2012年11月11日日曜日

初挑戦の鍋ものを

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
チーズトースト
コーンスープ(インスタント)
アイスカフェオレ
いよいよ冬も間近かという肌寒い朝だったので、「あったかいスープとか飲みたいなぁ」とインスタントスープで。スライスチーズを使った簡単チーズトーストと、ちょっと手抜き気味の簡単な朝御飯にした。今週はワッフルとかパンケーキとかやる気力がなかったのねー……。
 
あまり朝寝を堪能することもなく、いつもと同じくらいの時間に起きたので、さくさくと家事やら何やら片付けて、今日はちらっと近所にお出かけ。
「ガスト」にて
 グリルランチセット(フレッシュトマトのイタリアンハンバーグ) \943
 マロンとチーズソースのパンケーキ \418→\366
「私、ホームセンターに行きたいのね。一緒に行く?行ったついでにガストで昼御飯とかどうかなーと思うんだけど……」
「行く!僕も用事ある!」
ということで、今日は息子と2人、ホームセンターに。
 
私の目当ては秋冬に咲く花苗と、細い板。果実酒だのジャムだのがいよいよ飽和状態になってきたので、保存食置き場にしている廊下の本棚にもう1つ段を足して収納力を上げようという企みだ。
 
行きつけのホームセンター、会員カードを持っていれば板のカットも無料でやってくれる。首尾良く、メモにした寸法通りにカットしてもらった板を手に入れ、ついでに綺麗な色のビオラや紫色の花苗(花名わからず……)も買ってきた。
 
で、お昼は予定通りにファミリーレストラン「ガスト」で。
 
息子は人気商品の「チーズINハンバーグ」にご執心で、朝御飯もチーズトーストだったというのにそれを選択。でも私も人のことはいえなくて、「フレッシュトマトのイタリアンハンバーグ」もやっぱりチーズトッピングされたハンバーグだったりするのだった。
 
ホリデーセットは、サラダとスープ(飲み放題)、パンかライス、ドリンクバーがついてきて943円。
 
セルフサービスコーナーにあったスープは、最初からこうなのか結果的にこうなっちゃったのか、切ないほどに具がないコンソメスープだったことに苦笑いしたものの、熱々のハンバーグは食べ応えがあるサイズでトマトソースもありがちなわざとらしい味じゃなくて、ちゃんと美味しかった。
 
そして手元にクーポンがあって、「350円くらいで食べられるなら」とデザートも1つ。季節商品の「マロンとチーズソースのパンケーキ」を息子と半分こした。
 
「パンケーキ、2人で半分こで食べようよ」
「えー、1人1個がいい……」
「ダメ」
「僕、余裕で喰えるよ?」
「喰える喰えないという問題じゃないの。ダメ」
「……」
 
そんなハートフルなやりとりをしつつ、にょろにょろとクリームが絞られた2枚のパンケーキを息子と1枚ずつ。
"チーズ入りカスタードクリーム"風クリームと栗の渋皮煮が2個、シロップが添えられてきた。
 
正直なところ、
「栗にチーズをわざわざあわせる必要はなかったんじゃないかなー」
とか思わないでもなかったのだけれど、そしてパンケーキ自体、「いかにもレンジでチンしましたー」風なものだったりしたけど、でもなんだかこの手の甘いものが恋しい気分だったのでそれなりに満足。
 
そして午後、帰宅してからは
 
1.保存食棚設置→幅がギリギリで、試しに嵌めたらもう外せない感じにみっちり嵌まったのでネジ釘を使うこともなく5分で完了
2.花苗植え→つつがなく20分ほどで終了。ちょっとだけベランダが華やかになった♪
3.リンゴジャム作り続き→熱湯と格闘……大変だった……
 
という流れで。
 
今回はまたしこたまできました……リンゴジャム。 昨日の加熱後にぴったりラップを張って冷ましておいたリンゴジャムは、皮と芯の煮出し汁、グラニュー糖、レモン汁とあわせて再び加熱。
 
