2015年2月21日土曜日

いざ、あひるのワンタン

チーズトースト
カフェオレ
土曜の朝はのんびりペースで。
 
お昼は「これ」というメニューが決まっていて、だんなは午前中のうちにお医者に行く用事を済ませてきたいのだそう。じゃあ、さらっと簡単に朝御飯にしちゃう?と、息子が起きてくるのを待たずに(どうせ起きてくるのは昼間近だろうし)、ささっとチーズトーストとカフェオレで朝御飯にした。
 
「あれ、このチーズけっこう旨いね」
とだんなが言った、使ったチーズはメグミルクの「こんがり焼ける とろけるスライス」。
 
クラフトのチェダースライスやモッツァレラスライス、ゴーダスライスも使い勝手が良くて気に入っているけれど、確かに「こんがり焼ける」はいかにもな風味で、チーズトーストにはぴったりな感じ。見た目が綺麗にこんがり焼けると気分も上がるしね。
汁無しチャーシュー麺
アイス烏龍茶
お昼は満を持して(?)汁無しチャーシュー麺。
 
むかーしむかしの日記に残した、作り方はこんな感じ。最後の調味はだんなにお任せしたので、今回のそれは色々違っているかもしれないけれど。
 
で、煮豚は昨日のうちに仕込んでおいた。レシピの「醤油3カップ・酒1カップ」は、残った煮汁を瓶などに入れて残しておいてもなかなか使い切れなくて勿体ないから、豚バラブロックを2つにカットしてみちみちに小さい鍋に詰め、酒を心持ち多めにして醤油の使用量を減らしてみた。
 
レシピ通りだとかなり濃い味の煮豚になるので、調味料に浸してからの煮込み時間も控えめに。それでも味はしっかり染みた、と思う。
 
煮玉子も用意したし、メンマも自家製のがあるし。
 
そして麺は当然「永福拉麺(元・永楽製麺所)」の麺。今回の麺はちょっと太めの「タンメン」使用。
 
香辣脆が入ったちょっとピリ辛の汁無しチャーシュー麺は、「油そば」ともまた違った感じで、久しぶりの美味しさ。
 
「美味しい麺買ってきた時じゃないと、作ろうって気にならないもんねー」
「煮豚まで支度して、麺が不味いとがっかりだしね」
やっぱり永楽もとい永福の麺は美味しいねぇと、うっとりしながら3人で4玉の麺をさらりと平らげた。
スティックきゅうり w/なめ味噌
だんな特製肉野菜炒め
あひるスープのワンタン
羽釜御飯
ビール(ザ・プレミアム・モルツ <初仕込>)
昼食に続いて、夕食も横浜中華街戦利品ディナー。
これまた満を持して、「あひるの頭」でスープを作って、前回好評だったワンタンに。
 
肉を買った時にオマケでつけてもらった焼きあひるの頭(渡してくれる時にざくざくカットしてくれたものだから見た目は割とホラーな感じ)と手羽、肉を食べた残りのガラ部分は一度さっと湯通ししてから、葱の青い部分、生姜、人参の皮などと共に炊いていく。ガラがけっこう細かいから、骨は全部不織布袋に包んでから鍋に入れた。
 
で、夕方、1時間半ほどかけて、コンロの前に椅子置いて漫画読みつつアクすくいを丁寧に。ぐらぐらと沸騰させてしまうと豚骨スープのように白濁してしまうので、火加減に気をつけつつ、湯を足しつつ、気長に炊いた。スープが茶色くなってしまうのは、あひるの頭にも調味料が染みていて茶色く美味しく焼けているから仕方なし、ということで。その調味料の味が思った以上にしっかりついていて、スープもしっかり「焼きあひる」の味に。なんとも贅沢な味のスープが取れた。
 
ワンタンは、ウー・ウェンさんのレシピを参考にして、豚ひき肉に生姜や醤油、胡麻油などを加えたシンプルなもの。包み方は、「ワンタンならではのピラピラ感を大事に」「ワンタンは肉を食べるものではなく皮を食べるもの」を念頭に、四角く折りたたんで手前の左右の端を重ねる、「上海式」(こんな感じ)に。皮が重なったところにつける水は、あえて極力少なくした。良い感じにピラッピラになりますように~。
 
スープはほんの少しだけ塩を足して調整しただけで、あとは仕上げに白髪葱と黒胡椒でできあがり。
 
こうしてできたあひるワンタン、期待以上に上々の出来映えだった。ワンタンの皮からあんが溢れることもなく、狙い通りにぴらんぴらんで良い感じ。餃子も好きだけど、ワンタンもまた違った美味しさと楽しさがあって、これは良いなぁと改めて思ったのだった。包むのもだいぶ均一に上手いことできるようになったし。今回の包み方、かなり気に入ったかも。
 
で、ワンタンがメインのおかずというわけにもいかないよねと、だんながささっと肉野菜炒めを作ってくれた。豚肉とニラと、そして何よりたっぷりのもやし。味付けは塩だけのあっさり炒めものだけど、
「オイスターソースとか……顆粒スープも入れてないよね。でもすごい"味"があるよね」
と、豚肉効果なのか旨味たっぷりで美味しかった。もやし、500gの大袋だったらしいけど、炒めものも完食。ビールも進んだ、美味しく楽しい夕御飯。