2025年7月30日水曜日

今日もカレー。

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「ランチパック」の
 クリーミーコロッケとタルタルたまご 1/2袋
「ヤマザキ」の
 ミルククリームパン 1個
アイスカフェオレ
小岩井ヨーグルト w/沖縄マンゴー
今朝は、昨日スーパー1つだけには行けたぞということで、そこで買ってきたヤマザキのパン2種類。ランチパックは7月までの限定商品だったらしい(8月になった今、商品ページを見ようとしたらもう消えていた)「クリーミーコロッケとタルタルたまご」のランチパック、そして薄皮じゃないシリーズの、もふっとした食感のミルククリームパン。この、薄皮じゃないシリーズものも、これはこれでおいしいと思う。
 
「日本のパンもやっぱりおいしい……」
としみじみしながら、おいしくもぐもぐ。
 
こういう、パンとか、駄菓子とかアイスとか、やっぱりその国の匂いみたいなのがあるから、海外からやってきて日本のコンビニ商品を片端から「なんだこれどれもおいしー!」って果敢に挑戦して食べているインバウンドの皆さん、チャレンジングだなあと思ってしまう。
 
色々海外で買い食いするけど、そういえばアイスとかは知ってる範囲の味だろうハーゲンダッツとか以外は買ったことないもんね……。
ゆで卵乗せカレー
角切りサーモンと角切りチーズのレタスサラダ
麦茶
今日は息子出社の日で、だんなは飲み会。そしてだんなは明日から3泊4日で北海道出張。タフすぎる。
私の体調はほぼ戻ったものの、よく考えたら未だ肩は痛いまま(時間経過で治ってきてはいる……)だからジムは今週は止めておこうと、家でだらだらのんびりと。
 
夕飯はありもので良いやと、カレーの残りにゆで卵乗せて、昨日の残りのサラダも出して、ありものだけで終わらせた。カレー万歳。
 
明日は決まっていた予定があるうえ、友人と飲もうという話になっていたから、この体調不良がノロかコロナだったらという不安を抱えていたのだけど、この感じはどっちでもなさげだなと、渡すお土産の準備をして。
 
カレーいっぱい作ろうと、本当に調子に乗っていっぱい作ってしまったので、シメのカレーうどんまでまだちょっとカレーそのものを食べねばならない日がありそうな。

2025年7月29日火曜日

カレーを食べたかった。

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台北「大普美藝術蛋糕」の
 パイナップルパン 1/3個
 ねぎパン 1/3個
「サンマルクカフェ」の
 プレミアムチョコクロ 黒みつきな粉 \320→256
沖縄県産マンゴー
アイスカフェオレ
92ダメーが71ダメーくらいに復調した今日。なんか、まあ、大丈夫っぽい?と思いつつ、今週のジムはとりあえず自重しておくことにして。
 
朝食は、今日も台湾のパンを家族で分けることにして、それだけだと足りないかなと、昨日だんなに「サンマルクカフェ」のチョコクロを買ってきてもらっていた。
 
「こんなのあったよ」と買ってきてくれたのは、プレミアムチョコクロ"黒みつきな粉"。
 
でもこれ公式サイトに掲載がなく、5月の信玄餅チョコクロとも違うようでなんだろう?と思ったら、イレギュラー的に販売されているものだったらしい。
 
以前、信玄餅チョコクロが出た時には、「きなこも黒蜜も好きだけど、チョコクロに求肥入れることは必要なくない……?」と渋い顔になっていたのだけど、このチョコクロには求肥がない!きな粉クリームフィリング+黒蜜ペースト的なものが巻かれていて、文句なしの美味しさだった。最高。
 
そして台湾のねぎパンは、商品札に「宜蘭三星の葱だから絶対おいしいよ!」的な説明文が書かれていた、ご覧の通りに葱どっさりのふわふわパンで。
 
"奶油菠蘿酥"(パイナップルパン)は、日本におけるメロンパンのようなもの。表面に甘いクラスト層があって、パイナップル風味というわけではない、懐かしいような甘味パン。
 
101近くの人気パン屋さんには、日本のなんとかヒルズ系にあるような高級パン屋さんに張るほどのお洒落かつ値段も良いパンが並んでいたりもしたけれど、こういった街のパン屋さんのパンも魅力的。
 
おいしかった。
角切りサーモンと角切りチーズのレタスサラダ
ポークカレー
ビール(湖畔の杜ビール FINE AROMA)
具合が少し良くなってきたところで、「カレーが食べたい」と思い立った。カレーが食べたい。ポークカレー。お肉ごろごろ。それならいっぱい食べられる……!と、台北に負けず劣らずというか全く劣っていない猛暑の中、自転車こいでスーパーに行ってきた。
 
パンに卵に牛乳、息子が少しは補充してくれていたけれど、心許ない食糧を買い足して、肉に人参、じゃがいも、玉ねぎはまだ白子の新玉ねぎがいっぱいあるので。
 
レタスもお手頃価格だった(1玉99円!)だったので、カレーに使ったのから少し取り分けて角切りにした玉ねぎと、昨夜の残りのサーモン、それとゴーダチーズを角切りにしてレタスのサラダにトッピング。
 
大きめ角切りにした豚バラ肉には塩胡椒とインデラカレー粉をしっかり揉み込んでから脂身を焼き付けて、多めの玉ねぎと人参を炒めて圧力鍋にかけてからじゃがいもと追い玉ねぎを入れて軽く煮て……、と、ルウはすっかり気に入りの"整君風"、ジャワの辛口&バーモントの甘口のハーフ&ハーフで。
 
色々完璧……!と思ったのだけど、なぜか水っぽくて。私は絶対水の分量は間違えないようにしているのでなんでだ?と思ったら、多分、どっさり入れた新玉ねぎの水分なんだこれ、と気が付いた。玉ねぎいっぱい美味しいよねーとどかすか入れたけど、新玉ねぎなんて相当水分が多いわけで、そりゃ、水っぽくもなるよねと。
 
新玉ねぎいっぱい入れる時は水分を控えめにする。覚えました。
 
ともかくも、家族皆うまいうまい言ってくれて、何よりで。良かった良かった。

2025年7月28日月曜日

ただいまーの日本の味

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台北「大普美藝術蛋糕」の
甜甜圈 1/4個
起酥奶酥 1/4個
ツナパン 1/4個
アイスカフェオレ
多分、疲れとか色々あったんだと思う。
旅行初日に自転車で転んで、右肩がずっと痛かったのもあるし。
 
今朝目覚めたら、「あ、だめ、なんか起き上がれない……?」というほど大量が悪くて、風邪の症状とは違うけどだるくてお腹が下ってるし。でもノロみたいな感じでもなく、コロナって胃腸にも来るんだっけ、でも昨日の移動で貰って今日発症するかな?と色々と腑に落ちない。でもまあ具合がすこぶる悪く、でも朝御飯はちゃんと食べようと起きて居間に行った。
 
具合が悪かったのは、思い返せば、極度に寝不足だったというのもあり。
 
昨夜帰ってきた時には、「あたしが寝室であんたたちを待っててあげてるのに、なんで寝室に私を構いに来ないの!」と、帰宅後30分くらいしてから猛烈にぷりぷり怒りながら居間にやってきたみーちゃんは、夜通し何かにつけ、「なんで?なんでこんなにかわいい猫がいるのにどこかへ出かけていたの?」と、撫でてと催促するわ頭突きするわ耳元で色々訴えてくるわで、もう全然眠れなかったのだった。
 
スマートウォッチ連動の睡眠アプリさんの結果でも、「あんた昨夜一体どうしたん……」と、普段80いくスコアが55とかになってるし。数字赤いし。
 
ともかくも、朝御飯。
最終日に買ってきたパンは、1個200円ちょっとというところ。
 
でもこんな感じに、いつものカッティングボードに3つ置いたら溢れそうなサイズ感で、1人1個でお腹いっぱいですよという感じ。
 
全部4等分してみて(奥のは切ってしまってから写真に撮った次第)、各自1/2個食べたいものを1つ決めれば良いよとしたけど、私は全部1/4切れずつ食べてもういいやという感じになった。なんか、お腹痛いし。
 
甜甜圈は覚えた。これは"ドーナツ"。砂糖をまぶしたふかふか系。
 
起酥奶酥は、"さくさくミルクパイ"というものみたい。小麦粉多めなカスタードクリームを詰めたデニッシュ風のパンといった感じのものだった。クリームが、クリームというよりは"卵そぼろ"とでも言いたい感じにぽそぽそしていて。
 
品名が解らなかった謎惣菜パンは、葱+マヨ+ツナ+あさりといった風な具材だった。お肉入ってなかった、良かった。
これもまた素朴な味で悪くなく。
 
遅れての朝食の息子にも同じパンを食べさせたところ、「日本のパンと全然違う味がする」と笑ってた。なんか違うよね。面白い。
 
今日は1日虫のようにただただ横になっていたのだけど、夕方になってから空港で手配していた巨大スーツケースが2つとクール便が2つ、次々と届いて。
 
こちら、久々の「DREAMBEER」、ラベルがクールな4種類。
 
色と種類が真逆のような並びで面白いのだけど、
ヴァイツェン
立飛麦酒醸造所 Tachihi WEIZEN
アメリカンラガー
湖畔の杜ビール FINE AROMA
セゾン
HOJO Brewing Saison
ブリュットIPA
DD4D 4 O'CLOCK LET'S CALL IT A DAY
の4種類。
 
この生ビールお届けのコース、そろそろ2年が経過して解約も可能のなったのだけど、
「でも時々このビール選んで届けてもらうの、楽しいっちゃ楽しいんだよね……」
「贅沢な趣味だけどね……」
言いつつ、本数半分にして8週サイクルにする?とか色々検討しつつ。
 
そしてこちらは沖縄県うるま市のふるさと納税返礼品、「沖縄県うるま市産 完熟マンゴー 秀品 800g」。
 
箱には3Lサイズってあったかな。2個で800g以上はあるような気がする。
 
1個1個がきっちり箱に入って届くようなマンゴーは初めてだったと思うので、「豪華だ……!」と、早速冷蔵庫に入れておき。
ほうれん草のおひたし
冷や奴
サーモンのお刺身
「角上魚類」の
 刺身 鮪たっぷり お得盛(ミナミマグロ)
羽釜御飯
ビール(HOJO Brewing Saison)
夕飯は、ごめん、ちょっと色々むりだわ……と、冷凍庫のサーモンを解凍して、あとはほうれん草と豆腐でも買ってきて、ド醤油味でいただく日本酒に向くおかずを、なんて考えていたのだけど、買い物自体が難しく。
 
仕事帰りのだんなが追加の刺身盛り合わせと共に、冷や奴用の薬味にと茗荷まで買ってきてくれた。
 
我が家では、積極的に好きなのは私だけ(息子は冷や汁にも茗荷はほとんど入れない、だんなは冷や汁には入れるけど、他のものに積極的に乗せるまではしない)という茗荷。けど私は大好物で、なんなら、"醤油まぶし茗荷"だけで御飯が食べられる。というか茗荷素食いも辞さないほどのお気に入り薬味。
 
「好きな薬味あったら嬉しいかなって」
神よ今日もだんながスパダリでしたありがとうありがとう。
 
夕方には、どうにかスーツケースの中身を引っ張り出し、お土産類はとりま階段のあたりに積み上げて、洗濯物を洗濯機にかけるくらいには復調していたので米も研いだしほうれん草も茹でた。
 
でもまだスポーツジムとかは全然無理っぽいなこれ、と、ビールもグラス半分くらいにしておいて、久しぶりの日本の醤油味と炊きたて白米を満喫した。
 
台湾のちょっと甘い方向の醤油の味も好きだし、一度だけビアバーに逃げ込んだ以外は「あと全部台湾飯で大丈夫だよ!」ってくらいに大丈夫だったけど、やっぱり最後は醤油だったり味噌だったり鰹節だったりが恋しくなるものなのだな、と。

2025年7月27日日曜日

最後は今大魯肉飯

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旅行中につき簡易版メモ書き日記。後日旅行記になる、はず
台北 三重「今大魯肉飯」にて
 魯肉飯(大) 2×NT$50
 香菇排骨湯 NT$55
 竹筍排骨湯 NT$55
 魯白菜 NT$35
 魯豆腐 NT$10
 魯蛋 2×NT$10
前回の台湾も、台湾を発つ前(この時は香港に飛んだんだけど)に行った、台湾の最後の食を飾るのにふさわしい美味絶品魯肉飯のお店、「今大」。
 
場所は三重という若干半端な場所にあって、他に特段何があるわけではないのだけど、この魯肉飯を食べるだけのために電車に乗って行くのもやむなしという感じでいる。
 
AI執事に「今大魯肉飯って地元の人にも人気なの?」と尋ねたら(人気なのは、いつ行っても誰かがおいしそうに食べていることからも明らかではあるのだけれど)、
 
  • 地元民のみならず、滷肉飯ランキングでは常に上位にランクイン。
  • 日本人旅行者のブログやYouTubeでも「台湾来たらここ!」と紹介されること多数。
  • 「観光客向けではないのに、観光客にも勧められる」味の普遍性が高評価に。
 
だそうで、ああわかる、「観光客向けではないのに、観光客にも勧められる」の感覚すごくわかる、と頷くしかなかったのだった。
 
で、何食べてもおいしいから、行く度に試したいものが増えていくという。
しかも私は毎度魯肉飯は小サイズしか食べずにいたのだけど、この店だけは大を食べておかないと後悔するよねとも強く強く決意していた。
 
最寄り駅は三重ではなく、"菜寮"なのも慣れたもので、「公園に自転車いっぱい停まってたよね」「じゃああっちだ」からの、自転車跨がってほぼ躊躇なく自転車をこぎ出すだんな。え、地元民?ここ地元ですか?と笑ってしまった。
 
他の店と同じく注文票にオーダー入れて店員さんに渡すスタイル。
 
当初の予定通りに魯肉飯は大にして、
「スープどうする?俺筍にしよ」
「じゃあ私椎茸にするわ」
と、毎度つい苦瓜にしがちなので(苦瓜スープおいしいんだよね……苦くなくて)、筍と椎茸で。
 
魯肉と同じ味の魯蛋に魯豆腐、そしてこちらはあっさり味の魯白菜頼んで、でっかいお盆に載ってやってきた料理でテーブルはまあまあぎゅうぎゅうになった。壮観。
 
ここの豚バラ肉は、脂身多めの皮付き肉。それがふわとろという食感に柔らかく煮込まれていて、ほんとに美味しい。
 
口当たりがむっちりごり、ではなく、ふわっとしていて、なのにそれほどくどくはないし、臭くもない。
 
椎茸スープには排骨の他にあさりとにんにく。筍スープにはにんにくが入っていなかったみたい。
 
んで白菜には魚の浮き袋みたいな?なんかふわふわむちむちしたものが入っていて毎度何だろと思い、後にChatGPTに聞いてみたところ、どうやらこれ、豚の脂身らしい。中国語のコメントサイトでそういう意見が複数あったと言われ、へえええと思ったのだった。言われてみたら確かに皮際のぷるぷるしている部分かも。
 
大変においしうございました……と再び電車に乗って帰り、そして行天宮駅近くのパン屋さん「大普美藝術蛋糕」で最後のお買い物。
 
ここ、1972年創業の老舗ベーカリーで、創業者は「国宝級の師匠」とも称される製菓名匠のお店だそう。
 
とはいえ全く気取った風ではなく、街のパン屋さんという佇まいで、惣菜パン菓子パン色々の他に、パイナップルケーキや台湾ではデパ地下以外ではあまり見ない、生ケーキも売られていた。どれもおいしそう……と思いつつ、ばら売りのパイナップルケーキとパンいくつかを購入。
 
