダ(デパ地下総菜)
だんな特製ボンゴレビアンコ
ビール(サッポロ生ビール黒ラベル エクストラブリュー)
船橋では東武デパートで奄美沖縄フェア開催中だった。ちらりと覗いたけれど夕飯のヒントは得られず、そのまま東武のデパ地下に。
 
「……なんか、"肉"って気分じゃないね夕御飯」
と売り場をさまよい歩き、魚屋を通ったところで、
「あー、ボンゴレ食べたい、かも」
と閃いた。
 
ボンゴレ良いね季節だしねと、あさりを買ってきて、手間無しでサラダ屋さんのシーザーサラダも200g強。
ベランダで栽培してるパセリとイタリアンパセリをがっつり使って、だんながボンゴレビアンコを作ってくれた。
 
塩味ぴったり、ほどよくオイリー。
私や息子からしてみると、辛く見積もっても80点台は余裕の美味しいボンゴレだったのに、だんなは「まだまだ、このくらいだと70点台前半」だそうで。
 
オイルが足りなかったかな、お店のものって相当オリーブ油使ってるんだねーなんて話しつつ、やっぱり80点台余裕だよね?と思いながらつるつる食べた。

2017年9月22日金曜日

銚子丸と謎肉屋

チーズトースト
アイスカフェオレ
息子をチーズトーストとアイスカフェオレ(息子には炒めソーセージと目玉焼きつき)で送り出して、私も同じメニューで朝御飯。
 
シーツの洗濯よーし、だんなの帰還に合わせて早め洗濯もよーし、お掃除もよーし、と準備万端整えて、だんなの帰還を待っていた。
成田空港で発着便の状況を確認すると、20分遅れだけど無事に到着できそうで。やれやれ。
西船橋「銚子丸」にて
 鮮魚5カン
 あんきも軍艦
 炙り秋刀魚握り
 炙り源さば握り
 銚子丸巻き
 いくら軍艦
 まぐろ中落ち手巻き 
 きな粉のパンナコッタ 黒蜜がけ
 あら汁(無料)
 生ビール
だんなは無事に帰還……したのだけど、困ったことに、スーツケースが「ロストバゲージ」状態で、到着は明日になってしまうそう。明日の便で成田に着いて、当日中に宅配してくれるんですって。
 
「バターとチーズたくさん買ってきたのに……」
とだんなはしょんぼりしていたけれど、そうなってしまったものは仕方ないので、ゆるりと待ちましょ、ということに。
 
で、不幸中の幸いで荷物が少ないしということで、早々にお寿司を食べに行きましょうと、西船橋駅で待ち合わせて「銚子丸」に行ってきた。
 
久しぶりの銚子丸、平日は「あら汁」が無料ということで、セルフサービス式のあら汁をたっぷり2杯いただきつつ、ビールと季節の鮮魚5カンと、あとは握ってもらって色々と。
 
お昼には早いタイミングだったので回転寿司なのにレーンには何も回っておらず、結局全部の皿を注文して握ってもらった形になる……のかな。どれも、とっても美味しかった。
 
「おかえりなさーい」と生ビールで乾杯したところ、目の前の板さんがにこりと笑って「おかえりなさい」と。今朝オランダから帰ってきたんですよーなんて話をしつつ、もぐもぐ。
 
「鮮魚5カン」、今日の内容は鰹、スズキ、カンパチ、ぶり、へ鯛、だそう。
 
白~赤身の綺麗なグラデーションの皿で、どれも脂が乗っていて美味しかった。季節にはちょっと早い気がするあんきも軍艦と、秋刀魚と源さばは炙りで。
 
ちょうど今日、グランドメニューが改訂されたそうで、一時期見なくなっていたアボカドやツナ、海老などが巻かれた「銚子丸巻き」が復活していた。これも美味しくいただいた。
 
銚子丸はデザートも美味しいのが、幸せ。きな粉と黒蜜をかけたパンナコッタも期待を裏切らないおいしさだった。
秋葉原「Meat de AKIBA」にて
 3時間食べ飲み放題付全15品ドリンク50種以上飲み放題 \3780
……で、帰宅したばかりのところ申し訳ないけど、今日は私が友人たちと飲み会。
 
ゲーム仲間ゆえ大学生くんも混じっており、「安いところで飲み放題」というチョイスで幹事が選んでくれた(そう、今日はすごく久しぶりに私が幹事ではなかった!)のは、「Meat de AKIBA」という不思議なお店。
 
もう、わかってて予約したらしいけど、口コミサイトによると「バルかと思いきやインド料理レストラン」「店名と内容に違い有」だそう。でも、3時間半という長時間の飲み食べ放題コースが4000円弱。場所も微妙に秋葉原から離れていたけれど、それにしても安かった。
 
飲み放題対象にはビールもあるけど、インド料理がメニューにあることからかラッシー系のカクテルがあるのが面白く。
 
ココナッツリキュール、ピーチリキュールなどと合わせたラッシー類があって、今回の面子は私以外(7人。30代男性とかもいるんだけど……)全員お酒に弱いという状況で、私のみビール、他の人は全員ラッシーカクテルという不思議な光景が広がっていたりした。
 
食べ放題メニューは、
・枝豆
・タイ風春雨サラダ
・シーザーサラダ
・生春巻き
・虎チキン
・唐揚げ
・エビグリル
・ビーフステーキ
・ラムチョップ
・鉄板焼き
・雑炊
・デザート(ココナッツヨーグルト)
 
という感じ。
 
鉄板焼きまでひととおり出てきた後に、メニュー全てが食べ放題になる。
 
この手の店って、おかわり頼んでもなかなか出てこないというようなところもあったりするけど、席間隔がすごーく狭くて座りにくかったという以外は、店員さん(全員インド系)の愛想も良いしおかわりもすぐに出てくるし、ちょっと不思議なメニュー構成だったけど、おかわりも気前よく持ってきてくれるし。悪くないお店だった。
 
でもメニューがとにかく不思議な感じで、なんとも無国籍。厚さ5mmほどのうっすい骨つきラムチョップというのも初めて食べる不思議なサイズで、こてこてのBBQ味だったけど、それはそれで悪くなく。
 
枝豆が謎の巨大サイズだった(そしてなんだか味がしなかった)のも不思議だったけど、謎のキムチ風鍋(写真のもの)とか、スパイシーな海老グリルとか、まあとにかく、アジアの屋台料理のような不思議なものばかりでてきたのだった。
 
時間いっぱいの3時間半楽しんで、夕方6時半から10時まで、賑やかに。
 
恋人居ない歴○年のフリーターとか、彼女と別れたばかり学生君とか、年の差婚の新婚さんとか、ゲーム仲間ゆえ年も立場もばらばらで、でもうだうだと飲み会できるのは楽しいことだなと。外は土砂降りと言ってよいほどの荒天だったけど、でも楽しかった。

