2014年2月23日日曜日

台湾風角煮

テーブルロール
角切りベーコン入りスクランブルエッグ
自家製ヨーグルト w/マルメロのジャム
カフェオレ
日曜の今日、午前中から息子は塾があるということで、いつもよりちょっと遅めの時間にきっちり食べた朝御飯。
 
テーブルロールにスクランブルエッグ、ヨーグルトとカフェオレを支度して、おおむね「いつも通り」な感じの献立になった。私は目玉焼きが大好物なのだけど、スクランブルエッグもやっぱり美味しいなーと(そもそも卵が好きなのね、私)。
 
でも、ホテルの朝食の卵料理となると、目玉焼きよりもスクランブルエッグやオムレツを選びがち。家ではなかなか作れないエッグスベネディクトがあると、もう最高。
 
多分私は「目玉焼きは、自分の家で作れるし。自分で焼くのが一番好みな具合に仕上げられるし」と思っているのだろうなぁ……。と思いつつ、今日はスクランブルエッグをもぐもぐ。
マカロニグラタン
アイスティー
息子が塾から帰ってくるのを待っての昼食は、とっても簡単に「冷凍グラタン」。
 
トップバリュのえびグラタンは、1食たったの98円。日曜のお昼どうしようかな、簡単にパスタにでもしようかな……などと思いながらスーパーに行って冷凍食品コーナーを見たところ、このグラタンと目が合ってしまったのだった。こういう惣菜、一人暮らしだったら自炊するのがばかばかしくなるくらい安いのがあるから……侮れない。
 
2パックまとめて電子レンジに突っ込んで、チンすること8分ほど。
 
値段の安さもあって、サイズは小さめ、海老は小さめのが3つくらい。あとはベシャメルソースとマカロニ、そして具材は玉ねぎくらい……かな?
 
「……そりゃ、自分で作る時はベシャメルソースは自家製だし、鶏肉たっぷり、玉ねぎにマッシュルームにと具沢山するからねえ……」
原価だけ比べて「こっちが良い」とはならないわけだけど、と理解しつつ、「だが"安いのは正義"という一面があるのは否定できないよね」という思いも頭をよぎる。
 
ともかくも、ボリューム軽めな100円ランチはそこそこ満足。
半熟煮卵・茹でもやし
台湾風角煮丼
きのことごぼう、豚肉の汁
麦茶
産直スーパーで買ってきた、美味しい豚のバラブロック。
 
久しぶりに「角煮」でも作りたいなと思っていたところで、ちょうど図書館から借りてきたばかりの『圧力鍋で、すぐにおかず、ちゃんとごはん』(坂田阿希子 高橋書店 2010.10)という本に、「台湾風角煮」のレシピが載っていた。
 
これは美味しそうだなぁ……ということで、夕飯に作ってみたのは、台湾風角煮。大皿に御飯と一緒に盛りつけて丼仕立てにした。
 
豚肉は一口大に切って、日本酒と醤油、砂糖、五香粉を合わせたタレに漬けて揉み込んでおく。で、タレから出した肉を焼きつけて、刻み葱、刻み生姜、刻みにんにくも加え炒めて、戻した干し椎茸とその戻し汁、漬けダレを入れたら加圧15分。八角も、ぽちょんと1かけ入れておく。
 
煮上がって蓋を外してからゆで卵を入れて軽く煮込み、できあがり。レシピには茹でた小松菜、香菜を添えると良いとあったけれど、あいにくどちらもなかったので茹でもやしを添えてみた。香菜……買っておくべきだったなぁ。ていうか、育てておくべきだった、と言うべきか。暖かくなったら、またコリアンダーの種を蒔いてみようかな。
 
すごく美味しくできあがったのだけど、でも、口にして思ったのは、「あ……角煮は1切れ食べれば、けっこう満足しちゃうかも」ということだったりして。
 
この豚は脂身もちゃんと美味しいのだけれど、でもそう何口も、がぶがぶと脂身たっぷりの肉にかぶりつけるものでもないわけで、2切れずつ盛った皿の1切れ分は、皿の上で一口大に小さく切ってから御飯に和えつついただいた。それなら魯肉飯のような感じでいただけるので、さほど脂ギトギトのもたれる感じもなく。
 
若かりし頃は、
「脂しっかり作って落としたからね、美味しいでしょう」
などと言いつつ角煮や煮豚を出してくる母世代、祖母世代の言葉に「何故に脂をこそげ落とすし……そのままで良いし……」と不満を感じていたものだけど、ああ、私の嗜好も母世代になってきたのねと、自覚してしまったのだった。
 
でも、角煮はやっぱり豚バラじゃなくちゃね。ちょびっとの量でいいから。