大普美藝術蛋糕」にてお買い物。
鳳梨酥 5×NT$38
(頂級)土鳳梨酥 3×NT$43
甜甜圈 NT$33
起酥奶酥 NT$48
奶油菠蘿酥 NT$48
おそらくツナパン的な NT$45
ねぎパン(正式名称不明) NT$40
 
商品札確認しつつ、「肉髭は持ち帰っちゃダメなやつだからね」と肉系は全部排除しつつ、「これはどこから見てもツナパンだ」というツナパンと、あと台湾のパン屋さんあちこちで見るねぎパンも買ってみた。この2点は商品札がついてなかったり、説明がメインで商品名自体が読み取れなかったりと色々で。
 
そして最後の荷造り。
 
SPGアメックスカードの特約で、だんなも、家族カードの私も、成田からスーツケース1個ずつ無料で送れるという特約があって。
 
もう重い物は配送して貰っちゃおう、と、最初からそのつもりで来た大型スーツケース2つに主に土産物をぎゅうぎゅう詰めて、小さめキャリーに帰ってすぐ洗いたいものや翌日職場に持っていくお土産あたりを詰め込んで、タクシーで松山空港に。
 
今回お世話になったコートヤードから空港へは、ホテルの窓から空港の滑走路が見えるほどの近さで、ゆえにタクシー移動も10分かかるかかからないかくらい。色々とらくちんで何よりだった。
台北 松山空港ラウンジにて
 炒め物とか蒸し物とか魯肉飯とか
 台湾啤酒
とはいえ、松山空港が残念なのは、JALラウンジもキャセイラウンジもなく、航空会社共通ラウンジみたいなのがあるだけなこと。
 
午後2時とかの便だしさらっとだけお腹にもの入れておこう……と、貰ってきてみた魯肉飯は、「そうだね、今大の美味をこれで上書きする意味はなかったね」と軽く後悔するそぼろ御飯だった。魯肉飯はそぼろ御飯じゃないんだよ……。
 
小籠包がいくらかましだったのと、あと芝麻包(黒胡麻団子)があったのはちょっと嬉しかったかな。後半はあったかいお茶飲みつつ、マンゴーアイスと、チョコチップアイス……のつもりでチョコミントアイス貰ってきちゃってだんなにそこは食べてもらったりしつつ。
 
JAL機内食
 筍素揚げ 青海苔風味
 春菊とほうれん草のおひたし しらす添え
 海老の南蛮漬け 枝豆
 うなぎ山椒煮 ケール
 蒸し鶏と夏野菜 にんにく割り醤油
 大鮃塩焼き 銀餡かけ、野菜焚き
 ご飯 味噌汁
 アイスクリーム
 日本酒(広島 相原酒造 雨後の月 純米大吟醸 別誂)
帰りはJAL便、マイルがけっこうあったからと、帰路は最初からビジネスシートの予約だった。
 
キャセイは数日前含めて2度座ったことあるビジネスシート、JALはこれが初めてで。
 
もうあちこちのボタンやら何やらが気になって仕方無かったのだけど、JALはフットレストだけ上に上げるということができないのね?キャセイはそれができたから、足をうんと伸ばせて良かったのだけど、色々会社によって違うのだなあと思った。色々すごく快適ではあったのだけども、座り心地はキャセイの方が好きかなあ……。
 
けど、事前予約してあった和食の機内食はさすがのおいしさで。
 
月替わりメニューだった、メインの”大鮃塩焼き 銀餡かけ"がべらぼうにおいしかったのと、八寸みたいな料理もそれぞれ優しい味わいでとても良き。
 
日本酒が飲みたいとリクエストすれば、寫樂か雨後の月ということで、それはもうノータイムで雨後の月ですねとお願いしたら見慣れない青色ラベルのボトルがやってきて、これ一度も見たことないなと思ったら、
 
JAL国際線専用に誂えた限定酒。酒米は広島県産新品種「萌えいぶき」と兵庫県産「白鶴錦」、仕込みには瀬戸内海国立公園野呂山の伏流水を使用。白ぶどうやライチのような香りと上品で透明感のある甘み。空でしか味わえない一杯です。
 
というものだったそう。
 
そもそもおかずが日本酒のアテみたいなものばかりだったから、席が前後だっただんな共々、「もっとください」と日本酒おかわりしていただいてしまった。
 
多分おいしいお米なのだろう白飯が、独特のスチーマーの匂いが強くていまいちだったのだけが残念だったけれど、なるほどビジネスシートはらくちんすぎて人間がダメになりますね……とデザートのアイスクリーム(ハーゲンダッツのバニラ一択だったけど幸せ)と煎茶貰った後は、ほんの30分くらい、フラットシートにしてビジネスシートたるところを満喫しておいて。
 
着陸は6時過ぎ、そして帰宅は8時半過ぎ。なんだかんだ気を張った1週間ちょっとの旅行で、へろんへろんに疲れた状態で帰宅したのだった。おつかれさまでした……(へとへと)。

2025年7月26日土曜日

最後の夜は客家料理

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台北 行天宮「大吉林涼麵」にて
涼麵 大 2×NT$55
味噌加蛋 NT$40
綜合湯 NT$55
今日はなかなか良い天気。
自転車日和だね、と、ホテル前から自転車に乗って、界隈で人気のあるらしい和え麺屋さんに行ってみることにした。
 
品名は”涼麵"とシンプル極まりないそれは、さっぱり味の醤油だれを敷いた皿にゆで麺、その上にきゅうりと胡麻だれをかけた風なシンプルなもの。
 
塩気はそれほど強くないから、卓上のおろしにんにくと自家製らしいラー油っぽいタレを絡めるとバランスのいい味になる感じ。
 
そしてこの店の"綜合湯"は、味噌スープ+豆腐+溶き卵+貢丸(肉団子)という組み合わせだった。だんなの頼んだ味噌加蛋は、だから肉団子が無いだけという感じのもので。
 
やや薄めの味わいの味噌汁(でも本当に味は味噌汁そのもの)に、豆腐と、溶き卵まではぎりぎり知ってる味わいだけれど、そこにあの台湾ならではのねっちり系肉団子が浮いているものだから、絶妙に脳がバグる。面白い。
 
帰りがけ、道中にあったスーパー「全聯福利中心」によったら、冷蔵ケースに甘い台湾マヨネーズ"桂冠沙拉"を見つけて、あ、これ買って帰る、と500gサイズのそれを購入。
 
行天宮「全聯福利中心」にてお買い物
桂冠沙拉 500g NT$62
行天宮「Courtyard Taipei Downtown」の
 朝食ブッフェ
そして今日も帰り際、さらっとだけホテルブッフェにも顔を出し。
 
自家製のキャロットアップルジュースとアイスミルクティー(甘い)を飲みつつ、クロッフルとフルーツと。
 
ソフトクリームマシンがあるんだよなーと気になっていた、"香濃巧克力霜淇淋"なるマシンを動かして、チョコレートアイスクリームも食べてみた。なるほど確かにチョコレート味。濃厚。
台北 忠孝復興「阿宗麵線」にて
 大碗 2×NT$80
もうお買い物したいものはさしてなく、けれど「これを食べておきたい」みたいな品は色々あって。
 
お昼は自転車こぎこぎ、「阿宗麵線」忠孝店に行ってきた。
 
計量用の碗に別鍋のモツをぽいぽい入れ、巨大な鍋から麵線をわしゃーと盛り、はみ出たものをざくざく落としてから発泡スチロールのカップにばしゃ、と入れて渡してくれる。
 
トッピングって台湾バジルだったっけ?昔は香菜だった気がするけれど……と思い返すと、2008年の旅行記では確かに香菜が乗っていた。
 
そういえば今回の台湾、香菜をほとんど全く見ていなくって。朝食ブッフェのお粥のトッピングとしてさえ見かけていない。猛暑で収穫量が少ないとか?それとも全体的に香菜嫌いという風潮になりつつある?不思議。
 
ともかくも、鰹だし風味の、柔らかく煮えたそうめん風の麺とモツは安定のおいしさ。シンプルな味ながらおいしいのよね、麵線。
 
そういえば今回は(今回も?)入れなかったけど、飲食スペースの入口には、辣椒、蒜醬、烏酢のセルフコーナーも。
 
つい、味変なんて要らないわって勢いで食べてしまうけど、どれもきっとお似合いなんだわ。
台北 南京復興「春美冰菓室」にて
 芒果牛奶雪花冰 NT$220
 鳳梨冰 NT$100
そしてその足で食後のスイーツも食べに。
 
再び自転車に乗って「春美冰菓室」に。
 
2017年にはミシュラン主宰の江振誠氏と協力した"杏仁豆腐 2.0"を開発し、日本Vogueや朝日新聞でも話題になった実力派のお店……ということで、確か前回の台湾からチェックしていたお店だけれど、来たのは初めて。
 
満席につき、QRコードで予約してね、との看板が出ていたので、QRコードで手続きしてその隙に最寄りのポートに自転車返しに行けば、「席が空いたよ」と連絡があり。
 
さして待たずにお店に入れることになって何よりだった。
 
名物は胡麻味のパンナコッタがどーんと乗ったタピオカミルクティー味のかき氷だそうだけど、ここはこれを食べておきたいと夏季限定のマンゴー雪花冰、芒果牛奶雪花冰を。
 
だんなは春美鳳梨冰(パイナップルかき氷)を。
 
練乳ミルク味のほの甘い雪花氷にフレッシュマンゴーもりっもり+マンゴーソース、そしてなぜかコーンフレークがそっと添えられているマンゴー氷と、対してパイナップル氷はかなりさっぱりした味わいだった。
 
通年品の定番人気メニューらしく、蜜漬けパイン・愛玉子といった"古早味"の具材が香る、どこか懐かしいような味わいで。
「順成蛋糕」の
 烤布丁 NT$30
カフェオレ
そして午後は夕食まで部屋でのんびりと。さすがに疲れも溜まっていて、部屋で昼寝もしたりしていた。
 
おやつに部屋のコーヒー淹れて(ドリップタイプのインスタント)、道中の「順成蛋糕」で買ってきた焼きプリンを。
 
ねっちり固くて甘さ控えめなプリンは、正しく"蛋味"。
 
もうちょっとカラメル多かったら最高だったな……と思いつつ、でも1個150円かーと思うと感動しかない。安くて美味。
南京復興「厨房客家美食」にて
 招牌豆腐 NT$190
 客家小炒 NT$310
 客家封肉 NT$580
 什錦炒飯 NT$160
 台灣金牌啤酒 2×NT$110
夕飯は、いまいち使えないラウンジのハッピーアワーに軽く顔出して(今日に限りイレギュラーで本来のラウンジではなく1階のバーで提供ということだったけど、フード物足りないし、ワインもそれほどおいしいものじゃなく……白ワインはカリフォルニアのリースリングとオーストラリアのシャルドネだったかな……)、19時予約で客家料理の名店「厨房客家美食(Kitchen )」に。
 
在地感ある客家料理が楽しめ、値段も手頃、サービスも安心できると人気の店で、台北に来たなら絶対ここに来ることにしている店の1つ。
 
他の店はともかく、この店に限っては、事前にすごくすごく打ち合わせをしてから向かったのだった。
 
「角煮が食べたいんですよ……前回は食べなかったし、その前は、お腹いっぱいで、こう、半分は食べられなかったわけだから」
「でもボリュームあるから他の料理考えないと詰みますよ」
「そうだよねえ……でも、今後を考えると、"今が一番若い時"だから、今後は苦しくなる一方なんだよ……」
 
招牌豆腐がとにかくおいしかったからまた食べたい、あと炒飯も絶品だからまた食べたい、じゃあせいぜいあと1皿だよね?と議論は白熱し。
 
「いや、そもそもさ、角煮は蒸しパンが6個とか来るから多いわけで。最初から"蒸しパンは4つで良いです"と言えば良くない?」
「!!!!!それだ!!!!」
 
と、残りの1品ももう事前に決める勢いで、「あとは席について注文するだけ」という状態で店に向かったのだった。気合いが違う。
 
到着してみれば、ちょうど客の入れ替わりのタイミングだったようで、どばーっとお客さんが出て行って、同様にどばーっとお客さんが入るところだったようで。
 
周囲はほぼほぼ団体客、この地では「金曜ディナーは家族(一族)揃って外食を楽しもう」という文化でもあるのかな?というくらいに、親子3世代くらいの会食がそこここで催されていた。
 
そんな中、私たちみたいな小盆しか頼まない個人客のオーダーって待たされたりしなかなと思いつつ注文を終えると、光の速さで豆腐と炒飯がやってきたことに苦笑い。
 
炒飯、後からの注文でも良かったかもね?と話しつつ、でもお腹も空いていたのでせっせと食べた。
 
そしたら、それはそれで、空腹状態で食べる炒飯がべらぼうに幸せだったりして。これまで食べたうちの6割増しくらいおいしく感じて、空腹が一番の調味料というのは本当なんだなとしみじみ。
 
全体、甘めの醤油炒めであり、斜め切りにされた唐辛子であり、という料理の印象ではあるのだけど、どれも味が違っていてそれぞれおいしいんだなあ。
 
この店の名物でもある"招牌豆腐"が、なんてことない"葱と厚揚げ炒め"な風なのに、なんでかやたらとおいしくて。
 
そして今回初めて食べてみたのが、これもお店のおすすめメニューの1つだった(そしてChatGPTにおすすめ聞いたらこれが人気ですと挙げてくれた)"客家小炒"。
 
説明では「客家風イカと野菜の炒め」ということだけど、イカと豚ロースが同量くらい入っている感じ。それと"豆乾"(さつま揚げっぽい豆腐ベースのくにゅくにゅ?)と、中国セロリの炒め物という風で。
 
旨味を重ねがけした風な、知ってる方向の味なのに知らない美味しさみたいな、なるほど看板メニューの皿なのも頷けるという美味だった。というかね、この店、何を食べてもおいしいので……しかもメニューの種類が半端ないので……。(「厨房招牌菜」だけでも23品ある)
 
そして期待の客家風角煮。オーダーはスマホからQRコードでという形に進化していたのだけど、割包は増やせても減らせはしない設定になっていたので、だんなが口頭でお店の人に「6個じゃなく4個にして」と伝え、めでたく食べ切れそうな量が眼前に。
 
トロッと煮えた、芸術的な皮つきの豚バラ肉は6切れ。刻み葱と香菜つき。蒸しパンに1切れ挟んで、薬味乗せて、かぶりつく。
 
次回これを食べようとなったら、1人2切れは到底無理になっている可能性が高いから、思うさま頬張れるのはこれが最後かもしれないなあなんて思いつつ、しみじみ味わいながらいただいた。
 
今ならどうにか、1人角煮3切れ&蒸しパン2つならどうにかなるレベルだから。
 
このお店、デザートらしきものは"什錦水果(果物盛り合わせ)"以外はなんにもないんだよねとその潔さに苦笑しつつ、ホテルに帰還。
 
今日はそう出歩かなかったのと、ほぼ自転車での移動だったから、移動距離5.81km、歩数8,737でした。それでも9000歩弱は歩いてたんだな……。

2025年7月25日金曜日

ビブグルマンの小籠包。

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行天宮「Courtyard Taipei Downtown」の朝食ブッフェ
 香料蔬菜燉豬肉
 松露薯泥
 糖醋雞中翅
 牛肉大根煮
 起司奶油焗蛋
 茶卵
 叉燒酥
 カスタードまん、カスタードデニッシュ
 甜豆漿、ミルクティー、カプチーノ
 などなど
昨日は香港日帰りでそれなり帰還も就寝も遅かったからと、今朝はホテルブッフェ朝食で簡単に済ませることに。
 
