2015年10月20日火曜日

本場のロコモコを目指して

「サンジェルマン」の塩バター
炒めウィンナー&目玉焼き
自家製ヨーグルト w/パイナップルブルーベリージャム
カフェオレ
今日の息子、不調が続くようなら登校できないし弁当無駄になるのもなー……と弁当作りを止めておいたら、「なんか元気になった!」だそうで、「じゃあ学食で済ませてねー」ということに。せめて今週残り3日間はまっとうな弁当を支度することにしよう(だんなの分も)。
 
朝食は、「サンジェルマン」の「塩バター」と、「いつものセット」。
 
「石臼挽きライ麦粉を使用した生地にバターを巻き込み、イタリアの天日塩をのせて焼き上げました」という塩バター、噛むと中からジュワッとわかりやすくバターの風味がするので、食感の良さも併せてお気に入り。ちょっとバリッと固めの食感なのもまた素敵。
 
今日の午前中は昨日仕込んだ紅玉ジャムの続きで、レモン汁、追加のグラニュー糖、りんごジュース(=紅玉の剥いた皮と芯を水で煮出した真っ赤な煮汁)を加えてアクを取りつつ煮詰め、そして瓶詰め。
 
疲れるという意味なら前半の工程の方が「ひたすらりんごを剥き続け、刻み続ける」苦行なのだけど、後半は後半で煮沸消毒する熱い瓶との戦いがあって、それはそれでけっこう大変。
 
それでも、2年前に揃えた
 
りんごの芯抜き器
U字型皮むき器
スーパーベジタブルキュービック
広口ロート
 
の4つのアイテムがとっても良い仕事をしてくれて、作業効率は格段に上がっているのだった。今や、どれか1つのアイテムが無くなるだけでりんごジャム作りをしたくなくなるレベル。
 
ともかくも、今日はめでたく150ml容量×24瓶+αのジャムが仕上がった。
 
写真は、「わー、綺麗綺麗」と積み上げて並べて、「ウォール・コーギョク」!とふざけて撮った写真。
 
とりあえずダイニングの棚に並べておいて、だんなと息子に披露してから食器棚の奥の方にストックしておく予定だ。
 
で、もう勢いづいちゃったので、夕方続けて残りのりんごも一部を残して刻みまくって、刻みりんごを改めて3kg分支度。
 
20人前のカレーも作れるサイズの大型両手鍋が、昨日以上にみっちりと、りんごと砂糖でいっぱいになった。
ロコモコ
クリームチキンスープ(キャンベル)
ビール(ザ・プレミアム・モルツ<芳醇エール>)
合いびき肉が安かったので、今日は思いたって「ロコモコ」に。
 
ハンバーグは、牛100%の方がやっぱりそれらしく出来上がるけれど、特売対象になるのは大抵合いびき肉なので、「まぁ合いびきで良いかなー」と、私の作るハンバーグはもっぱら合いびき肉使用。
 
ハワイで食べたロコモコは、高級店のもドライブインのも、ソースがとても白っぽかった。手元にある日本の料理研究家によるロコモコレシピは、ソースの主材料がケチャップやウスターソースだったりして「そうじゃないんだ、それじゃないんだ」という感じ。
 
あの白っぽいソースって、アメリカでビスケットにつけるグレイビーにも似てる気がするけど、どんな材料なのかなーと海外サイトをググッたら「Best Loco Moco Recipe」なんてレシピが見つかった。
 
材料を見ると、「そうか!それだったか!」とすごく納得いくものだったので、今日はこのレシピを使ってロコモコ作り。
 
ソースは、ガンボスープなどにも使われる「ブラウンルウ」が基本。マッシュルーム炒めて、マッシュルームを端に寄せた同じフライパンでバターと小麦粉を薄茶色になるまで炒め、そこにビーフコンソメを注いで煮詰めるというもの。最後に醤油をひと垂らしと、風味づけにバーボンを。
 
そうそう、そんな感じの味だったよ、と懐かしく思い出しながら頑張ってソースを作ったのだけど……ダマになった。マッシュルームも入ってるから乱暴に泡立て器を使うのもなぁと、お玉で潰したり色々やってみたのだけれど、リカバリーできず。
 
しかも、思っていたより分量少なめにできてしまって、元々1.5倍量で作ったソース、3人分でレシピの3倍量くらいで作ってしまっても良かったみたいだ。ともかくも、味の方は上々で「そうそう、こんな感じだったよ」という出来映えに。
 
ご飯の上に、こんがり焼けたハンバーグと目玉焼き、そしてソース。「いただきます」をした後に、添え物の野菜もちゃんと用意していたのを思い出して、食べかけのところに「ごめんごめん、これも食べて!」と盛りつけた。茹でたブロッコリーと、人参のグラッセ。
 
ワンプレートディッシュのくせに、ハンバーグと目玉焼き、ソース、それぞれのフライパンが必要で、全てを温かく出さなきゃいけないからなかなか大変。でも、台所をフライパンだらけにした甲斐あって、(色々反省点はあるものの)とても美味しいロコモコだった。
 
忘れないうちにリベンジしなくちゃ。