2015年4月11日土曜日

謎のパスタ「ダニエル」

「ミスタードーナツ」の
 ブルックリン メリーゴーランド プレーン
 waff いちごミルク
カフェオレ
今日は一日のんびり予定。
 
朝食は、昨日お出かけついでにミスドで買ってきたドーナツを。セール期間外だから、気になっていた「ブルックリン メリーゴーランド」を買ってきた。
 
もう1つのお目当ては、大好物の「プチぱふきなこ」だったのだけれど、残念ながら店頭に並んでおらず、がっかりしながら「waff いちごミルク」を選択。waffの口当たりも好きだけど、でも一番好きなのは「プチぱふ」なんだなぁ……。
 
「ブルックリン メリーゴーランド」は、公式サイト説明によると「クッキー生地とベーグル生地を掛け合わせた食感を、楽しむならコレ!メープル入りシロップをつけると、2度おいしい!」だそうで、クッキー生地とベーグル生地を重ねることで、「ざくざく」かつ「もっちり」の歯ごたえを実現したのだとか。
 
プレーンには、別添でメープル風味のシロップがついてきて、このシロップが思った以上にサラサラしたものだったから、なかなかに食べづらかった。包まれた紙もべたべた、手もべたべた、更には床までべたべた。
 
「シロップをかけながら食べる」という趣向は面白いけど、でもこの手のものが恋しかったら(食感は違うけど)ケンタのビスケットで良いなぁとも思うし、他のコーティングがしてある系はどうにも甘そうだし、なかなか難しい。食感は、確かに楽しかったのだけど。
だんな特製「ダニエル」
カフェオレ
数日前、夕方のニュース番組をだらだら流し見していたら「謎のパスタ、ダニエル」という言葉が聞こえてきて、「んん?」と画面に見入ってしまったのだった。
 
ダニエルって……ダニエルだよね?あの、「下品なカルボナーラ」的な、にんにく風味の卵スパゲティ……と思っていたら、まさにその「ダニエル」で。それは虎ノ門にある「ハングリータイガー」という炒めスパゲティ(いわゆる「ロメスパ」)のお店の名物料理だ。
 
私は行ったことがないけれど、だんなは時々行っているようで、週末のランチにだんなが鍋をふるってくれる定番パスタメニューの1つ。作り方もテレビでそのまま流れ、その手順はだんなが作るそれとほとんど同じで、再現度の高さに笑ってしまった。
 
「というわけで、"謎のパスタ"って紹介されてたけど、私には謎でもなんでもなかったよー」
と笑いながらだんなに伝えたら、「ああ、じゃあダニエル作ろうか」と。お昼にだんな、中華鍋をふるってくれた。
 
テレビでの作り方は、鍋にオイルを熱して刻みにんにく、飴色にソテーした玉ねぎを入れて、ベーコンを加えて炒めたら、茹でおいたパスタを入れて炒め合わせ、最後に卵液を絡めて炒り卵状に火を通したらできあがり……という感じ。テレビでは確認できなかったけれど、だんな曰く「マッシュルームも入るんだよ」だそうで、今日のもちゃんとマッシュルーム入り。
 
テレビで「女性はなかなか、入りづらいお店ですね~」なんて言っていたけど、実際、その店の名物とも言える"おばちゃん"が店を牛耳っていた頃は、相当に凄かったらしい。数年前、お店と共に"おばちゃん"は店を去り、それからは雰囲気もかなり良くなった……とか。
 
おばちゃん、男女問わず「食べたらさっさと出ておくれよ!」的な事は言ってきたそうだけど、殊に「若い女性グループ客」に対しては、「憎んでいるんじゃなかろうか」の勢いで「あーもー!くっちゃべってないで!」などと、酷い接客だったらしい。その接客を好む嗜好のお客さんもいたそうだけど、だんなは、苦手だったろうなぁ、と。
 
「それにさー。夜行くと、絶対、常連客の隣で一緒になって赤ワインとか飲んでんだよ、おばちゃん。まぁ、うるさくないから良いんだけど。んで、そういう時は、カウンターから"これ、サービスです"って、厨房からこっそりガーリックトーストサービスしてくれたりしてね」
良くも悪くも「名物」状態だったおばちゃんは、でも今はいないようで、「しかも値段良いからさー、そんなに行かないよ」と、だんなは締めくくったのだった。なるほどねぇ。
 
私の知る「ダニエル」はだんなの作るそれで、しかもだんなは「さっさと食べて!」とかは決して言わないから、非常に快適なのだった。粉チーズと黒胡椒、ばっさばさかけながらいただきました。
ねぎ鶏
豆御飯
麦茶
今日の夜はだんな飲み会、息子は雨天中止分の振替で出席のテニススクール。
 
やや早めの夕御飯、運動前に軽めのものが良いかなと、やや淡泊めな鶏料理、「ねぎ鶏」を作ることにした。
 
居間の窓辺で栽培している香菜がかなり大変な事になってきていたので、これを食べたかったというのもあり。
 
小林まさみさんレシピで、少し前の『きょうの料理』に掲載のもの。たっぷりの長ねぎをフライパンに敷き詰めて、塩をした鶏もも肉を1枚乗せて、酒をふってから蒸すこと十数分。火が通ったらスライスして、白髪葱と香菜を飾り、たれは醤油と砂糖と生姜汁。最後に、煙が出るまで熱した胡麻油をかけたらできあがり。
 
絡める胡麻油は少量なのだけど、熱する過程が良いのかコクが出てたいそう良い感じ。魚を使った「清蒸鮮魚」にもちょっと似ていて、肉を使っている分、食べ応えと満足度が高かったかなぁ、と。
 
息子の皿は香菜を飾り程度に、私の皿にはてんこ盛り。炊きたて御飯と、簡単に作ったスープを息子には添えてやって、私は茶碗1杯弱分ほど残っていた豆御飯を温め直して添えた。
 
この「ねぎ鶏」、見た目以上に長ねぎをたっぷり美味しく食べることができたので、風邪気味の時とか体を温めたい時とかに、良さそうな献立。優しい味なのに、なんだか元気になりそうな美味しさだった。