2020年2月8日土曜日

洋食とトラブルと甘いもの

美味しい洋食を、ということで。ハンバーグとコロッケと。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「tecona bagel works」の
 ふか モンブランクリーム \315
 もち あめ色玉ねぎ クリームチーズ \275
昨日は表参道に出かけたついでに「そうだわバレンタインのチョコも買おう」と思い立ち、代々木公園の「Theobroma(テオブロマ)」にも行ってきた。
 
もうだんなにはフライングで渡してしまたからネタバレすると、ハイカカオのタブレットで個包装になっているのが欲しくて、でもそういうのってあんまり売って無くて。
調べに調べた結果、ハイカカオオンリーではないけどテオブロマのセットものが一番理想に近かったのだった。
 
私も最近口寂しい時に明治の「チョコレート効果72%」などをつまんでいるのだけど、まあ肝臓に良いとか血糖値改善に良いとか色々あるそうで?体感効果は現状さっぱり無いけど、小麦粉使ったクッキーとか囓ってしまうよりは後ろめたさが無いというのが一番かも。
 
……で、せっかく普段は行かない街に行ったのだからと、ちらりと調べていくつかお買い物してきた。
 
1つは「ナタ・デ・クリスチアノ」のエッグタルト(小麦粉云々と言っていてこれ……)、もう1つは「tecona bagel works」のベーグル。
 
人気と聞いていたけどこのベーグル屋さん、ほんとにすごい人気で。
 
開店11時を少し過ぎた頃に訪れたのだけど、店内7人もお客さんが入ればぎゅうぎゅうの小さなお店に、入りきれずにドア外に数人並んでいて。
 
ぎゅうぎゅうしながら20種類くらい並んでいたベーグルを選んでいくつか買ってきた。いかにもベーグルな外見とは違う、なんだかおにぎりみたい?おまんじゅうみたい?な不思議な形状のベーグルがいっぱいで。
 
品札にはそれぞれ「ふか」「もち」「むぎゅ」のどれかが記されていて、粉と酵母が異なるのだそう。色々混ぜてみようと、今朝食べたモンブランと玉ねぎ&チーズの他は、「むぎゅ 青のり枝豆チェダーチーズ(\290)」「もち とうもろこし(\295)」「ふか キャラメルミルククリーム(\270)」という感じで買ってみた。
 
「tecona bagel works」のベーグルはちょっと独特。おいしい。 食べてみるとわかる、なるほど、「ふか」と「もち」の違い。
 
栗の甘露煮が入った、いかにもなモンブランなベーグルは中に空洞があってふかふか食感。
「もち」は詰まった感じでいかにもなベーグル食感。
 
なにしろ嵩があるものだから、いつも通り魚焼きグリルで温めようとしてもなかなか中までは温まってくれなかった。ちょっとレンジにかけてから電子レンジに入れるべきだったかな。明日はそうしよう。
 
なるほど、人気があるのも頷ける美味しいベーグル。
久しぶりに"美味しいベーグル"を食べたなあとしみじみ思ったのだった。
津田沼「Mr.&Frying Pan」にて
 チーズハンバーグステーキとビーフコロッケ \1500
今日も沢山沢山用事を済ませにお出かけで。
 
お昼はラーメンでも?とだんなに言われて「いや……美味しい洋食が食べたい気分……?オムライスとか……?」と提案して、じゃあここにしませんかとだんなが言ってくれたのが「Mr.&Frying Pan(ミスターとフライパン)」。
 
あ、嬉しい久しぶりに行きたかったの、ということで、最寄りは京成津田沼駅(だけどけっこう歩くので、基本的には車で来るお客さんがご近所さん向けという立地)の洋食屋さんに行くことにした。幸い、早めに訪れたらまだ駐車場も空いていて。
 
基本的にはご主人と奥様の2人でやっている風なお店だから、料理が出てくるまでにけっこう待つ。待つけど間違いのない美味しさで、この界隈では人気店。
 
私は「オムライスとか」と言っていたのに、黒板に書かれた「Special Menu」の一番上に記された「チーズハンバーグステーキとビーフコロッケ」がどうにも気になってしまって、それにした。コンソメスープとパン(かライス)がついてきて1500円。ボリュームたっぷり。
 
