2019年4月18日木曜日

新宿万世と毛皮のマリー

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「乃が美」の食パン
炒めウィンナー&目玉焼き
ヨーグルト(明治 とろけると マンゴーパフェ)
カフェオレ
今日の朝御飯は、乃が美のパンをざくざく切って、焼かずに食卓へ。
 
ウィンナーやら目玉焼きやらはいつも通りで、それゆえにパンのふわふわな独特さがちょっと際立つ朝御飯。
 
だんなもここのパン、美味しいと思うみたい。息子も旨い旨いと昨夜もりもり食べていたし、美味しいか不味いかで言ったら、すごく美味しい。ただ懐的には(ついいっぱい食べてしまう、食べてしまえることもあって)大変に優しくない。たまに楽しむ御馳走パンという感覚だねー……。
 
そしてヨーグルトは、ヨーグルトというよりレアチーズ系デザートのようだった、「明治ヨーグルトドルチェとろけると」。お試し価格で安かったので買ってきてみた。
 
品名が「マンゴーパフェ」なのに桃果肉入りとは……?と思ったけど、思った以上に濃厚で、あんまりわざとらしい味でもなく、しっかりフルーティー。
でも朝食向きではない味だったな。おやつな味。
新宿「肉の万世」にて
 ハンバーグとミニビーフシチューランチ \2140
今日は新宿で観劇……で、確か新宿には「肉の万世」があったなと、お昼はそこで。
 
相変わらず太っ腹な企画だなーと。 ここ数年スルーしていたけれど、毎年届いている、4月から8月かけて埋めていくスタンプラリーのハガキが届いたので、久々に行ってみるかなとハガキを握ってランチに寄ってみたのだった。
 
1人ででも、ランチででも、"食事"をすれば特典が貰えて、今月はハンバーグサンド1箱プレゼント。
 
来月はトートバッグ、再来月は人数分デザート、7月は万かつサンド、8月はモーブー饅頭。全月コンプリートで更にプレゼント(ここ数年、2000円弱分のお食事券+ノベルティグッズらしい)。
 
久しぶりだし奮発して好きなものを食べようと、ビーフシチューつきのハンバーグランチにした。豚汁とおかわり無料のご飯つき。
 
メトロ食堂街という、地下から中2階に上がったみたいな不思議な場所にある店だけど、案外とお客さんは多くて、しかも年齢層高めなのが面白かった。外見も味も昭和の味って感じだけれど、それがまた悪くなく。
 
って、平日ランチなら本店でいただく方が、パーコーナポリタンみたいな特別メニューがいただけて(しかも安くて)良いみたい。来月に都心で用事があるときは秋葉原途中下車かな。
 
そして食後はまだ時間があるなと、同じフロアにある「墨繪」でパンを買い、小田急デパートで開催中の「福岡物産展」を覗き。
 
VISAVIS」の特撰バターケーキと「豊島蒲鉾」のさつまあげを買って、うっかり大荷物で初台の劇場に向かったのだった。
 
で、観てきたのは、美輪明宏さん主演の「毛皮のマリー」。
 
先日、別の劇団のこの作品を演出&キャスト違いの2回観てきたから、台詞も劇の流れもだいたい判ってる中で観てきたけど、ラストシーンの解釈がちょっと違っていたり(今回は毛皮のマリーが菩薩に見えた。前に観たのは、もっとこう復讐心がまだ残ってるみたいな、"死なば諸共"的な感じだった)、ああ、やっぱりこの作品は美輪明宏さんアテ書きだったんだなあとしみじみ思ってみたり。
 
台詞回しがテンポよく小気味もよく、そして現在83歳の美輪さんは、ぶっちゃけ、"美しい"と言い切れる美貌でもなかったりしたのだけれど、想像以上の凄みがあった。
どの衣装を纏っても、なぜかずーっと左乳首が露出していた(そういうデザインだった)のは何でかしらと悩んでしまったけれど。
 
そして小さめ劇場でも相当に猥雑だったあちらこちらの演出は、新国立劇場という箱でも割と容赦なく、男たちがパンツ(というかふんどしもどき)一丁でラインダンスしたり腰を振って踊り狂ったり。
さすがに全裸にはなっていなかった(と思う)けど。
 
"ミゼットレスラー"のプリティ太田さんが下男役で出てきていたのを見て、「ああ、この作品が好きなの、デヴィッド・リンチの作品とちょっと似た匂いがするからなんだ」と気付いたりもした。あらすじは全然違うけど、ツインピークスのあのエロくて不可解な雰囲気と、この作品はちょっと似てる。
 
で、まあ、やっぱり色々なところが不可解な劇なので、後ろの奥様2人組からは、休憩に入ったところで「よくわかんないあらすじだわねぇ」という溜息が聞こえ、終幕後にも「さっぱりわかんなかったわ」と追撃があり。でも、醜くて見苦しくて救いがなさそうに見えて、でも不思議に美しくて、妙に記憶に残るお芝居で、私は好き。
 
そして、数列前には、華道家の假屋崎省吾さんとジュディ・オングさんが、2人で観劇してらした。
ジュディ・オングさんはたいそうおきれい。
遠目からでも、まつげがばっさばさだった。
自家燻製チーズ・ミックスナッツ
くるみの飴炊き
「今日のごはん 和saiの国」の
 チーズインコロッケ
 イベリコ豚ベーコン入りひとくちコロッケ
福岡「豊島蒲鉾」のさつま揚げいろいろ
鮭と新玉ねぎのマリネ
新玉ねぎのかき玉汁
羽釜御飯
日本酒(兵庫 山陽盃酒造 播州一献 山廃純米 播州愛山 生)
劇が終わって4時半で、新宿に戻ってもう5時過ぎ。
 
だんなは夕飯合わせで帰れるということだったので、物産展が買ったさつまあげにもう少しおかずを買い足して帰ろう、と、新宿駅構内にあった「今日のごはん 和saiの国」でコロッケ2種類を買って帰った。
 
あとは野菜料理と汁物とご飯を炊けば大丈夫かな、と。
 
味見したのがどれも美味しかったので買ってきた「豊島蒲鉾」は、盛り合わせパックが、お店の人曰く、1000円相当以上入っていて650円というお値打ち価格。ねぎ天3枚、博多丸天2枚、具たっぷり野菜天3枚、黒ごまごぼう天40g、ピリ辛玉ねぎ4個ですって。
 
それとは別に、大判のさつま揚げが4枚1000円だったので、玉子チーズ天2枚と博多ねぎたこ天1枚、あとはお店の人のおすすめで"レバカツ"も買ってきてみた。適当に盛り合わせて、コロッケと共に魚焼きグリルで温めて。
 
このレバカツが、すごく美味しかった。レバー風味はあるけれど臭みは少なく、ベースは魚味のさつま揚げ。ほのかにカレー粉の風味が漂っていて、ビールが恋しくなる味わいだった(日本酒飲んでしまったけれど!)。
 
何かサラダっぽいのが欲しいなと、買い置きの鮭缶で急遽作ったのが、野崎洋光さんレシピのマリネ。玉ねぎたっぷり、ピーマンも混ぜて、あとは鮭缶と、サラダ油、酢、少しの醤油と塩と胡椒を和えるだけ。さっぱり味で良い副菜に。
 
新玉ねぎはたっぷり使ってかき玉汁にもして、出来合いの味ばかりでもない、それなりに良い感じの食卓に。洋風味のコロッケも美味しかった。