炊飯器で保温されている無添加の豆乳に砂糖入れて甘くしつつ、茶卵食べたりチャーシューパイ食べたり。必ず台湾風の滷味風の煮物もあるのでそれも持ってきたり、でもカスタードデニッシュなんかもうっかり食べてしまったり。
 
"松露薯泥”はMashed Potato with Truffleなんですって。なるほど。
 
そして今日はお買い物の日。
 
最初に向かったのは東門エリア、「來好」で扱う雑貨が大好きなのでそれを見つつ、でも欲しかったミニチュアだったりかわいい柄のクリアファイルやらはもう一昨日買ってしまったし……と、今日はそれほどにはお買い物しなかった。
 
いや、呆れるほど大量のインスタント麺は買うことになったけれど。
 
東門「來好」でお買い物
在横紅 黑后葡萄荔枝果醬(グレープ&ライチ ジャム) NT$350
フリクションスタンプ 麻将 NT$48
 
この東門エリア、気付けばこの通りに似た方向の雑貨屋さんが他に4軒ほどはオープンしていて、すっかり台湾雑貨屋街になっていて笑ってしまった。
台北 東門「東門赤肉焿」にて
 赤肉焿 NT$55
 滷肉飯 NT$35
 魯筍絲 NT$25
 滷蛋 NT$15
で、昼食には少しばかり早かったものの、行きたいねとチェックしていたお店がこの界隈にやたら多かったので、少し早い昼食にすることに。
 
東門市場の露店をうきうき眺め歩きつつ、向かったのは、「東門赤肉焿」というお店。どこかのサイトで"肉粥"と見た気がするけれど、粥というよりスープの店だった。
 
焿とは台湾語で"とろみのあるスープ"のことだそうで、とろみのあるスープに豚赤身肉を入れた台湾式とろみスープ料理が"赤肉焿 "。
 
それは後から知ったお話で、何も知らぬまま、「とりあえず赤肉焿 食べてみるわ」と私が言い、だんなはブレずに滷肉飯を。そして筍の煮物"魯筍絲"と、見つけたらつい食べてしまう"滷蛋"と。
 
柔らかな肉片がたっぷりのスープは思いのほかあっさり味で、ほのかに酸味も感じるからさっぱりしている。具はとにかく、肉!という風で。
 
小碗にこんもりと盛られ、上から魯肉をかけた筍の煮物も、「お前、何にでも魯肉かけたらおいしくなるって思ってるんじゃないぞこのやろう」という感じで、でもなんというか、正しい美味しさなのだった。
 
台湾の魯蛋はどこで食べてもごりごりの固茹で状態なのだけど、それもまたよし、ということで。
 
そして外は大変な土砂降り。今日はずっと荒天らしく覚悟はしていたけれど、レンタサイクルなんて到底乗れそうには無く、電車に乗って移動して、降りたところでせっせと歩くという買い物の日。雨の中、めちゃめちゃ歩いた。とりあえず象山駅に移動して。
 
信義 「吳寶春麥方店 台北信義旗艦店」でお買い物
浪花干層蛋撻 2×NT$80
愛文芒果義式果醬 NT$124
無嫌鳳梨酥(單顆)5×NT$45
 
蛋撻は「超爆酥脆 6/14 新品上市」ですって。「超サクサクな新商品、6月14日新発売」という感じ?
おいしそう……とうっかり買いつつ、本当はこのパン屋さんでジャムをいっぱい買って帰りたかったのだけど、今日はマンゴージャムしか扱いがなく。
 
仕方無く、これも美味しかった鳳梨酥を買うことに。
 
信義 「ATT 4 Fun」内「創Q space」でお買い物
Tiny 1/35 台灣小販檔#02 珍珠奶茶 NT$400
Tiny 1/35 台灣小販檔#01 車輪餅 NT$400
 
そして、昨日香港で行ったTINYの台湾での扱いは"創Q space"なるポップカルチャーのセレクトショップ的なところにあるらしい、と言ってみれば、昨日買ったシリーズの買えなかった版が置かれていてやったー!と。値段は多分同じくらい。
台北 忠孝復興「台灣人ㄟ脆皮鮮奶甜甜圈」にて
 原味招牌 2×NT$25
 奶酥 NT$25
そして今度は忠孝復興駅に移動。
 
一昨日、台北駅で「ドーナツ食べよう!」とお店に向かったら、日本風鯛焼きのお店に変わってしまっていて愕然としたお店が、2024年に忠孝復興駅に移転オープンしていたらしいとだんなが調べてくれ、団地の1角にある風な解りづらい場所にあったその店へ行ってみた。
 
台灣人ㄟ脆皮鮮奶甜甜圈」と若干店名が変わったそのお店、今度は喫茶コーナーとかあるかしら、あると良いなと行ってみれば、以前通りに、ただただドーナツを売っているだけといった感じ。
 
"原味招牌"も、他のドーナツも、お値段1個NT$25。
"蛋奶素"は、この原味招牌、奶油(バター)、奶酥(ミルクパイ)、起司(チーズ)、
"鹹味"は、咖哩(カレー)、酸菜(白菜の漬け物)、起司(チーズ)、
"素食"は、紅豆、芋頭、地瓜、花生、巧克力(チョコレート)
とあって、そのあたり、全種類あるのはこの時間帯だけよ、みたいな張り紙があった。
今日棚にあったのは、オリジナルドーナツ以外は奶酥だけで、せっかくだからとこれも食べてみることに。
 
表面は適度にカリッとした感じもあり、けれど中はふわっふわ。口溶けが良く、そして表面にまぶされているのはミルクパウダー。言うならクリープみたいな感じ。
 
それが袋の底に溜まるくらいにたっぷりまぶされていて、それがもう禁断の味というか、「こんなよきものをこんなに舐めちゃって良いんですか?」みたいな気持ちになる。
 
で、奶酥は、まんまクリームデニッシュのような?
小麦粉多めなカスタードクリームといったものが中に詰まっていて、そのクリームの舌触りは今ひとつではあったものの、ドーナツ生地の塩梅はそのまま、心地良い食感で。
 
おいしかったけど、でもやっぱりオリジナルの方が好みではあったかな。
 
この店舗は2024年にオープン、他、中山腈光市場のお店が2002年からあるのだそう。台北分店は2024年9月に営業終了してしまって、それと入れ違いにこの忠孝店が出来たということみたい。
 
おいしいものを食べたところで、再び雨の中を歩き出し。
 
そろそろ足が疲れた……となりつつ、「ここに行けばKiKiの和え麺は全部買える!」と以前教えて貰った忠孝復興駅から1ブロックばかり北上したところにある「KiKi食品雜貨」に行ってきた。
 
店舗ではなく、いかにもオフィス然としていて、その片隅で取り扱い商品全部売ってもいますよと、そんな雰囲気。
 
だんなが「前、ここチェックはしていたんだけど、"オフィスじゃん"と思って行くリストから外したんだよね……」とのこと。
 
それは外してしまうよねという、黒い扉にそっけなく「KiKi食品雜貨」とだけ記したような一角があって、なるほどここか、と。
 
忠孝復興「KiKi食品雜貨」にてお買い物
小醋麵 2×NT$199
沙茶拌麵 NT$199
椒香麻醬麵 2×NT$258
蔥香陽春拌麵 NT$209
帆布袋 NT$100
 
そして最後は更に少し北上したところにある微風超市でお買い物。
一番の目当ては「Keya Jam」というジャムで、どこかの記事でこの"微風超市"でなら売っていると見たのだけれど残念ながら扱いがなく。
 
でも、そこそこお手頃価格の皮蛋があったり、あとここなら悠遊カードが使えるからちょっとお買い物しても良いよね?と、トリュフソースなどを勢いで買ってしまってみたりした。
 
忠孝復興「微風超市(Breeze Super)微風廣場店」にてお買い物
度小月 松花溏心皮蛋 2×NT$99
TARTUFI JIMMY 松露義大利醬 NT$330
ホテルの部屋で
「吳寶春麥方店」の
 浪花干層蛋健
アイスカフェオレ
部屋に戻って、吳寶春麥方店で買ってきた蛋撻でお茶を。
 
朝食ブッフェでコーヒー持ち帰り用のカップを貰えると知ったので、それで貰ってきたコーヒーを冷蔵庫に入れておいてあった。スーパーで買ってきた牛乳入れればアイスカフェオレ。
 
さっくさくのパイ生地の蛋撻はラードが入った中華系の味わいではなく、いかにも"パン屋さんの蛋撻"という風だったけれど、これはこれで正解の味。卵フィリング部分もとても濃厚で良い感じ。
台北 忠孝敦化復興SOGO内「點水樓」にて
 沙拉觀音山涼筍 NT$480
 小籠包(大 10顆) NT$280
 九層塔小籠包(小 5顆) NT$170
 蝦肉餃子(小 5顆) NT$220
 法式芒果奶酪 NT$150
 ビール2本
結局今日は1日荒天で、ちょっとした移動も「じゃあ自転車で行こう」という感じではなく。
 
本当はもう長いこと行っていなかった士林夜市あたりに行きたかった(あと昼間も動物園に行きたいという野望もあった)のだけど、もう今日は近場で終わらせましょうかと、台湾観光局から貰った5万円分のお小遣いを積極的に使いに行ってしまおうということに。
 
多分、この機会が無ければ行かなかったと思う、忠孝復興駅隣接のそごう内にある「點水樓」というお店は、ビブグルマンにも選出されたことのある小籠包の名店で、全体的に値段は高めとのこと。それゆえにそれほど混雑もしていない……ということだったけれど、予約して訪れてみれば店頭に待ち客がいるくらいには盛況で、店内も満席だった。
 
小籠包自体はそれほどの値段ではなかった(10個で1400円なら、まあそんなものかなと)ものの、他の料理の品がかなり良くて、「これ食べたい!」と頼んでみた筍のマヨネーズ添えが2400円ほどもしたことにはかなり驚いた。いやでもおいしかったけど。
 
"台湾風観音山産たけのこサラダ"は、全くえぐみがなくて、独特な甘さのある(例えて言うなら日本のマヨネーズに練乳混ぜた感じ)マヨネーズがお似合いで。
添えられた梅ジャムっぽい甘酸っぱいソースもそれもそれでよく似合っていた。
 
小籠包は肉汁たっぷり、油っ気もコクもちゃんとあるけれど上品な味わいで。
 
薄い皮、たっぷりスープ、どこかふわっとした口当たりのあんのバランスが素敵だった。なるほどこれはおいしいし、値段に見合った上品さだわーという感じ。
 
そしてこのお店、蟹黄、トリュフ、XO醤、麻辣といった風に色々なフレーバーの小籠包を出しているのも特徴で、1つくらいはと頼んでみた"台湾バジル小籠包"が笑っちゃうほどバジル味だった。なるほどこういう方向もあるのか……と思いつつも、結局おいしいのは原味だねとはなってしまうけど。
 
面白かったのは、「蝦餃も食べておきたい」と頼んだ"蝦肉餃子"が、浮き粉を使ったものではなく一見普通の餃子で、そして小籠包と同様、肉汁がたっぷり詰まっていたこと。
 
海老も確かに入ってはいたけれど、豚肉も使われた"海老入り小籠包”とでも言う風な品だった。
 
面白かったし美味しかったけどびっくりしたわ……。
 
〆のスイーツは、マンゴープリン……ではなく、"ミルクプリンのマンゴーソース掛け"ということで、ねっちり濃厚、やや固めの舌触りのミルクプリンに、ソースの味はまあまあ普通だったマンゴーソース。
 
これで750円は割と良い値段のスイーツだったかな。
 
総じて小籠包だけ食べるならそれほどお高くないけれど、アラカルトで他のものを食べると一気に値段が跳ね上がるという印象のお店で。
 
でも良い機会だったよね来られて良かったと、8000円ほどのお会計を済ませて店を後にしたのだった。
 
せっかくだからと、そごう内でも色々お買い物したりして。
 
そごうの地下食料品売り場にて
KiKi 蔥油拌麵 NT$299
小磨坊 台式紅蔥肉燥風味醬 2×NT$69
小磨坊 熱炒 十三春 三杯醬 NT$69
康寶私廚料理醬 金沙豆腐醬 NT$55
 
MUJI無印良品」にてお買い物
愛文芒果乾 NT$199
原味胡麻拌麵醬 NT$169
 
ひたすら歩いた今日の結果は、移動距離12.87km、19,868歩!
そして私の悠遊カードは残金7元(40円弱)!
すごい勢いでお小遣いを使い切っていっている……。

2025年7月24日木曜日

弾丸香港

※写真はクリックすると大きくなります※
旅行中につき簡易版メモ書き日記。後日旅行記になる、はず
台北 桃園空港 「キャセイパシフィック・ラウンジ」にて
 皮蛋痩肉粥
 燻里肌軟包
 チェダーチーズ、モッツァレラチーズ、パルマハム
 ヨーグルト
 ビール
 
 バニラクッキー、ストロベリークッキー
 平安米香
 ハニーレモネード
「台北から香港って片道1時間ちょいだよ、往復1人2万円くらいで行けるよ」
とだんなに言われ、あー、そういう手段もあるのか……前回タイガーバーム全然買えなかったしね……と、今日はとても軽率に(でも飛行機の予約だとかはちゃんと前から入れていた)日帰り弾丸香港に。
 
早朝起きて身支度して、5時にホテル前のタクシー乗り込んで、始発5:30の空港MRT(結構混んでる)で桃園空港に。
タクシーはホテル前に止まっていて、深夜早朝料金で200元ほどだったかな。
 
帰りに荷物が増えるだろうことはほぼ確定だから、折り畳みのボストンバッグだけショルダーバッグにしのばせて、なんなら東京から大阪に遊びに行くよりももっと軽装で飛行機に乗り込んだ。荷物増やしたくないからと、普段の大距離移動なら持ち歩いている(機内で日記書いたりできるからと)ノートPCもタブレットも何も無し。
 
出発の台北駅には、日本のガチャが大量に並んでいて(秋葉原もびっくりの台数だった)、お値段、最低でも60元、多くは100元120元という感じ。1回500円超のガチャはなかなかに贅沢な気がするけど、人気あるのかな。あるんだろうな。
 
ものの数分で出国手続きも終わらせて、で、寒いと(私たちの中では)評判のキャセイラウンジで朝御飯にした。
 
お馴染みの坦々麺や牛肉麺がある中、"皮蛋痩肉粥"がメニューにあったので私はそれを。
 
セルフサービスの棚から、燻里肌軟包(スモークハムとチーズのサンド)やチーズ、ハムやヨーグルトも適当に貰ってきて、少しだけビール飲んで。
 
でもやっぱり寒いからと、バーに移動した後はあったかいレモネード貰って、クッキーつまんだりしていた。
 
"平安米香"というお菓子は昔懐かしいような風味と食感のポン菓子のようなもの。
 
で、そろそろ搭乗だねーと搭乗のゲート潜るときに人生2回目?くらいの"ピンポーン"が響いて入場を止められたのだった。
 
お客様はこちらのお席をどうぞと渡されたのがビジネスクラスのお席。
やったー!インボラがきたー!片道1時間だけど、うれしー!
キャセイパシフィック ビジネスクラス機内食
 時令鮮果
 台式肉燥麵
 麪包
 烏龍茶
180度横になれる席だーなんかもう色々ボタンが多くてわけわからないーうれしーとうきうきしつつ、香港では間違いなくおいしいランチを予約しているけれど、ビジネスクラスの御飯が出てきてしまったら仕方ないよね……と、西班牙奄列(Spanish omelette)か台式肉燥麵(Taiwanese minced pork and dried bean curd, kai lan and noodles)との2択で肉燥麵にした。
 