2016年11月24日木曜日

パン食べ放題パクチーランチ

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バタートースト
自家製ヨーグルト w/パイナップルジャム
カフェオレ
今は11月。なのに朝から雪。割と真剣に、本格的に、雪。東京で11月に初雪が観測されるのは54年ぶりなんですって。
んで、そんな日に、今週唯一のお出かけの予定が入っている私。
 
まあ、今積もってるわけじゃないし電車どうこうって降りでもないでしょ……と、ゆるく朝食食べて出かけることにした。
例によってだんなと息子には炒めウィンナーや目玉焼きを添えてやり、私はシンプルバタートーストで。
新宿「CAFE RAMBUTAN」にて
 パクチーランチプレート \1480
今日の予定は午後に新宿で一人で観劇。
 
その前にランチだなーと、一度行ってみたいと思っていた、新宿中村屋の上階にある「CAFE RAMBUTAN」のパン食べ放題ランチに行ってきた。
 
パンが種類豊富で美味しいらしく、オープン当初は「500円で60分パクチー食べ放題」なんてサービスもやっていたらしい。当時からすごく気になっていたのだった。
 
今は残念ながら、その「パクチー食べ放題」はやっていないらしいけれど、パン食べ放題は健在で、ランチには限定20食の「パクチーランチプレート」なるものがあるみたい。やっぱり目当てはそれでしょう!と、雪が降る中、向かってみた。さすがにお店は、この天候でかなりガラガラ。
 
しっかり具の入ったサンドイッチがたくさん。これは嬉しい……♪ フロア中央にあるパンコーナーは、こんな感じ。
 
サンドイッチ類が豊富で、噂に違わぬ充実ぶりだった。
 
サンドイッチ類は、ごぼうサラダ、スモーク鴨、フィッシュフライ、パストラミ鴨、チキンカツ、トマトタルタル、ハムサンド、ウィンナードッグ、ポテトサラダドッグ、ツナデニッシュ、という感じ。
 
甘味系はプリンパン、くるみアンパン、フルーツドッグ、コルネパン、かぼちゃデニッシュ、蒸しパン、ブルーベリーパン、メープルパンなど。
 
更に、胚芽ロール、8種穀物パン、鰹節パン、くるみパン、カンパーニュ、バゲット、えびせんなども。サンドイッチが空いたところで、次はツナコーンピザ、きのこと明太子のピザなんていうのも登場した。
 
ディップ類は、マーマレード、ブルーベリージャム、かぼちゃディップ、明太ディップ、はちみつバター、ガーリックバター。
 
全体的に女性向の品揃えで、飲み物もそんな感じ。
 
コーヒー紅茶、烏龍茶などの他、「ぶどう&ベリービネガー」「ピーチティー」「トロピカルティー」「アセロラジュース」「デトックスウォーター」「スウィッチェル(りんご酢・はちみつ・生姜を水に加えた美容ドリンク……だそう)」などがお洒落なサーバーに入れられて並んでいた。
 
甘さ控えめのビネガードリンクなど、食欲も進んで良い感じ。遠慮なくごくごくお代わりしながら、パンを1皿食べ終わる頃にメインディッシュがやってきた(今日の一番上の写真)。
 
左のカップは「パクチーのスムージー」。山盛りのパクチーサラダとフライドポテト、そしてお団子状の「パクチーフリット」、手前は「三元豚のパクチーグリル」。笑っちゃうほど緑色。
 
パクチーのスムージーが、おっそろしいほどパクチー風味なのに、甘くて(多分はちみつ?)酸っぱくて(多分柑橘果汁?)、不思議な美味しさだった。パクチー自体の美味しさを一番味わえるのはやっぱり生のサラダだったりしたけれど、パクチー好きには嬉しいお皿。
 
パンも全種類は食べられなかったけれど、気に入ったかぼちゃデニッシュやスモーク鴨サンドなどはお代わりしつつしっかり食べてきた。
 
そして午後は、紀伊國屋サザンシアターで「こまつ座 木の上の軍隊」を観劇。第二次世界大戦時下の沖縄、ガジュマルの大木に逃げた上官と新兵の2人は敗戦を知らず2年も孤独な戦争を続ける……という実話に基づいたお話。
 
新兵役が松下洸平さん、上官役が山西惇さん(=「相棒」の角田課長)、語り部が歌手の普天間かおりさん。
 
劇中には沖縄民謡を歌うシーンが何回もあって、その歌声はとても綺麗だった。
 
舞台中央に巨大なガジュマロの木が据えられ、ひたすらそこで展開されていくお芝居は「だから戦争はだめなんだ」という説教じみたものではなかったけれど、当然ながら爽快感のあるお芝居というわけではなく。人間って愚かしくて情けなくて利己的でどうしようもなくて、でもそういうところが愛しいのかな……などと、色々考えさせられるお芝居だった。役者さんたちの演技力も素晴らしかった。
 
某チケットサイト経由で、ちょこっと(いや、けっこう……?)お安く入手できたチケットだったりして、だから普段は見ない毛色の演劇をと見に来てみたのだけれど、見に来て良かった。小さめ劇場で役者さんとの距離も近く、最近はこう、距離のあるお芝居ばかり観ていたので(歌舞伎とかね……めっちゃ遠い……)、良かったなあと。
「M&Bテーブル」の
 前菜盛り合わせ
「まい泉」の
 串カツ・蟹クリームコロッケ・千切りキャベツ
海老の頭の味噌汁
羽釜御飯
ビール(ザ・プレミアム・モルツ〈スパークリングゴールド〉)
今日は息子と2人の夕御飯。
 
久しぶりの新宿南口だったので、高島屋の地下食料品売り場で色々買って帰宅した。
 
御飯炊いて、昨夜の残りの味噌汁出して、あとは夕方のセール対象になっていた「まい泉」のカツ2種類と、「M&Bテーブル」というお惣菜屋さんの前菜プレート6種盛り。
 
鮭のエスカベッシュ、人参サラダ、キャベツの浅漬けサラダ、かぼちゃと海老のマリネ、タラモサラダ、かぼちゃ炒りポテトサラダ、といった感じの組み合わせで、野菜たっぷり。値段は確か700円ほどで、ボリュームや内容を考えると、そこそこお手頃な感じだった。お惣菜って、やっぱり高いので。
 
私は昼にがっつり食べたので、全体的に小盛りにして、でもカツに添えた千切りキャベツはたっぷりと。あの、いかにも機械で切った風な千切りキャベツ、私は大好きだったりして、「あ、このキャベツ久しぶり」と思いながらわしわし食べた。

2013年1月17日木曜日

ホテルでランチ

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「marond」のヨーグルトパン
苺with練乳&牛乳
ミルクティー
「そうそう、私、ここのパンも好きだったのよ」
と、母が昨日お出かけついでに買ってくれた、地元千葉のパン屋さん「marond」のパンで朝御飯。
 
私が選んだのは、ヨーグルトクリームを食パンの間に挟んで、パンの表面にクッキー生地っぽいサクサク生地を塗った後にオーブン焼きにした風なもの。爽やかに甘酸っぱくて良い感じ。
 
