2024年8月10日土曜日

ベトナム最後は絶品バインセオ

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旅行日記はメモ的箇条書き
あとで旅行記にします
ダナン「Danang Marriott Resort & Spa, Non Nuoc Beach Villas」内「Man Ho Restaurant」にて
 朝食ブッフェ
日替わり生春巻
FRESH SPRING ROLLS (Gói cuốn chay)
日替わり炒飯
FRIED RICE WITH CHICKEN (Cơm chiên thịt gà)
日替わり炒麺
STIR-FRIED NOODLES WITH PRAWN (Mì xào tôm)
日替わり肉料理
HAINAN STYLE CHICKEN (Gà kiểu Hải Nam)
STIR-FRIED BEEF WITH BLACK PEPPER (Bò xào sốt tiêu đen)
日替わり魚料理
STEAMED FISH (Cá hấp)
日替わりグリルもの
ROASTED GLAZED HAM WITH PINEAPPLE (Đùi heo muối bỏ lò trái thơm)
日替わりベトナム麺
DA NANG NOODLE SOUP WITH FISH CAKES (Bún chả cá Đà Nẵng)
・これが最後の朝食、イングリッシュティーをホットで貰いつつ(ティーバッグなのがほんのり残念)、最後の朝はバインミーとあったかいおかず類、そしてとてもおいしかったデニッシュも2種類いただいた。
 
今日の麺料理はダナン風のさつま揚げ入りブンということで、だんなが頼んだものを見れば、トマトやパイナップルも入っているちょっと不思議なものだった。スープさっぱり味でおいしい。
 
・デニッシュは安定のPAIN AU CHOCOLATE (Bánh sô cô la)と、日替わりものがNUTS DANISH (Bánh Đan Mạch nhân hạt)と、ナッツものでとてもよき。おいしかったー。
 
・そしてSHREDDED CHICKEN SALAD (Sa lát gà xé)に、私が唯一苦手なベトナムハーブ(おっさんの汗みたいな匂いの葉っぱ)が入っていて。何度も口にはしているのだけど、「これがその葉っぱ」と未だ特定できなくて困っている。バジルもミントも香菜も大丈夫なのに、この汗臭葉っぱだけが地獄……。
 
・そして毎朝食べていたヨーグルトは、今日も自家製コンポート全部入りで。
ホテルの部屋で
 インスタントカップうどん
 缶ビール
・午前中は荷造りしつつ、最後の水遊び&日光浴。
 
・BONVOYプラチナ会員の特典で「16時までお部屋使ってくれていいよ」と言われたものの、空港の近くに1泊2000円ほどの宿を出発までの休憩場所として押さえていたので、適当に移動しようと14時にチェックアウトすることに。
 
・昼御飯は適当&軽めにと、日本から持参したカップうどんと缶ビールを消費して、終わりにした。
 
・チェックアウト、支払いは2万円弱(うち1万2千円くらいがバーベキューディナー代)。
このホテル、BONVOYの開業キャンペーン的なものでポイント泊したのだけど、4泊で17万6千ポイント(で、4泊すれば1泊無料になる)。今、普通にお金で泊まろうとすると、アップグレードされた 3 Bedroom Villaは9万5千円/泊らしいので、どうもどえらく安く泊まれたみたい。ちなみに飛行機はデルタのマイルで取ったのでこれもほぼ無料。色々良かったなあ。
 
・そして一転、1泊2000円の宿「Red Palace Hotel」に。
この界隈、結婚式場が多いみたいで、その敷設ホテルのようだった。「朝食は無料よ」と言われたけど、「ごめん、深夜のフライトで午後10時頃チェックアウトさせてもらうんだ……」とお部屋のキーを貰って。
 
・古びた部屋、バスタブなしでシャワーのみ、タオルはバスタオルが人数分、でも冷蔵庫もあるしライティングテーブルもあるし、過不足ないお部屋がたったの2000円。
 
・だんなは到着するなりベッドシーツをひっぺがして南京虫チェックを始めたけど、これも大丈夫そうだった。なので安心して出発までの時間をくつろぐことに。Wi-Fiも無料!
 
・朝食がどういうものなのかものっすごく気になったのだけど、選択肢はほぼなく(ちょっとしたブッフェ式ではあるみたい)「今日はフォー」「今日はバインミー」という感じみたい。気になる……。
 
・シャンプーが、使ったら髪が針金みたいになるやつだこれ、という感じだったので、旅行にはパウチタイプのシャンプーセットも持ってこようと心から思った。
お湯の出も排水もクーラーの機能も問題なく。
 
・少し休んでから、ハン市場に行ってみようと、近くのダナン大聖堂(ピンク色の建物、キッチュでかわいい)に寄りつつ、地獄の蒸し暑さの屋内市場、ハン市場に。
 
・欲しかったココナッツクラッカーと、フエ名物の胡麻餅の大容量パックを合わせて₫200,000で買いつつ(値切れば良かったと後から思うも、もう暑くて判断力が無かった……)、雑貨などもちらりと見つつ。果物いっぱいあって良いなあと思ったものの果物は持って帰れないしと、あっさり買い物を終えて一旦ホテルに戻ってきた。
「Bánh Xèo Bà Dưỡng」にて
 BÁNH XÈO ₫80,000
 NEM LỤI Đĩa nhỏ (5 cây) ₫40,000
 BÚN THỊT NƯỚNG ₫35,000
 Bia Tiger 3×₫20,000
 Sữa Bắp (Corn Milk) 3×₫15,000
・最後の夕飯は、「ダナン名物!超有名店バインセオバーユン(Bánh Xèo Bà Dưỡng)へ行こう | ダナンスタイル」、「毎日数千人が訪れる大人気店!「バイン・セオ・バーユオン(Banh xeo Ba Duong)」の魅力を紹介 - Danang Holic」あたりを参考にしつつ、ホテルから車で5分ほどの距離(近すぎて、なかなかGrabも掴まらなかった←行っても良いよという車が現れにくい)のところにある、バインセオ専門店に。
 