極太の幅広麺に肉野菜炒め、野菜はカイラン菜。ちゃんとおいしい。
 
フルーツはパパイアとすいかとメロン。
 
そしてビジネスクラスの恩恵でWi-Fiも無料で使え、短い空の旅ながらすごく有意義に時間を使えて香港に到着したのだった。
 
香港は一昨年にも来ているからと流れるようにオクトパスカードをだんなから渡され、そして私は e道(e-channel)に登録済なので(だんなは今年パスポート切り替えで再手続きが必要に)、無人カウンターでぬるりと入国して。
 
だんなの入国審査を待つ間、「ATMで現金おろしてきて」と言われたので、どきどきしながらATMのキャッシング機でHKDをおろしてみた。HKD400で7700円くらい?おおよそ20倍なんだなあと計算しつつ。
 
そして、香港に到着してSIMを香港のものに差し替えた途端、ChatGPTが息しなくなってしまって、「中国圏こわぁ……」となった。Xやインスタグラムは普通に使えるけれど、ChatGPTは全く反応しなくて、鏞記酒家でおすすめ料理は何?などと尋ねていた経緯はメモ帳にコピーしていたから良かったようなものの履歴すら見られなくて。
香港 中環「鏞記酒家」にて
 松花皮蛋配酸薑 HKD20
 芝麻伴爽脆海蜇 HKD300
 正宗炭燒黑鬃鵝 例牌 HKD300
 XO醬带子炒滑蛋 HKD350
 蝦醬肥燶叉炒飯 HKD230
 吕宋香芒凍布甸 HKD65
 Chinese Tea(普洱) 2×HKD30
 ビール(Tsing Tao) 2×HKD68
空港MRTで降りたのが中環。そこからお昼のお店は徒歩圏内で、まだ30分ほど時間あるねと、チェックしてあった「Tiny微影」の中環微影店に。
 
新しい屋台ミニチュアがあるらしいんだよと見に行ったら、めでたく
Tiny 1/35 台灣小販檔#03 - 豬血糕 HKD119
Tiny 1/35 台灣小販檔#04 - 麵茶攤 HKD119
を購入。わーいって買ったけど、このミニチュア、1個2000円以上するのか……と愕然としつつ(前の香港屋台シリーズはせいぜい1200円くらいだった肌感覚)。
 
そして香港に来た第二の目的、タイガーバームの"虎標頸肩舒(特強配方)"が売られているのも最寄りのドラッグストアで確認しつつ(これも以前は1つ600円程度だった気がするけど、800円弱に。まあ仕方がない……)、お昼御飯へと向かったのだった。
 
お昼は、香港5回目にしてこれが初めてになった、「鏞記酒家」。
 
前回の香港で安価だけれど大混雑でそれはもう大変だった"孫の店"に行ったのだけど、じゃあ本家はどれほどにおいしいのかと気になってしまって、一度は食べておきたいね、と。
 
いやー、それにしても思った以上に高かった。びっくりした。お昼1時間ちょっとでばばっと食べて、1人15000円のランチはなかなかに贅沢すぎた。おいしかったけど。
 
予約してあると告げれば上階の落ち着いた雰囲気のフロアに通されて、かたや、予約が無ければ1階でそれなり安価な"ガチョウ御飯"なども食べられるらしい。けど今日は、ちゃんとアラカルトのを食べたかったので。
 
店員さんたちがいずれも手厚いのは良いのだけど、お茶を15cc飲んだら15cc足しに来るくらいの感じで、オーダーも割と急かされるというか、圧がなかなかすごかった。気にしないようにはしてたけど。
 
とろける口当たりの皮蛋豆腐、歯触りとか風味とかめちゃめちゃ良かったクラゲの前菜、そして待望のガチョウ。
 
眼前でピーナッツソースを上からかけてくれ、そして卓上には梅味のソースも置かれ。しっとり火が通り、でも香ばしく、脂たっぷりのガチョウはなるほど、これはおいしいわ……と唸るばかりの美味だった。一番小さなレギュラーサイズ(例牌)でも、2人ならちょうど良かったかな。
 
あとはお店手製のXO醤を使った帆立と卵の炒め。シンプルな見た目ながら、帆立も卵もそしてXO醤も旨味たっぷりで素晴らしくおいしくて……いやでもこれ1皿7000円?と仰天しつつの、自家製叉焼入り炒飯がべらぼうにおいしかった。
 
いろんな炒飯食べてきたけど、人生10指には入るだろう、絶妙な旨味とパラッパラ加減とリッチな具沢山ぶり。
 
最後のマンゴプリンは、エバミルクもかかっていない、これまたクラシック通り過ぎてそっけない見た目のものだったけれど、味の濃厚さ等々、伝統を感じさせる、何十年も前からこの味です、という風な味わいだった。好みよりはちょーっと固めだったかな……。
 
ちなみに孫の店のガチョウは、一昨年時点で半隻HKD330。こちらはHKD460。3500円くらいの差でこの店でゆったり食べられるならこっちが良いじゃんと言いたいところだけれど、他の料理とかお酒の値段(ビールはほぼ倍!)を思うに、孫の店の人気の理由は察せられてしまったのだった。
 
思った以上に強気な高級店だったなー。でも美味しうございました。本当に。
香港国際空港 「The Pier, First」にて
 Serrano ham with figs
 Wagyu beef skirt
 Coconut panna cotta
 お酒とかお茶とか
そして複数のドラッグストアを見て歩いた結果、最初に見たManningsで、タイガーバームを30個お買い上げ。
 
1ダースが1箱になっているので、「これ2箱と、あと6個ください」と爆買いしてきた。だって捻挫系の痛みとか、お医者が処方する湿布薬よりこっちの方が効くんだもの。なお1個HKD38。お店によってはHKD42みたいなところもちらちらあった。
 
あとは、海南鶏飯用の醤油だれがほしいなとぷらぷら見て歩き、私がトイレを探して彷徨っている間にだんながBUY 1 GET 1 50% OFFな調味料があったと、それらしいものを買ってくれ。
 
香港と言えばこの飴、の京都念慈菴の枇杷潤喉糖-金桔檸檬味をざこざこ買い込み、早めに空港のキャセイラウンジに。
 
ファーストクラスラウンジ「ザ・ピア」なんて、ダイヤモンド会員の維持は容易ではなく来年以降は入れないかもしれないし!と、シャンパン飲んだり、シグネチャーカクテル飲んだりと、色々堪能。
 
それでもお昼ががっつり重かったので、あれもこれもというわけにはいかず、アラカルトメニューが頼めるダイニングで、生ハムといちじくの前菜、和牛のステーキ、ココナッツパンナコッタを食べるくらいが精々だった。
 
全部がちゃんとおいしかったし、余裕があったらもう少し食べたかったけれど。むり。
 
Serrano ham with figs
Brie cheese and truffle honey
Wagyu beef skirt
Salsa verde and roasted new potatoes
Coconut panna cotta
 
という感じ。
 
渡されたメニューには、「Mott 32」という有名レストランと提携してのプチコースメニューなどもあって、素晴らしくおいしそうだったし、アラカルトの他のメニューも、
 
Double boiled chicken soup、Pan fried salmon fillet、Longan and red date sweet soupなどなど、いいなーと思うものは色々あるも、胃袋には限界というものがあるのだった。
10年前だったらその胃袋の限界ってものすごく遠くにあると思ってたんだけどなー。
 
そして本来だったら18:15に離陸するはずだった飛行機は、搭乗開始の案内が相当遅れたうえ、ここで眠くなって目を閉じていたのだけど一向に飛んでくれず。
 
どうやら豪雨で飛べない飛行機が続出したらしく(確かにラウンジにいる時、ものすごい土砂降りが降ってきてはいた)、1時間ほど後ろ倒しでそれぞれの機体が飛んでいるとのこと。
 
帰路は普通にエコノミーの席だったので、「インボラしてくれるなら復路の方が嬉しかったかな……」とじれじれ待ちつつ、結局50分遅れくらいで台北に戻ることになったのだった。
 
機内食ももう要らない、とする予定だったのだけれど、そんな感じだったから一応少しは口に入れておこうと、"香港スタイルフライドフィッシュ御飯"をもぐもぐ。ドリンクの提供もなく、トレイにペットボトルの水が乗っているだけ。
 
なるほど移動時間1時間ちょっとの国際線の軽食ってこんな感じになるのかと新たな気付きを得つつ、ともあれなんとか無事に台北のホテルの部屋に帰還したのだった。
 
今日の徒歩移動は11.57km、17801歩。おつかれさまでした。

2025年7月23日水曜日

台北、迪化街散策とか熱炒とか

※写真はクリックすると大きくなります※
旅行中につき簡易版メモ書き日記。後日旅行記になる、はず
台北 南京復興「五湖豆漿」にて
 鹹豆漿 2×NT$30
 蛋餅夾油條 NT$43
 小籠包(一籠8顆) NT$80
今日はお洗濯の日。
 
起きるなり小山になった洗濯物をレンタサイクルに積んで、近くで朝食を摂れそうなランドリーに向かってみる。
 
洗濯乾燥1つのマシンで200元、それぞれ別で、洗濯は100元乾燥4分10元。
 
おしゃれ着は乾燥にかけたくないからととりあえず洗濯(30分ですって)回して、その間に朝御飯にすることにした。
 
「五湖豆漿」は、朝食だけ営業している(毎日5時半~11時営業といった感じ)の朝御飯屋さん。
 
定番の鹹豆漿、それに蛋餅夾油條(油条巻き蛋餅)、それに小籠包。
 
吹き抜けの厨房、客席は団地の中庭のような空間。「あ、テーブル足りないね、出すねー」という感じにその場でテーブルが増えて行く。
 
酸味少ないマイルドな味の鹹豆漿は、やっぱりかの人気店「阜杭豆漿」に比べるといくらかあっさりはしているものの、ちゃんとおいしくて。
 
焼きたてのサクッとした歯触りの蛋餅にあつあつの油条がくるまれているのが少し不思議な感のある品は、周囲のおっちゃんらはビニールに入ったそれを街角でクレープ食べるみたいな感じにかぶりついていた。
 
そして小籠包はほとんどスープはなく、生地の感じからしても"プチ肉まん"な感じで、これはこれで悪くなく。1粒50円?とても素敵だ。
 
食後に洗濯物を乾燥機に入れて一旦帰還し、乾燥終わったところでだんなが再び取りに行ってくれた。
 
で、部屋に戻ったところで、「氷ください」とルームサービスに電話したら、1階で待機していたロボが届けにきてくれて。
 
部屋前に来ると"お届けに来たよ"と電話が鳴る→ロボの頭にルームキー当てると、当該のドアが開く(最大4つの品を運べるらしい)→受け取ると「have a nice day」と笑顔の表示が出て、すすすと去って行く。
 
というロボ。1人でエレベーター乗ってお届けに来るのすごいなあ。かわいいなあ。
 
ちなみに氷は、日本から持参した保冷水筒にいっぱい詰めて、部屋で作ったお茶(日々くれる無料のペットボトル水に、日本から持参した顆粒の麦茶やほうじ茶を溶かして作る)を注いで、日中持ち歩くと、すごくすごく便利。
行天宮「Courtyard Taipei Downtown」の朝食ブッフェ
 可朗芙
 菠蘿麵包
 松露奶油焗蛋
 馬鈴薯蛋沙拉
 番茄野菇沙拉
 新鮮現榨蘋果胡蘿蔔汁
などなど
今回の宿も無料の朝食がついてきていたので、せっかくだからと「フルーツくらい食べておこうか」とブッフェ会場に向かい、結局そこそこ真剣に食べてしまっているという。
 
新鮮現榨蘋果胡蘿蔔汁は、りんごとにんじんのフレッシュジュース。
菠蘿麵包はパイナップルパン(パイナップルの味がするわけではなく、日本のメロンパンに近い定番の甘味系パン)、そして"現烤區(今日提供)"というホットディッシュコーナーには可朗芙(Croffle)の文字。おお、クロッフル。
 
ペストリーコーナーにあるミニクロワッサンをその場で焼いてくれるもので、キャラメル和えバナナとかブルーベリー、ナッツにキャラメルシロップ、メープルシロップ等々置かれている。
 
麺コーナー(「台灣牛肉麵」「日式豚骨麵」「川燙時蔬」(野菜のさっと茹で、という感じっぽい)の3つがある)、卵料理コーナーなども当然のようにあったのだけれど、そこまではいらないなあと、馬鈴薯蛋沙拉(ポテトエッグサラダ)、番茄野菇沙拉(マッシュルームとトマトのサラダ)、松露奶油焗蛋(トリュフソースのゆで卵)あたりをいただいて。
 
そして"綜合壽司"と札のあった一角もあったのだけど、どうにも様子がおかしい寿司が2種類置かれていてちょっと笑ってしまった。
黒米のいなり寿司と薄焼き卵で巻いた太巻きかな……?
 
フルーツは白いパイナップル(甘くておいしい)、パパイア、ピンクグアバ(いまいち)、葡萄(おいしい)。ギリシャヨーグルトにはちみつ(パンコーナーに巣蜜があった)かけたりして。
台湾 迪化街 「度小月擔仔麵餐廳本鋪」にて
 擔仔麺 2×NT$60
 滷鴨蛋 2×NT$20
 蒜泥白肉 NT$160
 焰烤紹興香腸 NT$130
 金牌合灣啤酒 2×NT$110
そして今日は行ってみたかった鉄道博物館、國立臺灣博物館鐵道部園區に。入場料は100元。地元の小学生の社会科見学らしきグループ客もいたりして、なかなかに賑わっていた。
 
旧台湾総督府交通局鉄道部庁舎である建物がそもそも格好良く、日本統治時代の食堂車の再現や、当時の客車(まんま日本の古い特急だった)の再現があったり。
 
かなりこってりめに歴史を学べ、華山1914文化創意產業園區(華山芸文中心)の裏手の芝生にかつてあった、扇形車庫の再現ジオラマなどもあったりした。子供たちと一緒になってジオラマの列車が動く様を見てみたりなどもして。
 
展示のあちこちで、「新幹線が通ったぞー」「日本の技術だぞー」と、新幹線開通歓迎!みたいな雰囲気があったのもちょっと嬉しかったりして。
 
で、お昼以降はそのまま北上して迪化街方面の散策をしましょうということに。お昼は、高雄では結局食べなかった台南名物担仔麺をいただきに、「台北迪化店 度小月擔仔麵餐廳本鋪」に。
 
つい、癖になってしまったかのように雲白肉的な「蒜泥白肉」を頼んでしまいつつ、ビールのアテに紹興酒がけ腸詰、"焰烤紹興香腸"も。
 
ちょっと無愛想めなカウンターのお姉さんが手際よく作ってくれる擔仔麺は、そうそうこれこれという懐かしいような味わいで、そして改めて思ったけど新宿の「台南担仔麺」は、ものすごく正しく担仔麺の味なのだなと。あのお店は本当に過不足なく台湾の味がする。
 
そしてその後は迪化街エリアを自転車に乗ってお買い物。
 
何しろ、台湾観光局から貰ったお小遣いがあるからせっせと使わないとと、店内レジの表示を見て「ここ使えるー!」という場所ではせっせと楽しく買い物したりなどして。
スーパーで使えるのはとっても便利。つい、台湾クノール(康寶)の品が増えていく。
 
