2021年2月6日土曜日

今年も蔵王に

今年も蔵王に来ましたよ。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
山形新幹線車内にて
 「大船軒」の酒肴弁当 \1100
 ほうじ茶
当初は週明けに解除の予定だった緊急事態宣言。
でも3月頭まで延長されることになって、「……どうする?」といつものメンバーで何度か話し合った結果、「でも行くか」「でもめっちゃ気を付けようね」と、人数はいくらか減らして、秋に予約してあった毎年恒例の山形蔵王スキー旅行に、今年も行くことにした。
 
"自分は新型コロナに感染していない&する筈が無い"とは全く思ってないのでそこは当然気を付けつつ、何より万が一にも地方の人に伝染させてはいけないと肝に銘じての1泊2日。
 
朝早くの東京駅に来てみれば案外と冬山行きの恰好で新幹線に乗る人々が居たりして、中にはそこそこ賑やかな若者のグループ客なども。
でも全体的に、山も宿も駅ビルも往復の電車も人の数は半分以下といった風だった。
 
厳選の結果のあさごはん。 東京駅の弁当屋さんで買った朝御飯は、「大船軒」の「酒肴弁当」。お酒飲まないけど酒肴弁当。
 
「行楽、おつまみにぴったりのおかずをぎっしりお弁当 箱に詰めました。お酒を飲む方も、飲まない方にもおい しく召し上がって頂けます」だそうで、大船軒と言ったらこれの押し寿司3種類が入っているのがとても素敵。
 
炙り〆鯵、ひじき煮、チャーシュー、合鴨スモーク、かまぼこ、スモークチーズ、野菜の煮物、ポテサラ、玉子焼き。
 
なるほどビールでも日本酒でもいけそうなおかずに、巻物も数種類。
新幹線は座席の回転もご遠慮願いますとのことで、しずかーな車内だった。
蔵王温泉「雪ぐら」にて
 豚もつ煮込み \580
 玉こんにゃく \100
 瓶ビール
一同無事に蔵王温泉に到着し常宿にチェックイン手続きをして、夕御飯が早いしねえと早めの昼御飯は、これまたいつものお店の「雪ぐら」に。
 
もつ煮にスライスした玉こんが入ってるのがポイントです。山形に来たぞーという感じ。 去年も食べた気がするけれど、今年も「朝御飯、米が多かったしなあ」ということで私はもつ煮込み単品を。
 
もちろんこれは食べなきゃねの玉こんにゃく(今日の一番上の写真)もいただいて、ビールはだんなと半分こ。
 
味噌味のもつ煮込み、スライスされた玉こんにゃくが入ってるのがとっても素敵。玉こんにゃくを食べると「ああ山形に来たぞー」という感じがする。
 
玉こんにゃくは、するめとかいりことかでだしを取るのが味の秘密らしいのだけど、蔵王で食べる玉こんにゃくはどこのもたいていすごく美味しい。この店のも大好き。
 
今日は前半は良い天気だったのだけど。 そして今日は昼過ぎまではなかなか良い天気だった。
 
ゲレンデの人気はかつてないくらいに少なくて、リフトに乗っていると青空も覗けるくらい。
 
これは良いね山頂まで行けるねと、ロープウェイからリフトを乗り継いで行き慣れたルートを山頂に向かって進んでいく。
 
ユートピアゲレンデを見下ろしたこの時が今回一番良い天気でした。 ここは多分、ロープウェイ山頂線を目指す直前の、ユートピアゲレンデのあたり。
 
思い返せばこの時が一番天気の良いタイミングで、この後、強風のために減速運転しているロープウェイを待っている間にどんどん天気は下り坂に。
 
山頂に向かう間にはもう視界が真っ白になってしまい、かつてないくらいにロープウェイが揺れる有様で、山頂駅を降りた時には「あ、これはあかん」という天候になっていた。
 
毎年の積雪量はお地蔵さんの露出量で決まるのよ 去年の蔵王は、山頂のお地蔵様がお尻のところまで見えていたけど、真っ白な視界の中、「あのへんだよね」と目指したお地蔵様は二の腕まで雪に埋もれてた。
 
周囲には立派な樹氷もあるはずなのだけど、それも一切見えなくて、そんな中、だんなと息子だけは「俺たちは滑って降りるよ」と言っていたけど、残りの面子は「いやいやいやいやムリムリムリムリ」と。
 
結局乗ってきたロープウェイにそのまま乗って下山して、もう下界もけっこうな悪天候になりつつあった中、はぐれないように、ルート外に落ちないように細心の注意を払いながらやっとの思いで宿に帰還したのだった。
 
