2013年7月18日木曜日

ゴチ天ぷら!

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
炒めウィンナー&目玉焼き
「アンデルセン」のハイジの白パン
さくらんぼ
アイスカフェオレ
そういえばこれが残ってました~……と、今日の朝御飯は「ハイジの白パン」。
 
ここしばらくこちらもご無沙汰でしたということで、ウィンナーを炒めて目玉焼き添えて、なんとなく「平常運転」な感じになった。母が来てだんなが連休がっつり帰ってきてくれて、なんだか「早めの夏休み」な感があったこの1週間。
 
でも、息子の夏休み開始も目前で(つまりは塾の夏季講習も目前で)、「あー、毎日昼御飯用意しなきゃいけないのか。あー」と、そのへんからして、ちょっと憂鬱な私だったりする。
 
このところ、「(人狼で)夜更かしする→足りない睡眠時間は午後の昼寝で調整→めんどくさいし眠くて食欲ないので昼御飯抜き」というのがデフォルトだったので、「毎日ちゃんとお昼御飯」というのがむしろ非日常な感じになってしまっているのだった。うーん、私一人の昼御飯なら「豆腐丼」でも何でも良いけれど、息子が食べるとなるとそうも言っていられないし。冷やし中華の出番が増える……かな?
 
ともかくも、今日は普通の木曜で、私は午後からゴチランチ兼ねての仕事の打合せ。
新宿「つな八」にて
 おまかせ膳
 シャーベット(柚子&カシス)
 白ワイン(スペイン Txakoli Txomin Etxaniz)
 日本酒(蔵出し生酒 -つな八ラベル- )
今日は久々に"火サスの先輩"との打合せ。
 
見た目は大変に怪しい(やってる事もたいそう怪しい)先輩だけれど、一応肩書きは「社長さん」ということもあって、同席する飲食については「なんでも注文すればええやん。いっくらでも酒頼めばええし」(先輩、デフォルトが大阪弁)と大盤振る舞いで御馳走してくれる。
 
で、私も遠慮なく甘えることにしている。「その分、ええ仕事してもらうからな?」という言葉がついてくるので、「ただより高いものはない」を地でいっている感じだ。でも、美味しいものゴチになるのは純粋に嬉しいので、そこは純粋に楽しむことに。
 
というわけで、二度ほど連れてきてもらったことのある「天ぷら新宿つな八 総本店」で、混雑するランチタイムより少し遅くしての、のんびり昼御飯。それでも店には続々とお客さんがやってきていて、「空いている」という状態にはならないのが相変わらずすごいのだった。
 
んじゃ、これいっちゃいましょうかね、と、先輩が頼んでくれたのは、一番お高い「おまかせ膳」。「素材にこだわった天麩羅盛り合せ」ということで、何が来るかはわからないけれど、それはもう最高のものばかりがやってくるのだった。天ぷらの具材になるもので苦手なものなどあるはずもなく、わくわくしながらお皿を待つ。
 
で、「最初はワインだー!」「次は日本酒だー!」とばかり、昼からおおいに飲んでしまった。
「いや、酒、いっくらのんでもええけどな?打合せした内容、忘れちゃダメよ?」
と先輩に言われて、
「だーいじょうぶですー。伺いながら全部メモってます。天ぷらの内容も併せてメモってます」
と、よれよれしながらもお仕事の内容はしっかりメモ。後で見返したら仕事のメモもちゃんと取れてたけど、合間合間に「アスパラ」とか「松笠揚げ」とか書いてあって笑ってしまった。
 
で、3回に分けてやってきた天ぷらは、こんな感じ。
 
1皿目:イカ・丸茄子・車海老
2皿目:アスパラガス・甘鯛の松笠揚げ・帆立
3皿目:稚鮎・鱧(w/梅肉)
4皿目:蛤の姿揚げ
5皿目:小海老のかき揚げ&食事
 
野菜も海老も、どれも美味しかったけれど、一番感動したのは稚鮎と鱧だったかな。
 
丸揚げした稚鮎は見た目からして可愛らしく、レモンと塩でいただくのがたいそう良い感じ。ていうか、ここの天ぷらは、天つゆにどっぷりつけていただく感じのものはほとんどなくて、卓上にある塩とわさび塩、紫蘇塩をちょいちょいつけつつ食べる方が似合うものばかり。今日はほとんど塩でいただいてきた。帆立+わさび塩とか、もう最高。
 
鱧が食べられたのも、何より。淡白で上品な味わい、揚げたことでほくほくと心地良い食感が際立って、「天ぷらに梅肉」というのもこれまた悪くなく。
 
新宿「つな八」にて、追加注文「うに海苔巻き」 で、これは「うに海苔巻き」。
 
厨房の壁に掲げられたお勧め具材の中でひときわ目立っていた、その品名。
 
「先輩先輩、私、あれ食べてみたいです」「おー、ええな。うん、俺も喰お」と、4皿目の前にこれを入れてもらったのだった。
 
外側の海苔のところだけサッと揚げた感じで、中のウニはほんのり温かさを感じるくらい。甘いウニと海苔の香ばしさと、天ぷら衣の食感と油の甘さが調和して、これまた美味しい天ぷらだった。これもわさび塩でもぐもぐ。
 
最後は小海老のかき揚げを天茶でいただいて、
「……デザートも何か、食べたくない?」
「食べます。食べたいです。……でもさすがにアイスクリームの天ぷらは、もう入りそうにないです」
「だよなぁ……フツーにシャーベットとかがええよな」
と、さらっと柚子シャーベットとカシスシャーベットの盛り合わせでおしまい。
 
調子に乗ってお酒の杯を重ねていたので、このへんでさすがにすっかり良い気分。4時過ぎまでこんな感じでうだうだしていたので、さすがに私は夕飯はスルー。息子の分は、「ごめん、今日はこれでごめん!」と、小田急デパートの地下で、「山形牛弁当」を買って、お茶を濁させていただいた。