昨日果物屋で見切り品になっていた(見切られ価格で1パック600円!)「あまおう」は、ちょうど良い完熟具合で、表面に傷みも特になく、とても柔らかでジューシー。
「さすがあまおう!」
「超美味しい!」
と、これも美味しくいただいた。いよいよ苺の本格シーズンも到来だ。苺好きとしては嬉しい限り。
日本橋「MANDARIN ORIENTAL TOKYO」内「KSHIKI」にて
 マンダリングリルランチ \3800+\3000
 ビール(ブラウマイスター小) \720
 グラス白ワイン(仏 Gewurtztraminer HUGEL) \1400
母、本日の夕方の新幹線で秋田に帰還。
「銀座ウェストのお菓子をね、お土産に買いたいの」
だそう。
 
「うーん……東京大丸にも売店あるけど、万一そこで欲しいのが無かったら移動するの大変だから、日本橋か銀座の三越に最初に行ってみるのはどう?」
それでダメなら東京大丸に行けば良いわけだし、と、提案したら「そうね、日本橋に行きましょう」と。
 
「どっかでお昼食べる?最後に中華料理、とか」
「いいわねぇ……あら、でも、日本橋だったら素敵なホテルあったじゃない。マンダリンなんとか」
「……それ、同じような事言って、数年前にも食事してるよ」
「あら、でも良いじゃない。あのホテル好きよ」
 
そんなやりとりの結果、午前中にお土産買って(私もウェストのバラ売りの焼き菓子、色々買ってもらっちゃった……♪)、ゆるゆるとホテルに移動。
 
マンダリンオリエンタル東京」のランチは、アトリウム階にあるイタリアンのお店(前菜とデザートがブッフェ式♪)が人気みたいだけれど、母がお好きなのは高層階。
 
で、メインダイニングのがっつりフレンチは気分じゃないし、モダンチャイニーズもなんだかちょっと違う感じで、そうするとやっぱり前回同様、アジアンダイニングの「KSHIKI (ケシキ)」がちょうど良いかな?ということになるのだった。ナシゴレンなどと共に、「親子丼」まであるちょっと不思議なお店。日本風の松花堂弁当と共に、コース料理も楽しめる。結局、前回同様グリルランチを選ぶことにした。
 
前菜2種類、デザートは固定で、メインディッシュは7種類からの選択。
選択肢はこんな感じ↓
 
  • オーストラリア産ビーフ リブアイ
  • 中村農園産甲州ワイン地鶏の胸肉
  • 本日お勧めのお魚
  • タスマニア産サーモン
  • 蜂蜜でマリネした黒豚スペアリブ 山椒が香るブラックペッパーとケチャプマニスのソース
  • ナシゴレンとチキンサテー
  • 国産牛プレミアムサーロインステーキ(+\3000)
あ、スペアリブあるんだ。オージーのリブアイもいいなぁ……と思いながらメニュー見ていたら
「あなた、あなた国産牛のステーキにしなさい」
と母の仰せ。
 
「……いや、母がそれ頼めばいいじゃない。私はスペアリブとかにするから。でなきゃオージービーフの方も充分美味しいと思うし」
もし和牛頼んで持てあますようならそれは手伝うから、と言ったのだけれど、
「ダメよ、"和牛は由紀ちゃん"って感じがするからあなたが頼まなきゃ」
「……意味わかんないよ……」
と、意味不明なやりとりの結果、私が国産牛ということに。
 
なんだかこの流れ、激しく「過去にもあったような……」という感じ。私はこのレストランのこのコースで国産牛以外を頼む道は無いのかもしれなかった。いや、美味しいお肉は大歓迎なんだけどね。でもコース料理がほぼ倍額になっちゃうのは、やっぱりちょっと贅沢じゃないかなと思うわけよ、お母様。
 
というわけで、私が国産牛ステーキ、母がスペアリブ。メインディッシュはちょこっと、お肉を交換しながらいただいた。今日のコースはこんな感じ。
 
シャラン鴨胸肉の軽いスモーク
マンダリンオリエンタル東京「KSHIKI」にて、前菜は鴨♪ 喉が渇いたこともあって、ビールを1杯いただきながらの前菜は、シャラン鴨♪
 
正式な品名は「七味唐辛子を効かせたシャラン鴨胸肉の軽いスモークと 紅玉林檎のコンポート 芽キャベツのサラダ」で、どこか和風な味付けなのが馴染みやすくて良い感じ。
 
鴨の火入れ、もうちょっとレア寄りの方が私は好みではあったけれど、でもとても美味しい肉質だった。
 
下には優しい味わいの、苦みのない芽キャベツがたっぷり敷かれ、シャキッと歯ごたえを残した紅玉と鴨肉が交互に重ねて盛られている。
 
前菜が鴨だったからこのコースにしたと言っても過言ではないくらい、鴨好きな私と母なのだった。
 
マンダリンオリエンタル東京「KSHIKI」にて。パンの添え物が面白いです。 そして、卓上にやってきたパンとその添え物がユニーク。
 
バターにはハーブ(シブレット?かしらん??)が混ぜ込まれており、柑橘の香りのマスカルポーネチーズ。そしてオリーブ油もついてきた。
 
パンはシンプルなバゲットと、フォカッチャ、そして胡桃入りのものの3種類。私はフォカッチャにマスカルポーネチーズつけながらいただくのにハマッてしまった。これは美味しいわ~。
 
押し麦と赤カブのサラダ 聖護院蕪のスープ
マンダリンオリエンタル東京「KSHIKI」にて、スープは蕪ベース♪ 次の「食べるスープ」的な品は、「押し麦と赤カブのサラダにパンダンリーフが香る聖護院蕪のスープを注いで 蓮根のフリットをアクセントに」。
 
香りの良いオリーブ油が回しかけてあるけれど、味はどこか和風さも感じるもの。パンダンリーフは、南国でデザートにも使われる色鮮やかな緑の葉で、カヤジャムの風味づけにも使うものだったはず。
 
下品さはない甘い香りがほのかに漂うエキゾチックな品だった。プチプチと歯の間ではじける押し麦が心地良い食感。
 
国産牛プレミアムサーロインステーキ
マンダリンオリエンタル東京「KSHIKI」にて、国産牛プレミアムサーロインステーキ。どどーん! で、メインディッシュの国産牛サーロインがこちら♪
 
上には茗荷、三つ葉が添えられ、ソースに使われているきのこは……なめこ?
 
