2018年3月21日水曜日

横浜散策。

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
ジャムバターコッペ
ヨーグルト(チチヤスクラシック)
カフェオレ
今日土曜日は、家族全員ばらばらの予定の一日。
 
息子は外遊びからのバイト、私は学生時代の友人とお出かけ、だんなは野球観戦の予定……が、あいにくの荒天でどうやら野球は中止らしい。
 
荒天というか、今日は春分の日だというのに天気予報には雪のマークがついていた。予想最高気温6℃、予想最低気温は3℃と、なんだかとんでもない数字になっている。
 
ともかくも、朝は皆で、家族揃って。
だんなと息子にはチーズトーストを出し、私は1本残ったドッグパンがあったので、半割にして軽く炙ってからジャムバターサンドにした。
 
ヨーグルトは皆揃いでチチヤスを。
横浜ベイシェラトンホテル内「彩龍」にて
 飲茶ランチ \5000
 プーアル茶 \600
今日は高校生時代の友人と2人、久しぶりに会いましょうということに。
 
都内?それとも我が家に遊びに?と色々相談した結果、「横浜行かない?」と私が誘った。
調べてみたら、一度見てみたいと思っていた人形師さんの展覧会があったので、それと合わせて美味しい中華でもどうでしょう、ということで。
 
お店をあれこれ調べて、向かったのは横浜駅前の「横浜ベイシェラトン」の中華料理店、「彩龍」。
 
ちょうど今月一杯まで「香港フェア2018」を開催中ということで、これが良いねと、そのメニューが楽しめる「飲茶ランチ」を予約した。
 
出てきた料理はどれも見目良く、趣向の変わった面白いものばかり。分量もたっぷりで、すっかりお腹一杯になった。
 
メニューは、こんな感じ。
 
彩龍一口盤
一口冷菜:和牛の和え物と中華ピクルス
飲茶俥仔点
飲茶ワゴンよりお好みの点心
蒸し大根餅or手羽先の腐乳蒸しor餅米焼売orスペアリブの豆豉蒸しor茄子と椎茸のオイスター蒸し
老火滋覿湯
本日の健康こだわりスープ:砂肝とクレソン
彩龍煎炸点
マンゴーと海鮮入り揚げ物と黒毛和牛入りスワンパイ
黒魚子蝦腸
キャビアのせ海老入りライスクレープ
籠仔蒸美點
トリュフ香る饅頭と日替わり点心:ほうれん草と海鮮の餃子
麺粉 或 粥飯
野菜のヘルシーヌードルor香港式焼き物のせご飯
任食港式甜品
デザート
香港汁粉or楊枝甘露or苺ミルク
 
今日の一番上の写真が、「マンゴーと海鮮入り揚げ物と黒毛和牛入りスワンパイ」。
 
可愛い白鳥の頭がついているのが、黒毛和牛入りのスワンパイ。
サクサクモロモロとした、独特の食感の中華パイで、和牛のあんはこってりめの味わい。
 
奥はお菓子にも似た風味の、マンゴー感濃厚な海鮮の揚げ春巻きのようなこちらも軽い食感のものだった。
 
なんとも滋味深い味わいだった砂肝入りのスープ。いかにも身体によさそうで。 こちらは「本日の健康こだわりスープ」。
 
なんだかちょっと漢方のような風味もある、いかにも身体によさそうな味わいで、具材は砂肝とクレソンと大ぶりの人参という、これまた好みが分かれそうなもの。
 
ぷりぷりの砂肝は旨味もちゃんと乗っていて、モツ好きには嬉しいスープだった。
 
本当に見た目が椎茸だった饅頭は、トリュフが香る不思議な風味。 面白かったのは、この「トリュフ香る饅頭」。
 
椎茸を模した見た目で、表面がひび割れた感じもとっても椎茸だった。
 
中身は野菜あんで、もう1個の日替わり点心は、浮き粉の皮にくるまれたほうれん草と海鮮の餃子。
 
どちらも定番のものとは言えないもので(特に椎茸饅頭が!)、面白い趣向の素敵な点心だった。味も申し分なく。
 
嬉しいシメは、焼味丼。 料理のいくつかは選択できるものだったのも嬉しいポイント。
 
コースの前半には飲茶ワゴンがやってきて、その中には小皿系の蒸し物が色々入っていた。
 
蒸し大根餅という面白いものから、手羽先の腐乳蒸し、そして私の大好物のスペアリブの豆豉蒸しまで。
 
私が貰ったのは当然、スペアリブ。
点心はお茶に合うものがほとんどだけれど、この料理ばかりは酒が欲しくなる。こってり味で美味しかった。
 
シメの炭水化物も、野菜の麺料理か焼味丼の2択。
 
私は当然焼味丼。
 
蒸し鶏とチャーシューの2種類が乗った丼は、ご飯にも焼味のたれが少量かかっていて、ミニ青梗菜も添えられていた。
一風変わった点心が多かったコースだけれど、この焼味は定番ど真ん中の味。たいそう美味しかった。
 