・細い路地の一番奥、途中には、そっくりな名前の別のバインセオ屋さんがあるので、「ここじゃない」と素通りしつつ、最奥の混雑するお店を目指して。
 
・当然のようにクーラーは無く、扇風機のみ、ハエも飛んでるし、眼前の壁には小さな蟻が行進している。でも気にしない。気にしてはいけない。
 
・"卵焼き"と称されることも多いバインセオだけれど、色が黄色いだけで卵は使われていないこの料理、薄い米粉にターメリックを混ぜたもの焼いたものの中にもやしやひき肉、海老などが入っているダナン名物でもあるベトナムの米粉料理。地域によって見た目や食べ方、つけだれが異なるそうで、ダナンスタイルは、扇形に折りたたまれていて、皮も柔らかく、ライスペーパーに巻いて食べるのだとか。
 
・食事メニューは、BÁNH XÈO(バインセオ)とNEM LỤI Đĩa nhỏ(ネムルイ=串に刺さったつくね)、BÚN THỊT NƯỚNG(ン・ンティット・ヌオン=焼肉のせブン)、BÒ NƯỚNG LÁ LỐT(焼肉の葉っぱ添え)の4種類のみ。
 
・そのほかにビールやソーダ系、そしてずっと気になっていたSữa Bắp(コーンミルク)の文字も!え、飲んでみたい、とコーンミルク、頼んでみた。
これ、まんま冷製コーンスープ。いくらかあっさりだけど甘くてとても飲みやすい。なんだこれおいしい。すごくおいしい。
 
・持って帰りたい、と2本帰り際に貰って帰るくらいには気に入りました。1本90円程度。
 
・そして期待のバインセオは、もうめっちゃめちゃにおいしかった。今回のダナン旅行で一番おいしかったものと言っても過言ではないくらい。
 
・長方形のライスペーパーを手に取って、適当にちぎったバインセオと葉っぱ類、きゅうり、パパイアの酢漬けっぽいもの(ほのかに甘い)それに好みでつくねも乗せて、きっちり巻いたらたれつけて食べる。たれが絶妙の甘辛さでコクがあっておいしくて。このたれだけを買って帰る人もいるみたいで、ビニールに詰めたたれがけっこうな勢いで売れていた。
 
・パリパリとシャクシャクと、ねっちりと、という色々な食感と風味が合わさった絶妙な食べ物で、生春巻きの良さと揚げ春巻きの良さが合わさったみたいな感じ。これはほんとにおいしかった。食べ飽きない。
 
・で、これもおいしいと見たから頼んでみた和え麺も、じんわりピリ辛味なものの、こちらも旨味たっぷりで。卓上の野菜を混ぜたりしつつ、これもおいしくいただいた。
 
・卓上のたれは、お碗に入った少なめのが2つと、たぷたぷに入ってレンゲが刺さったものが1つやってきて「?」と思ったのだけど、レンゲ入りのはおかわり用らしく。おかわり必要だった。2回くらい自分の碗に注ぎ足した。
 
・葉っぱとライスペーパーは食べきれるものではなく、余所のテーブルを見ても、その2つは残して帰ってる人が多かった。
 
・で、葉っぱの中に、ダナン滞在中何度も悩まされていた"おっさんの汗臭さみたいな匂いのする葉っぱ"の正体をついに突き止めた。単体で囓ってみただんなが、「これ、ドクダミだ」と。なるほどドクダミ、納得しかない風味。生のドクダミってこんなに強烈だったんだねと納得しかなく、これだけはどうにも苦手だったから次からは除けて食べることができると思う(しかしもう帰国という)。
 
・そして再び部屋に戻り、出発まで2時間ばかり部屋でごろごろ。シャワーも浴びた。お湯の出は全く問題なく、快適快適。
 
・21時半頃空港へ。エアラインカウンターも出国手続きもまあまあの行列、それぞれ15分くらい?
 
・けっこうな混雑だったこともあり、3時間27USDのCIP ORCHID LOUNGEでだらだらしてた。料理はそれなりにあり、適当にミートソースと唐揚げ、生春巻きでサイゴンビール飲んで。
 
・チェーがある!と、Chè đậu xanh(Vietnamese mung bean sweet soup)、Chè đậu đỏ(Vietnamese red bean sweet soup)もいただいてはみたけれど、これはいまいちだったな。
 
・そして23:15搭乗手続き開始、24:05発だったはずの飛行機は一向に搭乗手続きが開始せず、何のアナウンスもないまま23:45頃に。漸く流れたアナウンスによると機材不具合により45分遅れるとのこと。結局搭乗口で45分強立ちぼうけは少しつらかった。
 
・座るなり爆睡して、でも背中痛ーい首痛ーいとなりつつ、やっぱりそう眠れるものではなく。そして4時半に朝食ですよと起こされるという。夜行便は大変だ……。