滑らかなじゃがいものピュレの上には人参、パプリカ、さやいんげん、長芋のグリルなどが彩り良く盛られ、真っ黒な蓮根は赤ワインベースのスープで炊きあげたもののよう。
 
ごろりと厚みのある柔らかな肉は、「ミディアムレア」にリクエストした火入れも完璧で、すんばらしく美味しかった。
 
一口大に切った肉をささっと母と交換して、母のスペアリブも一口味見。こちらも絶妙な異国の風味で、「うん、このレストランの味付け、私はやっぱり好きだな~」と改めて思った。洋と和、アジアの調味料のさじ加減がとても良い感じ。
 
茗荷が使われていたことだけは、「うーん……ちょっと季節外れ?」と思わなくもなかったけれど(でも茗荷は好物なので嬉しかった♪)。
 
白玉団子と紅あづま芋 フルーツのチェー
マンダリンオリエンタル東京「KSHIKI」にて、デザートは「チェー」。 そしてなんともフォトジェニックなデザートは、
「白玉団子と紅あづま芋 フルーツのチェー パームシュガーとココナッツのシロップ 柑橘風味」。
 
フルーツと豆とお芋たっぷりの、ココナッツミルクがベースの白玉汁粉……といったものだ。ココナッツミルク大好きなので、これは嬉しいデザート♪
 
「お♪マンゴーだ♪」
「結局、ハワイで一度もマンゴーは食べられなかったわねぇ」
「スーパーにも売ってなかったもんね。季節が違ってたんだろうね」
 
なんて話しながらもぐもぐ。具材がごろごろと大きめで、最後までしっかり食べ応えのあるコースだった。
 
最後はクッキーが1人2枚出てきて、食後の飲み物はエスプレッソをもらって、充実のランチはおしまい。
 
2面が窓の、高層階のこのレストランは自然光の元でランチが摂れるから、とても良い気分。「建物の向こうにちらっと東京タワー、その向こうに新宿副都心が見える」という方向で、レストランを出て向かいの化粧室に行くと、化粧室の大きな窓からはババーンとスカイツリーが実に綺麗に見えてしまうのがちょっと面白い。
 
その化粧室からの風景を見て
「あ!思い出したわ!このホテル、確かに来たことあったわね!」
と、母。
 
レストランの内装でも料理でもなく、化粧室の眺めで実感するというのはちょっとどうなの?と苦笑いしつつ、「絶景の化粧室」をばっちり堪能してからホテルを後にした。これからずっと、「ほら、あの、化粧室からスカイツリーが見えるホテルよ」という認識になってしまいそうなのが恐ろしい。
八重洲「Shangri-La Hotel Tokyo」内「LOBBY LOUNGE」にて
 マンゴープリン \1400
 紅茶(ラプサンスーション) \1200
「まだ新幹線が出るまで時間があるわねぇ」という母。
 
私の方は、「東京駅のデパートかエキナカでお惣菜でも買って帰るよ、どうせ息子が帰るのは5時過ぎだし?」と、どちらにしても東京駅から電車に乗って帰るからと、母と一緒に東京駅に移動。
 
三越前から東京駅は、歩くにはちょっと距離があるし、さりとて地下鉄も乗り換えが必要でキャリー引きずっての移動はちょっと面倒。結局、ちょっと遠回りにはなるけど、と、無料巡回バスの「メトロリンク日本橋」を利用することにした。
 
バス乗りながら母が言うには
「ねぇ?シャングリラって、大丸デパートの上なのよね?」
と。
 
「いや……八重洲だとは聞いてるけど、大丸の上とは違うんじゃないの?」
違った気がするよ?と、私。
 
東京駅前のバス停を降りるとまさに大丸の近くで、目の前には「シャングリラホテル」の案内看板もあったのだった。
 
ほらほら、やっぱり隣接はしてるけど、同じビルってわけじゃないんだよ……と、
「せっかく近くに来たから、ホテルの入り口くらい確認してから帰る?」
と母を振り返ると、何やらぱあああと笑顔になっている。
「ねぇね、お茶とかするとこ、あるかしら?」
なんて言っている。
 
いや、まぁ、ホテルだからラウンジくらいあるだろうけど……でも、私たち20分くらい前までランチしてなかったっけ?と思いつつ、なんとなく勢いでホテル入り口に向かってしまい、なんとなく勢いでロビーラウンジに入ってしまったのだった。で、メニュー開いた勢いでデザートとか注文してるし。こらこらこら。
 
ザ・ロビーラウンジ」では、ちょうどアフラヌーンティーの提供も始まっていたらしい。いわゆる「三段重ね」がたくさんテーブルに運ばれているところで、たいそう盛況なラウンジだった。テーブル席は既に満席の勢いで、私たちはカウンター席(でも椅子は大きめで窮屈さはなかった)でのんびりと。
 
さすがに三段重ねまでいただく余裕はなくて、私は「マンゴープリン ココナッツミルクのソースとタピオカを添えて」1400円也と、母は「ライチとラズベリーのパルフェ オーギョーチーとクコの実と共に」1600円也。お茶をいただくとお会計は合計6000円近くで……なかなか大変な感じになった。自腹ではちょっとキビシイ価格帯。
「私が来ている時くらい、値段気にしないで頼みなさい!」
と母は言うけど、気にしますし、気になります。
 
でも、マンゴープリンはさすがの美味しさだった。
 
ココナッツ風味濃厚で、とても滑らか。タピオカとマンゴーの果肉が飾られ、サイズも「大きめスープボウル」くらいの充実のものだった。
 
シャングリラホテルのラウンジにて。こちらは母注文の「ライチとラズベリーのパルフェ」 こちらが、母注文の「ライチとラズベリーのパルフェ」。
 
「パルフェ」は「パフェ」と同義な扱いをされることもあるけれど、こちらはイタリア料理で言うところの「セミフレッド」的なもの。
 
白いアイス的な部分がライチ風味のクリームが半分凍った風になっているもので、上にラズベリーのソース。愛玉子は酸味淡めの上品な味わい。
 
「うーん、最後まで美味しいもの食べちゃった♪良かったわ~」
と、母は御満悦だった。
 
ここに泊まってみたいわね、でもマンダリンオリエンタルも良いわね、と母は言うけど、でも私が今一番泊まりたい都心のホテルは「東京ステーションホテル」なんだなぁ。洗い場つきの和式のバスルームなんですってよ。で、泊まるなら絶対「ドームサイド」希望。

「ポール・ボキューズ」の
 和牛と黒豚のハンバーグ
 鴨肉のレモン風味サラダ
小松菜のガーリックソルト炒め
人参のグラッセ
コーンスープ
羽釜御飯
麦茶
「お惣菜買うまでつきあうわ」
と、母と一緒に最後にちらっと東京大丸のデパ地下巡り。
 
冷蔵庫内に肉や魚は全くないし、お惣菜買って帰るか~……と、たまたま目に付いた「ポールボキューズ」の洋惣菜を買って帰ることにした。和牛と黒豚を使ったのだという、トマトソースのハンバーグと、あとは母が
「これ買いなさい!買ったげるから!」
と注文してくれた鴨肉のサラダ。
 
三越で買った(もとい、買ってもらった)パンとお菓子と、あとお惣菜の袋も持って大荷物になったところで母と別れて、一人帰宅。さて、シーツ洗ったりタオル洗ったり色々しなきゃなぁと、静かになった家でぱたぱたと家事片付けて、夕飯は今日届いた野菜を使いつつお惣菜で簡単に。
 
年末年始数度休んでいた「らでぃっしゅぼーや」の野菜の宅配、久々に頼んだ今週の「バラエティ野菜果物SS」は、
玉ねぎ2個・人参2本・大和芋20cm・カリフラワー1株・白菜1/4株・小松菜1把・葉にんにく1束・いちご1パック
という品揃え。
 
