2021年2月14日日曜日

ふるさと納税きりたんぽ

「houraido」の
 ジャーマンポテトパン
ミルクティー
昨夜はだんな恒例のネット麻雀で、私はちょっと早めに布団に入り、寝かけたところでかなり大きな地震があった。
 
まあまあしっかり揺れたけど、「このくらいじゃ食器棚は大丈夫かな、うん」と小物がいくらか落ちたらしい小さな物音だけ聞いて、布団から出ることもなくそのまま爆睡。千葉は震度4程度だったらしいけど、震源は福島沖、最大震度は6強だったそうだ。
 
これ、スキーの日程を1週ずらしてたら山形で揺れた事になってたんだなあ、と思うと、幸いだったと言うか、何と言うか。
連絡を取った秋田の母も、そしてネット検索した山形蔵王もさしたる被害はなかったようだけど、東北方面の新幹線は軒並運休のようだし、冬の深夜の地震は本当に大変。
 
どうか被害が少しでも少なくありますように……と思いながら一人6時頃に起き出して、朝御飯。
 
昨日だんなが津田沼で買ってきてくれたクリームパン(カトランベーカリーの!)もあったのだけど、昨日だか一昨日にうっかり解凍してしまっていたパンを先に食べるべきかなと、「houraido」のジャーマンポテトパンを温めていただいた。
 
これ、ベシャメルソースがたっぷりトッピングされていて、全然ジャーマンじゃないというか、むしろグラタンパンだわという嬉しい品。
 
わざとらしい味じゃなくて、すごくちゃんと美味しかった。
「もり家」の
 うどん(ひやひや)
「宮武讃岐うどん」の
 半熟玉子天 \160
 かしわ天 \150
 新玉ねぎのかき揚げ \180
麦茶
今日のお昼は、うどん。
 
先日日本橋三越に企画出店していた香川「もり家」さんのうどんが手元にごっそりあるので、これを食べようと、「天ぷら買って来るよ」と。
 
天ぷら、OKだったら盛り合わせが400円ほどでたいそうお手頃な価格で買えるのだけど、どうせだったら間違いなく美味しいのが良いなあと、自転車飛ばしてららぽーとまで行ってきた。
お目当ては、フードコートにある「宮武讃岐うどん」のテイクアウト。
 
うどんも天ぷらもおにぎりもテイクアウトできると店頭に貼り紙があったのを覚えていたので、「ごめん、うどんは要らないの」と言いつつ天ぷらだけをテイクアウト。半熟玉子天があるのが素晴らしいし、かしわ天やげそ天など、さぬきうどんならそうそうこれでしょというのが揃っているのが素晴らしい。
 
新玉ねぎのかき揚げも美味しそうだったので、それはだんなと分けて食べることにして。
 
この宮武讃岐うどんは、「宮武讃岐製麺所との提携により、同製麺所の生地を店舗で鍛えて製麺しています」という店なんですって。
まだ食べた事ないのだけど、メニューの感じは、ひやひやが無い「はなまるうどん」より良い感じ?
 
紛らわしいけど、「宮武讃岐製麺所」は「宮武うどん」とは違う店。
そも今高松にある「宮武うどん」は琴平のかの名店が閉店した後にお弟子さんに入った現店主が屋号やメニュープレート、暖簾などを譲り受けて開店した新規店舗なので、もうあの宮武の味はどこにも無いんだなあと、"宮武"の文字を見るとちょっとさみしくなってしまったりするのだけど、それはそれ。
 
買ってきた天ぷらは、文句なしにちゃんと美味しかったし、濃縮だしがちょっと濃いめ&甘めだったけど「もり家」のうどんは嬉しい感じにちゃんとさぬきうどんだったしで、幸せだった。
きりたんぽ鍋
 (比内地鶏・ごぼう・舞茸・芹・長ねぎ・糸こんにゃく・きりたんぽ)
日本酒(長野 尾澤酒造場 十九 Snowflake)
今日は予想最高気温17℃、日が暮れても14℃という驚きの暖かさの一日だったけど、予定していたメニューだったしなあということで、きりたんぽ鍋の夕御飯。
 
きりたんぽ食べたいよ、シーズン内に1回は食べたいよということで、ならばふるさと納税を使いましょうと、秋田県大館市の「比内地鶏1羽ケース&ガラ(冷蔵)」を申し込んでみたのだった。
 
内容は、生肉+モツが計約1kg、そしてガラが400g。冷凍ではなく冷蔵肉ということで、寄付の手続きと同時にいつ届けて欲しいかの指定もできた便利な品。
 
ガラが入ってきたのが地味に嬉しくて、昼過ぎから大鍋でたっぷりスープを取ってみた。
 
届いたガラがしっかり1羽分、組み立てたらちゃんと鷄の形になりそうなひと揃いで、昆布だしに葱の青い部分と生姜スライスと共に入れて静かに煮出すこと2時間。綺麗に澄んだスープが出来たところで今日使う分は土鍋に移して、いざいざと"二番だし"も取ってみた。
 
こちらは水炊きにできるような白濁スープ。それまで弱火で炊いていたところ、強火に切り替えてごんごん炊いて骨を砕き、骨髄を溶かすように炊いていく。規模が全然違うけど、ノリとしてはこんな感じに。
 
めんどくさがりやの私だけど、鶏ガラ砕いて作ったスープは本当に美味しいと知ってるので、せっかくの比内地鶏だしと頑張った。
頑張ってる途中でジムに行く時間になってしまったので、手順をだんなに伝えてだんなにも頑張って貰った。
 
かくして副産物の白濁スープも出来たところで、きりたんぽ鍋の夕御飯。
 
セットにはむね肉もも肉、ささみの他、レバーにハツに砂肝に、あと普段はあまり見かけない部位はキンカン(卵巣・卵管内の未成熟卵)あたり。脂身の塊みたいなものは内臓かなと思ったけど、見た目の感じからして、これきっと"ぼんじり"だわと結論づけて鍋に次々入れてみた。
 
ごぼうと舞茸と芹はどれが欠けてもいけない主材料で、あとは糸こんにゃくと長ねぎくらい。きりたんぽは数分で煮えるので、食べたくなったら各自入れる方向で。
 
比内地鶏はなかなかの歯応えがあって旨味たっぷり、スープの表面にどんどん脂が浮かんでくるくらいに脂の乗った美味しい鶏だった。
ふるさと納税の案内文には「是非焼いて食べてみて欲しい」的一文があったから、焼いても食べてみたいかなー。やや歯応えのあるむね肉は低温調理にしたらすごく美味しく食べられそうな?
 
お供に先日買ってきたばかりの一升瓶の十九のSnowflakeを飲みつつ、芹は2束、舞茸2袋、おおむね綺麗に消え去った。まだ少し残ってるから明日の夜に汁物代わりの"きりたんぽ汁"にして出すかな。ごちそうさまでした。