アクを取りながら煮込むのはそう難しいことではないのだけれど、毎度めんどくさいのは「瓶詰め」。
 
熱湯に入れておいた瓶を出して、熱い瓶を持って熱いジャム入れて、熱湯に入れておいた蓋を出して、瓶に蓋乗せて締めて……と、全体的に熱い。とにかく熱い。軍手+シリコン製鍋掴み装着で、熱湯に手を入れることもできるけれど、それも10秒くらいが限界。
 
「やっぱり、これはジャム用漏斗が欲しいかも……」
漏斗があったらもうちょっとらくちんになるかも……と心から思いつつ、できあがったリンゴジャムは9瓶+α。予想以上にたっぷりできた。
豚しゃぶ(豚肩ロース・大根・人参・ひらたけ・みぶ菜)
最後にみそラーメン
日本酒(醸し人九平次 純米吟醸うすにごり 生)
昼間はそこそこ暖かだったものの、雨雲が近づいてきた夕方以降はかなり冷え込んできた。いいぞいいぞと、夕飯は予定通りに鍋料理。
 
「豚しゃぶ、最後にみそラーメン」という愉快な料理名は、立て続けに図書館で借りていた保存食のレシピ本のひとつ、『おいしい待ち時間 私の保存食』(柳瀬久美子/著 文化出版局 2007.10)に掲載されていたもの。
 
我が家の豚鍋といえば「豚味噌鍋」と、あとは「扁炉(ピェンロー)」が定番だけれど、この鍋も美味しそうだな、なんといっても「シメラーメン」がいいなと、気になっていた鍋レシピだった。折良く先日野菜セットでみぶ菜とひらたけが届いたので、ちょうど良いなとこれを試してみることに。
 
まずは「ねぎみそ」を用意。みじん切りにした長ねぎに味噌、炒り胡麻(混ぜる前にから煎りして香りを出す)、胡麻油、豆板醤などを混ぜ混ぜ。土鍋に水と酒、刻みにんにくを張って、沸騰させたら具をしゃぶしゃぶにして、器に取ってからこのねぎみそを添えつついただく。
 
具はざく切りにしたみぶ菜、ひらたけ、豚肉と、スライサーで薄く削いだ大根と人参。この「薄切り大根」「薄切り人参」が素晴らしく良い感じで、たっぷり根菜をいただける美味しい鍋だった。
 
茹で汁でねぎみそを溶いて味噌だれ状態にして具材を浸して食べるのも悪くないけれど、ねぎみそそのものをといちょいなすりつけていただく方が、味に濃淡が出て好みな感じ。そう複雑な味わいではないのに箸が止まらなくなる美味しさだった。
 
「……今日は御飯ないの?」
「シメにラーメンだよ?……冷や御飯ならあるから、茶碗によそってチンすれば食べられるよ」
「じゃあちょっと御飯も食べよ」
 
息子曰く、「こういう味なら御飯が必要!」だそう。普通に御飯1膳食べていたから、じゃあシメは軽くで良いかな……と思ったのに、これまた食べる食べる。「これならいくらでも食べられる!」だそうで、ラーメンも結局3玉無くなった。スープのつかないお手頃価格の中華麺をと買ってきたのが4玉パックだったのが、功を奏したというか失敗したというか……。
 
期待どおりに美味しかったシメラーメンは、鍋に残った茹で汁にねぎみそを「味噌ラーメンのスープ」くらいの濃度に溶いて刻み葱を散らし、それでラーメンを煮たもの。肉や野菜の旨味が溶けたスープはたいそう贅沢な味わいで、確かに息子の言うとおり「いくらでも食べられそう」な感じ。
 
多めに作って残った「ねぎみそ」も使いようがありそうだし(普通にスティックきゅうりに添えるとか、焼き魚、焼き野菜に添えても良さそう)、これは「我が家の美味しい鍋」が一つ増えた予感。2人で食べるのはちょっとキビシイけれどピェンローも近々やりたいな。