2016年3月25日金曜日

茗荷を炒める

肉骨茶
羽釜御飯
麦茶
肉が3切れほど分だけ残っていた肉骨茶、息子と2人の昼御飯に食べてしまおうと思いつつ、いまいちそのタイミングがなく。
 
息子は肉骨茶がそれほど好物ではないし、むしろ朝食に出してだんなに食べてもらった方が良いのかもと、今日の朝御飯は肉骨茶。私も一緒に、肉1切れの肉骨茶+ご飯で朝御飯にした。
 
元々が、潮州系の港湾労働者の朝食メニューだったそうだから、正しいありよう……なのだと思う。思うけど、けっこうしっかりこってりにんにく味で、ホワイトスーツの朝食には、色々とアレかもしれない。……まぁいいや。
 
私も精が付いたところで、今日は一日大掃除。
 
日曜に友人夫妻が遊びにくるけど、土曜は土曜でお出かけ予定が入っているので、今日のうちに色々と。
 
猫タワー掃除して、猫のブラッシングもして、床を水拭きして、クッションカバーを春夏ものに交換。いっそこたつも片付けてしまおうかと思って、今日の肌寒さに断念した。あまり物が散らかっている状態でもなかったので片付けはさっさと終わらせて、玄関近くに飾っている手ぬぐいを桜の模様のに付け替えて、駅前のスーパーが開いたタイミングで買い物に。
 
食材諸々買って、お花屋に桜の切り花が300円で売られていたのでそれも買ってきた。日曜は我が家で夕飯を食べていってくれる予定になっているので、今のうちに常備菜いくつか作っておこうかなーと。
「角上魚類」のサーモンサラダ
豚ももの香味生姜炒め丼
塩蔵わかめのかき玉汁
麦茶
ここ最近、何度か「ピカタで食べたい」と思って豚もも肉を買ってきているのだけれど、一度もピカタにならずに別の料理になってしまう不遇のもも肉。
 
使いさしの茗荷もあるし、和風か中華のあんかけ御飯的なものが今日は食べたい感じ、とレシピデータベースを開いたら、冨田ただすけさんレシピの「豚バラの香味ショウガ炒め丼」という料理をみつけた。
 
調味は醤油と味醂と酒、おろし生姜。本来は豚薄切り肉を使う料理で、長ねぎ、ピーマン、茗荷を炒め合わせて御飯にかけて食べるというもの。茗荷が入るというのが面白くて、茗荷嫌いの息子は嫌がるだろうけど食べてみたいなとこれを作ってみた。
 
魚屋に寄ってきたので副菜用にと買ってきたサーモンサラダと、あとは簡単にかき玉汁。夕飯の支度が簡単に済む見通しが立ったので、その前に「たこの山椒煮」と「鶏レバーの中華煮」を作っておいた。たこは材料合わせて圧力釜で20分、レバーは湯通ししてから調味料と合わせて、こちらは普通の鍋で20分。
 
一番大変だったのはレバーの下処理だったかも。かなりねちっこく、白い筋と脂を取ったので(後でググッてみたら、そこまで神経質に取らなくても良いらしい……)その分美味しくなっていてくらたら良いのだけれど。
 
で、気になっていた茗荷炒めに対する息子の反応は思っていたよりも全然普通で、
「うん、なんか茗荷入ってんなーとは気付いたけど」
と、さらっと言いつつがつがつ食べていた。
 
「いや、茗荷単品だと好きじゃないから残したくなるけど、料理の一部になって混ざっちゃってるやつは、別に平気」
だそうで。
 
「香菜も茄子も、そんな感じよ?」
とのことで、息子の「嫌いな食材」は私が思うほど「嫌い」なのではなかったらしかった(本当に嫌いだったら、除けてでも残すだろうし……)。
 
あ、でも、
「だが、イカ飯、お前は許さん」
だそうで、イカ飯に対するマイナスイメージは、小学生のトラウマ(=給食で出たイカ飯が、それはそれは不味かった)以来、全く改善されていないのであるらしい。
 
イカ飯はなー……私も嫌いと言うほど嫌いじゃないけど好きとも言い難い食べ物だし、そもそも作ったこともないしで、
「明日、もう一度来て下さい。本当のイカ飯を食べさせますよ」
なんて山岡士郎ばりに言う事もできそうにない。とりあえず評判聞いて、北海道展とかで一度「美味しいイカ飯」というのを買ってきてみると良いのかな。