梁山泊壹零捌」でお買い物
攤車磁鐵 大腸包小腸 NT$220
攤車磁鐵 台南擔仔麺 NT$220
攤車磁鐵 古早味豆花 NT$220
攤車磁鐵 小龍包 NT$220
攤車磁鐵 蚵仔煎 NT$220
插畫三層L型資料夾 台灣夜市 NT$90
插畫三層L型資料夾 台灣早餐 NT$90
插畫三層L型資料夾 台灣小吃 NT$90
 
滋養和菓子」でお買い物
鳳梨酥 5個入り NT$360
 
新點子食品」でお買い物
麻油薑泥 NT$280
魚卵醬料からすみ 2×NT$350
 
林華泰茶行」でお買い物
高山鳥龍茶(1/2斤 NT$1600/斤) NT$800
 
家樂福重慶店(Carrefour)」でお買い物
康寶濃湯 自然原味干貝雪菜 NT$79
康寶濃湯 培根風味起司馬鈴薯 NT$79
康寶濃湯 奶油風味經典蕈菇 NT$79
康寶濃湯 奶油風味蕈菇 NT$79
康寶濃湯 火腿蘑菇 NT$79
康寶濃湯 奶油風味玉米 NT$79
日正 鮮奶油濃厚粉、醤油膏とか、牛乳とか
 
こんな感じで最後は大荷物で宿に帰還。
 
でも中山あたりのお買い物もしたい……と、そう休むことなく中山駅に出ることにして。
長安東路「中央市場生猛海鮮100」にて
蒜泥白肉 NT$150
金莎蛋豆腐 NT$180
炒蛤蜊 NT$150
冷盤三拼 NT$200
18天台灣生啤酒 3×NT$110(多分)
全部でNT$1010
中山では、「神農生活」で、わけありマンゴーを加工したのだというオリジナル商品らしい、愛文芒果果茶醬 (NT$230)を購入。
 
だんなはサンダルを買いたいらしいのだけれど、なかなかこれという品が見つからず、適当に繁華街を見て歩いた後、自転車で熱炒(居酒屋)が集中するエリアに足を向け、やたら目立つ店舗で夕飯にすることにした。
 
6時過ぎの入店時はまだガラガラだったけれど、7時が近づけばけっこうな混雑になってなかなかの賑わいに。
 
例によってメニューに自分で印をつけてオーダーし、ビールは自分で取ってくる。テーブルに酒瓶が溢れ始めると、お店の人がビールケースをテーブル脇に置いてくれる。飲んだ本数はこうしてリアルにカウントしていくから、テーブルから完全に下げることがないのが面白いなあ、と。
少し離れた席の6人?くらいの団体客のところは、もう酒屋みたいなビールケースが置かれていた。
 
賞味期限18日という、待望の"18天台灣生啤酒"を飲みつつ、またも"蒜泥白肉"(豚バラ肉のにんにく醤油)を頼んでしまいつつ。
 
すり胡麻がたっぷりかかったジャリッという食感もちょっと楽しい"金莎蛋豆腐"(卵豆腐揚げ)に、台湾バジルがたっぷり入ったにんにく味の"炒蛤蜊"(アサリ炒め)、どれもとても良い感じ。
 
さらっと食べられるものがほしいねと、最初に出てくることを期待して頼んだ"冷盤三拼"(冷菜の盛り合わせ)が最後に出てきたことに笑ってしまったのだけど、炙った腸詰(もうここから冷菜ではない、笑う)に、カニカマの甘酢がけ、塩揉みきゅうりという、どれ1つとして予想していなかったものが出てきたことにも笑ってしまった。
 
でも手抜きという感じではなく、どれも"ただ盛っただけ"という風ではないし、千切りキャベツやトマトやレタスもたっぷりで、これはこれで良いおかず。
 
あさりが食べたいねーと、軽い気持ちで頼んだアサリ炒めが最高においしかったので、大満足な夕飯だった。
 
帰りは、google map(どの路線のバスに乗れば良いか出してくれる)と、「台灣公車通」のアプリを駆使して、「あと5分でバス来るよ」「あ、じゃあそれ乗ろう」と、お店のすぐ近くの停留所からホテル最寄りの地下鉄駅までさくっと移動して帰還。
 
これが初めての台湾でのバス利用だったのだけど、拍子抜けするくらいにすごく簡単だった。
 
すぐ軽率に自転車乗ろうとしてしまうけど、お酒飲んだ後とか悪天候の時とかはバスも良いかもだ。
 
今日の徒歩移動結果は、10.67km、16522歩。今日もいっぱい歩きました……(つかれた)。

2025年7月22日火曜日

高雄から台北に

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旅行中につき簡易版メモ書き日記。後日旅行記になる、はず
高雄 蓮池潭近く「龍佳饌小籠湯包」にて
 8粒 2×NT$70
今朝は起きるなりホテル前のYouBike借りて、自転車漕いで北上して。
 
「龍虎塔」という、1976年に左營慈濟宮の指示により造られた派手な門を湖畔から見物しつつ、朝(早朝から午前11時頃まで?)しかやっていないという小籠包屋さん「龍佳饌小籠湯包」に。
 
メニューは本当に小籠包だけ(あと豆漿くらい)、5粒50元、6粒60元、7粒65元、9粒80元、10粒90元という価格。
 
生姜やたれはプラカップでセルフ、ピリ辛だれがしっかり辛く、スープたっぷりもちもち小籠包、安くておいしい幸せな味だった。スパイス感とかもなく、優しい味わい。
 
で、自転車に乗って宿に帰還する途中、台湾のドンキというかホームセンターというかみたいな場所でお買い物。
 
小北百貨-左管新莊店
康寶(台湾クノール)の
排骨風味湯塊 NT$30
雞湯塊 NT$30
奶油風味獨享杯玉米濃湯 NT$55
奶油風味獨享杯蘑菇濃湯 NT$55
奶油風味獨享杯香蟹海鮮濃湯 NT$55
濃厚自然原味火腿玉米 2×NT$40
濃厚自然原味香菇雞蓉 NT$40
濃厚自然原味海鮮總匯 NT$40
濃厚自然原味雞蓉玉米 NT$40
 
それと、台湾産のジャムの大瓶、
自由神 鳳梨果醤 NT$89
 
世界のクノール大好きな私、本国ドイツのものと中華圏はことさらにおいしいよねと思っている。
高雄 高雄萬豪酒店(Kaohsiung Marriott Hotel)
ラウンジにて
 蔥油雞
 蔥爆猪五花
 紅燒燉豬肉
 皮蛋痩肉粥
 ヨーグルト
 グレープジュース
 などなど
で、つい今日も宿に帰ってから「フルーツくらい食べようか」とラウンジに行き、今日のお粥が皮蛋痩肉粥だったとか、CHEF'S SPECIALが蔥爆猪五花だったとかでつい、食べてしまい。
 
一応、野菜を食べておこうというつもりはある。
 
今日は午後には新幹線で台北へ戻る予定なのだけど、乾物街散策くらいはできるかなと宿からまたも自転車で、"北の迪化街、南の三鳳中街"と言われる乾物街、「三鳳中街」に。
高雄 三鳳中街「癒見老宅咖啡」にて
 蜂蜜咖啡 NT$120
けど買いたかったカラスミの店はあいにくこれというものがなく、ただ、割れ貝柱1匁190元のものを4両ほど購入。200gほどで3500円という感じ。
 
「富琪中药行」という店の肉骨茶料理包が100元、「久裕商行」という店の藥燉排骨が、これも100元。
本格乾物屋さんの肉骨茶スパイスセット。おいしいと良いな。
 
お昼のお店がオープンするまで30分ほど時間が余ってしまったので、「癒見老宅咖啡」というとてもかわいい店で蜂蜜珈琲休憩などして。
高雄 三鳳中街「清渓小吃部」にて
 綜合湯 2×NT$60
 筒仔米糕 NT$40
 肉燥飯 NT$40
で、お昼は乾物街中にある「清渓小吃部」という、地元住民に愛される老舗の小吃店に行ってみることに。
 
このあたり、それほど多くの情報が日本語ブログでは見つけることはできなくて、お店の情報自体、「高雄の三鳳中街界隈でランチにするならどこがおすすめ?」とChatGPTに尋ねて候補に挙げてもらったものだった。
 
肉団子のスープがおすすめ、それと、餅米をセットで食べるのが定番と知って画像検索してみた結果、「あらこれおいしそう」と。
 
"綜合湯"は、それぞれ個別のスープもある肉丸、蝦丸、鹹湯圓の全部入りスープ。鹹湯圓とは台湾の客家料理で、白玉団子(湯圓)を具材(肉や野菜)と一緒にスープで煮込んだものなのだそうで、これがいかにも白玉団子系のねっちもちした舌触りで素敵だった。ほんのりと五香粉っぽいスパイスの香り。
 
だんなはブレずに肉燥飯にして、私はせっかくだからと餅米の筒仔米糕に。
 
これ、ざっくり大ぶりカットの肉燥と、その煮汁と一緒に餅米を炊いた風なもので、仕上げにえいっとおろしにんにくトッピングしてある風なもので。
 
台湾はおこわ文化もあるから餅米料理があっても当然ではあるのだけれど、初めて食べるものだった。餅米+肉燥が合わないはずもなく、これもまたおいしいもので。
 
続々と店頭には持ち帰りを買おうとするお客さんと、店内10ほどが座れるテーブルにも続々とお客さんが。
 
ささっと食べてホテルに帰還、帰り道には、日本統治時代に建てられ2002年までは実際に高雄火車站の駅舎として利用されていた建物も遠目に見物して帰ってきた。
 
ホテルの部屋は14時まで使えるということだったから最後のシャワー浴びたりして、15時前の新幹線で台北に帰還。
 
ホテルから左營駅までは地下鉄、台北車站からホテルまではタクシー(200元しないくらいだから1000円弱という同じ)で。
 
で、これから5泊のお宿は、行天宮駅が最寄りになる「台北國泰萬怡酒店(Courtyard Taipei Downtown)」に。
 
2018年開業の比較的新しい宿、残念ながらお部屋のグレードアップはされなかったみたい(多少上層フロアにしてくれたのかなー、くらい)だけど、食事もできそうな大きなテーブルに窓辺にソファ、ライティングデスク代わりにテレビ前カウンターに椅子、お風呂はシャワーブースつきでお湯の出も排水も問題なし、と、過不足なく良いホテルだった。
 
ラウンジが、17:30-19:30のハッピーアワーと19:30-21:30のイブニングスナック以外はろくな営業をしていないのが使い勝手悪く、日中コーヒー飲みに行ってみたら冷蔵庫のソフトドリンクとコーヒーメーカー(お湯は出るから紅茶も飲める)、お菓子はクッキーとチョコケーキくらい、という寂しい感じだったのがちょっと残念ではあったかな。でも朝食はラウンジではなく1階のレストランでいただけたのはありがたかった。
台北 忠孝復興「臺虎啜飲室大安(Taihu Daan)」にて
 BUFFALO WINGS NT$250
 FISH & CHIPS NT$250
 MAC & CHEESE NT$280
 ビール:Draft High〈嗨啤〉 NT$260→0
 ビール:IPA NT$320
 ビール:Peach Weisse 2.0 水蜜桃小麥 2.0 NT$340
 ビール:Taihu Craft Lager 臺虎 MLB直球對決拉格 NT$320
そして今日の夕飯だけど、私はなんだか"台湾の味"がちょっと食傷気味で。
 
多分、それなりこってり味だったお昼の餅米が尾を引いていたのだと思うけど、「なんかこう、台湾の甘じょっぱい味じゃないものが食べたい……でも台湾のおいしいビールは飲みたい……」とホテルの部屋から色々調べたところ、繁華街に台湾クラフトビール「臺虎精釀(TAIHU BREWING)」の直営店があるらしい。今日もありがとうChatGPT。
 
自転車で行けそう!とYouBikeに乗って「臺虎啜飲室大安(Taihu Daan)」というその店に向かってみれば、平日の18時過ぎ、まさかの店内大混雑で、「立ち飲みだったら場所あるよ」とのこと。
 
ビールは飲みたい気分だったので、それで良いよ!と頷いたら、40分くらい飲んだところで「テーブル空いたから移る?」と言って貰えて移動することができた。
 
しかしほんとに店内、地元らしきお客さんと、あと欧米人グループとかで大混雑で。
 
巨大な白身魚がどーんと2切れ乗ったフィッシュ&チップスは当たり前のように自家製タルタルソースが添えてあるのが素晴らしく、そしてバッファローウイングもしっかりすっぱ辛く、本場の味わい。ランチドレッシングとセロリが添えてあるのがとても正しい様で、「台湾で本格バッファローウイングが食べられるとは」と感動する私たち。
 
ビールも口当たりは軽く、けど濃厚な旨味もあるおいしいもので、そして店員さんの勧めでアプリを入れたら、誕生日クーポンで1杯ビールが無料になった。
 
最初に飲んだシグネチャービールのドラフトも良かったし、ヴァイツェンっぽいけどしっかり桃の香りもする甘いビールも良かったな。意外にもバッファローウイングあたりとお似合いで。
 
「マッケンチーズまである……これ気になる……」
と最後に頼んだマッケンチーズは、「Old school mac & cheese, Mexican meat sauce」ですって。
 
ココットケース+皿に溢れるといった風な盛り付けもとてもお洒落で、そしてマカロニは大きめシェルマカロニ。いかにもビールに合いそうな(実際お似合いだった)メキシカンミートソースが添えられているのも面白く、そして正しきチェダーチーズの味がした。
 
台湾のおいしいビールが飲めたうえ、目先の違うおいしい料理もいただけて大満足な台北の夜。
 
帰りは適当に路上でタクシー拾ってホテルに戻り、そして今日の移動は14245歩 9.45km。頑張りました。

2025年7月21日月曜日

高雄2日目、かき氷とか鴨肉飯とか

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高雄 美麗島站 「老江紅茶牛奶」にて
 火腿煎蛋 NT$55
 起司煎蛋 NT$59
 經典原味台式蛋塔 2×NT$37
 老江紅茶(大) 2×NT$50
高雄2日目、地下鉄に乗って「美麗島站」に。
 
Maestro Narcissus Quagliata(中国語:水仙大師)による祈りを表現したパブリックアート、「光之穹頂(The Dome of Light)」と題したステンドグラス作品が美しく、世界で一番美しい駅という呼び名もbあるらしい。実際、すごく綺麗で。
 
朝食は、老舗の紅茶屋さん「老江紅茶牛奶」で。
 
蛋餅がおいしいということで、だんなはハム、私はチーズ。
 
表面がうっすらカリサクとした食感で中はふわりと柔らかく。そして、茶葉と氷と水と砂糖の量に大変なこだわりがあるという紅茶もいただいた。苦さを感じるくらいにすごく濃厚、そしてすごく甘い。
 
老江紅茶を飲む、と決めたところで紅茶牛奶があることに気付いて(壁に貼られていた日本語併記メニューに「紅茶ラテ」とあったからなんとなくスルーしてしまっていた)、結局こちらも午後の散策ついでに買って飲むことに。
 
あ、ここの紅茶、ミルクティーの方が口に合うなと思うことになった。普通に紅茶より、むしろミルクティーの方が甘くはない感じがして。
 
そして卵と言うよりもミルク味濃厚なねっちり味蛋撻、"經典原味台式蛋塔"は、さすが牛奶を店名に関する店の蛋撻という感じで。
高雄 高雄萬豪酒店(Kaohsiung Marriott Hotel)
ラウンジにて
 滷味とか筍絲豬肉粥とかCreamy truffle Soupとか
そして一度宿に戻り、せっかくだから無料でいただけるラウンジ朝食も見ていきましょうかと、上階のラウンジに寄り道。
 