そしてデザートは冷たい液体系のが3種類からの選択。
 
中華汁粉とタピオカやココナッツミルク入りの苺ミルク、そして大好物の楊枝甘露。
 
ここもやっぱり好物は外せずに、楊枝甘露にした。マンゴー風味濃厚で、こんな季節だけれどちょっと夏っぽい味わいで。
 
そう、外は、笑っちゃうほどの大雪だったりした。
 
千葉を出る時には小雨だった天気は、武蔵小杉あたりで雪になり、横浜に到着した頃にはけっこうな大雪に。
食事を終えた頃には雨になっているかと思いきや、えんえんと降っていたようで、バス停の屋根などがうっすら白くなっていた。
横浜元町「ecomo bakery」にて
 Wチーズケーキ \450
 アイスティー \500
そしてランチ後に向かったのは「横浜人形の家」。
 
4月まで開催の「後藤由香子展 ~時空を超えた愛の贈り物~」を見てきた。
 
真っ黒な雛人形が衝撃的だった後藤由香子さんの追悼個展を見てきました。美しい……! 数年前、マスコミで紹介されていたのを見て、「すごい雛人形もあるものだなあ」と感動した、後藤由香子さんの雛人形。
 
今風の顔立ちに、雛人形らしからぬシックな色合い、シルクフラワーがふんだんに使われた世界観。素敵だなぁと思っていた。
 
人形作家としてこれからという頃だったろうに、ガンにより49歳の若さで去年の秋に逝去してしまったのだそうだ。
 
会場は全て撮影可能。大きなカメラを持った人たちも沢山来ていました。 上の黒い雛人形は、ゴスロリがテーマの「Gothic」。
 
右の写真は「As time goes by」という名前の雛人形。
 
色の重ね方、大胆な柄の選び方、テーマに沿った建具や小物、どれもが素敵。
 
動きのあるポーズのお人形も多くて。かーわいい。 こちらはコンパクトなシリーズの、「妖精~桜~」。
 
同じシリーズの「ミモザ」もあって、どちらも花の妖精のような雛人形。
 
お花がたくさん飾られて、お雛様の手には小鳥まで。
 
雛人形にはまず見ない、立ち姿の人形も数多く、本当に壮観だった。
 
館内の常設展は国内国外の人形が色々飾られていて、一角では「文豪ストレイドッグス」の企画展も。
「あー太宰さんだー」
とにへらにへら、それも眺めてみたりして。
 
横浜元町の隅っこにあったパン屋さん「ecomo bakery」で少し休憩。 人形を見終わる頃には、雪がみぞれっぽくなっていた。
 
パンが買いたいなと話していたら、友人が元町の端っこにある徒歩圏内のパン屋さんを探してくれて、そこに行ってみようかと「ecomo bakery」という可愛いお店に。
 
中には喫茶コーナーも併設されていたので、そこでお茶を飲み飲みケーキを食べてきた。
 
「Wチーズケーキ」は、ベイクドチーズケーキにレアチーズケーキを重ねた2層のチーズケーキ。
 
大きな銀色の皿にはグラノーラのような、ドライフルーツとナッツの飴がけが添えられていた。
紅茶がアールグレイではなくウバなのも私の好み。
 
もう少し天気が良くて寒くなかったら元町散策も素敵だったのだけれど、なにしろ今日は寒くてまるで真冬の空模様で。
また会おうねと、お茶の後は散策をせずに帰宅したのだった。
だんな特製 豚肉の生姜焼き w/キャベツの千切り
肉団子と白菜の煮込み
ビール(サントリー ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール)
で、夕飯、
「どうしよう、それほどお腹は空いてないけど」
と、留守番のだんなに連絡して、「生姜焼き食べたい」との返事を貰い。
 
じゃあ材料買って帰るよと豚バラの薄切りとキャベツを買って帰宅した。
 
寒かったでしょと沸かしておいてくれたお風呂に早々入って、あとはだんなが夕飯を作ってくれて、なんだかお大尽のような感じになった今日の夜。
 
米飯を食べられるほどの余裕はなくて、それでも生姜焼きはしっかり食べた。山盛りの千切りキャベツも。
昨日の肉団子の煮込みも残っていたのでスープ代わりに出して、ビール傍らにもぐもぐと。
 
だんな昨日だか一昨日だかの昼御飯に外食で生姜焼きを注文したのだけれど、それがいまいちだったんですって。
こういうのは家で炒めて食べるのが、なんだかんだ美味しいよね。