2011年12月24日土曜日

イブディナーはビール屋さんで

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ホットドッグ
カフェオレ
今日はクリスマスイブ。
 
息子はもう終業式も終わったし、通例部活はあっても午前中だけだし、と、息子とも相談しながら外出の予定を前々から入れていたのだけれど、12月になってから
「ごめん……クリスマスイブ、一日練だって……。しかも、クリスマス会やるんだって……」
と息子から報告された。
 
「何、その"一日部活"って~!」
とだんなと2人呆れつつ、でもクリスマス会じゃあ息子も部活の方に行きたいだろうし……と、今日のお出かけはだんなと2人で行くことに。いや、息子の予定が入るなら入るで全然構わないのだけれど、それならそれでこっちも予定の立てようがあるのだから、本当にもうちょっと早めに予定を組んで教えてくれればいいのになぁと学校側に対して思ってしまう。
 
学校側は「平日も週末も、無理に部活に来ることないですよー休んでいいですよー」と言ってくれてはいるけれど、なるべくこちらも予定が噛み合わないようにと思っているのだから、ねぇ。
 
今日は、息子も参加したがっていた「リアル脱出ゲーム」の予定だったから、部活行事と天秤にかけなければいけなくなった息子もとても不憫なのだった。買ってしまったチケットを譲るアテもなかった(クリスマスイブのイベントチケット3枚なんて、そうそう譲る先はない……)から、別日程でチケット取り直すというのも大変で。
 
ともあれ、今週もちらっと早起きして息子の弁当作り。せめて彩り良く、と、混ぜ御飯やブロッコリー、プチトマトなどを使って賑やかめなビジュアルの弁当にした。
 
朝御飯は、Johnsonvilleのソーセージ使って、ごろっと大きなホットドッグ。このソーセージを使う時はキャベツ炒めを挟む余地がパン側にないので、キャベツ抜きホットドッグにした。
 
炙ったソーセージをパンに挟み、チーズをトッピングしてからオーブンに。チーズ溶けたら刻みピクルスとケチャップ添えて「いただきます」。
 
パンはスーパーで買った大手メーカーのドッグパンだし、シュレッドチーズも同様だけれど、ソーセージが美味しいのでなんだか御馳走だ。
息子を見送ったら、今日は夕方までだんなとデート~♪
丸の内 丸ビル内「グリル満天星」にて
 ワンプレートミックス \2100
 デザートセット \525
午後のイベントに備えて、早めの昼御飯にしないとねとあれこれ考えて、東京駅で乗り換えついでに丸ビルあたりで済ませましょうか、ということに。
 
カップルが押し寄せてくるかもな「クリスマスコース料理」を出すようなお店じゃなくて、もつ鍋屋とか焼き鳥屋のランチ定食みたいなのだったらそういうお客さんでは混まないだろうし……と計算していたのだけれど、11時のオープン直後ならそういう心配もあまり必要なかったみたい。洋食食べたいねと、気になっていた「グリル満天星」にすんなり入ることができた。
 
「オムレツライス」と好きなおかずをハンバーグ、海老フライなどから選べる「ワンプレートミックス」が魅力的だったので、私もだんなもそれを。2人して「カニクリームコロッケ」を選択し、サラダとスープつきで2100円だ。
 
食後のドリンクと、プリン、ババロア、アイスクリームなどから選べるデザートをつけたセットは525円。「クリスマスだし!」(?)と、これもつけてもらうことにした。お酒は、午後が控えているのでぐっと我慢。「おつまみ牡蠣フライ」という魅力的なメニューもあったけど、ぐぐっと我慢。
 
「グリル満天星」にて。オムライスもクリームコロッケもさすがの美味しさ♪ 見た目シンプルな、そっけない感じで出てきたオニオンスープも良い感じに美味しかったけれど、コロッケとオムライスもさすがの美味しさ。
 
それほどこってりとしたコクがある、というわけでも「味が濃厚」というわけでもない風なのに、ドミグラスソースはじんわりと印象に残る味で、見事な半熟ぶりのオムレツが乗るオムライスも海老たっぷりきのこもたっぷりの「御馳走感」があるもの。
 
上品なベシャメルソースの味のカニクリームコロッケも当然のように美味しくて、それほど存在感のない風に添えられていたポテトグラタン風の添え物がこれまた美味しくて幸せだった。
 