ハンバーグに添えるにはこのへんかな?と、小松菜をガーリックソルトとオリーブ油で軽く炒めて、人参1本はグラッセに。コーンスープは「あんたたち、これ好きでしょ?」と母が買って置いていった紙パック入りのインスタント。
 
母が買ってくれたあれこれで、母が帰宅後もなんだか豪勢な食卓なのだった。
……でも、明日からはちょっと節制節食しなければ。贅沢に慣れてしまってはいけません。

2012年5月11日金曜日

六本木と汐留と

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「モンタボー」の
 北海道牛乳パン
パイナップルのヨーグルトかけ
アイスチャイ
3泊4日の林間学校を終えて、今日の夕方息子は帰ってくるらしい。もっと寂しい気持ちになるかと思いきや、あっという間だったなぁ。
 
今日は、「この用事入れちゃったから大阪には行かなかった(行けなかった)のです」の楽しみなイベントが2つ。朝御飯は昨日と丸かぶりの、パンとパイナップルとチャイ。
 
だんなが「一人暮らしし始めたら、ホットサンドが大変で困る。パンが全然なくならない」とぼやいていたけれど、本当にそんな感じで、「一人分の○○」を買うのはなかなか大変なのだなぁと思ったりした。2人暮らしも、10枚切りのパンとか6枚切りのパンとか若干もてあます感じがするし。
 
で、まだ通勤ラッシュの時間帯の電車に揺られて向かったのは六本木ヒルズ。無料の内覧会に行って以来の「ONE PIECE展」に、今日はちゃんとお金を払って行ってきた。
 
入場記念品のビブルカードにゾロのが欲しいなーとか、原画をもっと舐めるように眺めたいなーとか、あとは内覧会時には買えなかったパンフレットとか買ってきたいなー、ということで。ゴールデンウィーク明けの平日朝一番の回(ムービーを見るような展示がいくつかあるので、入場券は日付と共に時間の指定もある)なら空いているだろうなと、午後の予定のある今日の日程で入場券を買っておいていたのだった。
 
……が、正直、ONE PIECE人気を舐めていた。
金曜朝10時の開場には、内覧会時と同じかそれ以上ってくらいのお客さんが来ていて、年齢層も高校生、大学生くらいを中心に普通に大人の姿もたくさん。スーツ姿のおっちゃん5人組、みたいなのは出版系とかメディア系の視察で来ている人なのかしらん。ともかくかなりな混雑だった。
 
それでも、一度前に見て「ここはもういいや」みたいなところはさくさくスルーしつつ、シアター系と原画コーナーはこれでもかと眺めてきた。「ジャンプ掲載の最新話全ページ」の原画も最後の方にあるのだけれど、これもちゃんと内覧会時から数話飛んだ最新のもの。
 
ジャンプ掲載時に「ONE PIECE」のロゴが入る、原稿としては空白で良い部分に、鉛筆書きで「ONE PIECE展用の窓」が足されていて、ルフィとサンジ、ウソップのイラストで「たくさん見に来てるなぁ~」なんてサービスイラストが入っていたのに笑ってしまった。
 
最後にもらったビブルカードはウソップでした(内覧会時は、私がルフィ、息子がチョッパー)。なかなかゾロはもらえませんなー(確率1/9だしね……)。
六本木ヒルズ 「aCave アジアン食堂」にて
 アジアンプレート定食(レモングラスチキン香草ソース) \980
次の予定は、汐留に午後1時。
 
さて、六本木でお昼にするか、新橋まで移動しちゃうか……と考えつつ、「とりあえず大江戸線乗り場方面に向かってみよう」とヒルズ内をてくてく。
 
フォーなどを出すアジア料理のお店の前を通りかかって、「あ、こんな感じのが食べたいかも」とそこに入ってしまうことにした。「aCave アジアン食堂」という名前のお店だ。
 
「アジアンプレート定食」は、定番の鶏の唐揚げの他、週替わりおかずも選択できる。今週のおかずは「レモングラスチキン香草ソース」。パクチーいっぱい入ってると嬉しいなぁと思いながらこれを選んでみた。週替わりデザートと週替わりサラダ、週替わりスープがついて980円。ドリンクバーはプラス100円。
 
「ドリンクバーもつけてください」
とお願いしたら、注文をとりにきた店員さんが私の椅子に置かれた「ONE PIECE展」のロゴ入り袋(パンフと図録買ったので)をみつけて
「こちら、今日御覧になりましたか?チケットの半券ありましたらドリンクバー無料になりますよ~」
とのこと。あら嬉しいありがとう、と、ドリンクバーは無料になった。
 
エコバッグ持ってきていたので、昼食時に椅子に座った時にでも荷物まとめようと思っていたところだったので、しまっちゃわなくて良かったなーと。ドリンクただになったよONE PIECE展。ありがとうONE PIECE展。
 
ドリンクバーも、ちょっと変わったお茶類が用意されていたり、ソーダ系ディスペンサーにも「ピンクレモネード」が入っていたりでなかなか嬉しい品揃え。最初にレモネード一杯もらって、次はちょっと変わった茶葉の瓶がずらりと並ぶ紅茶のコーナーから「焼きりんごシナモンティー」をもらってみることにした。まんまアップルパイのような香りのお茶で、ちょっと甘くしていただくと良い感じ。
 
料理の方も、揚げたて唐揚げが香ばしくて美味しかった。でもあんまり「レモングラス!香草!」という感じではなかった……かな。玄米入りらしいぷちもちした御飯と、前菜小鉢はもやしとパプリカの和え物、デザートはココナッツ味のババロア。
 
今日は「観る」ことだらけの一日、午後は汐留で劇団四季「オペラ座の怪人」のマチネ観劇。
 
なんでも上演後に「ファントム・ミュージカル・アカデミー」というイベントがあるそうで、それは面白いなとそのイベント目当てでチケットを取ってみた。
 
5/11、本日のオペラ座の怪人キャスト。 今日の配役はこんな感じ。
 
信頼と実績の高井ファントム(某所では"タ怪人"と呼ばれていたりする……らしい)に、安定の歌唱力の高木クリスティーヌ、若さ爆発!という感じの飯田ラウル(飯田ラウルは初見だったかも)。
 
やっぱり高井さんの歌声は素晴らしい。
 
……で、以前観た時より、「歌」より「演技」に熱が入っていたというか、メロディーに乗せて歌う(こともできる)あたりが台詞調になっていたところがあって、私はこちらの方が好きだなぁと思ったりした。
今日の高井ファントムは"荒ぶるタ怪人"という印象。
  今日の「~アカデミー」イベントは、四季会員(ファンクラブ会員)限定だから、それなりに気合いの入ったお客さんも多かったろうし、それもあってか、かなり最高の舞台だった。
 
あ、でも、クリスティーヌが「ザ・ポイント・オブ・ノーリターン」でとちってた。
「仕方がないわ 心を決めたわ 決めたわ」の最後の「決めたわ」が抜けて、でも何事もなかったように舞台が進んで一安心。
 