うずらや厚揚げ、ミートボールが煮られた滷味があったものだから当然のように貰ってしまい、今日のお粥は筍絲豬肉粥。
 
そして手書きのポップな札がついていた「CHEF'S SPACIAL」 はいかにもの濃厚そうなCreamy truffle Soupということで、これも数口分だけ。
 
果物はグアバ(ごりっとした……固渋かった……)とドラゴンフルーツ(しっかり熟している風だけどやっぱりそんなに甘いものじゃない……)、パイナップル(美味!)、スイカ(美味!)といかにも南国的な品揃え。
 
"LCA506"という名前の、ヤクルトっぽい乳酸菌飲料も飲んでみた。……おいしいな。
高雄「鴨肉珍」にて
 鴨肉飯(小) 2×NT$60
 綜合下水 2×NT$25(多分)
今日は環状線の路面電車「高雄環状軽軌(高雄LRT)」に乗って、海辺の「駁二藝術特區(The Pier-2 Art Center)」に。
 
海辺には「大港橋」があって、これは台湾全土で初めての水平旋回景観橋梁かつ、アジア最長の港を跨ぐ旋回橋でもあるそうで。
 
それを渡ったりしつつ周辺の雑貨屋などを見て歩くも、今日はあいにくの悪天候で、時々笑っちゃうほどの土砂降りに見舞われた。
 
今日は月曜、案外と閉まっているお店も多くて、エリア全体閑散とした雰囲気で。
 
けど、欲しいと思っていた「高雄熊」グッズ(見た目がもう相当に某熊本のキャラクターと血縁関係にあるとしか思えない)が買えたし、色々満足。
 
お昼はやっぱり土砂降りの中、鴨御飯がとてもおいしいらしい「鴨肉珍」というお店に。
 
壁のない吹き抜けのあるあるな食堂、店頭にはずらりとお客さんが並び、テイクアウトも多いみたい。カウンターで注文して席に座っていれば料理を持ってきてくれる。
 
小サイズの鴨肉飯2つと、これも必須らしい"綜合下水"(名前がすごい)2人分で合計NT$170だったみたい。
 
鴨肉飯は、肉燥飯の上に鴨肉が乗っている風なもので、甘さ若干控えめな肉燥飯がそれ自体とってもおいしい。鴨肉もおいしい。
 
でも特筆すべきは"下水"のおいしさで、生姜の効いたクリアなスープに、心、肝、胗、腸(つまりハツ、レバー、砂肝、腸)がたっぷり入っているというもの。
 
臭みもなく、どれもぷりっぷりですこぶるおいしい。土砂降りの中、足びちゃびちゃにしながらも来て良かった。大満足。
高雄「高雄婆婆冰旗艦店」にて
 招牌綜合冰(醃製)雪花水 NT$100
で、せっかくだからと、高雄名物、おばあちゃんのかき氷屋さんにも寄り道して。
 
普通にマンゴー氷などもあった中、やっぱりここは伝統的な煮豆が乗ってる風なものが食べたいと、"全部盛り"みたいな品を頼んでみた。
 
普通の氷だとNT$75、雪花氷にしたらNT$100。
 
紅豆に緑豆に芋泥(タロイモ)、上に乗ってるのはイチゴジャムと、李鹹(干しすもも)、スターフルーツ、パイナップル、青マンゴーといったところ。本当に全部盛りだった。華やかというより、なんだかすごい。
 
でも優しい甘さで、ミルク氷と煮豆の調和も悪くなく。そもそも日本人はあんこ慣れはしているから、緑豆だとかタロイモだとかも全然違和感は無いのだった。
 
相変わらず雨降る中、一旦ホテルに帰りましょうかと、乗り換え駅で「舊振南」という高雄のお菓子屋さんの「鳳梨酥禮盒」を買って帰還。9個入りNT$450、VISAカード支払いで5%オフですって。
高雄「木屋家常料理」にて
 炒A菜 NT$50
 蔥爆蝦仁 NT$70
 蚵仔煎蛋 NT$90
 蒜苗五花肉 NT$80
 澎湖花枝丸 NT$80
 韮黃肉絲 NT$70
 金牌啤酒 2×NT$70
夕飯は熱炒(ルーチャオ。台湾における居酒屋)的なところに行きたいねえと、地元に根ざした開業約50年の老舗の家庭料理のお店に行ってみることに。
 
話には聞いていたけど、ほぼほぼ路上飯の店。屋内にあるのは簡素な厨房だけで、歩道にざらざらテーブルと椅子並べてあって適当に席について食べるスタイル。テーブル自体、4つくらいしかないから時間によっては行列したりもするようで。
 
だから午後5時の開店直後に到着するように行って、ちらちらと増えていくお客さんの中、2人がけテーブルで落ち着いて飲食することができた。良かった。
 
冷蔵庫から勝手に出すスタイルでビール2本貰って、けっこうあれこれ食べてお会計3000円弱の夕御飯。センベロとまではいかなかったものの、すごく素敵な夕飯になった。
 
香港あたりの青菜の炒め物と言えばこれ、のアブラナ科の炒め物を貰いつつ、シンプル海老炒め、屋台のものとはまた違った風な素朴な牡蠣入り玉子焼き、蒜苗五花肉は、名前からして葉にんにくと豚バラの炒め?(五花肉=豚バラの薄切り)
 
イカボール揚げは揚げたてあつあつ、最後にこれもと頼んでみた青椒肉絲風の黄ニラ炒めも、素朴な味わいでおいしかった。
 
日中はかなり蒸し暑い台湾(けど多分、今や日本の方が暑いのではないだろうか、とは思う)だけど、朝晩はいくらか空気がひんなりとして心地良く、屋外の席でも暑くて困るということもなく。
 
食べ終えてホテルに戻れば、まだ18時半というところだった。
高雄 高雄萬豪酒店(Kaohsiung Marriott Hotel)
ラウンジにて
 香蔥豬肉餡餅
 BBQ 烤雞翅
 港式煲仔飯(豬肉)
 プチ肉まんとかチーズとか
 スパークリングワイン
 カフェラテ
で、ホテルのラウンジで最後ちょっとだけ炭水化物食べたい……と料理を見に行けば、"港式煲仔飯"という嬉しい文字が。
 
豬肉とあるけど、これってどっから見ても腸詰だ!と嬉しくなりながら、つい、チーズやら揚げ小籠包やらも貰ってきてしまった。
 
さすがに小籠包あたりは専門店の方がおいしいよねという風ではあるけれど、煮物だったりこの煲仔飯だったりは遜色なくおいしくて。
 
そして今日の歩いた距離は13.46km、20931歩だそう。がんばりました……。

2025年7月20日日曜日

台湾旅行、一路高雄に。

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羽田空港国際線 JALファーストクラスラウンジにて
 鮨(マグロ(天身)・紅富士(ニジマス)・玉子)
 パテ・グランメール
 鴨のテリーヌ オレンジ風味
 サザエと海苔の煮凝
 みつせ鶏のローストジャスミンライス添え
 ガスパチョ風スープ (冷製)
 ムハラビーヤとローズシロップ
 紅茶と夏みかんデニッシュ
 日本酒(酔鯨 純米大吟醸 丞)
 シャンパン(Leonce d'Albe Spéecial Réserve Brut)
 シャンパン(Joseph Perrier)
 
 「三英堂」の湖都路
 「GODIVA」のチョコレート
 梅酒(本格梅酒 鶴空)
今日から夏休み旅行、海の日絡みで7泊してしまえということで、今回は台湾の高雄2泊+台北5泊(途中日帰りで弾丸香港)という旅程。
 
おそらく来年以降はなかなかその身分にはなれないであろうJALのJGCプレミアの特典使って、「羽田空港国際線 JALファーストクラスラウンジ」で朝御飯。
 
往復JALマイルを使っての旅程、往路は使用マイルそのままにプレミアムエコノミー席が取れたので、とても快適な移動になった。
 
前回の羽田国際線利用時にはコロナ明けでまだ稼働していなかった寿司バー「鮨 鶴亭」も再営業していて。けれどラウンジ到着が6時45分ほどで営業開始の7時より前だったから、結局寿司バーは行かなかったな。行ってみても良かったな。
 
席からのスマホオーダー制の料理色々と、セルフサービスのお酒類、テリーヌなどの冷菜もセルフサービス。
「カレーは普通のラウンジでも食べられるから」
と、ファーストクラスラウンジならではのお寿司だったり肉料理だったりをしっかり楽しんでしまった。
 
お米プリン、ムハラビーヤはアラブあたりのスイーツらしく。ローズシロップがかかっているのがとてもゴージャス。おいしかった。
 
食事の後は上階のサロンで和菓子とチョコつまみながら梅酒飲みつつ、ソファでだらだら。ラウンジはデブ製造機……まことにあかん。
JAL機内食 資生堂パーラー監修メニュー
 キーマカレー
 魚のエスカベッシュ
 ショコラヴィオン
 ハーゲンダッツ(苺のミルクプディング)
 コーヒー
そんな搭乗前だったので機内食はスルーする予定が、「JAL近距離線機内食に資生堂パーラーの本格洋食メニュー」ということで、資生堂パーラーなら食べたい!と、キーマカレーしっかりもぐもぐ。しっかりスパイシーで辛さもある。おいしい。
 
食後のハーゲンダッツは、シンカンセンスゴイカタイアイスならぬヒコウキスゴイカタイアイスだった。JAL機内限定苺のミルクプディング味。
 
到着後は、事前購入していたSIMカード受け取ってその場でスマホ通信可能なようにしてもらい、そして事前登録していた「いらっしゃいませ-遊・台湾で金運も開運も狙っちゃおう!~Taiwan the Lucky Land」の抽選に赴けば、だんなと2人して当選。
 
その場で1枚5000元が入金された悠遊カードを2人分貰ってしまう。1万元って5万円超!え、すごくない。
 
前回の台湾では2人共外れていたのだけど、「台湾観光庁企画・個人旅行者対象/NT$5000プレゼント抽選キャンペーンに特別予算を追加」ということで、キャンペーン継続に見事当たったのだった。
 
1回の使用限度額は1,500元、1日の使用限度額は3,000元とのこと。わーい。
 
で、一旦タクシーで台北のホテルまで移動し、大きなスーツケースを預けた後は小型キャリー持ってメトロの駅までてくてく歩く。けっこう距離ある。そして蒸し暑い。
台湾高鐵車内で
 「台鐵便當」の
     排骨經典便當 NT$100
 「ヤマザキ」の
     蛋塔(2個)NT$84
 「 泰哥Tiger 泰式手沖奶茶」の
     泰式手沖奶茶 NT$60
そして一路高雄へ。
 
Taiwan High Speed Rail Pass 3 DAYを購入し、予約してあった往復分の台湾新幹線「台湾高鐵(Taiwan High Speed Rail)」の便を印字してもらい。
 
で、「台鐵便當」のお弁当”排骨經典便當"(100元)買って(中身は白米、排骨(臺灣)、魚漿煉製品、豆包(非基改)、蛋及季節蔬菜等ですって)、日本のパン屋さん「ヤマザキ」(店名もこのままカタカナで「ヤマザキ」)のエッグタルト"蛋塔"(2個84元)買って、微笑台北車站の吹き抜けホールで開催されていた地方の夜市のお店イベントみたいな一角でおいしそうだった「泰哥Tiger 泰式手沖奶茶」のミルクティー買って、新幹線に。
 
台湾新幹線は日本の新幹線技術の初の海外への輸出案件だったそう。車両はJR東海・JR西日本の技術が入っているということで、ほぼほぼ700系。
 
座席も、乗り心地も、車内の音も、まんまほぼほぼ東海道新幹線で脳がバグりそうになる。
 
高雄のある左營駅までは、"のぞみ"に近い便だと1時間半ちょっと。快適。
 
そしてお弁当は、排骨の他に厚揚げっぽいのとさつま揚げっぽいのと煮卵と優しい味の野菜炒め(玉ねぎとか人参とか)と、大根の酢漬けっぽいのが入っていて、見た目以上にご飯もたっぷり。これはおいしいものですね。
 
そしてミルクティーはペットボトルに練乳大さじ5くらい入ってるのかなという濃密な甘さで、エッグタルトもしっかり甘く。通常の3倍くらいのサイズ感だったからすっかりお腹いっぱいに……。
高雄 高雄萬豪酒店(Kaohsiung Marriott Hotel)ラウンジにて
 滷肉とか味噌烤雞腿とかチーズとか
 台湾啤酒
高雄の宿は「高雄萬豪酒店(Kaohsiung Marriott Hotel)」。新幹線駅からは地下鉄数駅、そこから徒歩で5分ちょっとという立地。隣接したショッピングモールがあって、その向こうにはコストコもあった。
 
ライティングデスクのない室内は大きめダイニングテーブルとカフェテーブル的なものがあって、カウチソファにオットマンつきの椅子。浴室は客室から丸見え(ブラインドは下ろせる)のすけすけ仕様。
 
お風呂が見えるのはともかくとして、トイレまで丸見えなんだよなあ、という。
 
ウェルカムギフトが謎の駄菓子のようなスナック菓子で、ターンダウンには個包装のチョコレート。
 
SPG系列のホテルだとプラチナ会員資格があるので、その権利で朝食とラウンジアクセスはついてきてる。
 
ご飯はともかくビールが飲みたいねとカクテルタイムになるのを待って、台湾啤酒飲み飲み、でもホットディッシュに滷肉だとか味噌烤雞腿だとかがあったのでこれもつまんで。
 
謎の、關東煮(Kanto oden)なるおでんがあったのが面白かった。
高雄 忠孝夜市界隈「老店柏弘肉燥飯」にて
 空心菜 NT$65
 蟹肉炒蛋 NT$240
 蒜泥白肉 NT$160
 肉燥飯/小 NT$39
 肉燥飯/大 NT$68
夕飯は、ビブグルマンに2年連続掲載されたという、老舗の肉燥飯屋さん「老店柏弘肉燥飯」に。
 
忠孝夜市に隣接しているお店で、最寄り駅からレンタサイクル(YouBike)で10分ほどの距離にあった。7時過ぎ、店頭には5組くらいのお客さんが待っていたのかな。
 
メニューを見てもビールはなく、「ビールないの?」と尋ねたら「そこにセブンイレブンあるから(買ってきて好きに飲んで良いよ)」と。
 
うおおおわかりやすい……と思いつつ、素直にビール買ってきてここでもビール飲みつつ、料理をいただいた。
 
全体的ににんにくたっぷりな料理は私たちの感覚ではいかにも酒のアテなのだけど、現地の人たちが飲んでいるのはたいていはお茶。私たちが缶ビールをプシッとやっているのを見て、欧米人のお客さんたちが「あ、あれ良いな」とばかり、真似してセブンイレブンで買ってきていたのがおもしろかった。
 
蟹肉炒蛋はコンフィにされているかのようなほくほくにんにくが大量に入っていて、シンプル塩味、やさしい味。雲白肉っぽい、でも薄切り肉を使った"蒜泥白肉"のたれもしっかりにんにく風味のピリ辛で、これも良かったな。
 
で、台北あたりでは魯肉飯、滷肉飯と呼ばれるものがこの地方では"肉燥飯"で、ほぼ同じもの。というか同じもの。
 
脂身多めのとろとろ系で若干甘めな味付けで。並ぶ名物のもう1つが"腿庫飯"というものだったけど、塊肉がどーんと乗っている迫力の品だった。
 
食後は夜市をさらっと見て歩き、「水果師傅水果專賣」という品数豊富なフルーツ屋さんのカットフルーツをお買い上げ。
 
棚を見ただけでは解らなくて、「マンゴーとライチください」と言ったら別の冷蔵庫から出してきてくれて、その2パックで計85元。
高雄 忠孝夜市「水果師傅水果專賣」の
 カットマンゴー
 剥きライチ セットでNT$85
凍頂烏龍茶
で、この頃から真剣に雨が降ってきてしまって、でも歩いて帰るのは大変だからと雨の中再びYouBikeで駅まで帰ろうとしたところで、ショッピングビルの入口で盛大にスリップしてしまい、見事に転んで肩強打するまあまあの惨事に。
 