お久しぶりの「Mr.&Frying Pan」。オムライスも美しいです。 だんなは特製オムライス(特製デミグラスソース添え)のラージサイズを。
 
"ハムベーコン玉ねぎ入りのトマトライスに地鶏のふわとろ卵をトッピング"とのことで、オムレツにナイフを入れると絶妙にとろとろ状態になった中身がとろりとご飯の上にかかる風になっていた。
 
そして私のは、こんもり盛られたサラダに隠れてたけど俵型のビーフコロッケが2個と、チーズをくるまずにトッピングしたデミグラスソースがけハンバーグが皿にどどんと。
 
パンもふわっと温かいテーブルロールが2個やってきて、「あ、そうだ、この店、けっこうボリュームがあったんだわ」と思い出した。もちろん、全部平らげた。
 
どれ一つとっても手抜き無い洋食屋さんの味わいで、デミグラスソースはほんのり甘さのある優しい味わい。黒板メニューには他に「紅ずわい蟹のクリームコロッケ トマトソース添え」とかアジフライ、ヒラメフライ、黒豚ヒレのベーコン巻きとエビフライ タルタル添え、シーフードカレー、カキフライなどなどが並んでいて、12時を待たずしてテーブルはほぼ全部埋まったのだった。相変わらずの人気店。
「角上魚類」の
 刺身盛り(メバチ鮪・鰤・炙りカマス・鰆・帆立)
 ミナミ鮪切り落とし
 なめろう
卵ポテサラ(八百屋総菜)
とり豆腐
日本酒(群馬 土田酒造 土田 はつしぼり 壱 生酛仕込)
 
「ナタ・デ・クリスチアノ」の
 パステル・デ・ナタ
コーヒー
今日はだんなの厄日だったのか、色々トラブルてんこ盛り。
 
最終的には、「これは色々大変な事になるのでは」と思ったものがすごく大きな痛手もなくリカバリーできたりはしたのだけれど、寄ろうと思っていたスーパーも寄らずに帰り、「ぱーっとビールでも飲みに行く?」と聞けば「あとはもうおうちでおとなしくしてる……」とのことで、それじゃあと帰宅後、いつもの角上まで自転車を走らせてきた。
 
今日も冬らしい寒い日で、「でも刺身で日本酒かなー」となめろうや鮪を買って、あとは「とり豆腐」の材料を。
 
鰹だしで鶏肉と豆腐を炊いて、茹でた春菊を添えて食べる「とり豆腐」は我が家皆の大好物で、「2日くらい食べられるかな?」と思いながら鶏もも1枚豆腐1丁春菊1把で作ったこれが、今日1食で消え失せた。
 
お供のお酒は、土田。精米歩合90%という低精白で、それゆえの好みな方向の雑味があって、奥行きと懐の深い酒、という印象だった。魚にも合うけど豚の角煮とかの方向にも合いそうな。
 
夜のおやつのエッグタルト。やだこれめちゃめちゃ美味しいじゃないですか……! そして疲れた時は甘味よねと、代々木公園で買ってきた「ナタ・デ・クリスチアノ」のエッグタルト、「パステル・デ・ナタ」を食後にもぐもぐー。
 
層がとっても綺麗なさくさくのパイ生地に、とろける口当たりの濃厚フィリング。とても素敵な洋風エッグタルトで、見た目からして美味しそうだけど、実際、すんばらしく美味しかった。
 
お店にはチキンパイ「エンパーダ・デ・フランゴ」、チーズタルト「ケイジャーダ・デ・シントラ」、スポンジケーキ「パポーシュ・デ・アンジョ」、あとは半熟カステラ、要予約の巨大エッグタルト、これも要予約のミニエッグタルト、サンドイッチやお総菜などの扱いもあるそうで、ああこれは色々食べてみたいなとしみじみ思った。
 
息子の大学、新宿方面だから帰りにちらっと代々木まで行って買って来てくれないかなあ……また食べたいなこれ。