で、終演後に一度ロビーに出て、15分ほどしてから再入場。45分ほどの無料イベントを楽しんできた。
 
続きものではなく、単発でも参加できるイベントだけれど「前編」「後編」があり、前編は役者中心、後編は裏舞台(衣装・照明・舞台装置)中心の話にしていく予定だそう。そして今回は「第1回」。「第2回」も予定されているそうで、「日本初演25周年特別企画」の一環として、一年かけてこのアカデミーを開催していくのだそうだ。え……全部参加したかったら、一体何回くればいいのかな……?(全部はとても無理っぽいなぁ……)
 
各回それぞれ、ミュージカルの1シーンを掘り下げてとりあげていく趣向とのことで、今日のお題は「ハンニバル」。物語の最初の最初の劇中劇だ。ここで従来のプリマドンナの代わりにクリスティーヌが大抜擢されて主役を射止める大事な舞台。
 
なんと登場したのは、思いっきり私服に着替えて(ジャージTシャツ姿!)すっぴんになった役者の皆さん。練習風景のようなピアノの伴奏で、ひととおりハンニバルを演じてくださって、役について、踊りについて、そしてこの「ハンニバル」という劇中劇について、あれこれレクチャーがあった。
 
それにしても、すっぴんになった役者の皆さん、「あ、ピアンジって、中身イケメンだったのね」とか、「クリスティーヌの高木さんは案外地味な顔立ちなのね」とか、発見も色々。場を仕切っていたのは「支配人ズ」のお2人で、劇中の役がそのまま素のような軽妙なやりとりを繰り広げていた。レストランでもなんでも、こういう「裏舞台」的なものって、やっぱり楽しい。
 
備忘録がてら、教えてもらったことをずらずらと……
 
  • ピアンジは、イタリアで燻っていたところを旧知のカルロッタに引っ張ってこられた(だから「ローム」ではなく「ローマ」と発音してしまう)。
  • 「ハンニバル」の上演があった19世紀の時代のオペラは「グランドオペラ」という形式が主流で、言ってみれば「幕の内弁当」的な、「全部入り」の盛りだくさんな内容のもの。
  • 人気があるバレエなどは3幕あたりの内容になるが、これはパトロンに配慮してとのこと。パトロンはのんびり夕飯を摂ってから劇場に向かうから、1幕にバレエを置いたらパトロンが観られなくなっちゃうから、なのだそうだ。
  • 「ハンニバル」は実在の人物。象を使う戦術を実際用いていて、なので劇中でも最後に象が登場する。
  • 「ハンニバル」の舞台に登場するのは、「槍を持った人=ハンニバル軍の傭兵」「宝箱を持つ2人の女性=女戦士、略奪した宝箱を持ってくる」「手枷足枷つきの男=奴隷。かぶりものをかぶって、"黒人"という設定。象と共にアフリカから連れてこられたか?」「棍棒を持つ男=予言者」「左奥、椅子に座る女性=王女様、お付きの女も2人いる」といった感じ。
  • 「ハンニバル」のダンサーたち(クリスティーヌやメグもここにいる)は、皆奴隷たち。だから最初は不安そうな顔で登場する。演出上リアルな「手枷」はつけられないけれど、「手枷がついています」「手枷が苦しいです」「手枷が外れません」的な動きがダンスで表現されている。
  • また、肘や手首の角度が独特なポーズは、「北アフリカの遺跡の壁画」からモチーフを得たものだそう。
  • ダンサーたち、後半で手枷が外れて手を大きく開きながらぱああぁぁぁと輝くようなポーズになる。ここからダンサーの顔が晴れやかになるのでそこにも注目。
 
と、そんな感じのを身振り手振り、役者の言葉を交えながら教わった。もう20年くらいオペラ座の怪人に魅了され続けているけれど、初めて知った事もあって、たいそう興味深かった。
 
最後は観客からの質問をその場で受け付ける形でQ&Aコーナー。
 
「好きなシーンはどこですか」の問いに、支配人ズが「それはもう、マネージャー登場シーンです!」と笑いを取りつつ、ムッシュ・レイエ深見さんが「ザ・ポイント・オブ・ノーリターン、男の美学を感じます」と答えたり、マダム・ジリー役戸田さんが「ドガの絵のシーン」とおっしゃってたのが印象的。
 
「ハンニバル」の後、メグの「なんて素晴らしい貴女、感激したわ」の言葉から、ラウルが来て去って行くあたりまで、舞台左奥でダンサーたちが(それもクラシックバレエのチュチュ姿で!)薄闇の中踊っているのだけれど、それがなんともいえず美しく、クリスティーヌそっちのけでそちらばかり私は凝視してしまっている。
 
ドガの絵みたいなんだよなぁ~と思っていたら、本当にドガの絵がモチーフになっているのだそうだ。ポーズなど、ドガの絵から実際発想を得ていたのだそうで、「ああ、あれは"なんとなく"じゃなくて、本当にドガっぽいシーンだったんだな」と嬉しくなった。
 
もうますます、あのシーンは左奥ばっかり凝視することになってしまいそう。
 
期待以上に楽しかったイベントで、実はすでに後半分のチケットは入手してしまっているのだけれど、「第2回」も行くしかない、のかなぁ……。(C席は3000円だから、もういっそその席でいいから見に行っちゃおうかしら、と……)
サニーレタスのサラダ
水菜と油揚げのおひたし
お総菜屋の肉じゃがコロッケ&唐揚げ 豆腐と大根の味噌汁
黒米御飯
ビール(プレミアムモルツ)
楽しい一日を過ごした後は、急ぎ帰宅。
今日は息子が林間学校を終えて帰ってくる予定で、買い物している余裕などもなさそうだなと、観劇前に通りかかったお総菜屋さんでコロッケと唐揚げだけは買っておいていた。
 
一足先に帰宅していた息子、私がタイマーセットしていたお風呂に気がついてくれたらしく、入浴を済ませていたらしい。荷ほどきもおおむね終わったらしく、泥だらけになった学校指定ジャージが洗いもの籠に突っ込まれていた。ああ、こりゃ疲れただろうねぇ。
 
ちょうど2膳分残っていた黒米御飯と、お総菜はチンして温めるだけで、あとはせめてもと出汁をていねいにとって味噌汁とおひたしを用意。味噌汁は豆腐と大根、おひたしは水菜と油揚げ。あとはサニーレタスのサラダ。先日届いた野菜をせっせと使って、野菜多めの夕御飯。
 
「で、どうだったよ、楽しかった?」
「楽しかった!」
あれこれ報告もらいつつ、やっぱり気になるのは
「やっぱり男子としては、女子部屋に突入したり、女風呂覗こうとしたりはデフォルトですか?」
ということだったり。
 
「女子部屋なんて!そんなの行けない!」(モラル的になのか状況的になのかは不明)
だそうだけど、
「女風呂ねぇ、同じ班の男が、部屋の窓あけて"ああ!ここからは女風呂が見えない!"って。吠えてた」
だそう。
「ていうかね、そもそも方向からして違うんだよ、窓開けても、距離とかじゃなく角度がもう、女風呂なんて絶対見えないのに」
バカだよねぇ、あいつバカなんだよーと、息子はゲタゲタ笑っていた。
うん、ていうか、そんな他の建物とか部屋から見えるところに普通女風呂は作らないしねぇ。
 
突然の雷雨に見舞われたりもしつつ、カレーとかサンドイッチとか焼きそばとかの自炊を交えながら楽しい合宿だったようだ。
「でもねぇ、お母さん、設備がダメなんだよー。カレー作るのに計量カップ置いてないの!ありえないでしょ!?」
だからカレーがスープカレーになっちゃってさー……だそうで、「そういうのはフツーのコップで"これが大体200cc"って感じでやるんだよ」と主婦の知恵を授けつつ、まぁそんなスープカレーもきっと美味しかったんだろうなと。

2011年10月22日土曜日

日本橋で、おでん!

