2017年11月10日金曜日

地下謎・肉バル・ハンバーグ

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
塩バタークロワッサン
自家製鶏ハム
ヨーグルト(明治 北海道十勝まろやかヨーグルト)
カフェオレ
今日はだんな、お仕事お休み。
 
一日デート(という名の謎解き歩き&飲み)しましょということになっていて、息子を送り出した後の少しのんびり朝御飯は、大手メーカー製の塩バタークロワッサン(小さめ)と、自家製鶏ハムなどなど。
 
前回、やたらしょっぱくできてしまったから、塩気を控えめに作ってみた鶏ハムは、今度は塩気が少なすぎて物足りない感。
塩加減は簡単なようでなかなか難しい。
銀座「AOI」にて
 ハンバーグライス \890
 ランチ生ビール \300
今日は銀座スタートの謎解き巡りで、「じゃあ、銀座でちょっと早めの昼御飯?」ということに。
 
先日、生姜焼き屋に行って美味しかったので、本店のハンバーグ屋に行ってみましょうと、「AOI」のハンバーグを食べに行ってみた。
 
11時15分あたりの到着で既に店内は3割方の席が埋まっていて、退店する頃には満席に。メニューはとにかくハンバーグ。入口の自販機で食券を購入する形。
 
ちなみに店名の「AOI」は「愛する人おなかいっぱい」の略語なんですって。
 
銀座「AOI」のハンバーグ。生姜風味のソースがほんのり和風味。 一番人気の「ハンバーグライス」は、890円。
 
ハンバーグが1個に、生姜風味のソースがたっぷり。
 
レタスやコーンが乗ったリーフレタスのサラダと、目玉焼き、目玉焼きの下にはポテトサラダもついている。あとは平皿に盛られたライス。
 
だんなの頼んだ「ぜいたくダブルハンバーグ」(1540円)は、ハンバーグが2つになって、追加ハンバーグはマヨネーズチーズとデミグラスソースで別の味になっている。
 
「おお……ハンバーグソース、紛う方なき"あの味"だわ」
「ね、ほんと、あの味」
 
先に食べたのが生姜焼きの方だったから、「同じ味だ!」となんだかにやにやしてしまったりして。野菜が色々食べられる分、生姜焼きよりハンバーグの方が満足度は高い……かな?でも「生姜キング」の充実小鉢も捨てがたい。
 
こってり濃厚なマヨチーズ&デミソースのハンバーグも美味しかったし、日替わりのソースもあるらしい。
お客さんは8割女性という感じなのが、ちょっと面白かった。
 
そしてお腹を満たしたところで、「地下謎への招待状2017」に挑戦してきた。
 
東京メトロの一日乗車券つきの謎解きキットを購入して、謎を解きながら色々な駅を巡り、最後のキーワードに辿り着くべく頭と足を使う謎を解くというもの。先週都内に出かけた時も、ちょこちょことこの謎解きキットを持って移動している人たちを見かけた。
 
今年で既に4回目になるこのイベント。よくまあ毎回色々な仕掛けを思いつくものだと思うけど、今回も、色々な駅に連れ回された。初めて降りる駅もいくつかはあったはず。
 
今年も「そうきたかー!」という謎がいくつもあって、でも今年は私、あまり戦力にならなかったかな……だんながさくさくと、ラストの大謎も解いてくれてしまっていた。(去年は最後の大謎の解に辿り着いたのは私の方だった)
飯田橋「原価ビストロ BAN!」にて
 BAN!サラダ \850
 鹿パイ(2個) \600
 肉盛り5種 \4000
 クレームキャラメル 2×\550
 レモネードサワー \100
 ラモンサワー \150
 サングリア \150
 グラススパークリングワイン \150
 赤ワイン(サントネージュ・かみのやま・カベルネソーヴィニヨン) \1700
 アイスコーヒー 2×\100
そして夜は、クラウドファンディングサイトで飲食チケットを買った、最近多く見かける"原価ビストロ"の肉バルに。
 
原価ビストロ BAN!」というそのお店、着々と店舗を増やしていて、今度は蒲田に新店舗を構えるのだそうで。
 
クラウドファンディングに投資をすれば、毎回500円/人かかる入場料が同伴1名含めて永年無料になったり、30%OFFほどで飲食券が買えたり、なかなか楽しい感じになるのだった。これきっと美味しいから買ってみよう!と、チケットを買ってみた次第。
 