「グリル満天星」のデザートプリン。かなーり良い感じ♪ デザートは、私がババロアでだんながプリン。
 
どちらも、これまた見かけはそっけない風ではあったのだけれど、どちらも「頼んで良かった~」とうっとりしてしまった味。
 
やや固めに火が入ったプリンは濃厚な卵の味で、カラメルも適度なほろ苦さ(←交換して味見させてもらった)。
 
私の方のババロアは、ザバイヨーネとグレープフルーツの果肉が添えられていて、口当たりと良い、甘さと良い、乳脂肪のこってりした感じといい、これまたかなり良い感じ。美味しかった~。
 
そして、午後、だんなと2人挑んできたのは今年最後のリアル脱出ゲーム「終わらない合戦からの脱出」。
 
前回、よみうりランドでものすごく華麗に謎を解いたので、
「私たち、いけるんじゃね?」
「これもサラッと解けちゃったら、もう"リアル脱出卒業"でもいいんじゃね?」
くらいに思っていたのだけれど、見事に撃沈。
 
以前何度か開催された「球場からの脱出」同様、あちこち歩き回る必要があるのだけれど、今回はだんなの腰を慮って
「あそこは私が見てくるね!」
と、がんばって動き回っていたわたくし。でも、ここで躓き、あそこで躓き……と、「おしい」とも言えないような段階で制限時間になってしまったのだった。今回も難しうございました……。ゴールデンウィークの、次の謎解き頑張ります。まだまだ卒業できません。ううう。ぐや"じい"……。
 
六本木 「アウグスビアクラブ」にて
 飲み放題5000円コース
     前菜盛り合わせ
     ベルギー風フライドポテト
     グリルドサルシッチャ&ザワークラウト
     ローストビーフのピッツァ
     葉っぱサラダ
     魚のオーブン焼き
     ビール色々。しこたま。
 
 デザートピッツァ(カスタード&カラメル) \550
 エスプレッソ
せっかく都心に出るのだから夕飯はどこかで食べて帰りたいところ……だけど、今日は折しもクリスマスイブ。
 
「イタリアンとかフレンチとかは論外だよね」
「うん、カップルいっぱい……特別コース組まれてお値段激高……」
「てか、そういうところに息子連れて行ってもなんか申し訳ないしね」
と、だったらカップルとは無縁のところに行こうじゃないかと算段した。
 
馴染みの焼き鳥屋、美味しかったおでん屋あたりはまず大丈夫かなぁとあれこれ考えて、「そーだ、ビール飲みに行こう!」と数週間前に予約したのが「アウグスビアクラブ」。ちょうど「お一人様5000円」の飲み放題プランの案内のメールマガジンが手元に届いていたところだった。
 
私とだんなの2人分そのプランでお願いして、息子は部活が終わり次第合流、息子はアラカルトで好きに食べれば良いよということにした。
 
六本木についてびっくり、「こんなに混雑しているヒルズを歩くのは初めて」というほどの人・人・人……もとい、カップルカップル、そしてカップル。カップル山盛り、佃煮にできそうなくらい。
 
すごいなぁ、こういうノリってバブルの頃に終わったのかと思っていたけど、まだこんな感じだったのね。クリスマスにこういうスポットに来ることは滅多になかったので、すごく新鮮できょろきょろしてしまう。
 
こちらに向かいつつある息子にも
「六本木、半端ない混雑ぶりなので色々気をつけね」
とメール。
 
「(;´Д`)エー」
「すごいよリア充カップルだらけだよw」
「(#´Д`)バクハツシロー」
なんてやりとりをしつつ、私とだんなは狂乱のヒルズを抜けて、とっととお店に移動。ここばかりは「いつもの空気」なお店で、美味しいビール飲み飲みのんびり食べ物つまみながら息子を待った。
 
今日も美味しいものいろいろ、たいそう幸せな夕御飯だった。
 
美味しいビールが楽しめるお店で、「食べ物もしっかり美味しい」というのは本当にありがたい。釜焼きのピッツァは美味しいし、揚げたてのフリッツ(フライドポテト)もたいそう美味しいし、デザートピッツァの美味しさも「ビール1杯我慢してもこれは食べたい」と思えてしまう幸せな味。
 
六本木「アウグスビアクラブ」にて、今日の前菜♪ 一人一皿出てきたのは、スモークサーモンと自家製ピクルスの盛り合わせ。
 
色鮮やかでほんのりクリスマスな組み合わせで、これをつまみながらまずは白ビール「スノーブロンシュ」を。
 
ほどなくサワークリームを添えたベルギー風フライドポテトもやってきて、続いてピザ釜で炙った風な、グリルドサルシッチャ。サルシッチャに添えられたザワークラウトは自家製らしく、酸味のマイルドな食べやすいものなのが毎度気にいっている。
 