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「アンデルセン」のチェダーチーズ
オレンジジュース
カフェオレ
数ヶ月前、劇団四季から白い封筒が届いた。
 
封筒の裏面に「the Phantom of the Opera」のサイン。
中のレターは
「四季の会会員諸君 驚いたかね?私はまだ健在だ。」
という言葉で始まっていて、4年ぶりに東京汐留に「オペラ座の怪人」の公演が始まる旨の案内が入っていた。
 
「ファントムからお手紙来た~!」
「"私はまだ健在だ"って書いてあるー!」
と、私とだんなは大喜び(劇中、ファントムの再登場シーンの第一声が「驚いたかね?私はまだ健在だ」なのね)。
 
これは予約しなきゃ"想像を絶する災い"が起こっちゃうねと、予約開始日に座して「全然四季の予約ページに繋がらない~」と嘆きながら、それでもなんとか予約を入れたのだった。というわけで、今日はだんなと観劇。息子も誘ったけれど、「ミュージカルは興味ない~。部活もあるし」とのことで、今日は夜まで別行動だ。
 
朝御飯は、そろそろ食べ頃を通り過ぎた感のあるオレンジが手元にあったので、それは絞ってジュースにしてしまうことにして、あとはカフェオレとチーズパン。「アンデルセン」の人気商品のひとつ「チェダーチーズ」は、フランスパン生地にしこたまチーズが詰め込まれた食べ応えのあるパンだ。ごろりと大きなパンを丸ごと温め、適当に割って家族で分けた。
 
部活に向かった息子を見送って、ゆるゆるとお出かけ。
汐留「海南鶏飯」にて
 ランチセット(海南鶏飯 蒸し 肉大盛) \1400
マチネの開演は1時。早めのお昼御飯を摂ってから劇場に向かいましょう、と、何度か行ったことのあるお店「海南鶏飯」で海南飯をいただくことにした。お店の入っている汐留シティセンターでは「極盛」という何やらすごいランチイベントが開催されていたのだけれど、あいにくこれは13時からのレイトランチ限定メニューなのだそう。
 
この店のこれ美味しそうだよね~、と「極盛」のリーフレットを手にして眺めつつ、今日のところは普通のランチを。
 
ランチメニューの中から一品、それにソフトドリンクとデザート(マンゴープリンか、ボボチャチャ)がセットになって1200円というランチセットがあったので、それをお願いすることにした。海南鶏飯はプラス200円で肉大盛になるとのことで、
「揚げ鶏と蒸し鶏、分けあって食べることにしようよ」
と、2人して肉大盛で、揚げ鶏の海南飯と蒸し鶏の海南飯を1つずつ注文。
 
汐留の「海南鶏飯」でお昼御飯。大好物のメニューなので、ついつい肉大盛に…… しっとりと火が入った鶏肉に、3色のソース。鶏のスープで炊いたタイ米と、少しの野菜が入った鶏スープ。
 
肉骨茶と共にこの「海南飯」はシンガポールが世界に誇れる美味だと常々思っている、私の大好物料理だ。
 
海南飯の基本は「蒸し鶏」だけど、このソースをつけて食べる揚げ鶏もたいそう幸せなんだなぁ……。
 
デザートのマンゴープリンはあいにく品切れとのことで、食後にはだんなと2人「ボボチャチャ」を。さつまいもやかぼちゃが入った濃厚なタピオカココナッツミルクだった。
 
適当にお腹が膨れたところで、いざ「オペラ座の怪人」観劇。
 
劇団四季「オペラ座の怪人」10/22マチネの出演者一覧 「あれ?この○○役の人は前に見たことあるぞ」などと思うことが度々なので、今日は会場で配られる配役表を←こうして残しておくことに。
 
ファントム役は、信頼と実績の高井治さん。この方のファントムは、前回の東京公演でも何度か拝見していたはず。
 
美声に定評がある方で、人の良さが感じられるような、"実は怪人、良い人"感が溢れる、親しみを感じる怪人だ。ラウルやクリスティーヌは多分初めて見る配役で、でも安心して見ていられる方たちばかりだった。
 
劇団四季は、直前にならないと配役が発表にならない(&配役がわかってから良い席のチケットを取るのは指南の技)ので、「この人が出るからこの日に見に行く」ということができない劇団なのがちょっと残念。前の東京公演で、ラウル役が"違いの分かる男"石丸幹二さんだった時はさすがに格好良いなぁと思ったりした記憶がある(でもその時はメグ役の役者さんが非常にがっかりな感じだった記憶もある……)。
 
今日の観劇は幸運にも、ちょっと左寄りの席ながら「前から2列目」という嬉しい席。実のところ、あんまり前すぎても逆に見えにくい(特に「オペラ座の怪人」の演出は、前にいると見にくいものがなかなか多い)のだけれど、何度も見ている演目だからたまにはこういう席も、と、予約時に前から2列目が空いていたのを良いことに押さえてみた。
 
これがやっぱり楽しくて、クリスティーヌが「夢見る女の子」的な態度をとるシーンでは、周囲のキャストが「まったくこの子は何を言っているのかしら」という顔をしているのがはっきり見てとれたりして、楽しいシーンがたくさん。
 
以下、知らない方にはなんじゃこりゃな感想ですが……

  • マスカレードのシーン、マダム・ジリーがめっちゃ良い笑顔なのが印象的だった。ああ、この人こういう風に笑うシーンもあるのか、と。
  • 今日のカルロッタは華奢で小柄で可愛らしいカルロッタ。「おだまり!このチビガエル!」の台詞に「いやいやお前も同じくらいチビだろう」と苦笑い。
  • だんなが「怪人はさー、要するに"ヒキニートの逆ギレ"じゃない?」と言い、耽美な世界観がガラガラと崩れ落ちる。ラウルとクリスティーヌはどこから見てもリア充、そのリア充に嫉妬乙なヒキニート逆ギレファントム……って、まぁ、その通りかもしれないけども……。

と、そんな感じで。
とは言いつつも、やっぱりファントムは大好きな演目。東京公演中にまた何度か行っておこうと思います(とりあえず平日マチネに行って、2階席最前列から見てみようかと)。
 