人気らしく、金曜夜は予約でいっぱい。席も2時間制と決められていて、でもがっつりしっかり食べてきた。お酒4杯飲んでワイン1本開けて、たらふく料理いただいて1万円ほど(+通常は入場料500円/人)だったから、これはなかなかお値打ちかも。料理はどれもこれも美味しかったし。
 
「原価ビストロ BAN!」にて、まずはカラフルなサラダを。 料理は肉もの以外も色々とあって、唆られる品がたくさん。
 
最初に頼んだ店名を冠したサラダは、エディブルフラワーなども飾られた華やかなもので、ドレッシングも野菜のソース。
 
ビーツ、人参、かぼちゃなどの野菜のピュレが敷かれていて、野菜を絡めていただきつつ、1杯100円(!)のレモネードサワーを飲み干した。
 
「飲み物は原価」というのがウリの店だけど、それにしたって、飲み物が異様に安い。グラススパークリングも、自家製サングリア(クローブの香り濃厚なものだった)も1杯150円。
 
鹿パイも、すごーく美味しかった。臭すぎず、ほのかに香るジビエ感。 これは絶対食べたい!と、だんなと意見の一致を見て注文してみた「鹿パイ」は、半月型のミートパイ風の外見。
 
細かく叩いて煮込んだ風な鹿のフィリングは、適度にジビエ感があって、でも臭みはなく、ワインに似合う良い味だった。
 
冬にはもっとジビエ料理が増えるのかな。増えると良いな。
 
そして、なんといってもこの店のキモは、低温調理の肉盛り。
 
・黒毛和牛のローストビーフ
・認定山形豚のしっとりローストポーク
・マグレ鴨(欧州産)の鉄板グリル
・旨味溢れる牛タンのトリミングステーキ
・ロゼに仕上げた仔羊背肉のロース
 
の5種類があって、3種(300g)選ぶと3000円、全部盛りの5種(500g)は4000円。
 
「……そりゃ、5種盛りにするよねぇ」
「するする」
と、問答無用の5種盛りに。それが今日の一番上の写真。壮観な肉盛りだった。
 
小皿でやってきたソース類は、すだち、食べるラー油、ラ・フランスのソース(ローストポーク用)、わさび、トリュフ醤油(ビーフ用)、塩。
 
「わさび塩が旨いよ」
「いやいやトリュフ醤油最強だって」
「豚と洋梨が……たまらん……」
 
などと言いつつ、もぐもぐもぐ。
 
低温調理はさんざん家でもやっているけど、A4(A5?だったかな?)の黒毛和牛なんて買って来ることなんてないから、「恐れ入りました」という美味しさで。
 
豚も牛もとろけるような食感で、対して、適度に歯ごたえのあるマグレ・ド・カナールも極上の美味しさだった。
ああ、お肉って、美味しい。
 
シメの炭水化物は、会員限定「裏メニュー」から。 会員券を持っている人には「裏メニュー」なるものが用意されていて、シメのメニューはそこから選択。
 
今日見せてもらった裏メニューには、
・低温調理した黒毛和牛と大間産粒うにのウニクタルタル
・焼きおにぎりとローストビーフ
 
なんてものもあって、どれも美味しそうだった。
 
悩んだ末にいただいたのは、「ポルチーニ茸と生ベーコンのローストパスタ」。
 
茹でる前にパスタをオーブンでローストし、しかも茹でる前に水に浸しておく、という面白い調理法が「ローストパスタ」なのであるらしい。
 
炒めスパゲッティとはまた違ったナッツに似た風味があって、こってり濃厚な生クリームのソースにはこれでもかとポルチーニ茸の風味が溶けていた。
 
肉メニュー以外の全体的なメニューの傾向もとても好みで、すっかり気に入ってしまった私たち。
 
正統派カスタードプリンなデザートも。 ここまできたらデザートも欲しいねと、最後に「クレームキャラメル」。
 
他のデザートはムースショコラのみ、食後の飲み物もホットの紅茶やコーヒーは無くてアイスコーヒーのみ、という感じではあったけど、でもアイスコーヒーは1杯100円というペットボトル以下のお値段。
 
フルーツが添えられたちょっと小ぶりなプリンは、正統派ど真ん中の過不足無い素敵な味わい。
 
「この肉バル、また別のクラウドファンディング始まってなかったっけ」
「あー、蒲田店がオープンするってんで、蒲田店のチケット出てたよ」
「買おう」
「まじか」
 
店舗数の急激な増え具合がちょっと心配だけど、安くて美味しいお店は大歓迎。
永年無料会員券買っちゃったことだし、末永く頑張ってほしいなー。