だんだん黒っぽいビールに……と、「アウグスビール」「マデューロ」と続けて飲みつつ、ローストビーフと削ったパルミジャーノをたっぷりトッピングしたゴージャスなピッツァがテーブルにやってきて少しした頃に、やっと息子もやってきた。
 
「フライドポテトの小さいのくださーい。あとマルゲリータ。あとコーラ」
と、アメリカの子供のような注文をしている息子。
 
 
六本木「アウグスビアクラブ」にて、魚料理~。 ローストビーフのピッツァはほのかに甘くて、なんだろと思えば肉の下にドライいちじくが潜んでいた。
 
今年はいちじくジャムの美味しさにハマッたりした、いちじくづいていた1年。クリスマスにもまさかのいちじく。美味しかった。
 
たっぷりの、名物「葉っぱサラダ」も出てきた後は、これまたビールに良い感じに似合う魚料理で、コースの料理はおしまい。
 
魚と玉ねぎがこんがりと焼かれて、その下にはキャベツがたっぷり。
 
キャベツはザワークラウトを使っているようで、その爽やかな酸味が美味しいソースの一部になっているのだった。
 
六本木「アウグスビアクラブ」にて、絶品のデザートピッツァ~♪ そしてシメは、「やっぱりこれを食べねば!」ということでデザートピッツァ。
 
シンプルな外見ながら、これを家で作ろうとするのはなかなか大変。
 
カスタードクリームを塗って焼き上げたピザ生地にほろ苦いカラメルソースをかけたアツアツのデザート、しっかりたっぷりいただいた。他にもリンゴのデザートピッツァがあったり、今の季節は紅玉リンゴのコンポートなんてのもあったりして、凝ったデザート充実なのもまた嬉しい。
 
六本木のキラキラ お店を出ると、外はすっかりイルミネーション花盛り。
 
アウグスへの入店時はまだ薄闇状態でイルミネーションも始まっていなかったから(でもヒルズは大混雑だったのでした)、「おおー綺麗になったー♪」とちょっとうっとり。
 
けやき坂イルミネーションは、もちろんカップルだらけなのだけれど、「イルミネーション+東京タワー+カップル」の構図の写真を撮りたいと思われる三脚持ちの写真愛好家の方々が多くいたのもちょっと面白かった。
 
グランドハイアット東京のクリスマスツリー で、今年のクリスマスケーキは「どうせイブに六本木まで行くのだから」と、グランドハイアット東京のを予約。
 
帰りがけに受け取って、ホテルのクリスマス飾りも堪能しながら帰路についた。
 
余裕があったらミッドタウンのイルミネーションも気になっていたのだけれど、1日出歩いてだんなの腰もいよいよ限界ということで、急ぎ帰宅。帰りの電車もなんとか座ることができて、家でのんびりクリスマスプレゼント交換などをしたのだった。
 
息子からは、先日の「ジャンフェス」でみつけて買ってきてくれたのであるらしい、モンスターハンターのマグカップ。だんなからは
「今年は"クラゲ"がテーマでした!」
と、クラゲのピアスと、クラゲメカ(私が組み立てなきゃらしい……なんか、歩くらしい……(笑))、そして欲しいなと思っていた石井ゆかりさんの牡羊座の占い本。だんなが以前自分の星座のを買っているのを見て「いいな」と思っていたのだった。
 
占い本、パラパラッと捲ったら「でも、どう見てもあなたはパワフルです」という一文が目に入って、苦笑い。
 
私からだんなへは、分子式や計算式がモチーフになった怪しい柄のネクタイと、ニューヨークのメトロポリタンミュージアム(The Met)のウィリアムUSBメモリとウィリアムステープラー、。息子へは、組み立て式のダ・ヴィンチの投石機(これもThe Metの。ダ・ヴィンチは今年2月に謎解きゲームで展覧会見て、そこで投石機も見たから、という繋がり)と、トロンボーンモチーフのキーホルダーやしおり。
 
毎年息子へのプレゼントは頭を抱える対象なのだけれど、あまりそのあたりの店では見かけないトロンボーングッズ(息子が吹奏楽部で担当しているのがトロンボーンなのでね)が見つかって何よりだった。
「すげぇ!かっこいい!どこにつけよう!?」
とわくわくしてくれて、お母さんは嬉しい。メリークリスマス~。