2015年4月24日金曜日

コチュジャンは危険

「アンデルセン」のミルクフランス
カフェオレ
今週も長かった。やーっとこさ、金曜日。
 
今日の弁当は息子の分だけで、昨夜たんまり作ったベシャメルソースを流用してみようかなと、平たい弁当箱を出してグラタンを詰めてみることに。
 
おかず枠のぴったりサイズにアルミホイルを折り畳んで皿を作り、茹でて塩胡椒して詰めたのは、小蕪とスナップえんどう、ほうれん草。
 
上からベシャメルソースをかけて、チーズとパン粉をトッピングしてから、昨夜のうちにオーブンで焼いておいた。冷蔵庫で冷やしておいたそれを、今朝は弁当箱に詰めるだけ。
 
弁当箱の一番大きなエリアには「豚肉とキャベツのピラフ」を。
 
豚薄切り肉とキャベツ、しめじを炒め合わせてウスターソースとケチャップで調味してからご飯を炒め合わせた洋風焼き飯。目玉焼きをトッピングして、デザート類も詰め、「卵が潰れませんよーに!」と祈りながら蓋をした。黄身の真下の部分のご飯は薄めにしておいたので、多分潰れることなく密閉できたかな、と。
 
  • 豚肉とキャベツのピラフ w/目玉焼き
  • 春野菜のグラタン
  • りんご
  • 一口ゼリー・6Pチーズ
  • アイスセイロンティー
 
同じ弁当箱ばかりだと私がつまらないから、あれこれ弁当箱を変えつつ持たせているのだけど、春の新入生&新社会人シーズン到来で個性的な新商品弁当箱が通販カタログなどに並んでいるのを見るとわくわくしてしまう。
 
「カレーを入れても漏れない」がウリのインドの弁当箱とか、いいよね……(「カレー!?」と息子は驚愕するだろうけど……てかさすがにカレー弁当は作らないかな、私……)。
 
朝食は、「アンデルセン」のミルクフランス。本当は昨日のチーズパンの方が日持ちしそうだったので、昨日をミルクフランス、今朝をチーズパンの想定で買ってきたのだけれど、今日は朝ジムだっただんな、「金曜がミルクフランスの方がいいなー」ということで、逆に。確かに、「コーヒー淹れて、パンは温め不要、囓るだけ」だから、その方がぱぱっと支度できて私もらくちんだった。
 
アンデルセンのミルクフランス、やっぱり美味しい。パン生地やクリームの食感や味、分量のバランスが工夫されたミルクフランスを他のあちこちの店でも買うことができるけれど、多分「ソウルフード値」が高いのだと思う。なかなか、アンデルセンの至高の位置にゆるぎはなかったりするのだった。
 
でも一度、麻布十番の「POINTAGE(ポワンタージュ)」の名物ミルクフランスも食べてみたいなーと思っていところ。麻布十番に最近用事はないのだけど、このパン屋のためだけに行ってみようかしら。
スティックきゅうり w/マヨネーズ
豚肉とキャベツの韓国風煮込みかけご飯
筍と肉団子、わかめのスープ
麦茶
弁当にも使った豚薄切り肉が半端に残っていて、あとは買い置きの春キャベツも食べてしまいたくて、「ささっと作れてささっと食べられるような料理はないかなー」と検索。
 
以前図書館で借りて、「面白い本だったから、買って手元に置いておいても良いなー」と思っていた、『煮込み料理をご飯にかけて』(坂田阿希子 文化出版局 201410)に掲載の「豚肉とキャベツの韓国風煮込み」を作ってみることにした。本来は豚スペアリブを煮込む料理なので、外出ついでに小さなスペアリブパックをスーパーで購入。
 
スペアリブを下茹でしてからコチュジャン、醤油、焼酎を加えて煮込み、最後の方で長ねぎとキャベツを加えてさっと煮たらできあがり……といった感じのもの。コチュジャン、手持ちが全くなかったからスーパーで適当なのを買ってきて、味見もせずにレシピままの分量で投入したら、やったら辛くなってしまった。え、コチュジャンってこんなに辛かったっけ……?と、ちょっとびっくり。多分、前に使っていたやつがそれほど辛くないタイプのものだったのだな……。
 
「あかん!これは辛いよ、辛い!あかん!」
私はともかく、息子が涙目になっちゃうよ……と、砂糖とはちみつを加えてちょっとだけ味の調整。「とにかく辛い」が「甘辛い」くらいになったので、あとはキャベツから出る甘さに期待して少し煮込んでから、汁は少なめにしてご飯にかけた。キャベツどっさり。
 
あとは昨日洋風スープを出してしまったので残ってしまっていた一昨日の肉団子スープを温めて、「メインも肉、汁物も肉」のバランスの悪い献立を反省しつつも、「でも食べちゃわなきゃだしなー」と食卓へ。
 
辛いかもー……と言いながら出したのだけれど、
「うん、お母さん、これ……めっちゃ辛いね……」
と、息子涙目。
 
でも食べてみると、調味したての段階より随分辛味は飛んでいて、煮えたキャベツの甘さ効果もあってか、せいぜい「市販のカレールーの辛口くらい」な辛さ。いやいや、タイのグリーンカレーとかの方が数倍辛いでしょ大丈夫でしょこれ、と、
「ま、まぁ、ちょっとは辛いけど、これでもマイルドになったんだよ、したんだよ」
と言い訳しつつ、今日は2人の夕御飯。
 
教訓としては、「コチュジャンを料理に使う時は、少量ずつ入れて様子を見ましょう」ということで……。
 
キムチは嫌いじゃないし、焼き肉食べる時は前向きに恋しくなるけど、私は(というか我が家は)キムチ鍋もチゲも、キムチを使った炒め物なども全く好きではないから、そもそもコチュジャンの出番がほとんど無いのだけど。たまには良いかなーと使ってみたら、惨事一歩手前になってしまったのでした。