蔵王は晴れている日が少ないくらいではあるけれど(ゆえに雪質もすごく良いのだけれど)、ここまでの悪天候は久しぶりだったわあ。
蔵王温泉「山形酒のミュージアム&湯けむり屋台つまみ」にて
 秀鳳 雪女神 純米大吟醸 \500
 フモトヰ 雪女神 純米大吟醸 \500
 出羽桜 雪女神 \600
というわけで、ささっとお風呂を済ませた後は、まだ夕飯まで時間があるねと温泉街にある「山形酒のミュージアム&湯けむり屋台つまみ」に。
 
美味しかったお酒は買うことができるのも嬉しいスポットです。 ずらりと山形の地酒が並び、買うこともできるし、1杯300~600円ほどで試飲することもできるスポット。
 
運営は酒屋さんとか観光協会とかではなくて、名湯一門高見屋グループという温泉旅館・ホテルを経営している会社なのであるらしい。
 
ゆえにか、若干品揃えが物足りない感はあるのだけれど(写真に十四代の瓶は写ってるけど、これは空き瓶で、販売している十四代は1本も無かったりとか)飲み比べセットとかがあるのは嬉しいし、日本酒初心者には嬉しい趣向。
 
今回は、秀鳳の雪女神がとにかく美味しかったのでした。 写真は、今回一等美味しかった、秀鳳の雪女神と、山形限定販売品だった楯野川の凌冴という辛口のお酒。
 
秀鳳も楯野川も、使う酒米を変えた酒を多種類出している蔵だから、米違いの同蔵飲み比べが出来たりすると面白いのに、それができないのがちょっと残念。
 
平成27年に品種登録された雪女神は、山形の地米で「出羽の里」と「蔵の華」の交配品種。ちなみに出羽の里の"親"は出羽燦々、"祖父母"が山田錦。蔵の華も山田錦を系譜に持つ品種なんですって。
 
こっくり濃厚で美味しくて、「あ、これ好き、好みど真ん中すぎる」と、他の雪女神もいくらかいただいてみたけど、でも一番美味しかったのは秀鳳の雪女神。
 
結局、4号瓶1本いただいて帰ってきたのだった。
蔵王温泉常宿にて
 夕食
 ビール
 日本酒(秀鳳 純米大吟醸 つや姫)
毎年美味しかったけど、更に美味しくなってた宿の夕飯。 そしてお馴染みの温泉旅館飯な、お夕飯。
 
この季節の週末は毎年満室があたりまえの宿だけど、食堂に集まったのは半分ほどの人数で、そして席も「向かいは空席」状態になって互い違いに座るようになっていて。
 
お酒はいくらか飲んだけど、あまり大声で会話することもなく、常よりずっと粛々といただいた夕飯になった。
 
先附
金華鯖のごまさば 胡瓜 黄菊 生わさび
前菜
茸卸し ローストビーフ ほうれん草のキッシュ 黒豆串 筍と生ハム 公魚ごま いか糀和え
お造り
サーモン 帆立貝柱 刺身こんにゃく 妻一式
焼物
鮭男爵焼 甘酒かぶら しし唐 蓮根
煮物
凍み大根とじゃが芋炊合せ 人参 ペコロス ブロッコリー
鍋
山形豚肉 とり出汁水炊き風しゃぶ鍋 ぽん酢
酢の物
あん肝と蛍烏賊の辛子酢味噌 うるい スモーク玉子
食事
山形県産 はえぬき
お椀
蔵王名物 からから汁
香の物
青菜漬 赤かぶ漬
デザート
こんにゃく餅 オレンジ 苺
 
毎年美味しいこの宿の食事だけど、今年はなんとなく雰囲気が違っていた。
 
「前はさ、謎の洋風皿があったりしたよね」
「こんな、綺麗な八寸みたいなの出たの、初めてかも」
「料理長が変わったのかな?」
なんて話しつつ、もぐもぐ。
 
山形豚の鍋が、肉自体がすごく美味しくて御馳走だった。そして食事の米と椀が美味しいのもいつもの事で、今日のからから汁(一味唐辛子が入った豚汁みたいな感じ)もすごく良かった。
 
食後も食後で部屋に集まって宴会……とはならず、早起きで疲れた勢が早々に寝てしまって(まだ7時半なのにだ)、私とだんなと、プラス1人だけでちょっとだけ酒盛り。
 
そんな私も21時には布団に入るという、すごく優等生な夜なのだった。