そう、それと、劇場でフライヤーを見つけたのだけれど「オペラ座の怪人 25周年記念公演inロンドン」なるものが映画館で上映中なのだそう。これは楽しそうだなぁ、と、これも見に行ってみる算段で。でも、休憩なしの175分上映はなかなか疲れそうだわね……。

日本橋「一平」にて
 牡丹コース
     前菜三点盛
     お刺身三点盛合せ
     季節の焼き魚
     特製牛すじ煮込み
     おでん三点盛り
     さっぱり酢の物
     自家製ひと口そば
 ビール・柚子サワー・焼酎ロック・梅酒など
観劇後はちらっとお茶などして、有楽町へ移動。
 
ちょうど手元に共同購入クーポンサイトで購入した「いきいき富山館でご利用可能な1,000円分商品券」というのが3枚あるところだったので、富山のアンテナショップが入る有楽町駅前の交通会館内をうろうろ。アンテナショップ巡りはたいそう楽しかった。うっかりたっぷりお買い物。
 
まずは富山アンテナショップで、1500円で購入した3000円分の商品券を握りしめ、「ますのすし」と地ビール数本、チーズ入りのかまぼこを購入。
 
建物入り口あたりで"うどん県"イベントやってたので、1回200円の銀杏つかみ取りに挑戦しつつ、地階の福岡アンテナショップでは「キャベツのうまたれ」と同じシリーズの「もやしのうまたれ」、東京では見かけない長浜屋のカップ麺を購入。
 
秋田アンテナショップでほうれん草や舞茸などを買って、大阪アンテナショップで明日用の朝ごパンを買って、最後にうっかり「むらからまちから館」で日本酒購入。一気に大荷物になってしまった。いやー楽しいねアンテナショップ。
 
そして東京駅までてくてく歩き、そこで息子と待ち合わせして夕御飯。
 
東京駅の広大な地下街に直結したビル地下にある「一平」という居酒屋に行って来た。
「飲み放題で、この金額はお得かも」
と、だんなが買っておいてくれていた共同購入クーポン「【東京駅直結 創業82年】歴史が作る変わらぬ味!伝統おでん盛に、牛すじ煮込み、自家製そば..とホッと一息つける、2時間飲み放題付き牡丹コース全7品【5,000円⇒2,500円】」使って、あれこれ飲み食い。
 
調子に乗ってずいぶんあれこれ飲んできた。で、御飯もしっかりちゃんと出てきた。
 
今年の夏頃、「なんかもう共同購入クーポンサイトも良さそうなお店載らなくなっちゃったし、そろそろ卒業かしら~」と思っていたのだけれど、またポロポロと興味深い内容のクーポンが発売されたりして、現在手元に6~7店分の未使用飲食クーポンがある次第……まだ、なんだか卒業できそうにないのだった。
 
日本橋「一平」にて、共同購入クーポン使ってあれこれ飲み食い 最初に出てきたのが「前菜三点盛」と、「お刺身三点盛」。
 
前菜は昆布巻きと、"和風テリーヌ"的な練りもの、葉玉ねぎ(かなと思ったけど葉玉ねぎの旬は春ですよねぇ……小長ねぎかな?)に味噌添えたもの。
 
「季節の前菜」と言えば、我が家ではコレ(もう半ば伝説となっているがっかりクーポン屋での1コマ……)が忌まわしい記憶となって残っているのだけれど、今日の「季節の前菜」はちゃんと美味しかった。
 
「季節の前菜だ!」
「カニカマ入ってなかった!」
と変なところで盛り上がる私たち。
 
お刺身は赤身のマグロ、ブリ、炙り帆立。
 
そして「季節の焼き魚」は大ぶりの鮭の塩焼き(に、きゃらぶきと、はじかみ添え)。おでん三点盛りと牛すじ煮込み、シメの一口蕎麦の前にはもずくの小鉢……と、ひととおりのコースはどれも幸せに美味しかった。
 
飲み放題の日本酒や焼酎はさすがに「すごく美味しい」というものではなかったけれど、でもお値段気にせずあれこれ飲めてすっかりご機嫌。
 
日本橋「一平」にて。この牛すじ煮込みが絶品でした♪ 特に美味しかったのが、この牛すじ煮込みと、おでん。
 
牛すじ煮込みは、ホロホロの食感に煮込まれていて、味のベースは味噌でも醤油でもなく「おでんだし」。
 
こってりとした調味料の味がしない分、すじ肉そのものの美味しさが感じられて、家族一同「これは旨いね!」ともぐもぐ。
 
この手のお店は、ともすると「周囲はクーポン客ばかり」という感じになったりもするのに、このお店は普通に仕事帰りのおじさまグループなどで賑わっているのだった(テーブルに出ているもので明らかにクーポン客じゃないとわかるわけで)。それもまた良い感じ。
 
おでん盛りは、先に息子の分だけ出してもらった皿には卵と大根とはんぺんが。
 
私とだんなは2人分を一緒に盛りましょうかと言ってくださって、豆腐と卵と大根、こんにゃく、ウィンナー巻き、ロールキャベツが盛られてきたのだった。
 
関東のおでんは、かなりしっかり醤油色をしているのだけれど(我が家のおでんもしっかり茶色い)、このお店は関西風のおだし。醤油の入らない澄んだだしは、えぐみがなくてうっとりするほど美味しかった。
 
自慢のだしなんですよ、という風に、盛りつけ皿にも取り皿にもだしをしっかり張って持ってきてくれるのがまた嬉しい。1滴も残さずいただいてきた。
 
で、息子の好みの練り物などはあまり入っていなかったので、シメのお蕎麦の前にちょっとだけおでんの追加注文をした。
息子リクエストのチーズ巻きと、私リクエストの餅巾着。
 
「俺はちくわぶ10本とカツ丼だったら、ちくわぶ選ぶほどちくわぶが好きだ!」
と力説するだんなに
「それはない!そこはカツ丼選ぶでしょー」
と私と息子に反論されつつ、ちくわぶも追加。あと、ちくわも1本。
 
そうか、家おでん時に、ちくわぶは何が何でも入れておかなきゃいけないんだな……と改めて思いつつ、良い具合に美味しいだしが染みた餅巾着は私が一人で美味しくいただいた。
 
安い具だと1つ180円ほど、お高いものは350円~400円台、という感じ(たとえば牛すじは350円、自家製つみれは420円)。けっこう高いな、と思ったのだけれど、「おでんたらふく食べて3000円」といった感じだったら、それは納得のお値段かも。
 
美味しいおでんが食べられて、他のつまみもあれこれ楽しめるお店というのは、これまで池袋でちょこちょこ行く「かぶら屋」(ここは静岡おでんなんだけど、それがまた良い感じ……♪)しか知らなかったのだけれど、関西風の美味しいおでんが東京駅界隈で食べられる、という選択肢が一つ増えて嬉しい限り。
 
「美味しいお店だったねー」
「また来ようね」
と、盛り上がりながら帰宅したのだった。