2013年1月16日水曜日

イタリアンとお寿司と

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
バタートーストwith リリコイバター
ヨーグルトwithリンゴジャム
カフェオレ
昨夜、ヨレヨレになりながらも「明日の朝ごパンがなーい!」と、閉店間際のアンデルセンで食パンを買ってきた。
 
「コンビニのパンなんて美味しくないわ」と言い切る母も、あまりの疲れに
「いいわよ……コンビニパンでも、この際お母さんはかまわないわ」
と言っていたのだけれど、旅行後の疲れた朝にがっかりパンだと、朝から大変に気分が落ちるのではないかなと。
 
「3分で買えるから!そこで荷物と一緒に待ってて!」
と母に荷物番をしていてもらって、ダッシュでパン屋に寄ってきたのだった。その甲斐あって、美味しいパンで朝御飯。
 
美味しい食パンをトーストして、ハワイで買ってきたリリコイバターを早速塗って食べることにした。母はパッションフルーツがそれほど好きではなくて、現地で
「このリリコイなんとかは要らないわ~。私はパイナップルジャムを買うから」
と、買っていなかったので、じゃあちょっと一緒に試しましょう、と。
 
私はパッションフルーツが大好きなので殊更だったけれど、買ってきたリリコイバターはたいそう美味しいものだった。つまりは「レモンカード」のパッションフルーツ版、といった風なものだけれど、酸味が控えめで食べやすい。
甘さも適度にしっかりと、上品な塩梅で、母も
「あら……これは美味しいわねぇ」
と。
 
まだ開けていない、同じお店のパイナップルジャムを食べるのも楽しみだ。
稲毛 「トラットリア ヴィーノ」にて
 ピッツァランチ \1680
     サラダ
     スープ
     ピッツァ
     デザート
     紅茶
 ランチビール
 グラス白ワイン
楽しかった旅行も終わり、母は明日秋田に帰るそう。
 
「でも、帰る前にあそこは行っておかなきゃね。銚子丸と、あと駅前のイタリア料理のお店!」
だそうで、お寿司の方は息子と一緒に夕御飯にしようということに。
 
じゃあお昼はこっちだね~……と、山のような洗濯物をやっつけたりしてから、母と2人地元のイタリアンのお店に行ってきた。気軽に入れてしっかり美味しい、お値段お手頃な、「地元にこういうお店があるのは嬉しいことだな~」と心から思うお店の一つだ。
 
パスタとピッツァ、両方食べたいねということで、母はパスタセット、私はピッツァのセットで。パスタよりもお値段高めのピッツァセットは、日替わりのピッツァの他に、これまた日替わりのスープとデザート、更にサラダと食後の飲み物までついてくる。薄焼きのピッツァは専用釜ではなくオーブンで焼かれているものだと思うのだけれど、大判で食べ応えがあり、これがなかなか良い感じ。
 
今日のピッツァは「ロースハムと卵のピッツァ」、スープは「オマールエビのクリームスープ」、そしてデザートは「フルーツケーキ」。好きなものだらけでたいそう嬉しかった。
 
小さなコップサイズのランチビールをいただいて、結局それでは物足りずに白ワインもいただきつつのお昼御飯。
 
母は、お得なランチパスタではなく(←値段お手頃だけれど、その分具材はちょっとシンプルめな感じ)、アラカルトのパスタメニューから選べるパスタセットを注文。カルボナーラを選び、そこにパンとサラダ、選択できるフルサイズのデザートと食後のドリンクもついてきて2000円弱というところ。
 
料理それぞれ取り分けながら、私もカルボナーラを少しもらってもぐもぐ。
 
海老の殻からしっかりだしをとった風のスープも、「ランチでこんな手の込んだ風なものを!」と嬉しくなる美味しさで、自家製カスタードクリームをこんもり添えたフルーツケーキも、豪華で嬉しい。母の選んだ苺のタルトもチャーミングだった。
 
旅行のお土産話などしながら、「次はどこに行ってどこに泊まろう」なんて夢物語を話したり。
ハワイに行くならハレクラニかロイヤルハワイアン、ワイキキビーチ至近の海際ホテル、ウェスティンも良かったよね~なんて、夢だけは膨らみつつ、「バリ島のセントレジス」「シンガポールのラッフルズ」あたりの話も。
 
そのクラスになっちゃうと、部屋付きのバトラーなんかまでいたりする。
「いや、バトラーいてもどう使って良いか困るし。荷ほどきとか荷造りとかまでやってくれるらしいけど、そういうの、私は自分でやりたい方だし」と現実的な意見を呈してみたりして。
稲毛海岸「銚子丸」にて
 鶏の唐揚げ
 なめろうつまみ
 炙り3貫
 寒ブリ握り
 金目鯛握り
 中とろ炙り握り
 中落ち軍艦
 いくら軍艦
 高洲3貫(真鯛・生ウニ・大トロ)
 穴子天ぷら握り
 玉子焼き
 生ビール
 熱燗
などなど
というわけで、夕飯はみんな大好き「銚子丸」。
 
だんなも大阪から戻る度に「行かなきゃ」と言うし、回転寿司的なものは苦手なはずの母も「何が何でもここだけは行かなきゃ」と言うし、どれだけ愛されているんだ銚子丸!?と思いつつも、私もやっぱり「銚子丸なら行く♪出かけるの寒いしめんどくさいけど、でも銚子丸なら行く♪」と思ってしまうのだった。
 
当初は千葉駅近くのカウンター席のみのお店の方に行くつもりだったのだけれど、息子の
「えー、稲毛海岸のお店の方が良いじゃん。広いし、のんびりできるよ」
とのことで、そちらのお店にすることに。
 
回転寿司ならではの光景です。 ビール飲み飲み、熱燗も飲み飲み。
 
「……あ、唐揚げだ。揚げたてっぽいね」
「貰う?貰っちゃう?」
と、「炙り3貫」(サーモン、海老、えんがわ)と共に揚げ物までテーブルに並べちゃって、これぞ回転寿司ならではの光景、という感じ。
 
今日は、お得価格だった(1皿399円)「高洲3貫」が良い感じ。真鯛と生ウニと大トロが盛られて、どれも素敵に美味しかった。
 
そして今回、母は「なめろう」の美味しさに開眼したらしい。
「私、コハダは好きよ?でもサンマは全然好きじゃないのよ……」
という母なので、主にアジを使うことが多いだろう「なめろう」はどうかしら、と思ったのだけれど、軍艦ではなくつまみで(=御飯なしで)出してもらったら、
「あら……これは美味しいわねぇ」
ですって。
 
千葉の郷土料理なんだよ、味噌とかしそ、茗荷や生姜と一緒に青魚叩いて作る料理なんだよ、なんて説明しながら私ももぐもぐ。
 
今日は(いや、「今日も」)店員さんたちは元気いっぱいで、
「さて!当店名物!玉子焼きが焼き上がりました!皆様ご賞味くださいませ~!」
「ご賞味くださいませ~!」
なんてかけ声と共に、皿をトレイに乗せて店員さんがカウンターの向こうを頻繁に通る。
 
あらそれ美味しそうね?なんて、穴子の天ぷら握りもらっちゃったり、まだ湯気が立つほかほかの玉子焼きももらっちゃったり。食べに食べて、息子はなんと15皿、私は母と合わせて14皿。
 
500円の金皿も数枚食べた割には、お会計は1万円を切っていて、その安さも毎度驚きのお店なのだった。美味しかった~♪