地元のおっちゃんがすごく心配して助けてくれた。「お大事にね」と祈る仕草までされてしまって、すみませんすみませんありがとう、と。
 
数分肩が痺れたようになったものの指も腕も動くし、あとは四十肩になった時みたいに腕の上げ下ろしが痛いなーという感じ。宿でいっぱい氷もらって、日本から持参してあったジップロックに詰めて氷嚢にしつつ、でも買ってきたフルーツはちゃんと食べた。マンゴー、すっごく甘い。かき氷に乗っているあの果肉そのまんまの濃厚な甘さ。
 
本日、歩いた距離10.30km。15940歩。がんばりました。

2025年7月19日土曜日

土用の丑の日、ひつまぶし。

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イングリッシュマフィンサンド(はむたまちー)
ヨーグルト(岩泉ヨーグルト 加糖) w/自家製パイナップルジャム
アイスカフェオレ
一人の朝御飯は、昨日に続いて1個だけ残っていたイングリッシュマフィンを食べてしまうことにして。
 
半端な多めサイズに残っていたヨーグルトも平らげてしまおうと、いまいち甘くなかったのをジャムにしていたパイナップルを添えて食べた。
 
昨日今日と北海道出張だっただんなは、今日の午後に帰宅して(さすがにジムには行かずに)、そして明朝からは台湾旅行というスケジュール。しかも帰国してからも数日おいてまた3泊4日で北海道出張となかなか大変な忙しさなのだった。
 
私と息子はジムに行くことにして、そして今日は土用の丑の日。帰ってきた旦那共々、皆でひつまぶしを食べる予定。
 
鰻、冷凍のを先日E子叔母に送ってもらったところで、でももっと食べたい、と国産うなぎを「ロピア」で買い足して、そしてひつまぶしなら生わさびが欲しいなと。
 
けれど近隣スーパーは軒並生わさびが無く、出張帰り途中にだんなに船橋の八百屋を見て貰ったもののそれも無く。
 
え、どうしたの、時代はひつまぶしなの?と心底驚いたのだった。しょうがないのでおろしわさびを使いますね……。
ひつまぶし
鰻の肝焼き
ビール(サッポロ サクラビール)
今日のジムは明日に差し障りが出ないようにと、BODYJAM45からのBODYPUMP60の2本。
 
とはいえ未だ新曲シーズンでまあまあきついし、今日もランジは地獄だった。
でも今回のジャムが本当に楽しいので、7月中にもう1回は踊っておきたいな、と思いつつ。
 
へろへろに疲れて帰宅すれば、だんながひつまぶしを完璧に仕上げておいてくれていて、お米4合+α、蒲焼き3枚でどっさりのひつまぶしを支度してくれていた。
 
事前に見つけて買っておいた肝焼きも温め、お茶漬け用のだしもたっぷり。
 
お昼がいくらか軽かったこともあって、息子と私の食欲が半端なく、「さすがに多いかな」と言うだんなを前に、
「いや、食べるよ食べられるよ」
「俺が消し飛ばすよ」
と、やる気漲る私たち。
 
ひつまぶしって、"混ぜ御飯風そのまま"、"薬味乗せ"、"お茶漬け"と三段階で楽しむのが肝なのに、私はそのまま1割、薬味乗せ6割、お茶漬け3割というレベルで薬味乗せが大好きで。
 
鰻に山椒はそれほど好まないけれど、葱+海苔+わさびの組み合わせを考えた人は天才だと思う。

2025年7月18日金曜日

コンビーフとルッコラのパスタ

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イングリッシュマフィンサンド はむたまちー
沖縄産ミニマンゴー
アイスカフェオレ
今朝はイングリッシュマフィン、厚切りハムと目玉焼き、スライスチーズではむたまちー。
 
旅行を控えているので(でも息子は仕事があるので留守番)、冷蔵庫の中を整理しつつ、数個余っていたミニマンゴーも食卓に。
 
イングリッシュマフィン、4個あるから色々考えると明日の私の朝食もまたイングリッシュマフィンだな?となりつつ。
冷やしラタトゥイユ w/アボカド
コンビーフとルッコラのパスタ
麦茶
息子と2人の夕飯は、旅行前に食べきってしまいたい食材特集で、「千駄木腰塚」のコンビーフを贅沢に使いまくった、「パパっとできる!"コンビーフとルッコラのパスタ" | ハヤシコウの週末パスタ | dancyu 」を。
 
これ、カラヒグ麺でやったらぜったい美味しいでしょうと思っていたら、思った通りに大変に大変においしかった。大満足。
 
そして半端に残っていた茄子、パプリカ、ピーマン、トマトは新玉ねぎ、人参あたりと合わせて冷やしラタトゥイユ。
 
午前中のうちに作って、心もち塩は強めにしておいて冷やしておいた。アボカドも添えて良いとあったので、昨日の残りのアボカドも最後に混ぜて。
 
トンナレッリ(カラヒグ麺)とめちゃめちゃ合っていたこのパスタ、おいしいコンビーフを使えば当然おいしいのだけど、普通の缶詰コンビーフを使っても、それはそれでおいしくなりそう。ルッコラのとの組み合わせが最高だと思った。

2025年7月17日木曜日

カツオドリとか焼き浸しとか

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沖縄マンゴーの練乳パンケーキ
「牧家」の
 ミックスフルーツラッシー
アイスカフェオレ
切れ端的な、沖縄マンゴーがまだ残っていたし、ホイッパーの中にも生クリームがまだ残っているみたいだし……と、今朝はフルーツパンケーキ。
 
森永れん乳味ホットケーキミックス」、とってもおいしくて気に入りなのだけど、我が家界隈のスーパーでは全く扱いがなくて、何度か通販してまで食べている。
 
すっごく練乳。ほんわり甘くてとても美味しい。このパンケーキミックスに限っては、シロップではなく"追い練乳"がマスト!という感じで、大変おいしくいただいた。
 
しかし、どうもホイッパーの調子がいまいちで、充填した窒素が割と早く抜けていく感じ……?
 
やっぱり米国iSi社の"Gourmet Whip 0,25L"が一番欲しいものなのだけど、本国価格でお値段$189。こう、メルカリとかで中古とか出ませんかね?と日々チェックしている私なのだった。
スティックきゅうり w/マヨネーズ
アボカド入りトマトキムチ
コマネチ
鮭の幽庵焼き パプリカの焼き浸し添え
羽釜御飯
日本酒(長野 尾澤酒造場 19 Booby)
今夜は貴重なだんなとの夕御飯。
 
お魚にしよう、と、鮭を幽庵焼きにして、午前中のうちに支度して冷やしておいたパプリカの焼き浸しを添えて。
 
そしてどちらかと言えば、こちらの方がメインだったかもしれない"コマネチ"。
 
旅行前に「千駄木腰塚」のコンビーフを使ってしまいたくて、大阪の居酒屋で覚えた品を作った。
コンビーフ+マヨネーズ+葱+チーズで、コマネチ。
 
チーズをいくらか柔らかくしてコンビーフの脂を溶かすために、ちょっとレンチンするのがポイント。超絶おいしいコンビーフで作れば間違いなくおいしいし、普通の缶詰コンビーフ使っても幸せにおいしい。ビールにも日本酒にも合う幸せなおつまみだ。
 
これが食べたいがゆえにメインのおかずを魚にしたまであって、そして今日のお酒は十九の6年ぶりリリースなのだという"Booby"。
 
「協会1801号酵母と弊社では初使用となる山恵錦の組み合わせ」ですって。
 
いつもの十九ほどには旨味が乗っていなくて、いかにも夏らしいドライ&クリアな口当たりだったものの、なんだか物足りなくて。
 
ラベルすっごくかわいいけど、う────ん、いまいち?となったのだった。しかしなんでカツオドリ……(そのチョイスにしょっちゅう、ふふ、と笑ってしまう十九さんのセンス……)。

2025年7月16日水曜日

親子煮とAI助言の副菜と

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ハニトー
コンビーフ入りスクランブルエッグ
小岩井ヨーグルト w/パイナップルコンポート
アイスカフェオレ
半端な感じのブロックで残っていた「ペリカン」のパン。
 
端の部分だし、ならばこれだと魚焼きグリルで時間をかけて焼きつつ、ハニトー風に仕立ててみた。
 
上から深めに格子を入れてバターたっぷり乗せて焼いて、最後、好みではちみつかけて。
 
やっぱりペリカンのパンはトーストして食べた時に真価が発揮されると思う。とてもとてもおいしい。最高。
ロメインレタスと海苔のサラダ
きゅうりと茗荷の酢の物
親子煮
羽釜御飯
麦茶
旅行を控えて、手持ちの野菜はどんどん使っていかねばと思っていて。
 
うっすら献立は決まっているから、主菜がこれで、今ある野菜+αくらいで似合いの副菜の組み合わせを考えてくれる?とAI執事に問うたらそれは良いねという提案を繰り出してくれて感動しかなかった。
 
きゅうり、茄子、ピーマン、パプリカ、トマト、ロメインレタス、アボカド、茗荷
という風に余っていたのを、
 
今日:ロメインレタスのサラダ・きゅうりと茗荷の酢の物
明日:パプリカの焼き浸し
明後日:ラタトゥイユ風
という感じに。
 
ラタトゥイユ、冷やして食べてアボカド入れても良いと言われてほんとに?と思ったけどやってみることにした。
 
というわけで、今日は新玉ねぎたっぷりめの親子煮を作って、サラダと酢の物。きゅうりの酢の物に茗荷入れたのは初めてだったように思うけれど、これがかなり爽やかで良い感じ。
 
最近、おいしい卵を買うようになったから、親子煮のおいしさも格別で。いつもは長ねぎを使うところ、玉ねぎ入りというのもとても良かったな。

2025年7月15日火曜日

初挑戦のフィデウアを

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「吉田パン」の
 ハムカツ \360 1/3個
 カレーたまご \350 1/3個
 クルミとチーズ \360 1/3個
沖縄県産マンゴー
アイスカフェオレ
台風が来て、その後に別の低気圧が猛威を振るってと、昨日から明日まで日本全国荒天模様らしい。
 
昨日もなかなかに天気が悪く、今日も朝から間断つけつつ土砂降りが降るような天候で。
 
そんな中、パンを買いに行くのも大変だなと、通勤ついでに買えますか?とだんなに頼んだら、そろそろ食べたいと思っていた「吉田パン」を買ってきてくれた。
 
内容はお任せでと伝えたところ、ハムカツ、カレーたまご、そして"クルミとチーズ"という面白いものが。全部3等分して、家族で分ける感じでいただいた。
 
ハムカツはまんまそのまま、カレーたまごは、カレーペーストとゆで卵(ほぐしたもの)。
 
そしてクルミチーズは、クルミ+クリームチーズ+はちみつと、絶妙に甘じょっぱさを感じるおいしいものだった。クルミチーズ、良かったわー。
カプレーゼ
魚介と鶏のフェデウア
刻み野菜のスープ
ビール(ヱビス オランジェ)
先日、カラスさんからいただいてきた、トンナレッリ(カラヒグ麺)の切り落とし。
 
どうやって食べたら幸せかなー、普通に考えたらパスタの実なんだけど……と、ここぞとばかりにAI執事に相談したら、
 
  • パスタ・パエリア風(スパニッシュ・フィデウア風)
  • パスタ入りオムレツ(イタリア風フリッタータ)
  • 焼きパスタ(グラタン仕立て)
  • 和風アレンジ:焼きパスタ焼きそば風
  • パスタチップス(おつまみ系)
と提案されて、おおおおすごいなAI!?となり。
 
パスタ・パエリアなるものの存在をそもそも知らなかったのだけど、"フィデウア"とはと調べたら、
 
スペイン、バレンシア州ガンディアで誕生した料理である
パエリアの米をショートパスタに替えた料理。カタルーニャではアイオリソースを添えて供されるなど、各地で独自のスタイルがある。
 
使用するパスタは太い麺、細い麺、マカロニのような穴あきショートパスタなど様々な種類のものが使われ、ロングパスタを折って使用することもある。日本ではあらかじめ折ってある極細麺のフィデオがフィデウア専用と伝わっている。なお、「フィデウア」と言うスパゲッティよりも少し太い穴あきショートパスタ製品もある。
 
使用する魚介についても特に決まりはないが、エビが使用されることは多い
 
ですって。作り方はほぼパエリアだけれど、米を使わない分いくらか簡単な風でもあって。
 
もう全く知らない料理だから、AI執事に助言されるがままに、カラヒグ麺は朝からほぐしてラップなどせずに冷蔵庫内で乾燥させる風にして、そして具材を炒める前にまずは麺をか乾煎りして。
 
あとはパエリアを作る要領で具材炒めてパスタ加えてブイヨンで炊いていく、という感じ。
 
乾麺ではない分いくらかしっとり仕上がったものの、鶏肉と海老、あさりのだしを吸った切り落としカラヒグ麺、めちゃめちゃ美味しかった。
 
あと2分我慢して火を通したら底が固焼きそばのようにパリパリになったかもしれない。もうちょっと頑張れば良かったかな……。
 
初めて作ってみて解ったけど、これもビリヤニ同様、極めるのはなかなか大変な道かなとは思った。でもこれはおいしいものなので、また是非作りたいな。
 
ちなみにこの切り落とし麺、カラスさんにより「カラヒグ短麺」と命名されまして
 
いつでもあげるよと言質を取ったので、カラヒグ短麺、我が家での出番が増えていきそうな気がします。北海道風のラーメンサラダみたいなのも似合うと思うんだ……。

2025年7月14日月曜日

豚肉で、すた丼炒め

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「ランチパック」の
 チキンカツとカレー 1/2切れ
 すき焼き風(群馬県産こんにゃく粉) 1/2切れ
 いちごジャム&マーガリン(滋賀県産いちご) 1/2切れ
台湾産ライチ
沖縄産マンゴー
アイスカフェオレ
昨日スーパーを見に行ったら、やたらかわいいランチパックがいっぱい棚に詰まっていた。
 
ご当地キャラランチパック大集合!
とのことで、ふなっしーだったりくまモンだったり。
 
「ぐんまちゃんがいる……!」
ということで、ぐんまちゃん(すき焼き風)と、具材も好みだしとひこにゃん(いちごジャム&マーガリン)を買うことにして。
 
もう1つ、くまモンとか……?と思いつつ、結局こちらは普通のパッケージの"チキンカツとカレー"を買ってきた。
 
全体、適当に家族で分けつつの朝御飯。
 
そろそろシーズン終わりかなのライチは、台湾産がOKに売られていたから、買ってきたもの。やや小粒ながらちゃんと甘くておいしかった。
 
そういえばOKには、1粒130円くらい?の国産ライチも売られていたなあ……1箱2000円ほどでさすがに勇気が無くて手は出さなかったけども。
ゴーダチーズ
レンチン新玉のチーズ焼き
香味冷や奴
豚バラ肉のスタミナ焼き w/キャベ千
羽釜ご飯
ビール(サッポロ WITH BEER ホワイトエール)
 
「牧家」の
 マンゴープリン
アイスカフェオレ
だんなが夕飯合わせで帰ってくる今日は、「豚肉をスタミナ焼きで食べよう」をテーマに。
 
だんなが、「家ですた丼を食べたい」とヨドバシの通販で入手したフードレーベルの"伝説のすた丼屋すたみな焼のたれ"を使いませんかと、だんなが帰宅してから肉炒めは作ってくれて。
 
どっさりの千切りキャベツ(これは市販品)を添えることにして、あとは私は副菜を支度した。
 
新玉ねぎはレンチンしてから「ほりにし」かけて黒胡椒かけて半端な量余っていたシュレッドチーズかけて魚焼きグリルで表面を焼いて。
 
豆腐は茗荷と青じそ、胡麻を散らして、おいしい胡麻油と醤油をかけて変わり冷や奴。
 
なるべくビールに似合うおかずをと色々並べ、で、ビール飲んで。
 
牛も鶏も羊もなんでも肉は好きだけど(ワニもう1回食べるかと言われたら余裕で食べるし)、一番、「あー!〇肉食べたい!」と切実に思うのはもしかしたら豚かもしれない。
 
豚は殊更にビタミンBが豊富だというから、ビタミンBが足りてないということなのかな……、いや、単に、豚肉の味が好きなんだと思う。多分。

2025年7月13日日曜日

カラヒグ麺で牛すじねぎスパ

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バタートースト
コンビーフとチーズのオムレツ
「牧家」の
 ミックスフルーツラッシー
アイスカフェオレ
ホットサンド用に「千駄木腰塚」のコンビーフを開封してしまったのでせっせと食べよう、と今朝はコンビーフとチーズ入りのオムレツに。
 
最近は卵がまた250~270円くらいの価格になってしまって、普通の卵でこんな値段になるならと、1パック330円くらいの良いめの卵を買うこともあって。
 
今日は赤卵3個でオムレツにしたら、幸せにおいしかった。ちょっと贅沢な気分。
船橋「はま寿司」にて
 長崎県・佐賀県産生さば 2×\100
 九州産あじのたたき 大葉つつみ(みそ和え) 2×\100
 のどぐろの天ぷら握り 2×\160
 バフンウニ軍艦 \290
 炙り鹿児島県産かんぱちゆず塩 2×\160
 いなり(ごま入り) \100
 まかない海鮮軍艦 \160
 とろたくユッケつつみ \100
 煮あなご \100
 いくら 2×\160
 本鮪中とろ食べ比べ(中とろ&炙りゆず塩) 2×\290
 あおさ味噌汁 2×\120
 お茶
を2人で。
今月はだんなが誕生日月につき、色々クーポンが出ているようで。
 
はま寿司」も安くなるからと、お昼は2人ではま寿司に行ってきた。
 
ちょうど「はま寿司 九州うまかねた祭り」開催ということで、生さば、あじ、かんぱちと好みなネタが色々あって良い感じ。
 
生さばがちゃんとおいしくて幸せだった。
 
2貫乗っていて100円、160円といった皿が多いのはこのご時世、本当にすごい企業努力だと思う。値段相応程度にはおいしいので、はま寿司は気に入りの回転寿司の1つ。
 
ウニも1皿(1貫)290円なのだものなあ。素晴らしい。
大根サラダ(市販品サラダパック)
だんな特製 牛すじねぎスパ
ビール(六甲ビール KOLSCH)
で、今日の私は昨日行かなかった分のジムに行き。
 
今日はBODYPUMP60の1本だけ出て帰ってきた。だから帰宅はそう遅いものではなかったのだけど、夕飯はだんなが支度してくれた。有り難い。
 
金曜に買ってきたばかりのカラヒグ麺を早速食べましょうということで、「ミートソースは作ったしなあ」と思案の結果、牛すじねぎスパ。
 
牛すじの下ゆではもっぱら私の役目だったから、「どうやるか忘れちゃった」と言いつつ、だんなが下ごしらえから頑張ってくれた。けっこうゴリゴリにしっかり筋肉だったすじ肉、甘辛くトロッと煮込んで、その煮汁ごとパスタに絡め、仕上げに九条葱と七味唐辛子と。
 
超和風味のパスタ、これがすごくおいしくて。
 
あとはけっこうお値打ちだった市販の大根サラダも出して、ビール飲み飲みの夕御飯。
 
パスタ、足りないかもねーと言いつつ500gほど茹でたそうだけど、各自しっかりお腹いっぱいになった。カラヒグ麺ってなかなか太めだしギュッと詰まった感じがするから見た目以上に食べ応えがあるんだわ……おいしかったわ……。

2025年7月12日土曜日

今日は横浜酒飲みの日

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「ペリカン」の食パン
炒めウインナー&目玉焼き
ヨーグルト(岩泉ヨーグルト 加糖) w/宮崎マンゴー
アイスカフェオレ
今朝は、昨日「浅草開化楼」さん伺いついでに寄った「ペリカン」の食パンを、スライスして焼かない状態でバターを塗ってもぐもぐ。
 
独特のもっちり感があり、ずっしりとした重さも感じるペリカンのパン。ほんとに美味しいと思う。開化楼とセットで軽率に買いに行けるようになって何より。
横浜「YOKOHAMA SAKE SQUARE 2025」にて
 お酒いろいろー
 「味乃大久保」の
     スモークチキン おろしポン酢がけ 2コイン
     ピリ辛ガーリックメンマ 1コイン
 「鉄板ダイニング だんらん」の
     あんこうからあげ(小) 4コイン
 スナック菓子いろいろ
今日はゲーム仲間&酒飲み友達Jちゃんと横浜で1日遊び。
 
YOKOHAMA SAKE SQUARE 2025」という日本酒イベントがあるらしいよ!と、午前中待ち合わせてこれに行ってみることにした。
 
幸い、昨日今日はかなり涼しくて、屋外でのイベントもそれほど溶けるような暑さでもなく。
 
ZIP-FM主催で、横浜で2回目の開催なんですって。関東の酒蔵だけの企画で、神奈川の12蔵を中心に首都圏近郊の22蔵、65銘柄が集まるとのことで。
 
やっぱりマスコミ系だから告知も上手いということか、かなりな盛況ぶりで、スマホ決済で簡単にコイン管理ができたりするシステム面もすばらしかった。
 
全体、割高だよなあーと思うのは、この手のイベントのいつもの話ではあるけれど。
 
揚げ物とか食べたい、とちょこちょこおつまみ買いつつ、お酒持ち込みは不可だけどフードについては何も注意事項になかったからと、待ち合わせた駅のコンビニでアーモンドチョコやチーズクラッカーなども買っていって、それらをぽりぽりつまみつつ。
 
  • 千葉 木戸泉酒造 K Zero(2コイン)
  • 山梨 萬屋釀造店 春鶯純米酒生貯蔵なつざけ(1コイン)
  • 神奈川 清水酒造 巖乃泉 純米吟醸(2コイン)
  • 千葉 飯沼本家 甲子 純米吟醸はなやか匠の香(2コイン)
  • 千葉 飯沼本家 KINOENE LODESTAR(2コイン)
  • 神奈川 熊澤酒造 天青河童 かっぱの純米吟醸(2コイン)
  • 神奈川 吉川醸造 雨降水黃愛山 "MIZUMOTO"(3コイン)
  • 千葉 鍋店 仁勇 純米大吟醸(3コイン)
  • 山梨 井出醸造店 甲斐の開運 北麓スパークリング(3コイン)
  • 千葉 東灘醸造 鳴海 純米うすにごりスパークリング(2コイン)
  • 神奈川 井上酒造 湘南ゴールドのお酒(3コイン)
 
飲んだお酒はこんな感じで、会場に来ていたミス酒のおねーさんとも酔った勢いで色々お話したりした。好きな酒米は美山錦ですってよ。
「私ねー私ねー、愛山と雄町が好きですっ!」
と昼酒で御機嫌な私、聞かれてもいないことを宣言したりなどして。
 
今日飲んだ中では、群を抜いて美味しかったのは千葉の甲子。最近の甲子、すごくおいしい。
 
そして写真のこれは甲子ではなく、千葉勝浦の東灘さんのお酒、"鳴海 純米うすにごりスパークリング"なのだけど、千葉の酒で米が秋田の酒米、酒こまち、酵母が新政由来の6号酵母、生酛の瓶内二次発酵と面白い品だった。
 
4合瓶で1650円、見かけたら買いたいけど、東灘さんの酒はあまり都内でも見ない気がするな……。
 
そしてほろ酔い気分で向かったのが、日時指定予約をしっかり入れていた(あまりの盛況ぶりに今日の入場から週末は日時指定予約が必要になった)「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方) - 横浜美術館」に。
 
「ピタゴラスイッチ、バザールでござーる、だんご3兄弟……名作を生み出し続けた「方法論」を徹底的に伝える回顧展」ということで、もうこれでもかとぎゅうぎゅうに彼の"作品"が展示されまくっていた。
 
CMのムービーだけで30分とか、その手法を説明?するムービーがまた十数分とか。全部ねっちり見ていたら3時間は必要になるんじゃないかという塩梅で、そこそこ混んでもいたから全部を隅から隅まで見られたものではなかったけれど、まあ、凄かった。
 
けっこう撮影可な展示も多く、これはグリコのお菓子で組み立てられた街、「グリコシティ」。
 
ピタゴラスイッチの本物が置かれていたのが壮観で面白かったな。実際に動いてくれるものではなかったけれど、面白かった。
 
Eテレの「0655」を毎朝見ている我が家としては(2010年からの放映だそうだから、多分、放送開始当初から見ているはず)、「あたし、ねこ」のモニターが並んだ展示とかも「おおお」となったり、「アルゴリズムたいそう」のアルゴリズムに似たものを実際に慶應大学の研究室でやったムービーもめちゃめちゃ面白かったり。
 
これはピタゴラスイッチで流れた「もりのおく」のジオラマ。
すぐ近くには「ぼてじん」もいた。
 
これでもかと流れるテレビCMの中には「もうこれ手癖で作ってない……?」と言いたくなるような、見た感じ、「手抜きでは」と思えるというか、あるいは「あー電通ー(そうだよねこの感じ電通っぽいよね)」みたいに思うものもあったりはした。
 
けれど、本当にあたまの良い人なんだなあと、その頭の良さの片鱗を覗かせてもらったような感じ。
 
最後の展示は、このポリンキー三兄弟。
 
こういうキャラって、キャラデザさんが別にいるのかと思いきや、佐藤さん本人が「キャラクターが苦手」だと語っているそうで、真実、彼の手によるキャラだったのだなあと初めて知った。
 
「バザールでござーる」しかり、「だんご3兄弟」しかり。
 
ピタゴラスイッチの構造といい、すごく理系的な人のようなのに、左脳と右脳のバランスがすごいというか、とにかくすごい人なんだなというのだけ印象を持ちつつ会場を後にした。
 
会場外にある、無料で遊べる数字ゲームのブースも気になったのだけど、お酒入れた頭ではちょっとむりだねとJちゃんと苦笑いしつつ。
横浜「日本酒バルUMAMI」にて
 鶯コース 3時間飲み放題付 \7000
 
横浜「UMAMI日本酒弐番館」にて
 お通し 2×\590
 酒粕レーズンバター \630
 お茶漬け(のり) \580
 松みどりの酒ケーキ \550
 紅茶酒水割り \780
 ヨーグルト酒ロック \780
 桃酒ロック \650
 みかん酒ロック \540
 ブルーレモンサワー \680
で、昼からお酒飲んでまた飲み放題って馬鹿じゃないかしらと思いつつ、3時間座って飲めるなら……と、夕方早め時間から「日本酒バルUMAMI」で日本酒!
 
以前行った店の姉妹店で、こちらの方が飲み放題日本酒の対象は少ないのだけど、お洒落な雰囲気だったのでこっちも行ってみようということになって。
 
料理たっぷり出てきて日本酒50種類飲み放題(徳利に注いで持ってきてくれる)3時間で7000円。
 
この系列は料理もおいしいし、すごく気に入っているのだった。
最初の1皿は鱧の湯引きで。
 
で、ここでJちゃんから、「誕生日とか貰ってばかりだったから」と先週開催されていたデザフェスのお土産を貰ってしまった。
 
私の好きな海月作家さんのピアスと、お酒のピアスと、チョコレート。
 
「泊まりに行ったとき、似たようなピアス飾ってあってこういうのお好きなのかなって」
 
とってもお好きですうううありがとおおおおお、と感動の私。ありがとう大事につけます……(お酒飲む時だと失くしそうで怖いからJちゃんとのお出かけには着けづらいという難点が)(でもつけるよ)。
 
  • 鱧の湯引き
  • 生ハムと茄子の和風カルパッチョ
  • 本マグロ入りお造り6点盛り
  • 穴子の幽庵焼き
  • ブリのレアカツ
  • 黒毛和牛とイクラの海苔巻き
  • トマト大根おろしのカボチャ揚げ浸し
  • 本日の炊き込みご飯
 
出てきた料理はこんな感じ。
 
2人分盛られてきた水茄子のカルパッチョが右の写真で、こんな感じにボリュームしっかり。
 
穴子の幽庵焼きも1人1本。これ、おいしかったな。
 
そしてお酒は夏酒が多かったものの(私、夏酒はそんなに好きじゃないのね……ドライなのが多くて……)、片野桜あり十九ありで、え、品揃え最高ではという感じで。
 
  • 来福×UMAMI 純米吟醸 出羽燦々
  • 作 純米吟醸 恵乃智
  • 19 純米 Le chat botte
  • 残草蓬莱 特別純米 熟成酒 しぼりたてにごり酒
  • かたの桜 特純 雄町 無濾過生原酒
  • 田酒 特別純米
  • 秀鳳 純米吟醸 BEACH SIDE
  • 三芳菊 純米 ネコと和解せよ
  • 播州一献 純米 夏辛
  • 篠峯 純米吟醸 夏色生酒
 
大体飲むペースが一緒だから、ずっと2種類ずつ(多分1種類あたり120ml注いでくれていたと思う)いただいて、10種類。
 
素敵ラベルが、三芳菊の「ネコと和解せよ」酒と、お馴染み秀鳳の夏酒、「BEACH SIDE」。
 
秀鳳ってこんなラベルのお酒も出していたのね。知らなかった。
 
料理、全体綺麗だったしおいしかったしで、これは「黒毛和牛とイクラの海苔巻き」。
 
たっぷり量が出てきてうれしかった……というか、もう最後の炊き込みご飯は全部は食べられなかった。しらすが乗っていておいしかったんだけども……。
 
8時近くになってお店は満席、「お時間です」と追い出されることになったのだけど、でもまだなんだか帰りがたくて、このお店から近くにある「日本酒原価酒蔵」に行ってみるも、満席で。
 
結局、先の店の系列店、以前にも行った「UMAMI日本酒弐番館」で二次会することにした。
 
口当たりの良い果実酒あたりを飲み飲み、写真は付きだしのさつま揚げと根菜の煮物。
 
そういえば前回はコース料理だったから突き出しとかは出てこなかったねと、おつまみ少しだけ頼んで、結局2時間ちょっと飲んでいたのかな。
 
最後さらさらっとお茶漬け半分こして、これはデザートの「松みどりの酒ケーキ」。
 
松みどりの蔵が出しているケーキらしく、そこに更にお猪口入りの"松みどり"がついてきて、サバランみたいにびったびたにお酒浸しながら食べるという趣向の酒飲みケーキ。
 
古酒というわけではなく普通にお酒ケーキだったのだけど、これもなかなかおいしかった。
 
今日は昼からずーっとお酒飲んでたなあと思いつつも。
ちゃんと船橋で電車降りたし恙なく帰宅できたしえらかったです(?)。